-艦これ- 超々々々弩級戦艦白石です! All the world's a stage   作:うかた

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ここからシリアス入るかもしれません。
赤城と吹雪が若干キャラ崩壊を起こしています。

え?そんなことを言っている暇があったら?

……すみませんでした!投稿が二日以内の範囲から出てしまいました!!


大日本帝国特殊海軍所属『帝国第一主力艦隊』

「よし、なんとか捕まえたな」

「すみません!つい出来心でやってしまったんです!反省も後悔もしていません!」

それから約二時間の死闘の末、赤城の捕獲に成功した。

練度が相当に高い分、単純な筋力で白石を撥ね飛ばしたり、途中で駆けつけた陸奥と格闘したりとてこずらされたが、どうにか勝てたのだ。

 

てーてってってってーん! 『B勝利』!

 

『しかし赤城は全く反省の色を見せない!』

『赤城に提督が歩み寄る!』

 

「そろそろ吹雪が遠征から帰ってくる頃だな。ちょっと怪我してたら赤城と同じドッグに入れるか」

「すみません反省しています後悔しています」

 

『あかぎは ていとくに はいぼくした !』

説明しよう!

最近の吹雪は赤城のことが好きすぎて、どこからか仕入れてきた媚●を使って赤城を屈服せしめんとしているのだ!

 

「そこを伏せ字にする必要ってありました?」

「まあ、読者様に若い方がいらっしゃったら不味いだろう?」

 

五月雨に突っ込まれた提督がそれに答える。

因みに白石は赤城に中破させられ入渠中である。

 

「この暴食空母は、一旦どうにかしないとなぁ」

「それなら、『ドキッ 傷口だらけの地獄の猛特訓♪』に付き合わせるのはどうでしょうか」

「お、その手があったか。じゃあ赤城、後で執務室へ来い」

「わかりました……」

 

 

「とまあいろいろあったんだよ」

 

と言いながら、提督は執務室で同僚を迎えていた。

 

「それが原因だとして、今回の作戦は遅れて良いものではないよな?というか、一部お前の妄想が入ってないか?」

 

そして提督に迎えられていたのは、南方ラバウル方面指揮官だった。

 

トラック泊地の提督のほうが上官なのだが、彼らは数年前まで同じ部隊で戦っており、結局敬語が無くなったのだ。公式な場で言えばともかく、他に人がいないときは大抵タメ語である

 

「全くその通りだ。すまんかった」

「いや、まあそれは重要なことじゃない。

それよりも」

そこで眉をひそめて、ラバウルの提督が呟く。

 

「『帝国第一主力艦隊』が消息を絶った、か」

 

『帝国第一主力艦隊』とは、大和型二番艦武蔵、長門型一番艦長門、翔鶴型二隻、大淀型一番艦大淀、白露型時二番艦時雨によって構成された、日本帝国特殊海軍の、文字通り最強の艦隊である。

個々の練度では上回る艦娘もいるが、艦隊単位の実力、連携で考えたときに最強なのは彼女らなのだ。

 

そんな『帝国第一主力艦隊』は、小澤海軍大将兼特殊海軍佐世保提督ら数名を乗せた小型輸送船を護衛しつつ、アメリカへ行っていた。

深海凄艦によってほぼ完全に遮断されていた大日本帝国とアメリカ合衆国との間で交流を図るための取り組みであり、過去三度アメリカと帝国の精鋭艦隊が挑んで失敗していた。

しかし第一主力艦隊はついにアメリカへと辿り着き、その報告が入ったのは三ヶ月ほど前である。

最も、その情報の伝達方法ですらも、アメリカ側からB29爆撃機を三十機無人で飛ばすことで、その内の三機がやっとたどり着いたらという有り様である。

 

この困難な作戦が成功した、その大きな理由の一つとして小澤提督が直々に乗り込んで指揮を執ったことがあるだろう。

それまでは艦娘に権限を持たせて人間は付いていかなかったが、小澤提督が半ば無理やり付いて行ったことで、彼はこの作戦を成功させたのだ。

 

しかし、成功すれば帰還する予定だった筈の三ヶ月を過ぎても、なんの音沙汰もない。

疑問に思った帝国は、機密情報の漏洩も覚悟の上で秘密兵器を使った。

それが持ち帰った情報によれば、

『大日本帝国所属の第一主力艦隊は、秘密兵器が届いた二日前に既に本国へ向かっており、残り十日もすれば着くだろう』

とのことだったのだが、その報告書が届いたのは、その日付から九日たってからだったのだ。

上層部は慌てて本土にいたトラック泊地の提督を帰し、辺りの深海凄艦を刈ることで、第一主力艦隊の間接的な援護を行わせたのである。

実際、トラック泊地やその他の帝国軍の基地からかなりの数の艦娘が出撃しており、北方を回って帰還してくるはずだった第一主力艦隊の間接的援護としては役割を果たしたはずである。

 

しかし、その十日目であったはずの昨日を過ぎても、『帝国第一主力艦隊』は帰ってこなかった。

指揮官として小澤さんが行っている以上、アメリカに引き返したはずもなく、時間厳守で帰ってているはずなのである。

これはおかしいと緊急的に放った捜索艦隊でも見つけることができず、遂に中規模作戦の発動が決定された。

 

「ああ。俺が本土にいっている間に、深海凄艦の主力級が姿を表したと聞いた。北方にいた深海凄艦もそれなりに回されてきていたと思うんだがな」

「それと接触したのは俺のところの第二艦隊だったからな。北に残っていた北方戦姫にぶつかりでもしたか?」

「その程度で潰されるような連中じゃないだろう」

「それもその通りだな」

 

 




次の話で、中規模作戦が発令されます!
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