-艦これ- 超々々々弩級戦艦白石です! All the world's a stage 作:うかた
白石
錬度 12
装備 1スロ 50.8cm連装砲
2スロ 50.8cm連装砲
3スロ 61cm四連装酸素魚雷
信濃
錬度 12
装備 1スロ 陣風改 (24)
2スロ 流星改 (18)
3スロ 陣風改 (32)
4スロ 彗星 (12)
遂に、この時がやって来た。
白石は覚悟を決めた。
食堂で提督から作戦内容を聞いてから、正式な初陣が何と、レ級elite率いる大規模な主力艦隊だと知ったときは驚いたが、航空支援によって制空権は無事であり、さらに白石の装備している魚雷発射装置の妖精さんにより、
「ごあんしんを、だんなさん」
「ぎょらいのこうせきは、われわれがみつけますがゆえー」
と、魚雷対策も行われている。
私はだんなではないのだが、そこは妖精さんの言うこと。聞き流すのが一番である。
最初の移動中の戦いで潜水艦から魚雷を受けた白石は、魚雷を発見する力を上げるために、神通から指導を受けていた。
高速戦艦である自身の性能を出し切れば、普通の戦艦には勝てる。
駆逐艦や軽巡洋艦、重巡洋艦であっても、魚雷さえ躱せれば砲の火力で押しつぶせる。
つまり、白石の最大の敵は魚雷である。
これは提督の言葉だが、戦場に慣れないうちは、
航空戦力に関しては信濃、水上戦力に関しては白石に任せるというように、それぞれ役割分担させることで、練度が低い時からでも戦闘を支障無く行える様にする。
というのを基本的な方針にしている。
普通の深海棲艦の艦隊なら、互角に戦えるはず。
正規空母一隻、高速戦艦一隻、駆逐艦二隻によって編成された特別艦隊は出撃していった。
ほぼ同時に、第二水雷戦隊も出撃。
連動した動きを取るために、無線機の周波数は両艦隊で合わせてある。
これで高練度の軽巡洋艦一隻駆逐艦五隻が加わり、かなりの高火力艦隊になった。
更に、彼女らの上空で防衛と警戒をしているのは、精鋭の空軍部隊である。
かれらが使っている戦闘機も陣風改を上回る戦闘能力を持っており、レ級の艦載機相手でも戦える。
白石は、自分達はレ級を迎え撃つ戦力としては、十分と言える、そう考えていた。
しかし、いざ戦闘が始まってみると、白石は甘ったれたことを考えていた自分を殴ってやりたくなった。
レ級elite タ級elite二隻 ヲ級elite二隻 チ級elite
これが敵艦隊の編成で、最初の白石自身の砲撃でチ級に至近弾を当てて中破させた。しかし、タ級elite一隻にも至近弾があったのに、ダメージらしいダメージはないようだ。
そこから信濃を後ろに下げ、吹雪と睦月の協力を受けながらT字有利へと持ち込んだが、戦闘である白石に砲弾が降り注ぐ。
実は、白石は防御力はそんなに高くはない。
51cm砲を載せているのに、と言われそうだが、むしろそれを載せて34ノットを出すために防御力は大きく削られ、伊勢型戦艦に劣る。戦艦としては金剛型を除けば最下位かもしれない。
そんな艦がレ級の砲撃を食らえばどうなるか。
一撃で中破、下手すれば大破までしかねない。
ギリギリの綱渡りが続いていく。
白石の左舷に至近弾が一発落ちる。水柱の大きさから見て、レ級の砲弾のようだ。
その直前に白石が撃った砲弾がタ級の砲の一つに命中、全体的に白いタ級の服や肌に、重油が飛び散る。
引火したのか、攻撃の手が僅かに緩んだタ級の顔に、今度は戦闘機の機銃掃射がふりかかり、隙を大きくする。
そのタ級が前を見直したのは十数秒後で、直後、魚雷が喫水下で爆発した。
吹雪と睦月が放った魚雷は確実にタ級一隻に大破をあたえ、敵艦隊の弾幕に生まれた隙に、第二水雷船隊が突っ込んでゆく。
「敵艦隊に突入します!続いて下さい!!」
普段はオドオドしている神通が、修羅のような殺気を放った。
訓練の厳しさを思い出した白石の顔が引きつるが、駆逐艦達はいっそう気を引き締めた。
中途半端なところで切ってすみません。
来年から更新を再開しますので、どうかその時までお待ちください。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます!
I shall return !!