-艦これ- 超々々々弩級戦艦白石です! All the world's a stage 作:うかた
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そして
その爆弾が爆発した。
ぽかんと突っ立てしまった私の耳に、聞いたことのあるはずのない、しかしなぜか記憶にある声が響く。
「大丈夫か?ここからは俺たちが引き受ける」
てい……と、く……?
私の頭の中で、うっすらと声が響く。
私は、助けてくれた人物と頭の中の声への疑問でいっぱいいっぱいになる。
「…………??」
「隼鷹!敵の編成は!?」
「ヲ級フラ、ル級エリート二、口級エリート二隻だぜ!ひゃっはーー!!赤城、全機発艦!!」
「了解しました!全機発艦!!」
赤城と隼鷹という名を持つ少女たちが、艦載機を発艦させる。
烈風や彗星十二型甲や流星が、辺り一帯の空を埋め尽くす。
「あっ、そこに潜水艦が……!」
しかし、フラグシップの潜水艦に気づいているのか。
警戒の声を上げた私の心配は、しかし杞憂に終わった。
「やあああぁぁぁぁぁぁ!!」
駆逐艦の五月雨が突撃し、すでに爆雷らしきものを落とした直後だったからだ。
「敵潜水艦、轟沈を確認しました!」
五月雨からの報告で、潜水艦の脅威が去ったことを知った。
「もう大丈夫だ、隼鷹たちは俺の泊地の第一艦隊。このくらいの敵には負けやしない」
「あなたは……」
陸軍のあきつ丸のような服装の人物は、記憶にまったくない。
しかも、よく見ると男だ。
「ああ、自己紹介が遅れたな。俺はトラック泊地の提督だ!」
疑問が解消されると同時に、さらに疑問が浮かぶ。
なぜ提督が海に浮かんでいるのか。
艤装らしきものをつけ、護身用なのだろうか61センチ三連装魚雷を足に装備している。
「詳しい説明をしてる暇はなさそうだな。五月雨を先頭に、五月雨、金剛、陸奥の順で単縦陣にて殴りこめ!!」
「了解しました!!」
「了解ネー!!」
「わかったわ!!」
すぐさま三人が突撃する。
もう敵艦隊の姿を捉えられるほどに近づいていた。
すでに頭上の敵の艦載機は殆ど撃墜されているようで、味方の艦載機が編成を整えて突撃したところだった。
数秒後、敵艦隊のあたりで水柱と煙が上がるのが確認できた。
「ロ級一隻撃沈、一隻中破!ヲ級中破!ル級二隻にも打撃を与えたようです!!」
赤城からの報告で、私は安堵した。
相手側の艦隊も、とても油断してはならないものだったからだ。
しかしこれほどの被害を与えれば、殆ど負けはない。
「隼鷹!応急妖精さん持ってたろ!?」
「赤城も持ってるぜ!それーー!」
提督の呼びかけにこたえ、隼鷹が少し離れたところから妖精さんを投げる。
しっかりと受け取った私は、全身が癒されるのを感じる。
「ぅ……あぁ……」
経験したことの無い感覚でわずかに漏らした声に、提督が反応する。
下心満載の声を漏らしながら。
「お、おい、大丈夫か?!(チャンスだっ)」
体を抱きかかえるようにして胸を触ってきたため、容赦なく殴りつける。
「うぼっ……!」
「ふざけたことをやっている暇があるのなら、指示をお願いします。次にやったら主砲ですよ?」
素っ気無く提督に背を向け、全身の装備を確認する。
「突撃します!」
先に突撃した金剛たちは、既に単横だった深海凄間の編成を突破し、後ろからヲ級を狙っていた。
ロ級はすべて撃沈したらしく、既に姿はない。
ル級も一隻だけが残っていて、撤退しようとしているのか、のろのろと方向転換をしているところだった。
一気にトップスピードに乗り、五十一センチ連装砲でル級を狙う。
「主砲、一斉射!!」
頭めがけて撃った弾は、一撃でル級を轟沈させた。
「これで、終わりですね……」
そうつぶやいた瞬間、私の体が傾いた。
精神的な疲れだろうか、或いは緊急回復した直後に戦ったせいか。
ル級の断末魔を聞きながら、私の意識は闇に飲まれた。
間違ってるところがあれば、ぜひ指摘をお願いします!
ちなみに、今回出てきた第一艦隊は完全に自分の第一艦隊です。
前回のイベントで(色々ありまして)ろーちゃんを手に入れられなかったため、明日からのイベントは全力で遂行します!
(時間的に言えば今日ですが……)