-艦これ- 超々々々弩級戦艦白石です! All the world's a stage   作:うかた

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実は作者、なぜ白石と信濃を同じような口調にしたのか、すごく後悔しています。
口調似過ぎです。

この時点での信濃と白石の口調の見分け方。

白石は初対面以外人を呼び捨てにします。三話まで「信濃さん」だったのは……お察しください。
後、敬語ではあるものの、かなり素っ気無いです。感情を表に出すことは、滅多にありません。
何度か驚愕したりしてますが、表情には出ていません。
今のところ、チート金剛に対して恐怖を感じたときだけです。
表情はそれでもほとんど動いてないですが。

信濃は基本的にはさんをつけます。誰にでもです。
白石と違って礼儀正しいです。
素直に感情を表に出します。
姉の大和と似ています。

大体こんな感じ……。



秘書艦隼鷹

少しわくわくしながら、提督まで後五歩というところで近づいた。

 

「お~い提督~。書類の整理、終わったぜ~……って、戦艦の白石か?あたしは隼鷹、一応秘書艦をやってる。よろしくな」

 

「はい、よろしくお願いします」

 

余計なタイミングで入ってきた隼鷹によって、帽子を取る気が削がれた。

今回はもう終わりにしようと思い、提督から数歩離れる。

 

「それでは、失礼します」

 

「おっと、ちょっと待った。提督からは、何も聞いてないのかな?」

 

「はい、よろしく頼むとだけしか言われておりません」

 

「はぁ~、全く、仕方ないねぇ。私が説明するから、ちょっと部屋を出ようか」

 

「はい、了解しました」

 

なぜ説明するためだけにこの部屋から出る必要があるのか分からなかったが、とりあえず言うことを聞いておく。

 

「この泊地の中を歩きながら説明するから、ちょっと待っててね」

 

「信濃は、説明をもう受けたのでしょうか?」

 

信濃は私とほぼ同時に着任したはずだが、きちんとした説明を受けたのか不安になり、隼鷹に問いかける。

もしも説明を受けていないようなら、一緒に聴こうと考えたからだ。

 

「えっと、あたしの前に秘書艦やってた五月雨が案内してるはずだから、心配しなくてもいいぜ」

 

「そうですか」

 

信濃を心配していたことがばれて、少し気恥ずかしくなった私はすぐに振り返って提督室から出ようとする。

 

だから、提督と隼鷹がアイコンタクトをしているのに気がつかなかった。

 

(あのことは説明するのかな)

 

(いいや、今は黙っておいてくれ)

 

(分かったよ、過保護だと思うんだけどねぇ~)

 

一通り鎮守府を巡り、工廠やドック、本館(提督室や食堂などがある棟)を教えてもらい、最後に寮へたどり着く。

 

「一通りの説明は終わったね。これで今日は終わりだよ」

 

「他にも何か、重要な設備があるのですか?」

 

「あぁ~、明日になったら分かるよ~。あたしは、もう少しで鳳翔さんの店が開くからね~、急いで行かないといけないんだ~」

 

だから鎮守府の紹介中に少しそわそわしていたのかと、私は納得する。

もっとも、そもそもの理由としてそれはどうなんだと思わないでもなかったが。

 

「確か、信濃と相部屋だったからね、大型艦寮の222部屋だね~」

 

「有難うございました」

 

「いいっていいって。あと、風呂は全員用の露天風呂だからね~。見たらびっくりするだろうね」

 

「それは楽しみです」

 

「詳しい話はまた明日だね。それじゃ!」

 

かなりの速さで走り去っていく隼鷹に、軽く手を振る。

 

「さて、どうしましょうか……」

 

はっきり言って、やることがない。

仕方がないので、今日は風呂に入り、そのまま寝ることにした。

 

 

風呂場に着いた白石は、驚いていた。

 

隼鷹が驚くと言っていたとはいえ、大型艦寮と小型艦寮はそれぞれ離れたところに建っているため、大きな風呂を二つ作ることはないだろうと思ったからだ。

しかし、湯気で向こう側の壁が見えない程に広い。

いったいどうしてこんなに金をかけているのか。

そんな金があるのなら、新しい輸送船を一隻作った方がいいような気がした。

この泊地の提督は、そんなに風呂好きなのだろうか。

というか、自分に乗っていた提督が、しきりに風呂に入りたいとぼやき、ドラム缶を風呂代わりにしたものをよく使っていた。

 

「驚きましたか?白石さん」

 

声を掛けられ、そちらを向くと、湯気で半分隠れるような場所に信濃がいた。

 

「私も今さっき、五月雨さんの案内が終わったところです。そこのシャワーを使うそうですよ」

「しゃわーと言うのですか、これは」

 

蛇口をひねると、頭の上にある如雨露の口のようなものから水が出てきた。

 

「面白いものですね」

「はい、私もそう思いますよ」

 

全身を洗い、浴槽につかる。

私はこのとき、自分自身の知識の偏りに、一切の違和感を持たなかった。

 

翌朝、私は少し早めに起きた。

二段ベットの上を見ると、信濃はまだ寝ている。

 

起こさないよう、こっそりと部屋を出て、散歩をしようと寮を出た。

 

隣にある小型艦寮から、何人かが飛び出てきているのを見つけた。

何をするのだろうと後についていくと、大きなトラックを見つけた。

トラックと言っても、学校の校庭にあるような走るためのものだ。

 

そこでは、先客が数名、走り込みを行っていた。




これからは一週間更新になると思います。
よろしくお願いします。
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