超兵器これくしょん   作:rahotu

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25話

南方海域某所、ドレッドノートは海中に潜んでいた。

 

スキズブラズニルの守りを他の超兵器達に任せ、彼女は今単身スキズブラズニルより先行して脱出航路の確保に向かっていた。

 

現在スキズブラズニルは機関部が損傷し、普段の半分以下の速力しかでず融合炉も不安定で非常に不安定で危険な状態であった。

 

如何に超兵器達が強力で降りかかる火の粉を払ったとしても、唯闇雲に突き進むだけでは夜明けまでと言うタイムリミットが来てしまう。

 

そうなる前に、ドレッドノートはスキズブラズニルが戦場から安全に且つ速やかに脱出出来る航路を探す必要があったのだ。

 

そんな彼女だが潜望鏡で外の様子を探りながらも、ドレッドノートは少しだけ落ち着かない様子でいた。

 

(やはり、この格好は動き難いですね)

 

今の彼女は、普段とは違い“艦娘”の姿で航行していた。

 

その為か、普段とは違う格好に少しだけ戸惑いを感じているのだ。

 

肌を覆う黒く艶やかなボディースーツは身体のラインをくっきりと映し出し、その豊満なバラストタンクは海の中でも重量感を感じさせている。

 

腰から臀部にある巨大な舵と水流ジェットの下にあっても、隠しきれない丸みを帯びた臀部はボディースーツの光沢と重なってまるで海の中に浮かぶ月の様に思えた。

 

それだけでは無い、四肢の1つ1つを取ってもしなやかさの中に柔らかさを秘め、普段の艦船形態がクジラとすれば今の彼女は夜の海を泳ぐ人魚である。

 

しかし本人としては、自身の格好に含む所が無い訳では無かった。

 

(幾ら海軍の潜水艦艦娘の制服があんな“ハレンチ”な格好とは言え、これは無いんじゃない)

 

とはこの格好を最初に着た時の本人談だが、海軍の潜水艦艦娘の制服はスクール水着と考えると、今の姿は多少マシと言えるかもしれない。

 

しかし、だからと言って無闇矢鱈にヒトに見せられる格好でも無く、今回は極めて隠密性を重視した結果とこの様な格好となったが、まさかこんな格好になるとは本人としては極めて不本意であった。

 

(ううう、これじゃあ私がお尻が大きい事が艦長にバレちゃうじゃないですか)

 

お尻が大きいと体型的に太って見えてしまうのを彼女は酷く気にしていた、だから普段も大きめの軍服を着て身体のラインを隠す様にしている。

 

唯でさえここ最近新たに建造された超兵器達は、皆バインバインのボンキュッボンな癖にスタイルが良いのだ。

 

彼女が自身の体型に敏感になるのは致し方ない。

 

(最近ヴィルベルヴィントが妙に積極的だと言うのに、これ以上差をつけられては我が同胞の建造と言う野望が…!)

 

トランジスタグラマーなドレッドノートとしては、スレンダーなヴィルベルヴィントと艦長との仲が進行することは勢力バランス的に容認出来なかった。

 

と言うのも現在の艦隊は超兵器がドイツとアメリカに偏り過ぎている。

 

これでは艦隊唯一の潜水戦艦と言うアドバンテージを持つ自身の存在感が薄れてしまい、このままでは彼女達の下風に置かれるやもしれない。

 

それは超兵器としてのプライドと偉大なる大英帝国海軍(ロイヤルネイビー)の船として、到底我慢出来るものでは無い。

 

だからこそ、ここで得点を挙げ次の建造には是非とも同郷の超兵器をと密かに画策しているのだ。

 

そうこうする内に、ドレッドノートの元に各地に放ったドローン達からの情報が届いてきた。

 

超兵器機関により殆ど無補給で潜行し続けられるドレッドノートには、こう言った無人機や偵察機器が装備されているのだ。

 

超巨大潜水戦艦であるドレッドノートは、戦艦と潜水艦の2つの特性を持つ以上に他の超兵器には無いものがある。

 

それは極めて高い隠密性と情報収集能力である。

 

超兵器は強大無比な力を持つこそすれ、超兵器機関特有のノイズにより自身の存在を周囲に常にバラし続けると言う弱点がある。

 

これでは何時何処に攻撃を仕掛けるのか相手に丸わかりになってしまう。

 

それを解決する為に列挙各国は幾つかの方法を考えたが、ドレッドノートもその1つで潜水する事によりノイズの発生を最小限に抑え、しかも潜行する事で相手の予想だにしなかった場所に攻撃を仕掛ける事が出来る。

 

つまりドレッドノートの価値とは、他の超兵器には無い戦略的な奇襲能力にこそある。

 

ドレッドノートはドローンから送られた各海域の情報や自身が収集したデータ、それに海軍が前もって作成した海域図に照らし合わせ大まかにしろ直近の敵の配置を探り当てた。

 

それ以外にも潮の流れや海中の温度差なども調べ、ドレッドノートはどうして深海棲艦が前線の哨戒網を突破出来たのかも判明した。

 

(矢張り海中の中に水温躍層がありますね。これでは監視ソナーブイも役に立たないでしょう)

 

海中に存在する温度差により、ソナーが無効化され逆に深海棲艦はこの中を進む事によって海軍に気付かれず前線の内側へと侵入できたのだろう。

 

(しかし解せません、我々抜きとは言え深海棲艦の戦力は海軍を圧倒しています。普通に戦えば勝てると言うのに、ここで手の内を晒す事に何の意味が?)

 

ふとそう疑問に想うドレッドノートだったが、直ぐにその考えを頭の外に追い出した。

 

(どちらにしろ、今の私の仕事は考える事では無い筈。兎に角ルートが分かったのなら後は誘導と脱出経路の保持だけ…)

 

そう思った矢先に、彼女は潜望鏡の先にあるモノを見つけた。

 

いやこの場合見つけてしまったと言うべきか。

 

それは彼女にある重大な決断を強いる事となるのだが…⁉︎

 

 

 

 

 

 

燃える南方の海を、潮は駆逐艦の小さな身体にもう一人を担ぎながら必死に逃げていた。

 

「はぁはぁ、もう少しです陸奥さん、後もう少しで皆んなの所に…⁉︎」

 

「心配してくれているのね?…大丈夫これ位平気なんだから」

 

潮に背負われ、曳航される陸奥は笑顔を見せそう返すが、今の彼女は半死半生と言った姿であった。

 

海軍の象徴と謳われたビックセブンの一角長門型二番艦陸奥の艤装は左半分から脱落し、残る半分も砲身は捻じ曲がり装甲は焼け焦げている。

 

包帯で巻いただけの応急処置の上に手で抑えている左の脇腹からは赤黒い染みが流れ出し、客観的に見て大破轟沈寸前ギリギリであった。

 

それでも意地でも沈まないのが流石は戦艦と言った所か、先の大戦では謎の砲塔の爆発により悲運の最後を遂げた彼女だが、同じく姉である長門は最後の日まで健在であり海軍の意地ここにありと各国に知らしめた。

 

現代になって艦娘として蘇った彼女が、長門と同じく頑丈であっても何ら不思議では無い。

 

しかし、それは最後の一線で踏みとどまっている事には変わり無い。

 

「潮、辛く無い?疲れたら私を置いて先に行ってもいいのよ」

 

「陸奥さんを置いていくだなんて…⁉︎そんな事出来ません!」

 

普段は大人しい潮も、この時ばかりはハッキリと自分の意見を言った。

 

「それに、あの時私を庇ったばかりに陸奥さんは…」

 

そう悲しそうな表情を浮かべる潮は陸奥に負い目があったのだ。

 

自分がドジを踏んだばかりにそれを庇った陸奥が敵の集中砲火を浴び、何とか撃退したものの陸奥をこんな目に合わせてしまった。

 

だからこそ、彼女には陸奥を安全な所に届ける責任があると思っていた。

 

陸奥も陸奥でこのままでは共倒れだと感じていたからこそ、潮一人だけでも生かそうとしたが、互いが互いを想う優しい気持ち故二人の間にすれ違いが生まれていた。

 

しかし陸奥が懸念した通り、その時は刻一刻と無情にも近づいていた。

 

 

 

 

 

それは時を同じくして潜水棲姫率いる潜水艦隊は戦場を徘徊し、残敵掃討を行っていた。

 

その最中に彼女達は思わぬ大物を見つけたのだ。

 

「センスイセイキサマ、アレハマチガイナクナガトガタニバンカンノムツニチガイアリマセン」

 

「ココデアヤツラノシュキュウヲアゲレバセンスイセイキサマノコウセキトナリ、マズグンコウダイイッコウトナルニソウイアリマセン」

 

潜水棲姫率いるソ級達は口々にそう言った。

 

彼女達潜水艦隊は深海棲艦の中でも日陰者の扱いであり、与えられる任務も哨戒任務か今回の様な残敵掃討などであり、中々に功績を挙げる機会に恵まれなかったのだ。

 

そんな彼女達を率いる新しく赴任した潜水棲姫は、部下達の進言を聞き入れるかどうか思案した。

 

彼女は元々南方海域出身では無く、北大西洋戦線において通商破壊作戦の指揮を取っていた。

 

その彼女が態々反対側の海である太平洋に来たのは、噂の超兵器の真偽を確かめると共に飛行場棲姫を探る為でもあった。

 

深海棲艦との戦いが始まって半世紀以上、戦場は拡大し海ある所に戦火が無い場所は無いと言われる現在、深海棲艦はその必要性から海毎に大まかな組織に分かれていた。

 

そして長い年月のなかで其々の組織が独自性を帯び、あたかも1つの国家の様に成りつつある現在、他所の海域で何が起きているのかをスパイする事もザラとなっている。

 

そして潜水棲姫が所属する組織のトップは飛行場姫の事を危険視しているらしい。

 

だからこそ戦力補充の名目で送り込まれた彼女は、言わば公然のスパイであり唯でさえ注目を集める中下手に功績を挙げればどう思われるか分からない状況であった。

 

しかしそうと知らない、或いはそんな事は自分達とは関係が無い部下達ははやる気持ちを抑え、攻撃命令を待っていた。

 

そうして少し躊躇いながらも、潜水棲姫は攻撃する事を決めた。

 

(ここで敵を見逃せば後々あらぬ疑いをかけられるやもしれない。ならばここでヤツらを討ち、その功績をもって飛行場姫に近づくと言うのはどうか?)

 

些か明らさま過ぎる考えではあったが、冷遇される部下達に花を持たせてやるのも指揮官の務めだと思い、彼女は攻撃位置に付くよう指示を出した。

 

それをジッと見つめる目がある事気づきもせずに…。

 

 

 

 

 

 

ドレッドノートは悩んでいた。

 

偶々覗いていた潜望鏡に負傷した戦艦艦娘を曳航している駆逐艦艦娘を発見し、遣り過すかと考えていた矢先に、彼女の優れたソナーがそれに近づく潜水艦の影を見つけたのだ。

 

音紋からそれが深海棲艦のものだと知り、動きから自分の存在には気付いていない分かったが重要なのはそこでは無い。

 

先程自分は戦艦を曳航する駆逐艦を発見した、つまりは深海棲艦の潜水艦もまた同じく相手を発見した事に他ならない。

 

もし仮に、先にドレッドノートが潜水艦の方を発見していれば彼女は直様相手を避ける為針路を変更してしただろう。

 

しかし、何かの悪戯か彼女は先に見てしまったのだ。

 

負傷した仲間を担いで助ける姿を、幼い少女が大人一人を担いで必死に足掻く懸命な姿を。

 

そしてそれを狙う無慈悲な敵の存在に。

 

ここで見捨てる事は簡単である、そうすれば彼女は誰にも知られる事無くこのまま任務を続行するだろう。

 

そもそもここで姿を晒すメリットが無い。

 

自分達は艦長の命令でとうに海軍を離脱する事を決めたのだ。

 

つまり最早無関係な相手を助ける事に何の意味がある?

 

そもそも今ここで助けたとしてその後は如何するのか、駆逐艦の方はまだしも戦艦の方はその様子から先は長くは無い。

 

生き残った方も如何するのだ?助けてハイさよならでその先は?

 

生き残る保証も無いのにここで手を出すのは論理的でも合理的でも無い。

 

だから一つの道具として、彼女は全てに蓋をすべきなのだろう。

 

しかし…

 

「機関始動」

 

ドレッドノートは数瞬の迷いも無くそう決断した。

 

そして敵潜水艦との間に自身を割り込ませる針路を取った。

 

彼女が如何してこの様な行動を取ったのか?

 

それは彼女がドレッドノートだからだ。

 

彼女の名の意味は『恐れ知らず』。

 

嘗てその名を冠した戦艦は世界の艦船史を変え、また同じくその名をに連なる彼女も又人類史上初の超兵器の潜水戦艦であり、二代続けて世界に先駆ける革新的な設計と概念。

 

栄光たる大英帝国海軍の由緒ある名を持つ者として、彼女の双肩には伝統と歴史の重みがずっしりとかかっている。

 

その彼女が敵を目の前にして、背を向け様などと如何して出来よう?

 

そしてもう一つ、ドレッドノートの名にはもう一つの意味がある。

 

「確か、東洋の諺には『義を見てせざるは勇無きなり』とありましたね」

 

目の前で正に討たれようとしている者を見捨てる事が、本当に勇気ある行動と言えるのか?

 

唯任務に冷徹であるならば、それは機械と何ら変わらない。

 

しかし彼女は超兵器、唯の戦争機械では無い。

 

元の世界でそれこそ一国を背負い、そして人の身を得ていても変わらない真実。

 

「海の者は決して仲間を見捨て無い」

 

それは人であれ艦娘であれ相手がなんであれ、変わらない唯一つの海の掟である。

 

 

 

 

 

 

潮と陸奥を半包囲する様に布陣した潜水棲姫達は、相手を確実に仕留める為必殺の間合いを図っていた。

 

兼ねてより、部下達に訓練を施している北大西洋仕込みの通商破壊戦術『群狼作戦』を実践する機会を得て、潜水棲姫はより慎重を期すべく間合いを詰めていた。

 

そして必殺の間合いに入ったと確信した時、彼女は部下達に攻撃命令を下す。

 

「ゼンカンコウゲキカキシ!」

 

潜水棲姫率いる6隻の潜水艦から其々2本ずつ、合計12本もの魚雷が発射された。

 

海中を進む獰猛な海の狼の牙は、まだ敵の存在に気付いていない潮達を沈めんと迫っていた。

 

例え気付いたとしても、潮達を中心に放射線状に放たれた魚雷の群れに逃げ場など無い。

 

そして潜水棲姫は潜望鏡から獲物を覗き込み、魚雷到達までの時間を数えながら攻撃の成功を確信していた。

 

(距離2000からの飽和攻撃、これで仕留め切れなくとも二次攻撃で確実に仕留められる)

 

万全の備えを機すればこそ、彼女は余裕があったのだ。

 

しかし、その余裕は早くも打ち砕かれた。

 

潜望鏡の先で幾つもの水柱が立ち昇り、部下達は早くも攻撃の成功に喜びの歓声を上げた。

 

今まで冷遇されて来た自分達が、手負いとは言え戦艦を仕留めたのだ。

 

これ程の戦果を前に、湧き立たない事など出来ようが無い。

 

しかし潜水棲姫だけは違った。

 

(な⁉︎魚雷の早爆、バカな12本全部だと)

 

潜水棲姫が装備するソナーバカな他の者よりも高性能であり、発射された魚雷12本全てが敵に命中する前に自爆した事を知らせた。

 

攻撃の失敗により相手に此方の位置がバレてしまった事で、潜水棲姫は焦りを感じた。

 

「ゼンカンダイニジコウゲキ。ギョライハソウバクセリ、クリカエスギョライハソウバクセリ」

 

部下達は先程までの喜びも何処かに吹き飛び、慌てて二次攻撃に移る。

 

そして全艦より攻撃準備完了の報告が届くと、潜水棲姫は今度こそ成功せよと願いを込めて二度目の攻撃指示を出した。

 

しかし今度も又、魚雷はその本来のやくめを果たす事なく目標の遥か手前で自爆してしまう。

 

一体これは如何したと言う事か、自分達全員の魚雷が不良品でありしかも神に見放されたとしか思えなかった。

 

しかし深海棲艦に神などいない、であるならば彼女達の他に何者かがこの戦場にいる事に他ならない。

 

潜水棲姫は部下達に周辺の捜索を命じた。

 

それは自分達の邪魔をした相手が近くにいると確信していたが為であり、今もソイツは何処かで此方を見ている筈だ。

 

まず其れを排除しなければ、彼女達は何度攻撃を行っても失敗するだろう。

 

しかし潜水棲姫がソナーの感度を限界まで引き上げるまでも無く、ソイツはうみの奥底から姿を現した。

 

そして僅かばかりにソナーや計器類にノイズが走る。

 

それは相手の正体を雄弁に物語る何よりの証拠であった。

 

 

 

 

 

 

 

ドレッドノートは水温躍層から自身の身を浮き上がらせると、堂々と敵の前に姿を現した。

 

「全く、私にしては少し演出が過剰だったかしら」

 

そう嘯くドレッドノートであったが、彼女が如何やって深海棲艦の魚雷攻撃を防いだかと言うと、何の事は無い。

 

相手がやった様に、同じく彼女もそれを相手にやり返したのだ。

 

ドレッドノートは敵に先行して本体は水温躍層に潜めながらも、水中ブイで正しく敵の位置を掴んでいたのだ。

 

後は敵の攻撃に合わせ迎撃魚雷を発射する事で、敵から見れば突然魚雷が自爆したかの様に見えるが、本当は全てドレッドノートによって破壊されていたのだ。

 

何故こんな手の込んだ事をやったかと言うと、他に敵の潜水艦が居ないのかと言う確認と後他に単に本人の趣味である。

 

「こう言うピンチの時に密かに助けるシチュエーション。使えますね」

 

趣味であるハーレクイン小説の場面をなぞりちょっとした満足感を得ながらも、ドレッドノートは魚雷発射口に新たな魚雷を装填し注水する。

 

既に二度の攻撃で位置を晒した潜水艦相手に、此方は一方的に攻撃出来るチャンスなのだ。

 

これを見逃す程、彼女はお人好しでは無い。

 

「それでは、さようなら」

 

ドレッドノートから発射された6本もの誘導魚雷により、深海棲艦の潜水艦隊は回避もする間も無く巨大な水柱と共に海の藻屑となって消える。

 

目標全ての反応が消失した事を確認した上で、ドレッドノートはさてこれから如何するべきかと思案したが、その前に潮と陸奥は全速力でその場を離脱していた。

 

追いかけるべきかと考えたが、針路的にこのまま行けば無事に安全地帯に辿り着けると分かったのでそのまま放って置く事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後に陸奥を連れて無事に帰還した潮により、この珍妙な事件は海軍七不思議の一つとして長らく歴史の謎として残ったが、戦史家達が苦し紛れにだした魚雷の不良と漏電による魚雷による自爆と言う形に落ち着く事になる。

 

これ以降海軍では魚雷の管理が徹底的する事となるのは、又別の話である。

 

 

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