帝王が着任しました   作:レガメルンテ

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第7話

工廠を後にしたディアボロと長門だが、自らの所属する鎮守府の情報をまとめている時、ディアボロは少し疑問に持った。理由としてはディアボロが死ぬ前にあった日本の情報を思い出しながら見ると、第二次世界大戦の時の戦況図といろいろと同じである。

 

(まだ組織で動いてた頃日本と交易を交わしたりしてたから日本の歴史知識をほぼ覚えたが、第二次世界大戦の戦況図とほぼ同じということは確か戦艦長門の最後は…)

 

そんなことを考えていると長門がお茶を持ってきてた。

 

(すこしかまをかけてみるか)

「なぁ長門、お前の最後は覚えているか?」

 

「最後、というと?」

 

「艦としての最後だ」

 

「なにを言っている。私は世界が誇るビックセブンの一人だぞ。艦としての最後だと?まだ最後なんて来てないぞ」

 

「そうだな。すまんな変なことを聞いて」

 

「本当に突然なにを言いだすんだ。調べてすぎて頭がこんがらがってないか?お茶でも飲んで一休みしろ」

 

そういうと、ディアボロの読んでいる資料の横にそっと置いた。

 

「あぁ、ありがとな(やっぱりか。こいつらは多分これから起きる大日本帝国の最後までの史実をなぞることになるかもな)

 

そう思いながら茶をすすった。だがしかし、ディアボロには考えがあった。史実をしるディアボロだからこそできることだ。それは

 

(俺が持つ鎮守府や艦娘は絶対に史実通りにさせない!!その結果最終的には俺が頂点に立つことが可能だ!だが、もう一つ疑問が残る)

 

それは深海棲艦は何が目的なのかはっきりしていない。情報によると奴らはしゃべらないと書いてある。しかも過去に闘って散っていた命の怨念が蘇ったなど書かれている。これらをまとめて気が付いたこと、それは

 

「俺は深海棲艦の言葉があの時しっかりと聞けた…しかしここにはしゃべらないと書かれている。ならこれで奴らの思惑が分かるかもな。しかし何故過去に闘って散っていった命の怨霊が蘇ったと書いてあるのに、その例として上がる戦闘が書かれていない。書かれても日本史、戦国時代や内乱、第一次世界大戦ぐらいしか書かれていない。今は20XX年なのに第二次世界大戦の内容も書かれていない。どういう意味だ?情報統制でもしているのか?」

 

独り言のように考えを述べているディアボロの横で長門の頭に?が3つぐらい浮かんでいるように見えた。

 

「なぁ、提督。」

 

「ん?」

 

「提督が今言っていたことはなんだ。私はある程度のことならそこらの艦娘よりはできるが、提督がいっている内容がさっぱりわからないからわかりやすく説明してくれ。だめならいいのだが」

 

「別にいいがここでは話せん…トラック島泊地が完成し着任できたら話してやる。約束だ」

 

「わかった約束だぞ」

 

そう約束を交わし、ディアボロは情報収集を再開し、長門は先に着任している艦娘の先輩方にご挨拶をしてくるといい出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから1か月が経った今日、ブラットレイに呼ばれたためブラットレイの執務室に向かった。

 

「元帥は何の用だろうか」

 

「大方、トラック島泊地の件だと思うぞ」

 

「なるほどな」

 

そう長門と話していると執務室についた。

 

「面倒だが...これも軍の態度だから仕方がないか…ただいまディアボロ元帥および秘書艦長門到着しました」

 

「入ってよい」

 

「失礼します」

 

ドアを開けて執務室に入る。ブラットレイの横には情報でみた正規空母の雲龍がいた。

 

「そう態度を改めなくてもいいのだよ。同じ元帥なのだからな」

 

「なら普通に話させてもらう。今回呼んだのはトラック島のことについてか?」

 

「分かってるなら話が早い。つい先日にトラック島泊地の鎮守府が完成したと連絡があったからの。明日の05:00に出港するから出港準備をして欲しいのだよ」

 

「分かった、すぐ準備をする。長門行くぞ」

 

「わかった。失礼する」

 

長門が一礼をして執務室を後にした…

 

 

 

ブラットレイに言われて出港の準備をひとまず完了した。

 

「おい長門準備はできたか?」

 

やけに荷物を押し込んでいる長門に尋ねてみる。

 

「できたぞ。だが後01:35あるぞ?挨拶にするにしても大体が就寝しているはずだが…」

 

「一様日ノ本に挨拶しに行こうとしたが、目が逝ってる大井が日ノ本の部屋をのぞき見してたから引き返してきた」

 

「本当に日ノ本元帥の大井はいろいろと狂ってるな…」

 

すると何故今になってこんなことが気になったのか疑問だが、長門に聞いた。

 

「そういえば、一様海洋は深海棲艦によって封鎖みたいになってるよな?」

 

「そうだが、突然どうした?」

 

「いや、海洋が封鎖されているのにトラック島は仮にも島だぞ。よく無傷で行けるな」

 

「確かにそうだな…なぜだろ?」

 

悩んでいるとドアがノックされた。

 

「誰だ?」

 

「雲龍です。元帥が第1ドックに来いとのことです」

 

「わかった。すぐ向かう」

 

そう連絡が終わると雲龍は部屋を後にした。

 

「じゃぁそろそろ行くか」

 

「だな」

 

荷物をもって部屋を後にした。

 

 

 

~第1ドック~

 

 

ブラットレイに呼ばれて第1ドックに来たが誰もいない。前には太陽が昇ってきた夜明けの海があり、横の第2ドックでは夜間活動を終えた艦娘を迎える提督の姿が見えた。

ふと見ると第1ドックの一番先を見ると謎の機械がポツンとあった。

 

「呼んできたのにまだいないのか」

 

「誰のことかね?」

 

「それはブラットレイに決まって…なに!?」

 

振り返ると何時の間にか後ろに立っていたブラットレイに俺も長門も驚く。

 

「昔の君ならこれくらいわかったと思うがね。やはりなれると隙ができるもんだな」

 

「確かに昔の俺なら貴様の存在がわかりすぐに攻撃していたかもな。攻撃もしてこないくせに…貴様が本気で殺そうと考えるなら気配を消した状態で殺してるはずだ」

 

そういって睨みつける。だが、なぜかうなずきながら笑っているブラットレイ

 

「さて、では今から君たちにはトラック島泊地に向かってもらう」

 

「その前に少し頼みごとをしていいか?」

 

「なにかね?」

 

「トラック島泊地に所属する提督は俺だけにしろ。もし着任させる場合俺が決める。いいか?」

 

「いいとも、君ならそういうと思っていたしな」

 

笑いながら謎の機械に近寄った。機械について疑問に思っていた為ブラットレイに聞いてみる。

 

「それはなんだ?」

 

「これかい?これはだね島への行き来するさい艦娘の力で移動するための機械なのだよ。トラック島泊地にも作ってあるからの。さて、長門君この機械に触れなさい」

 

「これに…ですか?」

 

「そうだ。大丈夫、心配しなくていい」

 

なんか心配そうに機械を触った長門。その瞬間地響きなにの音が響いたと思ったとたん水中から大きな軍艦が現れた。その軍艦には特徴がある。第一から第四砲門が目視でも分かる41cm連装砲だ。

 

「これは…私?」

 

「そうだとも長門君。この機械は艦娘から情報を読み取りそれを元に軍艦を構築したのだよ。一種の錬金術だよ」

 

淡々と語るブラットレイ。まるでこいつが考えた…いや作ったかのようにしゃべってやがる。

 

「今君が考えたのは大体間違えではないぞ」

 

「つまり、この機械…装置はお前が考えて作ったのか?」

 

「作るのは私ではないがその設計図は私が作ったのだよ」

 

「貴様は本当に何者なんだ」

 

「それはさておき、早く行きなさい。ここからトラック島まで距離があるから早よぉ行きなさいな」

 

話が反られた。だが、いつかは暴いて見せる。お前のあの目の意味と未来さえ変化させる・・一種の『ゴールド・E・レクイエム』の真実へ到達できない力を…

そう考えながら戦艦長門に乗り込み出港することにした。

 

「長門出港しろ」

 

「わかった。戦艦長門出港する」

 

そうして横須賀から新たな地に進んでいったのだ

 




いかがでしたでしょうか?
ほんの少しですがちょくちょくこれを書く時間が作れるぐらいまで生活リズムが直ってきました。
質問なのですが、これからディアボロが保有することとなる艦娘のことですが通常では考えられない装備をさせるかもしれません(例:戦艦にVLS搭載...)
いいという人はどの艦娘にどのような装備をさせたいかをコメントください。
そういうのを嫌だという方は駄目だ!とコメントしてください。
後、誤字脱字の報告もあればよろしくお願いします。
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