緋弾のアリア ~月を渡る前向きな武偵~   作:紫柳

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自分の作品を見直すと話が薄いような気がしました。
原作に追いつこうとしたら話が薄くなってしまっているようで本当に申し訳ありません。
なるべく、話を厚く面白く書きますのでこれからもお楽しみください。

では、投稿します。


第17弾 知らぬ間の…フラグ回収…

あの後、一生懸命拒否しましたが体に教え込まれました。

そして、今はアリアと一緒に強襲科に向かっています。

 

「はあ、何でおれがこんな目に…」

 

「アンタが本当の実力を隠すからじゃない」

 

そういうものだろう。

武偵は自分の実力は隠すものだ。

犯人に自分の技を見られていると対策をとられるからな。

まあ、そのことは後でいつでもいえるが

 

「デュランダルね…」

 

そうそのデュランダルが本当にいるのかがこの問題の争点である。

本当に誘拐魔がいるのかは分からないし、いなかったらただの肩すかしである。

 

「アンタ、デュランダルがいることを疑っているの?」

 

「アリアはどう思っているんだ?」

 

「質問を質問で返すのね…」

 

アリアは少し考えると

 

「あたしはいると思うわ」

 

「なぜ?」

 

「堪よ!」

 

「そうですか…」

 

ホームズ家なら推理しろよと思ったが口を止める。

前調べたときにはアリアには推理をするというDNAが遺伝しなかったらしい。

そのことで本家といろいろあったとか

 

「けど、行動することに意味があるわ。武偵憲章7条 悲観論で備え、楽観論で行動せよよ。いない場合よりいたことを考えたほうがいい。」

 

「…それもそうだな」

 

「そう言えば、アンタってデュランダルのいる場所とか電子手帳?ってやつで調べられないの?」

 

「え…ああ。そういった人のいる場所とか事件の解決に必要な部分とか大事なところがきれいに入っていないんだよ」

 

そう、電子手帳で調べようとしてもきれいにそこだけ見れないのだ。

まるで何かに邪魔されているみたいに。

 

そう俺は答え見えてきた強襲科の棟を見る。

まあ、空振りでも自分の実力がつけばこれからもいろんな人を守れる。

しっかりと気合を入れ強襲科の棟に入るのだった。

 

 

 

 

 

 

「ほう…おまえが綴の言っていたやつか」

 

そう言って俺を見るのは強襲科の主任、蘭豹先生だ

なんでも、ホンコンのマフィアの一人娘らしい。

俺よりも高い身長で俺を見降ろしてくる。

少し腰が引けていると

 

「お前…おもしろいやつやな」

 

な、何なんだ一体…?

 

「よし、1年のAランクとBランクの奴ら全員集合や!!」

 

銃弾の飛び交う強襲科の棟にも響き渡る大きな声

いったい何をするんだ?

 

 

 

 

「よし、全員そろったな」

 

そう言って一年生のAランクBランクを集めた。

そう言ってもそのほとんどは態度が悪いものばかりだ。

たぶん自分のランクが高ランクのことで高をくくっているのだろう。

でも、1年のAランクBランクは2年のAランクBランクとはかけ離れたものだ。

経験する場数が違うのだ。

まあ、それでも強襲科でAランクとBランクならそこらの不良とかよりは強いのだが。

しかし、ここまでの人数集めていったい何をするつもりなのだろう。

 

「よし、今から1年全員とこいつとで戦ってもらう」

 

はあ!?

俺は唖然とした。

まさか、こいつらと戦うなんて30人くらいいるんだぞ!

 

「蘭豹先生!ちょっと待ってください!」

 

「ん?なんや、はようはじめんかい」

 

「いやいや、無理でしょう!自分はただの情報科ですよ!それが1年でも強襲科のAランクBランク連中じゃ歯もたたないですよ!」

 

「ごちゃごちゃ言ってないではよはじめや!大丈夫やきっと死なんやろ」

 

大丈夫なのかこの教師!

 

「せんせーい。自分ら何で情報科の先輩と戦わなければならないんすか?」

 

がむを食べながらそういう1年。自分の実力が高いと思っていることがこの自信を生むんだろうな。

 

「いいからはようはじめんかい!はやくせんとお前らのランク一つ下げるぞ!」

 

その声で1年はいやいやながらも準備を始める。

 

「いやいやちょっと待ってくださいよ!俺が勝てるわけ…」

 

「うちが実力はかれんとおもっとるのかい」

 

「え…」

 

「いいからはよういけ!」

 

そう言われて俺は蹴られながらステージに上がるのだった

 

 

 

 

 

「はあ、何でこんなことに」

 

そう言って俺は手首足首をほぐす。まあ、やるからには倒しにかからないとな

 

「ちっ何でこんなことしなければならないんだよ…」

 

そう言ってこちらを見る1年たち

 

「先輩…めんどいんでちゃっちゃと負けてくれませんかね」

 

そううすら笑いを浮かべ俺をみる1年。けど、俺は

 

「それはできない。俺だってやるべき時くらいわかっているからな」

 

これは、自分の実力を上げるための特訓のようなものと思えばいい。

俺は強くならなければならない。大切なものを守れるくらいに。

それならばこれくらいの壁越えられるくらいやらないと

 

「ち、あんま調子に乗ってんじゃないぞ…!」

 

そう言って1年たちは構える。

やるからには勝って見せる!

 

 

 

 

 

 

 

 

えーとなんだろう本当は最初勝てるのかと疑っていました。

結果。完勝してしまいました。

何で何で?と思っているとアリアたちが入ってくる。

 

「白野!アンタ本当に強かったのね!」

 

「え、そうか…?」

 

俺はさっき倒した一年たちを見やる。

それぞれ体を押さえて身をよじらせている。

全員俺が八極拳で倒したのだ。

 

「けど、よかったよ自分の実力がこのくらい強くなっていたなんて」

 

俺はそう安堵した。

1年たちでもAランクの実力者を倒せるくらいには強くなったのだそこは誇れると思う。

 

「へえ、ふうん…そう…」

 

俺が少し愉悦に浸っていると、アリアがこちらを見やってくる。

ああ、なんか嫌な予感

 

「さて、俺は疲れたから休憩でも…」

 

「白野!今度はあたしと戦いなさい!」

 

…。

ほんと今日は何でこんなに唖然としなければならないことが多いのだろうか。

 

 

 

 

 

Side アリア

 

その言葉を聞いたときあたしは驚いた

 

「お前にはこいつらと戦ってもらう!」

 

そういって白野が1年たちと戦わせようとしているのだ。

いくら白野でも1年上位ランクの奴らを相手にするのはまずいのではないのだろうか。

あたしは白野を蹴ってステージに上げる先生の近くに行く。

 

「先生!これはどういうこと!?」

 

「なんや神埼なんかようか?」

 

「どうして白野をあいつらと戦わせるんですか!?叩き潰されるのがわからないの?」

 

「はあ…神埼。まあいい、この試合みていればあいつの強さがわかるやろ。信じてまっとけ」

 

あたしは、そう先生に言われ仕方なく見守ることしかできなかった。

 

結果、白野は勝った。

それもほとんど完全勝利で。

 

「あいつはああ言っているが相当な実力者や。これまで相当な鍛錬でも積んできたんやろうな。実力ならほとんどSランクにちかいで」

 

そう先生はいう。この先生は一目見ただけで白野の実力を見きったのか。

白野は確かにSランククラスの戦いを見せてきた。

考えてみれば、白野は最初から強かったのだ。

あの理子さえ圧倒したほどの実力。それならSランクに近いのもうなずける。

たぶん白野は全力を出し切っていないだろう。

あたしはどうしても、白野の実力を見たかった。

 

「先生!アタシ白野に勝負を申し込みます!」

 

返事は聞かずステージに入るのだった。

 

 

 

 

 

Side ???

 

あたしはありがとうと言いたかった。

それは2人の友達も一緒だった。

バスジャックのとき体を張って守ってくれた人。

アリア先輩と一緒にいたからその人の名前をアリア先輩が教えてくれた。

 

岸波 白野

 

それがその先輩の名前らしい。

あたしはあかりにたのんでアリア先輩にきいてきてもらった。

あかりは

 

「どうやらその先輩は今忙しかったりするからまたあとで連絡するんだって」

 

あかりも彼に助けてもらったのだ。

後、志乃もいるので3人の都合があって先輩の暇な日が重なるのはまだ時間が空くだろうと思っていた。

 

まさか、2週間後強襲科の棟に先輩のほうから来てくれるとは思わなかったが

 

 

「えっ!」

 

蘭豹先生が1年の高ランクを集めたかと思うと白野先輩と戦えと来たものだ。

1年の不良たちはかなりなめていたが、あたしは一種の恐怖のようなものを感じていた。

情報科という文化系なのに隙がないような…不思議な雰囲気を持っていて…

いや…ダメだ集中しないと!

そして私は今から始まる蹂躙に身を投じるのだった。

 

 

 

 

結果あたしは負けてしまった。

先輩は相当手加減していたようだ。

確かに痛いがそれは立てないくらいに手加減された一撃だった。

今先輩はアリア先輩と話をしている。

本当に不思議な先輩だ。今見てみると全然強くないように見える。

あたしはそんな先輩に怒りは生まれてこなかった。

逆に生まれてきたのは

 

尊敬

 

あの先輩はなんでもできる。

あたしにできないこともきっとできるのだろう。

できることなら…あの人の近くでいろいろなものを学びたい。

あたし…火野ライカはアリア先輩と話す岸波先輩を見てそう思った。

 

 




17弾終わりましたが…ライカさんのヒロイン臭が強かったですね。
まあ、1年生サイドは白野君が頑張って…ゲフンゲフン!もらいますね。
次のアリアとの戦闘では戦闘の様子は詳しく書いていく予定です。
意見、感想お待ちしております。
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