緋弾のアリア ~月を渡る前向きな武偵~   作:紫柳

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ぐぁああ!少し遅れてしまった…
すいません!投稿が少し遅れてしまいました。
久しぶりの感想が来て皆様のあたたかい言葉に感激していました。

それでは本編ですが白野君がまじめに最後まで戦ったのはこれが最初です。
まじめに書いていたら遅れてしまって申し訳ございません!
それでは本編を投下します


第18弾 戦妹にしてください!

う、うそだろ…

確かに1年生を蹂躙したし体力にはまだまだ余裕があるがアリアと戦うとは。

 

「白野!早く準備しなさい!」

 

アリアが戦闘場で準備をしている。

仕方ない。なるべく全力で戦おう。

 

「あ、白野!アンタあの超能力みたいなやつ使いなさいよ!」

 

「えぇ!!それはちょっと…」

 

さすがに無理ですよ…。

そんな人前で見せるようなものではないし…

 

「やらなかったら風穴地獄!」

 

よし、使うか。秘密と命なら天秤に掛けるまでもない。

俺は落胆しながら戦闘の準備をするのだった。

 

 

 

 

 

「白野!あの剣みたいなやつ出さなくていいの?」

 

「いや使用回数が限られているからな奥の手ってやつで出すよ」

 

そう言って俺たちはにらみ合う

 

「よーし。じゃあ準備はええな。それじゃあ始め!」

 

蘭豹のその声と銃の轟音がゴングとなりバトルが始まる。

俺はその声を聞くとすぐに飛び出す。

距離が空いてはだめだ。相手が銃を持っている以上中距離では相手が有利。

空気打ち/1の太刀なら届くが今は使い時ではない。

ならば、今は自分の射程に持ち込む!

 

「っ!!」

 

アリアはさっきの戦いで見たことがない俺の瞬発力にたじろぐがすぐに牽制ようの弾丸をガバメントから放つ

俺はアリアの持つガバメントから発砲した場合の弾丸予測線を脳内で割り出す。

どうやら、俺の胸のあたりを狙っているみたいだな。

 

なら!!

 

アリアが発砲したとたん俺は銃弾に向かってスライディング。

弾丸をやり過ごす。そして立って一歩を踏み出せば俺の射程距離!

俺は立ち上がりアリアに向けて鉄山靠を放つ。

アリアはバックステップで回避するが甘い。無理に体制を変えたせいで下がった距離が少ないぞ!

 

俺は前に跳ねながら拳を突き出して攻撃する箭疾歩を放つ。

しかし、アリアは反応体を横に動かす。

アリアよかったな胸のあれがあったら確実に当たってたぞ。

そんな、本人の前で言ったら風穴にされそうなことを考えていると

俺がつきだした手をアリアが掴む。

ま、まずい!!

アリアは俺の手を掴むと俺の体を背負い投げの要領で投げる。

 

「アンタ今余計なことを考えたでしょ!!」

 

いいえ!!かんがえてませんよ!!

 

アリアのなぜかいい勘に少しおののきながら俺は地面に向かって手を突き出す

地面に手がつくと俺は体を少し回してアリアの手を振りほどくと真上に向かって足を突き出す技穿弓腿を放つ。

カウンターのカウンター、アリアはさすがに予測はできなかったようで俺の脚はアリアの肩に入ると思った。

しかし、アリアは動体視力で俺の脚をガードするために手を出す。

ぐっ、よく反応したじゃないか。

アリアは俺の攻撃を手に受けたがなんとか体制を持ち直した。

 

しかし、その影響で俺の脚でアリアの手にあったガバメントは吹き飛ばされた。

アリアは少し後ろに下がると背中から二双の小太刀を取り出し突撃してくる。

俺は、体制を立て直すとアリアの最初の横なぎの一撃をバックステップでかわす。

そして追撃してくるアリアの小太刀を観察する。

 

アリア、さっきの攻撃で少し焦っているな。

 

小太刀の軌道が単調だ。これなら楽にかわせる。

俺が小太刀を振りぬいた後の隙を狙い攻撃しようとするがそのあとアリアがしゃがみ地面を狩るように足を出す。

 

ぐ、しまった。小太刀の動きを見すぎてアリアの全体の動きを見ることができなかった!

アリアの地面を狩る動きに俺は反応できず食らってしまう。

俺が攻撃を食らって体を傾けると追いうちのように横なぎに小太刀が迫ってくる!

俺はわざと倒れ逆立ちの状態になる。そこから手を使って体を1回転。

その遠心力でアリアの小太刀を特殊ブーツで蹴りつける!

 

これは普通は相手の脛に向かって横なぎにローキックを放つ斧刃脚という技なのだがそれの応用。逆立ちの状態から技を放った。

どうやら成功のようだ。俺の予想以上の勢いでアリアの剣を吹き飛ばし壁に当たりどこかの床に刺さったようだ。

俺は急いでバク天し体制を戻す。どうやらアリアはまだ体制を戻し切れていないらしい。

ならここが勝機!

俺は急いで電子手帳から空気打ち/一の太刀を取り出し技を放つ。

さすがにアリアに打つと怪我をさせるからなならねらいどころは…

 

(アリアの足元!)

 

俺がアリアの足元に放った技は見事床をえぐりとりアリアは崩れるように体制を崩す。

 

「これで…俺の勝ちだ!」

 

後はアリアに接近をして一発入れるだけだ!

 

 

 

 

 

 

ん、何だこの違和感…フラグ?

 

 

 

気づくのが少し遅かった。

俺が勢いよく飛び出そうとしたら何かに躓く。

それは俺が蹴り飛ばしたアリアの小太刀だった。

ああ、そう言えばどこかに突き刺さっていたもんな…

 

思いっきり飛び出していた俺は受け身もとることもできず顔面から地面に倒れる。

そこで、岸波白野の意識は遠のいた。

 

 

 

 

 

 

「う、うーん…」

 

俺が意識を戻したときは周りは何も聞こえなかった。

どうやら授業が終わるまで意識を失っていたようだな。

 

「よかった…どうやら意識を取り戻したみたい!」

 

誰かがいるのかな声が消える。

その声に俺は促されるように目を覚ました。

どうやら保健室らしい。白い天井が見えた。

俺はいたむ頭を押さえながら体を起こす。

そこには、3人の少女がいた。

1人はアリアよりも小さい身長ショートの髪を2つに結んでいる少女。2人目は俺と同じくらいの身長の金髪の少女。3人目は黒髪のロングをそのままにし大和撫子のような雰囲気を持つ少女。

俺は少しほうけながら彼女らを見る。

どうやら待たせてしまったようだ。さすがに悪いと思い頭を下げる

 

「ごめんね、待たせてしまって悪かったよ。」

 

「い、いいえ!すいません!本当は私たちのほうが謝らないといけないのに」

 

そう言って俺の顔を立てようとする。

そのあと少しして顔を上げ彼女たちを見やる。

そして頭の中に浮かんだ疑問を質問する

 

「ええっと…あなたたちは1年生だろうけど誰かな?それと、どうして俺なんかを待っていてくれたのかな?」

 

俺の疑問に一人の背が低い少女が前に出る

どうやら少し落胆しているように見えるどうしたのかな?

 

「えっと…私たちは…」

 

「白野!目が覚めたわね!」

 

1年生が答えようとするとアリアが保健室に入ってくる。

 

「アンタあたしよりも強かったなんて思わなかったわよ!それなのに、たった一度こけただけで負けるなんて本当に強いのか弱いのかわからないわねあなた。」

 

「あはは…。あれは俺が気づかなかったのが悪かったんだよ。それにちょうどあそこに小太刀が刺さっていたのは運がいいアリアの能力なんじゃないか?それならその運で俺を上回ったアリアのほうが強いんだよ。結果的に俺は負けたことになっているし」

 

運も実力のうち。

今回は運のよかったアリアが勝ったんだ。

結果がものを語る武偵にとって負けたなら負けなのである。

 

「あんたねえ…まあいい。また今度戦ってもらうわ。」

 

そう溜息を洩らすアリア。

なるべくアリアと戦うことはなしにしてほしいな。

 

「白野。あなたの実力は分かったけど、デュランダルはどんな手を使ってくるかわからない。だから、護衛の件は続行することにした。なるべく周りに人がいたほうがちゃん異常事態に対応できるでしょう」

 

そういうアリアに俺は思考する。

アリアに実力を認めてもらったのはありがたいと思う。それなのにここまでデュランダルを警戒するのはアリアの勘がここまでの警戒を持たせているのだろうな。勘だけなら信頼には足るには乏しいがこれまでのアリアの勘は結構当たっている。それなら俺は信じるだけだ。武偵憲章1条 仲間を信じ仲間を助けよ だ。

 

「わかった。俺はアリアに従うよ」

 

「そう、わかったわ。後、白雪も今回の護衛の件に賛成した。今は白雪の引っ越しとトラップの設置を行っているわ。怪我をしているところ悪いけどこっちを手伝ってもらう」

 

さすが早いなアリア。キンジも痛みと一緒に了承されたのだろう。

俺はアリアに次いでベッドを立とうとすると

 

「あ、あの!ちょっと待ってください!」

 

その声が響いた。

おっと、いけない。本来なら彼女たちの用にこたえるために残っていたのにアリアとの話のせいで脱線してしまったみたいだ。

 

「ご、ごめん!話をそらしてしまって!」

 

「あ、いえ…別に大丈夫です…」

 

そう言って背の小さい子はその小さい体をさらに小さく委縮させる

 

「あかり。あなたまだ言っていなかったの?」

 

あかりと言えば確かアリアの戦妹だったはずだ。

どうやらこの背の小さい子があかりちゃんらしい

 

「す、すいませんアリア先輩…時間をとらせてしまって…」

 

「いいえ。たぶんあたしが邪魔をしたんでしょ?ならあたしが悪かったわ。話を続けて頂戴」

 

そう言ってアリアは一歩下がる。

どうやらこちらの話には入らないみたいだ。

というかアリア。後輩たちに対する態度なにか俺たちと違わないか?

1年生の前ではできる先輩でいたいのかな。

俺はそのことについては触れず。後輩たちの話を聞く。

 

「ええっと…私は1年強襲科の間宮あかりと言います。それでこっちが同じ強襲科の火野ライカ、それでこっちが探偵科の佐々木志乃です。」

 

そう言って先に金髪のほうを紹介しそのあと黒髪さんのほうを紹介する。

1年の仲のいい友達のようだな。

名前を紹介してもらっても思い当たることはない。彼女たちに何かしたかな俺。

俺の反応に佐々木さんは反応したのか話の続きを話す。

 

「私たちは先日のバスジャックの件で白野先輩に守ってもらいました。それで今回はそのお礼ということでまいらせてもらいました。」

 

バスジャックで守ったって…。ああっ!あの時俺が体を張って守った時の3人組か!

たぶん気づいたと思ったのだろう俺の反応を見て佐々木さんは話の続きを話す。

 

「私たちはふだんはバスには乗らないのですが、その時はいろんな偶然が重なって一緒のバスに乗ることになってしまったのです。先輩が私たちを守ってくれたおかげで私たちは無傷で済みましたが先輩が私たちを守って怪我をしたって聞いて…どうにか謝れないかなと…」

 

なるほど、どうやら俺を怪我させたことを気に病んでいるようだ。

武偵にとっては怪我をすることは日常茶飯事なので気にする必要はないのだが

 

「そんな…別に大丈夫だよ。それなら俺だってUZIを破壊するために技を出せばよかったのに出さなかったんだ。それなのに謝ってもらうのはちょっと悪いかな」

 

まあ本当は守るためのコードキャストを使ったのだがそれは俺の判断ミスだ。

最初から破壊するために使えばよかったのに目立つことを気にして守るためのコードキャストを使ったのだ。

そんな俺のために謝ってもらうのはさすがに悪いと思った。

 

「いいえ、守ってくれた白野先輩のおかげで私たちをちゃんと守ってくれました。確かに別の場所に被害は来たでしょうが私たちを無傷で守ってくれたことは私たち自身が感謝をしています。なので、このことはちゃんと謝っておきたいのです」

 

俺はその言葉に反論しようと思ったが…思いとどまった。

彼女たちの目を見てみると本当に申し訳ない気持ちであることが見て取れた。

そんな彼女たちの気持ちを無碍にすることはできなかった。

けど、

 

「謝ってくれるのはありがたいけど、俺は謝罪より聞きたい言葉があるな」

 

彼女たちはきょとんとした顔をしている

すると金髪の少女、火野さんは俺の言ったことには気づいたようだ

一歩前に出て声を出す。

 

「白野先輩!バスジャックの件ではあたしたちを守ってくれてありがとうございました!」

 

そう言って頭を下げる。

後ろの二人も火野さんにつづいて「「ありがとうございました!」」といって頭を下げた。

それに俺は

 

「ありがとう。そう言ってもらって俺も守ってよかったと思うよ」

 

俺は彼女たちにそういう。

顔を上げた彼女たちはとても晴れやかな顔をしていた。

うん、これで今回の問題はおしまいだ

 

「あかり。もういいの?」

 

「はい!アリア先輩今回はありがとうございました!」

 

そう言って間宮さんはアリアに頭を下げていた。

どうやらアリアも今回の件に噛んでいたようだ。後で一言言っておかなければな。

 

「それじゃあ、アリア寮に帰…」

 

「あの!白野先輩!ちょっといいっスか!」

 

そう言って俺に話しかけてきたのは火野ライカさんだ

 

「どうしたの火野さん?」

 

「あ、ライカでいいです。えっと白野さんはどうして情報科なのにあんなに強かったんすか!?」

 

そう言えば火野…いやライカは強襲科だったな。それならあの戦いも見ていたのだろう。そう言えば1年生と戦ったときにライカとも戦ったな。

俺はライカの質問に答える

 

「俺にはやることがある。そのために俺は強くあろうとしている。それが今の実力になっているだけだ。」

 

彼女は真剣に聞いていた。

周りもその空気を見て口を紡いでいる

少しの間があるとライカは決意したように

 

 

 

 

 

「白野先輩!あたしを…」

 

 

 

言った

 

 

 

 

 

「…戦妹にしてください!」

 




18弾終わりました
次からはちゃんと原作通りに進めます。
シオウさん、トールvさん、ガルテガルテさん、ナスカ級さん感想ありがとうございます。
意見、感想お待ちしています。
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