緋弾のアリア ~月を渡る前向きな武偵~   作:紫柳

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平日だと書く時間が少ししかないからそんなに多く書けませんでした。
明日はなるべく多く書くようにします

それでは投下します。


第19弾 占いの未来

「…の!白野!聞いているの!?」

 

「あ、ああ。ごめん」

 

俺はアリアと一緒に寮に帰っていたのだが俺は別のことで頭を悩ませていた。

 

「ライカとの戦妹のこと?」

 

「え、うん。本当に俺でいいのかなって」

 

俺はあのライカの戦妹宣言をしたとき俺はすぐには返答できなかった。

俺にはある目的がある。それにはライカに迷惑をかけるかもしれない。

なので、俺は戦妹のことはもう少し待ってくれと返した。

ライカは少し残念がったがまだチャンスとがあると思いそこは引いてくれた。

 

「アンタは本当に強いのよ。あたしを圧倒するくらいなんだから。白野が迷惑するのなら断らないと。こういったことはちゃんと速くに返答しなさいよ。」

 

「…ああ。わかっている。」

 

そう、これは俺のわがままのせいで先送りにした問題だ。

なら、なるべく早く返答をするのが筋である。

俺はなるべくこの問題を表情に出さないようにアリアと寮に帰るのだった。

 

 

 

 

 

俺が家に帰ると引っ越しの準備は終わっていたようで白雪さんが夕御飯を作っていた。

ありがたいな。普段は俺が作っているためこういったほかの人たちの手で食べるのは久しぶりだ。さすがに悪いと思い手伝おうとしたのだが止められてしまった。まあ、大切なキンジのために自分一人で手作りを上げたいのだろう。俺は無理に手伝おうとせず皿の用意を始めるのだった。

 

 

 

 

 

「「いただきます」」

 

俺とキンジがちゃんと挨拶をして、ご飯を食べる。お、この魚の煮つけおいしいな。そう思いながらご飯を食べる。

 

「で?何であたしの席にはこれしかないのかしら?」

 

「アリアはそれだけ」

 

アリアの席にはどんぶりに入ったご飯だけだ。俺は最初から気づいていたがこのことに突っ込むほどの勇気はなかった。

 

「何でこれだけなのよ!」

 

「文句があるならボディーガードは解約します」

 

ここぞとばかりアリアをいじめる白雪。アリアはいらだちの雰囲気を立ち上らせながらご飯を漠々とかきこんでいた。

ああ、白雪さんの味噌汁はうまいなあ…

 

 

 

 

 

アリアとキンジのテレビのチャンネル争いを隣でしているのを感じながら俺は体のストレッチをしている。今日のアリアの戦いで相当筋肉を使ったからな。体の筋肉をほぐして明日に疲れを残さないようにしないと。

するとリビングにタロットのようなものを持って白雪さんが入ってくる。

 

「キンちゃんこれ、巫女占札って言うんだけど…」

 

「巫女占札っていうと…占いか?」

 

「うん。キンちゃんのこと占ってあげるよ。将来のこと気にしていたみたいだから。」

 

「ふーん、じゃあやってもらおうか」

 

白雪さんがキンジのことを占おうとしている。たぶんキンジとの今後のことについて調べたいんだろう。そのことについては特に突っ込まないんだが…俺の今後のことについては興味がある。最近不幸なことが多いからな。何かいいことがあればいいのだが。

 

「白雪さん。俺についても占ってくれないかな」

 

「うん。いいよ」

 

白雪さんはいい笑顔でこちらに答えてくれる。この表情を見たら本当の大和撫子なんだけどなあ。

 

「じゃあキンちゃんはなにがいい?金運とか恋占いとか恋愛運見るとか健康運占うとか恋愛運占いがあるけれど。」

 

ほら、これがこの武双巫女さんの怖いところだ。とてもわかりやすい刷り込み効果で恋愛について占わせようとしている。まあ、見ようによっては一途の少女なのだが

 

「じゃあ数年後の将来俺の進路がどうなっているか占ってくれ」

 

そして、そんな少女の気持ちがわからない朴念仁のキンジさんさすがです。

そのあと小さな声で巫女さんの口から聞こえてはいけない言葉が聞こえたのでここは黙っていた。

 

そのあと天使のような笑顔でカードを並べ何枚かのカードを表に返した。

最後のカードを開いたとき白雪さんの手がぴくっと止まる。

 

「どうした?」

 

俺が尋ねると白雪さんは少し険しい顔をしたあと微笑みを浮かべる。

 

「え、あ、ううん。総運良好です。よかったねキンちゃん。」

 

「おい、それだけか?何か具体的なこととかわからないのか?」

 

「ええっと、黒髪のこと結婚します。なんちゃって」

 

そう言って微笑みを浮かべるが…それは嘘だろう。

白雪さんが迷っている目をしている。きっと何か素直にキンジに言えない占い結果が出たのだろうな。

俺は深く詮索しないようにした。

 

「そ、それじゃあ次は白野君の占いをするよ」

 

「あ、ああ。それじゃあ頼むよ。俺も最近運が悪いからこれからどうなるか占ってくれ」

 

わかったと言って占いを始める白雪さん。

さっきのように札を並べて表に返していく。

そして最後の一枚を引いた…そのカードを見たとたん白雪さんはカードを落とす。

 

「どうしたんだ?」

 

キンジが尋ねかける。白雪さんはとても動揺しているようだ。キンジでもわかるほど動揺の色が見える。

 

「あ、う、うん。ちょっとまだ悪い運が続くから少し驚いただけ」

 

キンジはドンマイだなと俺に言うが…俺はそれだけじゃないだろうと思った。

さらに目が泳いでいる。どうやら白雪さんは嘘を付く時目が泳ぐ様だな、用チェックだ。

 

白雪さんは結果を隠すように札を片づける。

そこにアリアがテレビの予約を終えこちらに近づいてくる。

アリア…録画するならキンジにテレビ譲ってもよかったんじゃないか…?

 

「へえ、白雪面白いことしているじゃない。あたしも占ってよ」

 

「総運ろくでもないの一言に尽きます」

 

即答だった。

本当に二人は仲がいいんだなあ。このまま逃げ出したいよ。

俺を挟んでいるため不用意に逃げだすこともできず二人の喧騒に巻き込まれるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はその日の深夜、リビングに人の気がしたのを確認するとリビングに出る。

それは白雪だった。占いの結果がどうしても気になり白雪さんに深夜リビングに来てほしいと頼んだのだ。

顔はよく見えないがこちらを見る白雪さん

 

「えっと、白野君どうしたのかな…?」

 

「こんな夜中に呼び出してごめん。けど、どうしてもさっきやった占いに気になったことがあったんだ」

 

「えっと、私の占いが何か悪かったかな?」

 

「い、いや!別にケチをつけようとかじゃないんだ。けど、俺にはあの時白雪さんが俺の占いについて何か隠していることがあるんじゃないかなって思って…」

 

俺の質問に唾を呑む声が聞こえる。どうやら俺の勘は当たったらしい。

何か隠している。

白雪さんはこちらの雰囲気に気づいたのか覚悟を決めたように話し出す。

 

「ごめんなさい白野君。私は白野君に確かに隠し事をしました。」

 

「…。」

 

俺は無言で白雪さんの言葉を聞く

 

「私は白野君に隠し事をしたけど…それは分からなかったからなの」

 

「わからない?」

 

俺はその言葉の意味がわからないと伝える。

 

「ごめんなさい…。白野君は本当に何もない…。無のような占いだったの。まるで真っ黒な絵のような結果だった」

 

「…。」

 

俺は白雪さんからの説明を受けたがそれでもよくわからなかった。

けど、なんとなくわかったのはたぶん幸運なこともあるのかもしれないがとてつもなく不幸な結果もあるかもしれないということかもしれない。

 

白雪さんは本当に困っているような雰囲気をしている。

これ以上困らせるのはいけない感じがする。

 

「ごめん白雪さん。とても言いにくいことだったのに言ってくれてありがとう。」

 

そしてそのあと白雪さんにおやすみと言い部屋に戻る。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、白野は気づかなかった。

部屋が暗かったため白雪さんの顔がよく見えなかったのが悪かった。

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんなさい…。白野君。こんなこと言えるわけがない…。」

 

白雪は先ほど仮眠をしていた時予知夢を見た。

予知夢は変えられない未来。そんな未来を変えられるのは神さまのような人物である。

予知夢については本人に伝えてはいけないという掟だが私は個人的にも伝えるべきではないと思った。

それは、近い未来、私とキンちゃん、アリアと何人かの仲間に敵対するように対面に白野君が立っていた。

そしてそのあと血みどろで倒れる白野君が見えたのだ。

 

 

 

 

白雪さんはみんながいる部屋を見つめていた。

 




19弾終わりました。
明日も続けて投下します。
意見、感想お待ちしております。
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