今回の話では初めてオリキャラが出ます。
次の日の朝俺は自主連のために起きたが今日はもう一人起こす
「キンジ。起きろ朝連行くぞ」
デュランダルに狙われるかもしれない今朝連に行くだけでも狙われるかもしれないとのことでボディーガードとしてキンジについてこさせることが条件となった
「う、ううん…。今日は休みにしてくれないか…。」
まあ…キンジは朝が弱いからな。
まあ、休むこともあるが昨日も休んだんだ。今日も休んだならさすがに体力的に下がってしまうだろう。ここはキンジに納得してもらわないと。
「すまんなキンジ。こういうことは毎日するからこそ意味があるんだ。頑張って起きてくれ」
俺がそういうとキンジはやっと起きてくれた。
キンジも運動するときの服装に着替え俺たちは寮を出る。
「ペースはどうする?」
「俺は別に白野のペースに合わせていい」
キンジがそういうなら俺のペースでいくかな。
いつもの公園に向けて走り出すのだった。
「キンジ…大丈夫か…?」
「ハァ…ハァ…んぐっ!ハァ…お前…いつもこんなに…速いのかよ…ハァ」
キンジは息もだえもだえだった。
そうかないつものペースだけど
「ほ…ほとんど…全力で…走っていたんだぞ…お、お前の…ペースが…異常なんだ…」
アサルトをやめてから体力が落ちたからだよ。
キンジに強制的に納得させる。
公園のベンチで少し休憩しているとキンジが少し落ち着く。
「まったく。アリアにも困ったもんだ。デュランダルなんて本当にいるのか?」
キンジはそう俺に質問してくる。
ふむ、俺にもわからないからいるなんて言えないがこうは言っておいたほうがいいだろう。
「まあ、俺にもいるかどうかわからないけど、そこはアリアを信じるべきなんじゃないか?それがパートナーってものだろう?」
俺の返答にキンジは黙って聞きそして口を開く
「確かに、そうかもしれないが…俺はアリアを全面的に信じることができない。あいつは大事なことを隠そうとするからなイ・ウーとか」
イ・ウーか…
アリアが追っている組織。アリアの母親かなえさんに罪を着せた組織か。
俺もイ・ウーについて調べてみたが名前とかこれまでの大きな悪行とかだ。組織内部の重大なこととかは書かれていなかった。電子手帳が隠そうとするのだ。何か確信的なことなのかもしれないからか。
たぶんアリアが話そうとしないのはイ・ウーという組織がとてつもなく大きな組織だからだろう。簡単に話すと命の危険にさらされるようなことになるのだろう。
かなえさんの罪も俺でも冤罪が着せられているとわかるほどひどいものだった。
それなのに有罪にさせられるのはやはりイ・ウーという組織が国家に影響を与えるほどなのだろう。
俺はイ・ウーのことをかいつまんで説明しようとしたがやめた。
国家に影響を与えるほどの組織のことをキンジに話してしまったらぼろが出たとき普通の生活をしたいと思うキンジに迷惑をかけてしまうだろう。
頭の中に出てきた説明に口を閉じ俺が思ったことを口にする。
「イ・ウーについては俺がそこまで知らないから言えないが…アリアのことは信用してもいいんじゃないか」
キンジはまた口を閉じ押し黙る。
キンジは一応アリアのことは知っているみたいだな。
考えている目が結構深刻な目をしている。
まあ、悩むならしっかり悩めそれがお前の力となるからな。
「よし、休憩終わりだ。帰るぞ」
「うげ、またあのペースで走るのか…」
キンジが愕然とする
「いや、帰りは魔術の訓練をしながら帰るからちょっと遅くなるかな。
それにスタミナも使うから体力的に足りないから後半はさらに遅くなるよ」
キンジ少し安堵をする。
さて、そろそろ帰って朝ごはんの準備をしないと
魔術回路を開いていつものように走って帰る。
まあ、後半はめちゃくちゃ遅いって言ったが前半は逆だ。
しかも、魔術を使っているから来る時よりも速く走る。家に着いた時には二人して満身創痍だった。
リビングに入るとキンジはソファに寝転んだ。
まあ、めったに走らないから疲れたんだろうな、しばらく寝かせてやろう。そう思い俺は朝食の準備をするのだった。
朝には特に何もなく放課後となった。
今日は秋葉原に用がありそちらに向かう。
護衛についてはおいてきた。
アリアには1時間ほどで帰ってくるといった。それでも駄目と言われたが行き先を秋葉原と伝えるとなんとか納得をした。
秋葉原は人がたくさんいるため武偵封じの町と言われるがその人の多さが今回のキーポイントだ。
デュランダルの手口は目標を人の目につかないところに連れて行って1対1でしか戦わないと言われている。それなら人のたくさんいる所ならデュランダルに狙われることはないと伝えなんとか納得させた。
秋葉原で用を済ませると帰路に就く。
速く帰らないとアリアに風穴開けられるからな。
「ねえ、君。俺たちとお茶しない?」
ん?あそこで何人かの不良が1人の少女に声をかけている。
囲まれているため抜けられないようだな。
少女は迷惑しているが強く出られないようだ。
仕方ない、迷惑しているなら助けないと。
「ちょっと君たち。彼女が迷惑しているじゃないか離してやれよ」
「ああ~ん?なんだよテメー?」
不良の一人がこちらに近づいてくる、うわ、近いって。
俺は少し身を後ずらせるとさらにもう一人不良が出てくる
「俺たちはこのこと遊ぶ約束なんだよ~邪魔してんじゃねえぞ」
「嘘をつくなその人は迷惑そうな顔をしていたぞ」
「ああ~ん?どこが迷惑そうな顔をしているんだ~?」
めっちゃしているじゃん。それにアンタはああ~ん?しかしゃべれないのか
俺は彼女を見た。それはとても美しい人だった。
髪は腰まで長い淡い金髪をそのまま、碧眼の端正な顔立ちでちょっと俺より小さい身長、落ち着いた服装をしていた。
そして雰囲気は活発そうななか落ち着いた雰囲気をかもし出している
外国の人だろうか。なれない土地を歩いていたらからまれたのかな。
俺は不良たちをしっかりと向かいあった。
「お前たちが迷惑をかけているからほっとけないだけだ」
「ああ~ん?武偵でもないような貧弱みてーな奴がしゃしゃり出てんじゃねえぞ」
「俺は、武偵だがな」
そう言って武偵手帳を出す。
こういった権力を振りかざすのは好きではないんだがな。
武偵だとわからせると身を引くと思ったが不良はこちらに向かってくる
「ハッ!お前のような貧弱そうな奴が武偵なわけない。もし武偵だとしても所詮Eランクとかの連中だろ!」
そう言って俺に攻撃を仕掛けてきた!
不意打ちだが所詮は不良のスピード、余裕でよける。
後ろに回ると不良は動揺する。まあ、見えないように後ろに回り込んだからな。
後ろから手首をつかみ背後に回り抑え込む。
俺はなるべく軽蔑した声で言った
「俺はSランクの武偵だ。あんまり俺の機嫌を損ねないでくれよ。殺したくないからな」
ここは別に嘘を交えてもいいだろう。
その声が聞いたのか不良たちはあわてて逃げだした。
ふう、他愛もないな。
「えっと、君。大丈夫」
「え、あ、はい。大丈夫です」
彼女はにこやかにほほ笑む。
とても輝いた笑顔だ。俺は一瞬彼女の笑顔に見惚れてしまった。
「助けていただいてありがとうございます。これから人に会う約束をしていたんで困っていたんです」
「ああ、いえ大丈夫ですよ」
「あの!何かお礼をさせてくれませんか。ご迷惑をおかけしましたし」
彼女がそう持ちかけてくる。
普通ならかわいい少女にそう言われたらついていくだろうがアリアを待たせてある。
ついて行ってアリアの機嫌を損ねてしまうと風穴を食らいかねないからな。
「いえ、こちらも仕事ですから。人に会う約束があるのでしょう?速く行ってやってください」
「あ、そうですね。助けていただいてありがとうございました。それじゃあこれで」
そう言って彼女は振り向いて行こうとしたがこちらをまた見る
「あの、武偵さん。名前だけでも教えていただけませんか?」
彼女がそうこちらに聞いてくる。まあ、名前くらいなら教えてもいいかな
「東京武偵校2年の岸波白野です。」
「白野さんか…。白野さん今回はありがとうございました。えっと、名乗らせておくのはわるいし私の名前は十六夜(いざよい)彩音(あやね)と言います。母親がイギリス人のハーフだったからクオーターなの。一応白野さんの同い年かな。」
そう言って彼女はこちらに話しかける。
その顔はとても輝いていた。
「それではこれで」
そう言って十六夜さんは人ごみの中に消えていった。
少しほうけていたが、時間が迫っていることに気づき俺はアリアのもとに走り出すのだった。
白野は気づかなかった。
淡い金髪がこちらを向いていたことに
「白野さん…」
その眼からは何の感情も見えなかった
アリアはゲーセンにいた。
どうやらこの前キンジ達と一緒に来てはまってしまったらしい。
俺は少し遅れてしまったが、ひたすら遊びつくして機嫌がいいアリアからは特に何も言われなかった。
機嫌のよい彼女のゲーセンでの話を聞きながら寮にある部屋に向かう。
ドアを開けようとドアノブに手をかけると
ドタドタ!
何かが暴れるような音が聞こえる。
俺は一瞬何の音かと思ったが、まさかデュランダルが攻めてきたのかと思い気持ちを切り替える。
アリアに中で何かが暴れていると言うとアリアは武装解除をし部屋に突入の準備をさせる。
準備ができ俺とアリアは部屋に突入する!
「…っで。これはどんな状況なんだ…?」
それはキンジが白雪さんに襲い掛かっている図が見えた。
しかもキンジは上半身裸、白雪さんは服をはだけさせている。
「こ、…こんのぉぉぉ…」
お隣では怒り狂えるアリアさんが唸っている
「アリア…キンジは上半身裸なんだ…さすがに手加減させてやったほうが…」
「こんのバカキンジぃいいい!」
ああ!俺の話を聞いていない!
思いっきりキンジに向かってガバメントを打つアリア。
キンジは驚いた猫の如く逃げ出す。それを追うライオンの如きアリア。
キンジは急いでベランダを開けると東京湾に向かい跳び出した。
「頭を冷やしなさい!浮き輪はあげない!」
そう、東京湾に向かい叫ぶアリア。
俺はその光景を見て
(風邪をひかないようになキンジ…)
さっきの光景については突っ込まない。というか突っ込みたくない
俺は風呂場からバスタオルを持ち出し海で泳いでいるキンジを助けるために部屋を出るのだった。
20弾終わりました。
ついに20弾まで行きました!これからもがんばって投下いたします!
オリキャラについてはこれからも増やしていきます。
えんとつそうじさん、死神の逆位置さん、シオウさん、rassyuさん感想ありがとうございます。
意見、感想お待ちしております。