まあ、投稿はしますけど。
特に問題もなくアドシアード当日となった。
今日は校区外の一般人なども入ってくるからたぶん何も問題なくいくと思うけど。
今俺は入場門で半券を切っている。
どの競技にも出ない生徒はこういった関係者の仕事をしなければならないのだ。
キンジは白雪さんの護衛も兼ねているからそちらのほうに行っている。
俺の護衛は今はいないのだが隣では一緒に不知火と仕事をしている。
まあ、護衛とは行かなくても知人といるだけでよっては来なさそうだからな。
俺が暇だから軽く欠伸をしていると
「ところで岸波君」
「ふぁ~ぁ。どうした?」
「いったい誰が本命なの?」
「ぐふっ。は、はい?いったい何の話だ?」
急に驚くことを言うから少しむせてしまったじゃないか
「いや、岸波君って結構フラグ立てるの上手だからね。この前もレキさんと花火大会に行ったんでしょ?ほかにもいろんな人を手籠にしているって情報が流れてきているからね。あ、この情報は武藤君からもらったから」
…。
ほう、武藤の奴どうやら俺の機嫌を損ねさせたいようだな。
それに俺は死亡フラグぐらいしか立てたことないのにな。あっ、たぶんこれから誰かに殺されるかの本命ってことなのか…!
そう葛藤していると不知火が交代の時間なのか武藤と変わる。
俺も交代の時間まで武藤に情報のことでお話していると
「白野。交代だ」
「あれ、キンジ。白雪さんの護衛は?」
「今は生徒会の仕事をしている。周りに人とかいるし大丈夫だろう」
そうか、それならいいのかなと思い俺はキンジと交代をする。
と言っても俺も護衛をされるみだからあまりふらふらできないからな…
まあいい護衛対象同士だけど白雪さんのところに様子を見に行くか。
どういうわけか最近白雪さんの様子がおかしい気がするんだよな
そう思いながら学内に入っていくと携帯にメールが入った
「周知メール…っ!」
ケースD7
これは事件かもしれないがわからないので連絡は一部のものに行く。むやみに騒いで騒動を大きくしてはいけない。
その内容は 星伽 白雪の失踪
ぐっ!どういうことだ!
白雪さんは大丈夫ではなかったのかキンジ!
そう思い俺は動き出そうとするとまたもや携帯が鳴る。
一体なんだこんな時に!と思い携帯に出ると
「白野!今どこにいるの!」
アリアの声が聞こえた。どうやらアリアの今回の事件のことも伝わっているらしいな。
「今は学校だ!けど白雪さんが失踪した!たぶんデュランダルに何らかの方法で連れ去られたんだ!」
俺は早口でまくしたてると
「わかっている!けど、今はそれ以上に大変なことが起きているの!白雪のほうはキンジに時間稼ぎをやらせている!あなたは今からあたしの指定した場所に来て!」
「ぐっ。わかった…。それでそちらでは一体何が起こっているんだ!」
アリアは落ち着くように間を空けて言う
「このままじゃ学園島が沈むかもしれない!」
俺はアリアに場所を聞き学園島の水門管理室に向かった。
アリアは管理室の扉の前にいる人と口論をしている。
あれは武偵局の人間か?
「アリア一体どうしたんだ。もう少し詳しく説明してくれ」
俺はアリアに説明をしてもらう
「あたしの情報網で学園島の水門管理プログラムにウィルスが入ったと情報が入ったの。もしこのウィルスがばらまかれれば学園島の水門が全部開かれる。そうなると海水が急激に入ってこの学園島が沈んでしまうわ。もしアドシアードのある今そうなったら大量の被害は免れない。白野ならこういった事件には強いんじゃないと思って呼ばせてもらった」
なるほど確かに俺の電子手帳を使えばそう言った問題はすぐに解決するが…
「今さっきそこにいる人と口論をしていたようだがいったいどうしたんだ?」
「どうもイ・ウーが関わっているから一般の武偵は入るなって言ってくるの。こちらもそう言った事情は詳しいって言っているのにのに信用することができないの一点張りで…」
なるほど、国がこの事件にかかわっているようだな。
イ・ウーともなれば国が国家機密にするほどの組織。
確かに簡単に関わらせてはいけないものなのだろうが
俺は少し離れると電子手帳を取り出し今現在サーバーにアクセスしいるであろうウィルスについて調べる。
このくらいのウィルスならサーバーにさえ接続できれば簡単に駆除できるが…あまりに時間がかかりすぎている。
このままでは間に合わないと思いもう一度アリアの近くに行く
「このままでは間に合わない。中に入ってプログラムにアクセスしないと」
「だけどあいつが入れてくれないのよ。一体どうすれば…」
いてもたってもいられず俺は扉の前に立つ人に話しかける
「すいません。こちらも中に入れてください。」
「いや、ダメだ。この中でのことは国家機密になっている。そこにいられても邪魔だ。学生の仕事に戻れ」
「このままでは間に合わないでしょう!急いで入れてください!自分ならなんとかできます!」
「うるさい。一介の高校生の武偵ごときがこの問題を解決できるわけがない。この中で作業をしているのは武偵局でも高実力の人間だ。」
それでも間に合っていないということはまずい問題なんだろうが
「そこにいられると邪魔だ。お前たちは素直に競技場に戻って武偵ごっこでもしていろ」
俺はその言葉にプチンときた
ただの意地だけでたくさんの人を犠牲者にしたいのか。
…。
仕方ない。ここでも名前を使わせてもらう。
俺はなるべく威圧を込めた声で言う
「俺は夏目の家のものだ。今すぐそこをどけろ」
「なっ!!」
国の関係者ほどにもなるとさすがに知っているようだな。
俺は続けて言う
「あまり俺の機嫌を損ねさせないでくれ。もしもの場合じゃそちらの命の保証はできないぞ」
その役人は驚愕と唖然で口を閉じる。
まあ、仕方ないかこちらもトップシークレットの仮家の名前を使っているからな。
役人は携帯を取り出しどこかに連絡をしている。
たぶん国のほうに連絡を取っているのだろう。
ちゃんと信用はできないがもし受け入れなければどうなるかわからないと言ったところの瀬戸際なのだろう。
数分待ち連絡を終えると
「…入れ」
よしなんとか間に合ったか。
するとアリアが
「アンタ…本当に一体何者なの?夏目なんて家どこにも情報ないのに」
まあ、そうだろうな夏目は国に使っている仮の名前みたいなものだ。
本家は一応別の名前になる。
はあ、さすがに家の名前を使いすぎたかなそろそろ御呼ばれされるかもしれない。
が今はそんなことに気をかけている暇はない
「アリアこっちはすぐにかたをつける。アリアは白雪さんの救出に動き出してくれ。すぐに追いつく」
「…わかったわ。情報によると白雪は地下倉庫に入っていくのが見られたらしいそうよ」
そう言ってアリアは振り帰り走り出す。
よしこっちはこっちの仕事を終わらせる
管理室の中に入ると数人の役人がなんとかしようとパソコンを打っている
「誰だ!勝手に入ってきて来ている奴は!」
俺に気づいた役人の一人が俺に怒鳴りつける
画面には赤く『ALERT』と書かれた画面。
複雑なウィルスに悪戦苦闘としていたんだろう。
ほとんどの役人はいらいらとしているようだ。
しかし、気にかけている時間はない。こちらもそちらの邪魔のおかげで時間がないのだ。
「すいません。メインサーバーをかります」
聞こえてくる愚痴を無視して俺は自分の電子手帳とサーバーをつなぐ。
そして事前に準備しておいたクリーンプログラムを使うと一面赤い画面だったところが正常の青色に代わる。
よかった。なんの異変もなく終わらせたようだ。
ひとまず安堵すると視線を感じ周りを見渡す。
どうやら今まで悪戦苦闘していたウィルスを、1分足らずで何とかした事に驚愕したのだろう。
しかしそのことに気にかけている時間はない。
俺は白雪さんの救出に向かうため地下倉庫を目指すのだった。
第23弾終わりました。
明日は時間的に投稿できないかもです。
ガルテガルテさん感想ありがとうございます。
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