情報科 Aランク
となっています。
なぜ情報科?とかは物語で書いていきますので早速本編を書き進めたいと思います。
「はぁ…またやってしまった…」
「あはは。まあドンマイだねキンジ」
クラス分けを行い俺とキンジは2-Aになった。
教室にはいってすぐ机に突っ伏したキンジは悪態を打っていた。
まあ、あの体質を人に見せるのは気にしているしな。
ヒステリア・サヴァン・シンドローム
キンジいわくヒステリアモードは性的興奮をすると脳内に一定以上の恋愛時脳内物質を放出。通常時の約30倍以上の身体能力と判断能力を得る。
これのおかげでさっきのような超人になるのだがいかんせん条件が条件だし、ヒステリアモードになると言動がふつうより砂糖をはきたくなるようなキザイ台詞を吐くからな。
キンジは過去にヒステリアモードでいろいろあったらしくあまり使いたがらない。
ヒステリアモードのときの情報は俺の中の情報になかったので初めて聞いた時には結構驚いたな。けど、俺は人の嫌がることはしないからな!(←人の心を丸裸にした人)
「おう、キンジにザビ!お前らもAか!」
声のした方向をみると車両科の武藤 剛気が右腕を上げながら近づいてきた。
「朝から元気ねえなキンジ。星伽さんと同じクラスになれなかったのが悲しかったのか」
「武藤…今の俺に女の話題を振るな…」
本気で怒っているのか。声に怒気を含ませながら武藤に話しかける。
白雪さんはキンジの幼馴染で一言で言うならほぼ大和撫子な人だ。
少しだけ残念だが…
うわ、珍しく本気で怒っているのか武藤も一歩引いてるぞ…。
というか
「武藤。そのあだ名はやめてくれ。お前の名前を俺の顧客リストから外すぞ」
「わ、わりぃってお前の仕事は速いし安いからな」
ザビというのは俺の結構不名誉なあだ名だ。
なぜこのあだ名が広まったのかは、俺が一年の頃の入学式後教室の自己紹介をすることになり緊張のせいか自分の番が来た時
「お、俺の名前はっ、フランシスコ・ザビッ…」
やっちまったー!という感じである。現場にいた人たちからはたまにザビと呼ばれるが大体が自分の顧客なためあまり言わせていない。武藤も俺の顧客のため黙らせることができるのである。キンジはいいやつなのでそこまで喧嘩を売ってこない。やっぱ持つべきなのはいい友達だね。
「っと、そういえば白野また頼んでいいか」
「またか…いつもなくしすぎだろう。で、今回は何だ」
「悪いな。今回は俺の車の鍵だ。たぶん学校内にある。鍵の特徴は…」
「わかった。近場と特徴さえわかれば大体10分くらいでわかる」
「サンキュー、遺失物の依頼だから二〇〇〇円だな」
「いや今回は一〇〇〇〇円だ」
「何で!」
「さっきのあだ名の件で5倍だ。それにたまにはちょっとおいしいもの食べたいし」
「ちっ…わかったよ。けど相変わらず仕事速いよなどうやってんだよ」
「企業秘密だよ」
そう言いながら金を受け取り俺は教室を出る。
えっと今の時間帯で人がいなさそうなところは…
あんまり人がいないだろうと思われる屋上に行くとそこには体操座りする髪が少し青みがかりヘッドフォンをした女の子がいた
「あ、レキさんおはよう」
体操座りをした少女レキは、こちらの声を聞くとこっちを向き軽く頭を下げる。
この女の子はレキ。狙撃科でSランクである。
たまにこの屋上で出会うのでその時にたまに話すようになった。
こちらが一方的に話すように見えるが。
けど、困った。これじゃあ仕事ができないぞ。仕方ない
「レキさん。ちょっと悪いけどあっちを向いててくれないかな」
とレキさんに話しかける。
というか体操座りのままこちらを向くからパンツ見えるんだよな。すぐに目をそらしたけど。けど何でおれの周りにはパンツを見せてくる人が多いんだろうな恥ずかしいんだが。
ん…パンツ…はかせない…うっ、頭が。
レキさんが後ろを向いたので早速仕事にかかる。といっても一分もかからんが。
右手を上げ魔力を集中させるとそこに月で使っていた電子手帳が現れた。
俺はこの世界に転生された後、マスターレベルが1に下がったため魔力量は相当下がったが簡単なコードキャストは特訓により使えるようになった。
俺が、情報科なのはこういった礼装を使かうため信用性抜群のもの探しができるためである。あと電子手帳もムーンセルの情報をもつためこの世界の情報は大体この電子手帳で見れるのである。
そして礼装である遠見の水晶玉を持ちだし「view_map()」とコードキャストを使い武藤の鍵のある場所を探す。そして見つけたので探しに行くためレキさんに話しかける
「ごめんねレキさん。仕事が入ったからもういくよ」
するとレキさんは、こちらを向いた。だからパンツみえますよ!
「白野さん、最近よくない風が吹いています。気を付けてください。」
よくない風?確かに俺の不幸スキルは月の世界から引き継がれている。(またいらないものを…)
たまに電波を発するのかな風というのは電子手帳にもただの風としてかかれているし。
なので俺は
「ありがとうレキさん。なるべく気をつけて生活するよ」
そう言って屋上を後にする。もう少しでHRも始まるだろうし速く見つけないと。
扉を開けて一瞬レキさんの顔を見ると無表情の中に少し心配の色が見えた。
謎に思ったが扉が閉まり目の前はただのコンクリと鉄になる。
レキさんもあんな顔をするんだな。とそのときはそんなにも気にせず鍵を探しに行くのだった。
鍵を見つけたあと武藤に鍵を渡し自分の机の椅子に座る。
こういったものは普通お金は後払いなのだが俺の顧客たちは信用しているのだろう。いつも先払いで支払ってくれる。
椅子に座ると隣の隣に座るキンジが見えたあいつやっと立ち直ったか。
朝のHRが始まり担任である高天原ゆとり先生の話を聞く。
高天原先生は今はこんなにほんわかとした雰囲気をまとわせているが。過去の話を電子手帳で調べたらとてもすごい戦果をあげていた。(おもにバトル面で)
すると先生が
「では、転校してきた生徒を紹介しましょう。とてもかわいい女の子ですよ」
と言った。
教室の男子たちは興奮していたが俺はとても嫌な予感がした。
まるで今後の人生に影響を与えるような。
案の定
「先生、私あいつらの真ん中に座りたい」
そう言って俺たちを指さすのは今日転校してきた
神埼 H アリアである。
だろうな嫌な予感はしていたよなんとなく。
かわいそうにキンジが怯えているよ。
「よかったなキンジ、白野。先生俺席変わりますよ」
そう言って武藤は席を移動する。そして神埼さんは俺たちに近づくと
「キンジ、これ、さっきのベルト」
神埼さんはキンジにベルトを渡す。
てか、何で神埼さんはキンジのベルト持ってるんだ?
「はい、これアンタのでしょ」
そう言って俺の机に俺のサバイバルナイフを置く。
落としていたのか。まあ、このナイフはあんま使わないんだがな。
ありがとうと言って受け取るとそこに大音量の女の子の声が
「あ~!理子わかっちゃった!これフラグばっきばきに立ってるよ!」
キンジの左に座っていた峰理子がガタンと席を立つ
「キー君ベルトしてない!そして、ベルトをツインテールさんが持っていた!そしてしろくんのナイフを持っていた!これ謎でしょ!けど、理子には推理できちゃった!」
アリアと背格好が同じくらいのこの子は峰理子。探偵科なのにおつむが少し残念な人である。制服もゴスロリに改造してある。
ちなみに、キー君としろくんは理子さんがつけたあだ名だ。
なぜ、しろくんなのかは白野の白からである。まあ、ザビと言われないだけましであるのでこれで通している。
「キー君は彼女の前でベルトをとる何らかの行為をしていた!そして、彼女の部屋にベルトを忘れてきた!でも、そこにしろくんが乱入!そこでナイフを忘れたんだよ!つまり3人で3Pしてきたんだよ!」
と、とても的外れなことを言い出す。まあこんなこと普通信じる人がいるわけ…
「まじかよキンジと白野…いつの間に」「白野はともかくキンジが彼女いたとか」「3Pとか不潔です…」
忘れてた。ここは武偵高普通の人たちがいるわけがない
仕方ない、っと言い訳しようと席を立とうとすると
ズキュン!ズキュン!
と二発の銃弾が教室内に響き渡り生徒たちの声が途絶える。
真っ赤になった神埼さんが打ったのだ。
「恋愛なんてくだらない!」
真っ赤な顔で恋愛を否定している神埼さん
理子さんは被害が来ないようにすすすと身を引いていた
この学校ではむやみに銃弾を打たないと書いてあるがうつなとは言っていない
そして、神埼さんは銃を全体に向け
「全員覚えておきなさい!そんなバカなこという奴には!」
そのあと、聞き飽きるほどこの後聞かされる台詞を放つ
「風穴あけるわよ!」
アリアのこのセリフを吐かせるために3話もかかりました…
この後、白野君の周りの人々について描くつもりなので1巻が終わるのはもう少しかかりそうです。
まあ、なるべく原作に近付けたいのでほぼ毎日更新を目指しますが。
意見や感想お待ちしております。