そして、すいません。自分体調を崩してしまい頭ボーとした状態で仕上げたのでちょっとひどい感じに仕上がったかもです。なるべく早くなおして頑張って書きあげます。
「や、みんな久しぶり!」
微笑みながらこちらに軽く手を振る晴姫さん
それはまるで気さくな年上の女性が話しかけるようだった。
しかし、俺たちは警戒を強める。
こいつは例の力を持っているし油断ならないぞ。
「おい、白野!大丈夫か!」
そこでキンジ達が駆けつけてきた。
よかった。見た感じでは大きな怪我はないようだ。
「へえ、そうか白野君しっかり高校でも友達できたんだね」
「…ええ。あなたに騙されなければこんなにいい友達はできませんでしたよ」
「ふふん!感謝したほうがいいぞ!」
はあ、これは嫌味で言ったようなものなのに。
「晴姫。何故帰ってきたのですか?」
晴海さんが警戒をするように問いただす。
「私はこの家の人間だよ?だったら帰ってくるのは当たり前でしょ?」
しかし、その言葉を聞いたとき晴海さんは顔を俯かせてかたをわなわなとふるわせている
「あなた…本気で言っているの?」
怒っている。
晴海さんが珍しく怒っている。
そのまままくしたてるように声を荒げる。
「あなたのせいで白野が…!どんな思いで…!」
荒げる声。しかしその声は少し涙声になっている
晴姫さんは一瞬別の感情を見せると今度は無表情で返す。
「はあ、私には関係のないことだよ」
そう言って晴姫さんは振り返り歩き出す。
そこには気絶をしている元明の姿。
「私の目的はこいつの回収だからすぐに帰るよ」
そう言って元明の元に向かう
「いいえ。あなたにそいつを渡すことはできません。私たちにはそいつの協力者が誰か聞かなければならない」
そう言って引きとめる晴海さん
確かこいつにはロボット少年を送りつけた協力者がいると言っていたな。
そいつが今回の元凶であるのは確実だろう。
つまりそいつを潰さなければこの家はまだ狙われるということだ。
しかし、晴姫さんは小馬鹿にしたように鼻を鳴らすと
「私が何故このタイミングで介入したのかわからないの?私たちもそいつから情報が漏れるのは困るのよ」
その言葉に俺たちは唖然とする。
つまり
「この事件を引き起こしたのは晴姫さんだったのか?」
しかし、晴姫さんは両手を上げ嘆息して答える。
「いいや。私はただ回収に協力を要請されただけ。これの首謀者ではないよ」
「けど回収に要請されたってことはこいつらの協力者に関係があるってことですよね?」
「まあ、そうかな。一応友達の頼みだからね」
その言葉で一気に緊張が高まる。
つまり晴姫さんはこちらサイドの人間じゃない。
(敵ってことか…)
緊張のあまり俺の額から汗をタラりと流れる。
そこで俺の耳に小さな声が聞こえる
「ねえ白野。これは一体どういう状況なの?」
状況をのみこめていないアリア達はこの状況に混乱しているようだ。
俺は軽く説明をする
「俺たちもさっき元明たちをたおしたんだがさらにまずい状況になった。あの人は夏目 晴姫さん。夏目家の長女晴雨さんの姉だ」
「それじゃあ何でみんなあいつを敵視しているのよ」
俺は一拍間を入れて言葉を出す
「前に言っていた俺がある理由で勘当されたって言っただろう」
「ええ。それがどうかしたの?」
「それはあの人のせいなんだ」
アリアはどういうことといった目で聞いてくる。
まあ、これだけじゃわからないよな。
俺は手短に説明を入れる。
夏目家の力を持ち出した人物がいたがそれが土御門家のような連中にばれると問題が起きてしまう。なので養子である俺が持ち出したとすれば俺を追いだせば夏目家に傷は及ばない。
それが俺が実家から勘当された理由。
そしてその本来の力を持ち出した人物が
「あいつってわけね」
「ああ、そうだ」
そう言ってもう一度晴姫さんの方を見る。
どうやらこちらの説明を待っていてくれたようだな。
「それでどうするの?」
晴姫さんがこちらに聞いてくる。
その言葉に晴海さんはしっかりと返答をする。
「そいつをあなたに渡すことはできません。今すぐこの場から立ち去りなさい!」
しかし
「それなら力ずくでも奪わないとなぁ」
そう言って挑戦的な態度で返答をする。
これは戦うしかないのか…
それは少しまずい。
俺はさっきのロボット少年との戦いのせいで魔力をほとんど消費した。
軽威力のコードキャストも使えるのかという状態だ。
ほかのみんなも超能力を使ったりして満身創痍の状態。
この状態で勝つことは…
「あれ、もう一人ロボット送り込んだはずなんだが一体どこへ…ってうわっ!」
言葉を待たずに薙刀を持って飛び出したのは晴雨さんだ
そのまま追撃するが晴姫さんはその攻撃を軽々とかわし後ろへと跳ぶ
「何だよ晴雨~。いきなり攻撃するのはマナー違反だぞ!」
「…」
無言で返す晴雨さん。
まあ、あの事件の後一番怒っていたの晴雨さんだったからなあ
だが、どうやら晴雨さんはかなり体力が残っているようだ。
一人に負担をかけるのは心苦しいが今の俺たちが言っても足手まといになるサポートに集中するか。
しかし、さっき晴姫さんが言っていたもう一人のロボット少年は一体どこに…?
もしいたとしたら俺たちが戦わなければならないが。
俺の疑問に答えたのは何と晴姫さんだった
「ふむふむなるほど。晴雨アンタが倒していたのか」
その言葉に晴雨さんが驚愕の表情を見せる。
これには俺以外のみんながも驚いた。
晴雨さんは何もしゃべっていないから知りえることもできない。
晴雨さんが破壊したロボットの残骸でも見ていれば納得できるものだがさっきまでの様子では今気付いたような感じだ。
晴姫さんも超能力を持っているがそれはまた別の力だ。
それならどうやって知りえたのか。
みんなは動揺しているようだが…実は俺はこの秘密を知っている。
それが夏目家の盗まれた力の正体ということを
何故知っているのか。
それは俺があの現場にいたから…いいや今は考えている暇はない
「はあ、けど全員ちょっと面倒よね。仕方ないあんまり壊されるのは困るけど」
そう言って晴海さんは指を鳴らす
するとその場に2体のロボット少年が出てくる。
アリアたちは驚いたがこれが晴姫さん自身の超能力『座標移動《ムーブポイント》』だ。
これについても詳しくは後で話すが、この能力によって2体のロボット少年をこちらに持ってきたようだ。
しかしさらにまずいことになったな…
全員が疲弊している状態で新たな援軍それもなかなかの強さだ
これはまずいと思い俺も加勢しようと構えるが
「はぁああ!!」
晴雨さんの薙刀がロボット少年の一人を両断する
す、すごいな…
まさか一撃であのロボット少年を倒すとは
思えば晴海さんはめちゃくちゃ強かったのだ。それも俺がコードキャストを使って引き分けるほどに。
晴雨さんは薙刀を晴姫さんに向けて言葉を出す。
「私はこの家を…この家族を守ります。だからあなたの思い通りにはさせません」
薙刀を構え本来の名を口にする
「安倍晴明が子孫17代目 安倍晴雨 まいります!」
その声とともに強敵へと戦い出た
35弾終わりました。
オリキャラのスキルとかはこの章が終わったときにまとめてお話しします。
恋姫夢想さん、ミジンコドリームズさん、ナスカ級さん、ムッくんさん感想ありがとうございます。
意見・感想お待ちしています。