緋弾のアリア ~月を渡る前向きな武偵~   作:紫柳

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FGOリセマラ中…

私「タマモキャット来いやぁぁぁぁ!!」

マルタ(CV 早○ 沙織)

私「…ぐっ!」(リセマラ数十回目にしてようやく☆4が出たがタマモキャットではないことに少し萎えるけどcvがはやみんでリセマラランキングでもそこそこ高い順位を持っているからガチで悩んでいる図)


~数時間後~

私「まあ、今回は妥協してやろう」


というか召喚詳細で赤セイバーとかタマモとかブラドとかの名前がなかったけどこれってストーリー進めなければ当たらないんでしょうかと思いながらリセマラしていました。


第59弾 向かうべき場所

キンジは助けることができた。

すぐに助けに行ったこともあり海水もそこまですっていなかったみたいだ。

しかし、意識は深いところまで落ちたらしくそう簡単に目覚めることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

現在俺たちは武偵校近くの港で待っていた。

待っていたと言っても色々ある。

まずはキンジの回復である。

こちらはアリアとカナさんの問題を解決しなければならないため連れて行かなければならない。

まあ、そっちは白雪とレキさんに任せているから多分大丈夫だろう。

二つは行動手段だ。

アリアが連れ去られた今完全に敵の位置が不明になっている。

けどそこら辺は理子のおかげで何とかなった。

理子は何とアリアに発信機を仕掛けていたらしいのだ。

何でもこうなるかもしれないと予測できていたらしい。

そのことについて言及したかったが理子の表情を見ると止るしかなかった。

このことは三つ目の理由にもなるので後に回しておく。

その発信機からの情報でアリアたちは東経43度19分、北緯155度03分、太平洋、ウルップ島沖の公海にいることが分かった。

居場所が分かったのなら船とかですぐに向かえばいいだろうが並みの船では時間が足りないみたいなのだ。

それが三つめの問題である。

それは敵の正体だ。

どうも敵はまたイ・ウーの幹部らしい。

名をパトラ、それもクレオパトラの子孫らしかった。

多分カジノ会場から見た謎の少女の正体がパトラだったのだろう。

パトラは呪い関係に精通しているらしく何らかの目的でアリアを殺そうとしているらしい。

それであの場所でアリアに呪いを撃ったというわけだ。

実際にその呪いが理子にもかかったらしくその相貌の右目にはハートマークの眼帯が付けられていた。

そしてその呪いが二十四時間後に作用してアリアを殺そうとしていることを俺は知った。

多分アリアが撃たれたのが俺たちがカジノ会場から外に出たくらい。

そこから今の時間まで逆算してみると後20時間といったところだ。

それまでになんとか間に合わせなければならない。

しかし、移動手段がないのだ。

ヘリコプターでは無理だ。

ヘリでは海のど真ん中である目的地に着くまでに燃料が足りない。

道中にも中継ポイントが無いから空からの移動は無理だ。

船も不可能に近い。

海上というのもほとんどスピードが出ないのだ。

たとえ道中燃料を入れながら最速スピードで行ったとしても間に合わないだろう。

というかそのスピードが出るボートはこの港に用意されていないという現状だ。

空は駄目海上は駄目ときたら他はどこか。

 

それは海中である。

この港に潜水艦のような高級品があるのかと問われたら実際にあるのである。

すぐ近くにあると言うので実際に取りに行ってもらっているから待っているということなのだが…

 

「…!来た!」

 

大型のトラックが港に入ってくる。

俺たちの近くに止まると運転席と助手席の扉がほとんど一緒に開き人が出てくる

 

「あったぞ白野!これは大収穫だ!」

 

そう言って運転席から出てきたのは武藤。

こいつはその潜水艦となる物を運んでもらうため連絡を付けた。

一応俺たちの事情は伝えていないためほとんど無関係に近いがもう一人の助っ人がちゃんと説得してくれたのだろうか?

そう思っていたらその助っ人であり潜水艦の持ち主であるその人が助手席から声を上げる

 

「武藤!いいからさっさとオルクスを…おっと…」

 

そう言って助手席から降りようとしているのはジャンヌさんだ。

この人がその移動手段を持ってきた人なのだが…

ジャンヌさんはトラックから降りづらそうにしている。

結構大きなトラックな故に地面までにそこそこな高さがあるのだ。

そこを降りづらくしているのは…ああ、なるほど。

 

俺は急いでジャンヌさんに近づき

 

「大丈夫ですか?」

 

手を差し出す。

予想通りジャンヌさんの右足は包帯が巻かれていた。

それで降りづらそうにしていたため俺は肩を貸しに来たのだが

 

「………」

 

俺の手を見つめて動こうとしないジャンヌさん。

顔まで赤くしてどうしたのだろう?

 

「?急いでいるんでしょジャンヌさん。ほら」

 

そう言ってまた俺が手を前に出すと不承不承というように俺の手を取り体重を預けてくる。

体重を預けてくると言ってもジャンヌさん自身とても体重が軽いためそこまで苦労したわけではないが。

ゆっくり地面にまで下ろすとジャンヌさんは佇まいを正しトラックの中から松葉杖を取り出す。

 

「…ああ、その…助かった」

 

「どういたしまして」

 

俺が感謝の言葉を述べるがそれをおざなりにしてジャンヌさんはトラック後方へと歩みを進める。

…俺って嫌われているのか?

 

「…もてる男ってこういうところを言うんだね」

 

「?何言っているんだ?不知火」

 

俺は助手席を前に倒してやり武藤の助っ人である不知火に声をかける。

どうやら武藤も一人では手が回らないようで不知火を連れてきたらしい。

 

俺たちはトラックの後部へと移動すると武藤は後部扉を開く。

そこにはまるで魚雷の姿をした…というかこれって魚雷なんじゃないか?

しかしこれが潜水艦というのなら潜水艦なんだろうな

俺が不思議に思っていることに気づいたのかジャンヌさんから説明が入る

 

「この魚雷の形をしたものがオルクスだ。魚雷のような姿に見えるのも実際に魚雷から火薬などの弾頭を切り取ったものだからだ。この形がスピードを出すために最良の形であるためこのような形になったのだ。だから………」

 

…うん。そこから先はよく覚えていないです。

けど、嬉しそうに自慢するジャンヌさんはとてもかわいかったです。はい。

説明が終わったかと思うと武藤が動き出す。

どこからかクレーンを持ってきてオルクスを海面に下ろす。

どうもこれから色々と細工しなければならないらしいからまだ待たないといけないらしいが…

 

完全に手持ち沙汰である。

武藤と不知火は早速作業に取り掛かっており出払っている。

作業の邪魔をするのもいけないので待っているのだが何もしないというのは少し申し訳ない。

だから少しでも手助けをできればと思ったのだが

 

「岸波。お前は少し休んでいろ」

 

そう声をかけてきたのはジャンヌさんだ。

俺が動き出そうとするのを止めるように声をかけてくる

 

「いや、けどそうも言っていられないよ。これは俺たちの問題だ。なのに作業を人に任せて自分だけ休むのも筋違いだろうから」

 

しかし俺の言葉を聞いたジャンヌさんは溜息をついたと思うとまた喋り出す

 

「いや、本当はこれは私たちの問題だったのだ。問題児であった奴を野放しにしお前たちを巻き込んだ。言うなればお前たちはただの犠牲者にすぎなかったのだ。本来なら私たちが動かなければならないのに動きを封じられた。お前たちは私たちの尻拭いをさせているようなものなのだぞ。だから、せめてこういう時くらい働かせてくれ」

 

そう言ってジャンヌさんは頭を下げる。

…参ったなこりゃ。

俺が返答に困っているとオルクスの中から武藤が出てくる

 

「白野。俺たちにも任せてくれよ。お前たちが苦労していることは最初から知っていたんだ」

 

俺はその武藤の言葉に驚愕した。

こいつらにはイ・ウーのことに関しては何も喋っていないのだ。

ただでさえ国家機密であるイ・ウーのことをこいつらは察しているのかと考えたがさすがにそれはないだろう。

それならもうすでにイ・ウーに関して何らかのことが話されているはずなのだ。

ただ、こいつはアホでも察しはいいみたいだ。

 

「俺たちを巻き込みたくないのならそれでもいい。けど、俺たちを頼ってくれてもいいんじゃないか?」

 

そう言ってニッと笑うこいつは本当に何でもてないんだろうなと思った。

俺は少し納得いかなかったものの妥協しキンジ達のいる休憩所へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軽く仮眠をとっていると軽く叩かれまどろみから目覚める。

薄く目を開けると俺を起こしたのはレキさんのようだ。

俺は上体を起こし軽く伸びをする。

なんとなくキンジ達のいる部屋に入りたくなかったから硬い地面で寝ていたので少し体が固まっていたようだ。

体を少し揺らして筋肉を緩める動きをすると少し軽くなった気がする。

けど、これから狭い場所でながい間待たなければならないんだよなぁと思いながら腕を柔軟させているがレキさんがじーとこちらを見ている。

なんとなく気まずかったので話しかけてみることにした

 

「え、えっと…キンジはどうなっていましたか?」

 

「キンジさんは白野さんが目覚める三十分前に目覚めました。今は武藤さんたちによる説明を受けている途中です。もうすぐ終わるころだと言うので白野さんを起こしに来ました」

 

そうかキンジが先に起きたか。

時計を見るとアリアの残り時間が半分をきっていた。

 

「もう準備はできているのか?」

 

俺は少し早い口調で問いただす

 

「はい、説明も終わり間近なので白野さんを呼びに来ました」

 

そうか。ならば急がねば

俺はわかったと言葉をつなぎ早足で歩きだす。

今回オルクスで連れて行けるのは3人だと言われた。

本当は詰め込み機材などで2人までの予定だったが俺の電子手帳に限界までつぎ込んでなんとか3人で迎えるようにしてもらった。

それに乗るのは俺とキンジと白雪だ。

白雪なのはパトラが呪術関係の技を使うということなのでその道のエキスパートである白雪にお呼びがかかったのだ。

今回レキさんは連れていけない。

戦場の会場が船上だから狙撃手はデメリットが多すぎるからだ。

 

レキさんは黙々と俺のすぐ後ろをついてくる。

というかなんとなくレキさんが何か感情を見せているような気がする。

俺は少し首を後ろに傾けレキさんを見るとああ、と納得した。

そう言えばレキさんの前でこういった戦地に行くのは二回目だな。

その時俺に向けられた感情が今この時も向けられている。

俺は前を向き早足で歩きながら言葉を口にする

 

「絶対に俺は生きて帰ってくるから…安心してくれ」

 

ちょっと短すぎたかな?

そう思ったがレキさんも察してくれたようだった。

後ろから受ける思いも少し軽くなった気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ行ってくるよ」

 

「おう、気をつけてな」

 

武藤は俺たちが行くところは伝えていないが一応戦地へ向かうことはなんとなく察しているみたいだな。

機材などを積み本来は二人乗りになる予定だったオルクスはその追加機材が俺の電子手帳に入った今ちゃんと三人乗りとなっている。

前方に白雪、中盤にキンジ、後方に俺を置き出発の準備を進める。

前の席でキンジがポケットから砂時計を取り出した。

先ほどキンジから聞いたのだがこの砂時計がアリアの命の残り時間を指示していて全部の砂が落ちてしまうとその時は…

 

…砂は残り半分ほど残っている。なんとか間に合えばいいのだが…

キンジが砂時計をポケットに戻すと同時にオルクスのハッチが閉まる。

それと同時オルクスに主電源がつき皆が皆それぞれの準備に取り掛かる。

全ての準備が終わると同時海中に沈みながらオルクスはスピードを上げていく。

俺が船内で思ったことは絶対に間にあってくれよその一つだった。

 




59弾終わりました。
あの人たちは後3話ほどお待ちください!
ローレライの歌声さん、パラノイヤ(偽)さん感想ありがとうございます。
意見・感想お待ちしています。
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