10話(魔法科)
「いててててて!」
僕は目に付いたコンタクトを取ろうとしているが目にこびり付いて、剥がれない。
「本当に、どうしようこれ」
どうして僕がコンタクトを取ろうとしてこんなに苦しんでいるかというと、右目につけたカラーコンタクトが不思議な力で僕の目にくっついたからである。
「もう、魔法で消し飛ばそうかな?」
こんな無茶苦茶な考えが、思い付くほどに雪音はイライラしていた。
「本当に何でこのカラーコンタクトついたんだろ」
【生徒会室】
達也と、深雪と、僕が七草真由美に呼ばれて生徒会室に入る。
「いらっしゃい達也君、深雪さん雪音・・・ちゃん」
「わざとですよね?」
「え?何の事でしょうか?月詠雪音さん」
「僕は男です!」
「いいえ、制服が、男子用としても見た目が・・・」
「僕はおーとーこーでーすー!」
「はいはい、無限ループになるから、これ以上はやめておけ真由美」
「分かったわ摩利」
コホン、と声を出す真由美。
「隣から、渡辺摩利」
「よろしくな」
「その隣が、市原 鈴音、通称リンちゃん」
「そう呼ぶのは会長だけです」
「その隣があーちゃん通称中条 あずさ」
「会長!下級生の前であーちゃんはやめてくださいー」
(確かにこれは、あーちゃんだ。よし、敢えて、中条先輩でいいや)
「中条先輩よろしくお願いします」
「え?あっはいっ!」
「後もう一人居るのだけれど・・・これで、生徒会全員よ」
「私は違うがな」
「ここに深雪さんを呼んだ理由は、 毎年成績優秀者は生徒会長入って貰う事になっているの。強制ではないけれど
深雪さん入って頂けますか?」
「会長は、試験でのお兄様の成績をご存知でしょうか?」
「はい、平均点が約97点凄いですね」
「深雪ちゃんここで、いくら言っても、生徒会は一科生しか入れないんだよ。風紀委員は入れるけど」
「それよ!雪音君」
「は?」
「達也くんが風紀委員に入れば、定員も埋まるわよね?」
「あ、ああ、埋まるぞ」
えー、深雪が生徒会に入り、達也と僕が、風紀委員になりかけたところを服部刑部が達也が風紀委員になることに対し反論をして、模擬試合をする事になった。つまり、面倒くさい。
「ねー、深雪こんな勝負やる必要あるの?こんな相手が本気で達也を殺しにかかっても倒せないのに・・・」
「まあ、落ち着いて雪音、服部先輩はお兄様の力を試したいだけなのよ」
「あっ、そうだ!」
何かに気付くと僕は端末を取り出し泉美に連絡を取る。
『今日の夜ご飯何がいい?』とメールを送った。
「コホン、では、始め!」
「流石は達也だね」
服部先輩が、倒れていて、達也が服部先輩の後ろに立っていた。
「しょ勝者司波 達也!」
リンちゃん先輩が、色々と説明していたけれど、僕には、どうでも良いことだった。
「流石達也」
今月はもう一つ投稿するつもりです。