「七草の長女と婚約をして欲しいのですか宜しいですか?」
真夜が言う。
「嫌です」
僕はそれを即答で拒否する。
「そこを何とか」
「嫌です」
「どうしても」
「嫌です」
「結婚しないのは?」
「嫌でs、じゃなくてしませんから!」
「どうしてかしら?結構見た目はいいほうだと思うのだけれど」
と言いつ資料を渡してくる真夜。
「見た目は良いですけど性格が悪いかも知れませんよ?」
「・・・その辺りは保証するわよ」
(あれ?この子以外にいいかも)
「へぇ、七草の末っ子ねぇ」
「ん?何ですか?死にたいですか?」
僕は時津風を取り出し真夜首元に持っていく。
「へぇーこれが夜かーだけど」
真夜の夜が月により照らされる。
「僕の月には勝てませんからね」
「ふふふ、私が本気を出すとでも?」
「ちっ、やっぱりかぁ」
(あ、この子も)
「・・・君ロリコン?」
「どうしてそうなった?」
「だって七草の末っ子でしょうほら年下じゃない」
「はぁ良いですがお見合いだけですよ?」
はぁーどうして、こんな事になっの?。
数日前
「え?母さんそれ本当?嫌なんだけど」
「良いのよ、これが一番安全なんだから」
「どうして四葉に」
「貴方を四葉の味方にしておくと他のナンバーズが、狙ってこないのよ」
「確かにそうだね」
次の日
「・・・・何その服」
「何って見たら分かるでしょう貴方が着るの」
「嫌です」
「そこを何とか」
「不可能です」
「着ないのは?」
「嫌です」
「本当に?」
「はい」
「じゃあ着てね」
「え?」
僕は今までの会話を思い出す。
(あっ、着ないのは?って聞かれてた)
しょうがなくその服を着た。
「ねぇ、真夜さん本当にこれじゃないとダメかな?」
「良いじゃないそれで可愛いわよ」
「僕が求めてるのは可愛さじゃなくてかっこよさだから」
「そろそろ着くわよ」
「急に話題変えたよこのよんじゅムググググ」
真夜が口を押さえてくる。
「いい?それは口に出さないことね」
「真夜様着きましたよ」
葉山さんが伝える。
「そうですか、行くわよ雪音君」
「はぁ、わかりましたよ」
【和風な店】
「お姉さまここで何をするのでしょうか?」
「分かりません、ですが四葉が直々に伝えるという事は何かあるのでしょう。」
???と??が話していると、
ノック音がする。
「失礼します四葉真夜と」
「月詠雪音です」
「で、貴女達は何しに来たのですか?」
「ええ、そこの七草泉美ですか?」
「は、はい」
「七草家のとこの子を婚約させようと思ったのよ」
「この子?そこの雪音ちゃんのことでは無いですよね?」
真由美さんが言う。
「可愛くなんかないもん可愛くなんかないもん可愛くなんかないもん可愛くなんかないもん可愛くなんかないもん可愛くなんかないもん・・・・・・」
「・・この子は男ですよ?」
「え?・・・」
「かわいい」
「え!?」
泉美の言葉に真由美がビックリする。
今更だが、この店は会社の接待によく使われているので防音はしている、まあ、接待目的の人だけという訳でもない。
「目的は私ですか?」
真由美が言う。
「え?貴女何かに?この子を?」
真夜は鼻で笑うが、考え込む。
(そうよ、私は何のためにここにいると思ってるの?婚約なんて最初っから反対よ!この子の力はー)
「真夜さん、さすがにそれはひどいですよ?彼女動いてませんよ?」
「え?そ、そうね用があるのは妹の」
「い、泉美です」
泉美ちゃんが頭を下げて言った。
「あ、別に貴女達をとって殺 そうというわけじゃないわよ、簡単に言えば平和協定よ」
「そうですか、まあいいでしょう」
「お姉さま、私の婚約相手はこの子になるのですか?」
「そうなるわね、そうですね?真夜さん」
「そうよ」
真夜は肯定した。
「で?雪音は?」
「僕も良いと思いますよ?」
僕は目をキラキラさせながら言う。
「そう」
(ふふふ、ここで婚約しとけばやっと四葉から逃げられるよね?)
と、心の中で呟く雪音に対して真夜は。
(ど、どうしよう雪音君・・・よく考えたらやっぱり平和協定にしておいたほうが良いわね)
と、呟いた真夜だった。
そして泉美ちゃんは嬉しそうだった。