「ん?」
目を覚ましたら一面真っ白な空間に居た。
「ここ何処だ?」
混乱しながらも目を覚ます前の記憶を思い出してみた。
・・・回想中・・・
確か・・・夜中に目を覚まして暇つぶしに散歩に出かけて、ちょうど二本目の煙草に火をつけた時に道の真ん中を歩いていた猫に向かってトラックが突っ込んできた。
ああ、あの猫終わったな、なんて思っていたらいきなりトラックが俺の方に突っ込んできた。
ああ、終わるのは猫じゃなくて俺か~、なんてのんきな事を考えながら突っ込んでくるトラックを呆然と見ていた。
・・・回想終了・・・
「ここまでしか思い出せないあたり死んだのかね?俺」
「ちょうど思い出したか」
「!?」
いきなり後ろから声が聞こえて振り返ってみるとそこには、ありえないほどのイケメンな男が立っていた。
「ま、説明の手間が省けて助かったがな、しかし書類どおり存在が気持ち悪い奴だなお前」
確かに俺は周りによく存在が気持ち悪い奴だと虐められていたが・・・いきなり酷くないだろうか?。
「あんた誰だ?」
「はっ、俺様は俗にいう神様って奴だ、いきなりだがお前には転生してもらう」
「ちなみに拒否権は?」
「あるわけないだろ、神の言うことは絶対だ、お前には従うしか選択肢はねぇよ」
「はぁ、ちなみに転生場所は?」
「なにタメ口で聞いてんだよ、俺様は神だぞ」
なんてめんどうな神だ。
「私はどこに転生すればよろしいのですか?教えてください神様」
「はっ、敬語使うとさらに気持ち悪いなお前」
余計なお世話だ。
「お前が行くのは魔法少女リリカルなのはって作品だ」
リリカルなのは?名前なら聞いたことあるな、確か・・・話を聞くって理由で相手をオーバーキルで倒したり。
早く動くために服を脱いだり。
あとは、確か・・・狸が出てくる作品だった気がする。
「さて、お前には3回クジを引いてもらう。一つ目は容姿を決めるクジ、二つ目は能力を決めるクジ、最後は魔力のランクを決めるクジだ。説明した順にクジを引け」
仕方がないさっさとクジを引くか。
最初は容姿を決めるクジだったな。
「はい」
俺は適当に紙を選んで神様にクジを渡した。
「どれどれ、容姿は「めだかボックスの球磨川禊」か、お前にぴったりの容赦だな。ほら、さっさと次を引け」
いちいちうるさいな。と思いながら次のクジを引いて神様に渡した。
「能力はっと、「めだかボックスの大嘘憑き<オールフィクション>」か、ほう容姿と同じか、これもお前にぴったりだな。次でラストださっさと引きな」
クジを引いて神様に渡した。
「魔力は、・・・あはは、まさか魔力が「無し」と出るなんてな、これは球磨川の呪いか!?いや、あえてここは過負荷(マイナス)と表現するべきか?」
「ん?」
気が付いたら俺は球磨川禊の姿になっていた。
「気づいたか、容姿はもう球磨川になっている、ついでに大嘘憑き<オールフィクション>も使えるようにしておいた」
「みたいですね、ついでに喋り方も括弧付け変えますか」
『どうです?』『似合ってますか?』
「ああ、酷く気持ち悪いよ、大サービスであと3つ何か叶えてやるよ。能力や魔力に影響がある願いは無効だ、さっさと決めろ」
『じゃあ、一つ目は僕が愛煙してた煙草』『二つ目は一つ目に選んだ煙草が吸っても減らないように』『三つ目は家をください』
「わかった、決めるものは決めた。転生させるぞ」
『はい』『あ、その前に1ついいですか?』
「ああ、なんだまだ何かあんのか?はやくし、ぐぅ!?」
言葉を言い終える前に体に痛みが走っり、痛みが走った場所を見てみると体の真ん中に深々と螺子が刺さっていた。
「テ、テメェ何のつもりだ」
『何って』『念じたら螺子が出てきたから』『適当に投げたらたまたま神様に当たっただけですよ』『だから僕は悪くない』
言い終えた途端さらに、螺子を神に向かって投擲した。
『大嘘憑き<オールフィクション>神の存在をなかったことに』
『・・・・・・』『あれ?』
「馬鹿か?俺は神だぜお前程度の能力が効くかよ。転生させる前にお仕置きだ」
『ぐふっ!!』
言い終わると、神がものすごいパワーで球磨川を殴り飛ばした。
「フン、調子に乗るからだ。さっさと転生させるか」
球磨川が立ち上がった瞬間床から穴が出現した。
『ゴホッ、やっぱり勝てなかった』
そして、球磨川は穴に落ちて行った。
初めまして、七夜鬼一です。
これが処女作なので温かく見守ってくれたらうれしいです。
更新は学校とバイトの都合でかなり遅いと思います、すみません。