先に告知しておきます。この辺りから本格的に原作が変わり始めます。
今のところ予定している変更は「素良が遊勝塾に入らない」「ユートの生存及びランサーズ加入」「ストーリー上、意味を持つオリカの追加」です。
アニメ効果とOCG効果が異なるカードは基本的にアニメ効果を適用します。
例外もあります。(「DDD疾風王アレクサンダー」など)
それとネタバレが半端無い為、今回より次回予告は廃止します。すみません。
~前回のあらすじ~
赤馬についていった。以上
「ねえ、最近あらすじ適当になってない?」
「最初にやった時からこんなんだったような?」
「それもそうね。」
アリスとそんなメタい漫才をしながら歩いていたら、いつのまにか社長室に到着していた。
「入ってくれ」
零児に言われて入ってみたが・・・。いや、ホントに部屋デケェ。そして机しかない・・・。
「さて、こちらが持ちかけた会談である以上、先に発言させてもらっても構わないか?その代わり、私は偽りの回答と黙秘は禁止すると約束しよう」
お。以外と良い条件だ。流石アニキャラ中屈指の人格者だと思っていたのは案外間違っていなかったようだ。
「いいぜ。その条件乗った!」
「では、質問を始めよう」
「まず榊遊矢。君は『転生者』か?」
っ!?天才的な頭脳の持ち主だとは知ってたけど・・・。まさか俺の正体に気づくとはな。やっぱ、こいつには敵いそうにないな・・・。
「ああ、正解だ。やっぱすごいな零児。なんでバレたんだ?」
「なんのことはない。君がストロング石島とのデュエルで見せた戦術はプロをも凌ぐレベルのものだ。一朝一夕に獲得できるものではない。そして、君が見せた召喚反応はどれをとっても他次元のデュエリストに匹敵する大きさを持っていた。この2つの要素は少なくとも、君をただの民間人ではないと結論づけるに足るものだ。
そして、その進化が突然に起こったという要素も加味すれば君が転生者であるという仮説を立てるのはそう難しくない」
「なかなかのやり手ね、貴方。もしかしてだけど、私の正体も感づいてるの?」
この質問に対して、零児はこう答えた。
「2つの仮説が立っているが、まだ絞りこめていない」
「その仮説、聞かせてくれない?」
「ああ。まず1つは、サイコデュエリストなどの特殊な力を持つデュエリストである可能性。だが、この仮説は先ほどのセンターコート破壊の際、カードを使用していない事実からこの仮説はほぼ間違いだ。そして、もう1つ。私自身、半信半疑だが・・・。君が異世界の人間である可能性だ」
「正解よ。本当にたいした頭脳ね。貴方、一体何者なの?」
「ふっ、君も大概だと思うが。別の異世界人に会ったことがあるだけだ。遊城十代というな」
「あの遊城十代に!?HERO使いの!?」
「ああ。君も知っているのか?」
「ああ。」
話を聞く限り、零児はまだ子供だった頃に一度、次元を越えて旅をしていたらしい十代さんと大会の決勝で戦い敗北。その時に親しくなったらしい。すごく羨ましい。
「その時は、ただ強い人だとしか思わなかったがな。あのデュエルは今でも脳裏に焼き付いている」
「俺も会ってみたいな~!」
「有名な人物だったのか?十代さんは。」
「いや。強いて言うなら・・・世界を救った、英雄ってとこかな」
「ねえ、ここって貴方の会社が経営している塾なんですよね?床を破壊してしまったのだけれど・・・。弁償した方がいいですよね?」
アリスが、申し訳なさそうにそう言う。本当に嘘つかないな、アリスは。
「ああ。それについては構わない。状況は鑑みれば、非は完全にこちらにある。謝罪すべきなのは私のほうだ」
うわ、なにこのイケメン。
「有難うございます」
「私に対しては敬語でなくても構わないぞ。アリス・マーガトロイド」
「なら、私のことも名前で結構よ、零児君」
「俺のことも遊矢でいいぜ!」
「そうか、ならよろしく頼むぞ、遊矢、マーガトロイド」
アリスのことは名前で呼ばないんだな、零児。
「なあ、零児。ひとつ頼みがあるんだけど」
「なんだ。遠慮なく言ってみろ。」
「俺とアリスの正体は秘密にしてくれないか?」
「ああ、わかった。マーガトロイドのことは引っ越してきた一般人として扱えばいいんだな?」
「おう!その代わりと言っちゃなんだけど、Pカードの開発手伝おうか?」
「いいのか?」
「勿論!経験者の意見は尊重するもんだぜ」
「では、これからよろしく頼むぞ。遊矢、マーガトロイド」
「ああ!」「ええ。よろしくね、零児君」
~それから2日後~
ついに、レオコーポレーション製Pカードが完成した!!
「そんな大層なものじゃないでしょ、これ。」
そう言うアリスが持っていたのは2枚のPカード。
「ペンデュラム召喚は、デュエルに必ず革命を起こす。カードの完成は大いに価値のある一歩だといえる。最も、これで完成したといえるかは微妙だがな。しかし、対戦相手についてはこちらで手配しておいた。」
「やっぱ、手際良いな。で、対戦相手って誰だ?」
「やっほー、僕、紫雲院素良!見てたよ、君たちのデュエル!」
「沢渡との試合をみてたのか?」
「うん」
「先日から私の弟子になりたいと、再三繰り返してくるのでな。デュエルで決めることにしたのだ。ペンデュラムの試験も兼ねてな」
「ペンデュラム!?なにそれ、すっごい面白そう!」
そう言いながら零児はセンターコートに移動した。(無論、床の修理は終わっているが)
「君が勝てば、私は君の師となろう。ただし」
「僕が負けたら弟子入りを諦めるんでしょ。わかってるって」
「ならいいだろう。アクションフィールドの選択は君に任せる」
「じゃあ、お菓子いっぱいのフィールドで!」
「中島」
零児がそうカメラ越しに指示を出すと、
「はい!アクションフィールド発動『スウィーツ・アイランド』!」
たちまち、センターコートがお菓子の国に変わる。どうやって質量与えてるんだろうな。まあ、今はデュエル観戦に集中するか。
零児「戦いの殿堂に集いしデュエリスト達が、モンスターとともに地を蹴り、宙を舞い、フィールド内を駆け巡る!」
素良「見よ、これぞ、デュエルの最強進化系、アクション・・・」
素&零「デュエル!」零児LP 4000VS素良LP 4000
素「僕のターン!『魔法カード『トイポット』を発動!手札1枚をコストにデッキから1枚ドロー。そして、そのドローカードを確認して『ファー二マル』モンスターだったら手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できるカードさ!」素良のフィールドに出現したガチャマシンに手札から生成されたコインが入る。そして、カプセルが開き、中から愛らしい犬のモンスターだった。
「よし、当たり!僕は『ファー二マル・ドッグ』を特殊召喚!」DEF 1000
「そして、『ファー二マル・ドッグ』の効果でデッキから『ファー二マル・ベア』を手札に加える!」
「そして僕は、手札1枚をデッキの上に戻して墓地の『エッジインプ・シザー』を蘇生させる!」
「僕のデッキも最初っから本気みたいだね。魔法カード発動『融合』!『ファー二マル・ベア』と『エッジインプ・シザー』を融合!悪魔の爪よ!野獣の牙よ!今一つとなりて新たな力と姿を見せよ!融合召喚!現れ出ちゃえ、すべてを切り裂く戦慄のケダモノ、『デストーイ・シザー・ベアー』!!」ATK 2200
「カードを1枚セットしてターンエンドだよ」
素良 LP 4000
手札 0
フィールド 『デストーイ・シザー・ベアー』 ATK 2200
『ファー二マル・ドッグ』 DEF 1000
『トイポット』
セット×1
零「なかなかのタクティクスだな、私のターン、ドロー!」
「私は手札より『地獄門の契約書』を発動。このカードは自分のターン毎に1000のダメージを受けるが、自分ターンに1度デッキから『DD』モンスターを手札に加えるカードだ。私はデッキから『DDリリス』を手札に加える」
「永続魔法『魔神王の契約書』を発動!このカードは私のターンに1000のダメージを受けるが、ターンに1度『DD』融合モンスターの融合召喚を可能とするカード。私は手札の『DDリリス』と『DDケルベロス』を融合!
自在に形を変える神秘の渦よ。異形の神を包み込み、今ひとつとなりて新たな王を生み出さん!融合召喚!生誕せよ!『DDD烈火王テムジン』!」ATK 2000
「バトルだ!『烈火王テムジン」で『ファー二マル・ドッグ』を攻撃!ファイヤー・ストローク!」
「カードを2枚セットし、ターンエンドだ。」
素良 LP 4000
手札 0
フィールド 『デストーイ・シザー・ベア』ATK 2200
『トイポット』
セット×1
零児 LP 4000
手札 1
フィールド 『DDD烈火王テムジン』ATK 2000
『地獄門の契約書』、『魔神王の契約書』、セット×2
素「僕のターン、ドロー!リバースカード『融合準備』を発動!エクストラデッキの『デストーイ・チェーン・シープ』を公開し、デッキから『エッジインプ・チェーン』、墓地から『融合』を手札に加える!」
「僕は『融合』で手札の『エッジインプ・チェーン』と『ファー二マル・シープ』で融合召喚!現れ出ちゃえ!すべてを封じる鎖のケダモノ!『デストーイ・チェーン・シープ』!」ATK 2000
「バトルだ!シザー・ベアでテムジンを攻撃!」
零「リバースカード発動!『戦乙女の契約書』。相手ターンのみ自分のDDモンスターの攻撃力を1000アップする!」『DDD烈火王テムジン』ATK 2000→3000
素「な!?」
零「迎撃しろ、テムジン!ファイヤー・ストローク!」
素「ぐっ・・・」LP 4000→3200
零「エンドフェイズにリバースカード、オープン!『契約洗浄』!自分フィールドの『契約書』を全て破壊して、その枚数だけカードをドロー!」手札 1→4
素「くっ。僕はこれでターンエンド・・・」
素良 LP 3200
手札 0
フィールド 『デストーイ・チェーン・シープ』ATK 2000
『トイポット』
零児 LP 4000
手札 3
フィールド 『DDD烈火王テムジン』ATK 2000
零「中島、データ観測の準備をしろ。」「はっ!」
「私はスケール 1の『DD魔導賢者ガリレイ』と
スケール10の『DD魔導賢者ケプラー』でペンデュラムスケールをセッティング!わが魂を揺らす、おおいなる力よ、この身に宿りて闇を引き裂く新たな光となれ!ペンデュラム召喚!!紅き星に導かれし王『DDD覇龍王ペンドラゴン』!、『DDケルベロス』!」
『DDD覇龍王ペンドラゴン』ATK 2600
『DDケルベロス』 ATK 1800
「そしてこの時、『DDD烈火王テムジン」の効果が発動!このカード以外の『DD』モンスターが特殊召喚に成功したとき、自分の墓地から『DD』モンスター1体を特殊召喚する。蘇れ、『DDリリス』!」
『DDリリス』DEF 2100
「私は『DDリリス』と『DDケルベロス』でオーバーレイ!!この世の全てを統べるため、今 世界の頂に降臨せよ!エクシーズ召喚!生誕せよ!ランク4!『DDD怒濤王シーザー』!」ATK 2400
「私は『DDD覇竜王ペンドラゴン』の効果発動!手札を1枚捨てることで相手フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊して、このカードの攻撃力を500アップする!
ガリア・マーリネス!」ATK 2600→3100
ア「すごい・・・。」
遊「ああ。これが零児の実力か・・・。
零「バトルだ!『DDD怒濤王シーザー』で『デストーイ・チェーン・シープ』を攻撃!」
素「ぐ、あああ!」LP 3200→2800
零「『DDD覇竜王ペンドラゴン』でダイレクトアタック!怨炎のアイリッシュ・デスバースト!」
素「ぐわああああ!」LP 2800→-300
「私の勝ちだ、紫雲院素良」
「そうだね。弟子入りは諦めるよ、零児「さんをつけろ」
「零児さん」
素良は渋々といった様子で帰っていった。
その直後、
「君達に渡したいカードがある」
そういって零児はカードを俺達に渡してきた。
俺には「DDD覇竜王ペンドラゴン」、アリスのは意味不明の言語で書かれたカードだ・・・。
「零児、このドラゴンは!」
「元々君に提供するつもりで開発したカードだ。この2枚のペンドラゴンには特殊なデータチップが埋め込んである。このカードをディスクをセットすれば、LDSのホットラインを通じていつでも私に繋がる。」
「おお、サンキュー!」
「ねえ。私に渡したこのカードは?絵柄が無いし、第一、何このテキスト?」
アリスの唇が言葉を紡ぐ。
「我が主たるもの、我が名を読み取り眠りを妨げよ。」
その時、カードが光を放ち、文字が浮かび上がる。
「DNo.32」
デゥームナンバーズ!?
普通のナンバーズとはどこか違う、でも本来の歴史にこんなカード存在しなかった・・・。
俺が転生したことと何か関係あるのか?でも、まだ数字だけで名前もイラストも無い・・・。まだ、半覚醒状態ってことか?
まずは
「アリス!なんで、そのテキスト読めるんだ?」
「な、なんとなくよ・・・。」
アリスもよくわかってないのか。
「やはり、そのカードに選ばれたデュエリストにしか解けない封印だったようだな。君に託して正解だったというわけだな、マーガトロイド。私も引き続き研究を進める」
「なんだか、嫌な予感がするわ・・・」
アリスは心配そうだ。
「心配すんな!いざとなったら俺が守ってやる!」
「ふふっ。じゃあお願いするわね」
アリスの笑顔、プライスレス
遊「今回は零児と素良のデュエルだったな。」
ア「強かったわね、零児君・・・。」
遊「流石原作屈指の実力者だな・・・」
遊「それじゃ、また次回!」
ア「お楽しみはこれからよ!」