今回はミエル対ユートです!
テストも近くなってきましたがお構い無し。大丈夫か、こいつ・・・。まぁいいか。
それでは、どうぞ!
暗い部屋。カードが並べられたテーブルを凝視している者がいた。
フードをかぶっているため、顔は見えない。背の低さと仕草を見るに少女だろう。彼女は息を吸うと、テーブルの上から1枚のカードを引いた。
『アルカナフォースVI-THE LOVERS』
恋人を司るカードである。
「明日のデュエル・・・私に、運命の人が現れるっ!」
鼻血を出しながら、少女は呟いた。
◇ ◆ ◇
翌朝。
「ユート。今日試合だな、頑張れよ!」
「ああ。それと隼はもう試合にいったぞ。時間が早かったらしい」
「そっか・・・あいつの試合観たかったんだけどなぁ」
「チャンピオンシップで観られるわよ」
「そうだな。いくか、ユート、アリス!」
「ああ」
「ええ!」
地図に従っていくと、真っ黒な洋館が現れた。門までついたご大層なやつである。
「海野占い塾」。今回の試合会場だ。
「悪趣味な館だな」
「紅魔館に比べればマシじゃない?」
「隣近所の人たちはどう思ってんだろうな・・・」
こんな感じの三者三様の感想を述べながら、俺達は塾の中に入る。
「お待ちしていましたよ、ユート君!」
「ああ。待たせたようだな」
「いえいえそれほどでも。では、早速始めましょうか!」
「よし!頑張れよユート!」
とりあえず、俺とアリスは遊勝塾の面々と共に観客席に移動する。
中央の舞台でミエルとユートが相対する。いよいよ始まるな、儀式対エクシーズ!
「あなたがミエルの対戦相手?」
「ああ。俺はユート。君は?」
「方中ミエルよ。私の占いでは、あなたが私の運命の人だって出てるのよ!」
「運命か・・悪いが俺はあまりオカルトは信じない性質なんだ」
『あのガキ、本物の運命力を持ってるぜ。未来を見通す力か・・・面白いデュエルになりそうだなぁ!』
「引っ込んでろ、ミスト。俺の運命は自分で決める」
「たくましい!それでこそ私の運命の人!でも、誰と話してるの?」
「いや、何でもない・・・。とりあえず、楽しいデュエルにしよう!」
「ええ!始めましょう!」
「アクションフィールド、オン!フィールド魔法『フォーチュンテラー』!」
「戦いの殿堂に集いしデュエリスト達が!」
「モンスターと共に地を蹴り、宙を舞い!フィールド内を駆け巡る!」
「見よ、これぞデュエルの最強進化系!アクショ~ン、デュエル!!」
ミエル LP 4000
ユート LP 4000
ミ「ミエルのターン!モンスターをセットし、カードを1枚伏せてターンエンド!」
「なんだ、あのモンスター?」
「セットモンスターだよ。裏側守備表示で召喚された、リバースするまで正体のわからないモンスターだよ」
子供たちは疑問を呈している。この街ではセットすら珍しいのか・・・。解説するタツヤが嬉しく思える。
ミエル LP 4000
手札 3
場 セット×1
セット×1
ユ「俺のターン!来い、『幻影騎士団ファントムナイツラギットグローブ』!」ATK 1000
「俺のフィールドにレベル3の『幻影騎士団』モンスターがいる時、こいつは特殊召喚できる!『幻影騎士団サイレントブーツ』!」ATK 200
「俺はサイレントブーツとラギットグローブでオーバーレイ!戦場に倒れし騎士たちの魂よ。今こそ蘇り、闇を切り裂く光となれ!エクシーズ召喚!現れよ!ランク3!『幻影騎士団ブレイクソード』!」ATK 2000
「『ラギットグローブ』をエクシーズ素材にしたモンスターは攻撃力が1000上昇する」
『幻影騎士団ブレイクソード』ATK 2000→3000
ユ「バトル!ブレイクソードでセットモンスターを攻撃!」
ミ「『占術姫コインノーマ』のリバース効果発動!手札・デッキからレベル3以上のリバースモンスターをセットする!ミエルは2体目の『コインノーマ』をセット!」DEF 1400
ユ「カードをセットしてターンエンドだ」
ミエル LP 4000
手札 3
場 セット×1(『占術姫コインノーマ』)
セット×1
ユート LP 4000
手札 3
場 『幻影騎士団ブレイクソード』ATK 3000 ORU 2
セット×1
ミ「ミエルのターン、ドロー!」
「『占術姫コインノーマ』を反転召喚して、リバース効果を発動!デッキから『占術姫アローシルフ』をセットするわ!」
「そしてコインノーマをリリースして、モンスターをセット!ミエルはこれでターンエンドよ」
ミエル LP 4000
手札 3
場 セット×2(内1枚『占術姫アローシルフ』)
セット×1
ユート LP 4000
手札 3
場 『幻影騎士団ブレイクソード』ATK 3000 ORU 2
セット×1
ユ「俺のターン。バトル!『ブレイクソード』で『占術姫アローシルフ』を攻撃!」
ミ「通さないわ!リバースカード『黒猫の睨み』!相手モンスターの攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了させる!」
ミエルのカードから十三匹の黒猫が現れる。なんかすげー不吉な雰囲気がする・・・。それは他の連中も同じだったようだ。
「なんかしびれるくらい怖いぜ・・・」
「十三匹・・・ユート、あなたとてつもない災難が迫ってる。今すぐサレンダーしないと命が危ないわ!」
「気遣いはありがたいが・・・俺は一度始めたデュエルを投げ出す気はない。俺はカードを3枚セットしてターンエンドだ」
ミエル LP 4000
手札 3
場 セット×2(内1枚『占術姫アローシルフ』)
ユート LP 4000
手札 0
場 『幻影騎士団ブレイクソード』ATK 3000
セット×4
ミ「ミエルのターン。『占術姫アローシルフ』と『占術姫クリスタルウンディーネ』を反転召喚して、その効果で『聖占術姫タロットレイ』と『聖占術の儀式』をデッキから手札に加えるわ!」
ユ「儀式召喚・・・まだ使えるデュエリストがいたのか」
ミ「どういう意味?」
ユ「俺の故郷では使ってるデュエリストは殆どいなかったからな」
ミ「マイナーだからって侮ると痛い目見るわよ!『聖占術姫の儀式』を発動!レベル5のクリスタルウンディーネと、レベル4のアローシルフをリリース!全てを見通す太古の巫女よ。古の秘術によりて今よみがえれ!儀式召喚!レベル9!『聖占術姫タロットレイ』!」ATK 2700
ミ「タロットレイの効果発動!選択したモンスターを裏側守備表示にするわ。私は『幻影騎士団ブレイクソード』を選択!フルスリープ!」
「タロットレイで『幻影騎士団ブレイクソード』を攻撃!」
ユ「俺は破壊された『ブレイクソード』の効果発動!このカードのORUとなっていたモンスターをレベルを一つ上げて特殊召喚する」
『幻影騎士団ラギットグローブ』レベル3→4
『幻影騎士団サイレントブーツ』レベル3→4
ミ「『聖占術姫タロットレイ』の効果で墓地の『占術姫コインノーマ』をセットするわ。カードを2枚セットして、ターンエンド」
ミエル LP 4000
手札 2
場 『聖占術姫タロットレイ』ATK 2700
セット×1(『占術姫コインノーマ』)
セット×1
ユート LP 4000
手札 0
場 『幻影騎士団サイレントブーツ』ATK 300
『幻影騎士団ラギットグローブ』ATK 1000
セット×4
ユ「俺のターン、ドロー!サイレントブーツとラギットグローブでオーバーレイ!漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今、降臨せよ!エクシーズ召喚!現れろ!ランク4!『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』!」ATK 2500
「『ラギットグローブ』の効果でダーク・リベリオンの攻撃力を1000アップさせる」
『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』ATK 2500
ユ「『クリバンデット』を召喚」ATK 1000
「『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』の効果発動!ORUを1つ使い、相手フィールドのレベル5以上のモンスター1体の攻撃力をエンドフェイズまで半分にして、その数値を自らに加算する。トリーズン・ディスチャージ!」
『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』ATK 3500→4850
『聖占術姫タロットレイ』 ATK 2700→1350
ユ「バトル!ダーク・リベリオンで『聖占術姫タロットレイ』を攻撃!反逆のライトニング・ディスオベイ!」
ミ「『聖占術姫タロットレイ』の効果発動!『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』を裏側守備表示にするわ!フルスリープ!」
ユ「それを待っていた。カウンター罠『闇の幻影』!自分の闇属性モンスターを対象とするカード効果の発動を無効にして破壊する!」
ユートのカードから黒い霧が溢れ、その中に潜んでいた騎士がタロットレイを切り裂いた。
ユ「バトルを巻き戻し、ダーク・リベリオンでセットモンスターを攻撃!トリーズン・ディスチャージ!」
ミ「『占術姫コインノーマ』のリバース効果発動を発動するわ!デッキから『占術姫アローシルフ』をセット!」
ユ「『クリバンデット』の効果発動!召喚したターンのエンドフェイズ時に自身をリリースすることで、デッキから5枚のカードをめくり、その中の魔法・罠カード1枚を手札に加える。そして残りは墓地へ送る」
めくられたカード
『幻影騎士団ダスティローブ』
『幻影騎士団シャドーベイル』
『ブレイクスルー・スキル』
『幻影死槍』
『RUM-シャドー・フォース』
ユ「俺は『RUM-シャドー・フォース』を手札に加えて、ターンエンドだ」
ミエル LP 4000
手札 2
場 セット×1(『占術姫アローシルフ』)
セット×1
ユート LP 4000
手札 1(『RUM-シャドー・フォース』)
場 『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』ATK 3500 ORU 1
セット×3
ミ「ミエルのターン、ドロー!墓地の『聖占術の儀式』を除外し、デッキから『聖占術姫タロットレイ』をサーチする」
「そして『占術姫アローシルフ』を反転召喚して、『聖占術の儀式』をサーチするわ」
「そして、そのまま発動するわ!手札のクリスタルウンディーネと場のアローシルフをリリースする。全てを見通す太古の巫女よ。古の秘術によりて今再びよみがえれ!儀式召喚!レベル9!『聖占術姫タロットレイ』!」ATK 2700
「そして『死者蘇生』を発動し、1体目のタロットレイを呼び戻すわ!」
タロットレイが2体!?本当に占術姫シャドールじゃなくて良かった・・・。
ミ「タロットレイの効果発動!フルスリープ!」
「バトルよ!タロットレイでダーク・リベリオンを攻撃!」
ユ「すまない・・・」
ミ「もう1体のタロットレイでダイレクトアタックよ!」
ユ「墓地の『幻影騎士団シャドーベイル』の効果発動!相手の直接攻撃宣言時、墓地からモンスター扱いで特殊召喚できる!」DEF 300
ミ「でも攻撃は続行できるわ!いって、タロットレイ!」
ユ「リバースカード、オープン!『くず鉄のかかし』!相手モンスターの攻撃を無効にして、再びセットされる」
ミ「厄介なカードね。2体のタロットレイの効果で『占術姫コインノーマ』、『占術姫アローシルフ』をセットするわ。これでターンエンド」
ミエル LP 4000
手札 1
場 『聖占術姫タロットレイ』ATK 2700
『聖占術姫タロットレイ』ATK 2700
セット×2(『占術姫コインノーマ』、『占術姫アローシルフ』)
セット×1
ユート LP 4000
手札 1(『RUM-シャドー・フォース』)
場 『幻影騎士団シャドーベイル』DEF 300
セット×3(内1枚『くず鉄のかかし』)
ユ「俺のターン!俺は『貪欲な壺』を発動!墓地の『ダーク・リベリオン』、『ブレイクソード』、『ラギットグローブ』、『サイレントブーツ』、『クリバンデット』をデッキに戻し、2枚ドロー!」
「そして墓地の『ブレイクスルースキル』を除外してタロットレイの効果を無効にする。そして『禁じられた聖杯』を発動。もう1体のタロットレイの効果も無効にする。ただし、攻撃力は400上昇する」
『聖占術姫タロットレイ』ATK 2700→3100
ユ「『幻影騎士団ダークリング』を召喚!」ATK 0
「『ダークリング』は自分フィールドの闇属性モンスターのレベルを2つ下げることで、デッキから更なる『ダークリング』を特殊召喚できる」
『幻影騎士団シャドーベイル』レベル4→2
ユ「俺はダークリング2体と、シャドーベイルでオーバーレイ!現れろ、No.96!漆黒の闇よりの使者!ランク2!ブラック・ミスト!」ATK 100
『一暴れしてやるかァ!始めようぜ、ユートぉ!』
ユ「ああ!速攻魔法『RUM-シャドー・フォース』!この効果でエクシーズモンスターを一つ上の次元へと進化させる!現れろ、CNo.96!混沌なる漆黒の風と共に舞い降りよ!ランク3!ブラック・ストーム!」ATK 1000
ミ「なに、このエクシーズモンスター・・・とても深い闇を感じる・・・」
ユ「ちょいとわけありのカードでな。バトル!ブラック・ストームでタロットレイを攻撃!」
ミ「リバースカード『黒猫の睨み』!バトルフェイズは終わりよ!」
ユ「同じ手は喰わない!墓地の『
ミエル LP 4000→3900
ユ「リバースカード、オープン!『ハーフ・シャット』!相手モンスター1体の攻撃力を半分にして、このターン、戦闘では破壊されなくする!」
『聖占術姫タロットレイ』ATK 3100→1550
ユ「そして、『ブラック・ストーム』の効果発動!CORUを使うことで、相手モンスターの攻撃力を0にして、その元々の数値を自身に加える!カオス・ゲイン!」
『聖占術姫タロットレイ』 ATK 1550→0
『CNo.96ブラック・ストーム』ATK 1000→3700
ユ「リバースカード、『幻影騎士団シャドーベイル』!自分モンスターの攻撃力が300アップする!」
『CNo.96ブラック・ストーム』ATK 3700→4000
ユ「やれ!ブラック・ストーム!ストーム・ミラージュ・ウイップ!」
ミ「これが・・・私の、ダーリン・・・!」LP 3900→0
勝者 ユート
「やったな、ユート!これで6連勝達成だろ!」
「ああ。ありがとう。遊矢、アリス」
その時。ミエルが突如、ユートにしがみついた。
「ダ~リ~ン!!」
「ど、どうした!?」
「昨日占いに出てたの。明日私は運命の人と戦うって!そして、今のデュエルで確信したわ。あなたがミエルの運命の人だって!!」
どうやらユートは女難があるみたいだな。
「ご苦労様」
「ユート、ミエルちゃん。お幸せにね!」
遊「隼も勝ったらしいぜ」
ア「それなら後は、遊矢の一戦だけね」
遊「ああ!誰が相手でも絶対勝つ!」
ア「その調子よ!がんばって!」
遊「おう!それじゃ、また次回!」
ア「お楽しみはこれからよ!」