遊戯王ARC-V 双色の眼を操りし者   作:ふりかけの巫女

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皆さん、2015年はどんな年でしたか?私は結構幸せでした。
急遽仕上げた特別篇なので、適当極まりない作りですが、新年初笑いに使っていただければ幸いです。(無理だろうけど)

それでは、どうぞ!


特別編 ハッピーニューイヤーズデイ!

「あ~、なんで年末なのにこんなに暇なんだよ」

「本当にね。去年の年末はもうちょっと盛り上がってた気がするけど」

 

今日は12月31日。世間でいう大晦日である。去りゆく年を惜しみ、やってくる新しい年を迎えるための日・・・の筈なのだが。俺達4人は何故かやることもなく、手持ち無沙汰に過ごしているのだ。

 

「洋子さんも今日は帰ってこないと言っていたしな」

「は!?なんだそれ、初耳だぞ?」

「なんでも、未知夫の塾の年越しパーティーに行くと言っていたぞ」

「まじかよ、なにやってんだ母さん・・・。柚子は塾長と富○山に初日の出観に行くって言ってたしな~。権現坂は実家で除夜の鐘着いたりするらしいし、入れてもらおうかな」

 

ピリリリリリ。停滞した空間に、着信を告げる電子音が響き渡った。

 

「ん、メール?誰からだ・・・、って、おい!」

「どうしたの遊矢?」

「どうしたもこうしたも無いよ。見てくれよ、これ」

「えっとなになに・・・。って、これ作者からのメールなの?」

「とりあえず、開いてみればいいだろう」

「おお、隼。なにやってたんだ?」

「デッキの調整だ」

「ま、お前はそうだよな」

 

隼の融通のきかなさに呆れつつ、メールを開いた。

 

『拝啓 遊矢ん家の皆さん

年末エンジョイしてますか?もし暇だったら連絡ください。 BY 暇すぎて死にそうなふりかけより』

 

「・・・なにやってるのよ、あの駄作者」

「とりあえず電話掛けようか・・・」

「いいと思うぞ、暇だしな」

「俺も同意見だ」

 

とりあえず俺は、作者の電話番号をコールする。

 

「おーい、どうしたんだ作者?」

「おお、遊矢!暇だったのか!じゃあ俺ん家で年越さない?」

「ああ、まぁいいけど。どうやってそっちいくんだ?」

「大丈夫だ、問題無い。今からそっちに行くから」

「は!?って切れてるし・・・」

「すぐ来るって・・・、あれ?」

 

その時。リビングの虚空に亀裂が入る。そして、作者が飛び出してきた!

 

「俺、参上!」

「ネタが古いわ。何年前のだよ、それ。そんでどうやってここに来たんだ?」

「『次元の裂け目』使った。このデュエルディスク、一般人でもカードを実体化させられるんだよ。プロトタイプだから安かったしね」

 

そう言ってふりかけは自分の腕に着いていた機械を指さす。なんか近未来的な銀色のブレードに、赤いスリットが入っている。すごく、かっこいいです・・・!

 

「は?なんだよ、そのインチキディスク!?いくら位で売ってたんだ?」

「500人民元」

「なんで、そんな単位なのよ。それ円に換算していくら?」

「確か1万円位?ま、ぶっちゃけノリでしょ。じゃ、いこうか。『次元の裂け目』発動!」

 

カードがディスクにセットすると、ディスクのスリットが激しく発光する。そして、少しの風と共に次元の裂け目が開いた。

 

「凄いものだな・・・。ハートランドにもこんな技術は無かったぞ」

「おじゃましまーす」

「お邪魔するわね」

 

驚くことでもないが、家はごく普通だった。まぁなんか段ボールが大量に放置されてるけど。

 

「年越し行事は何をするんだ?」

「いい質問だな、隼。じゃあ「おい!」どうしたの、遊矢?」

「決まってるだろ!紅白か、ガ○の使い観る」

「それは後でな。まだ始まってないし。遊矢、そこの炬燵入って」

「いいけど・・・。なんでだ?」

「すぐにわかるさ、さぐにな。遊矢!そこの炬燵に入るがいい!」

「なんで炬燵なの?」

 

アリスの疑問を尻目に、俺は炬燵に入る。それを確認したふりかけは自分も横に置いてあった炬燵に入り、壁にあったボタンを押した。その途端、炬燵にスリットが走って・・・、変形したぁ!?

いくらなんでも炬燵がDホイールに変形するとか有り得ないだろぉ!メタ次元、どんだけ発達してるんだよ!?

 

「なんなのよ、あれ・・・」

「なんだ、あの炬燵は・・・」

「わからない。少なくとも俺の知っている炬燵では無いな」

 

「あ、忘れてた。今回はこのストラク使って」

「は?なんだこれ」

 

ふりかけが投げ渡してきたのは、未開封のストラクだった。『メタ次元名物!行事ストラクチャーデッキ 正月編』。なんだ、この使えない感じ・・・

 

「俺はクリスマス編使うわ。じゃ、始めるぞ!アクションフィールド、オン!フィールド魔法『スピード・ワールド・イグニッションα』発動!」

 

『スピード・ワールド・イグニッションα』

フィールド魔法

①このカードがフィールドゾーンに存在する限り、1ターンに1度、アクションカードを手札に加えることができる。

②お互いのプレイヤーは手札のフィールド魔法カードを永続魔法扱いで発動できる。(この効果で発動できるのはお互いに1枚まで)

③お互いのプレイヤーはお互いのスタンバイフェイズ時に1度、 自分用スピードカウンターをこのカードの上に1つ置く。(お互い12個まで)

④自分用スピードカウンターを取り除く事で、以下の効果を発動する。

●4個:自分の手札の「Sp」と名のついたカードを公開し、その枚数×800ポイントダメージを相手ライフに与える。

●7個:自分のデッキからカードを1枚ドローする。

●10個:フィールド上に存在するカードを1枚破壊する。

 

『デュエルモード、オン。オートパイロット、スタンバイ』

 

「なんだこのスピード・ワールド!?思いっきりオリカじゃねぇか!」

「うん。シンクロ次元編入ったら使おうと思ってるんだよ。で、調整とかについて感想貰う為に試用してみようと」

「その為だけに炬燵でライディングデュエルすることにしたのか・・・。そして、地味に庭にサーキットあるんだな」

「この為に調整したのさ。いくぞ、遊矢!ライディングデュエル!」

「アクセラレーション!」

 

ふりかけ LP 4000

遊矢   LP 4000

 

ふ「俺の先攻!今年最後にかましていくぜ!フィールド魔法『ホーリーナイト・ツリー』を発動!」

 

サーキットに飾り付けられたツリーが生えてきた。

 

ふ「俺は『聖夜の雛』を召喚して効果を発動!このモンスターは自身をリリースすることで、あるモンスターを呼び出せる!」

遊「まさか!?」

ふ「そう、そのまさかだ!現れろ、『真紅鼻の馴鹿龍(レッドノーズ・レインディアドラゴン)』!」ATK 2400

 

『聖夜の雛』

星1/闇属性/ドラゴン族/攻0/守0

①このカードをリリースして発動できる。手札の『真紅鼻の馴鹿龍』を特殊召喚できる。

 

真紅鼻の馴鹿龍(レッドノーズ・レインディアドラゴン)

星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000

聖なる夜に祝福を運ぶトナカイとも龍ともつかないサンタの相棒。伝説の黒龍との関係性は特に無いらしい。

 

遊「なんだこのエセレッドアイズ?」

ふ「全く関係無いカードだからいいんじゃない?『ホーリーナイト・ツリー』の効果発動!自分がモンスターの特殊召喚に成功した時、デッキから『プレゼント』カードをサーチできる!俺は『フレイム・プレゼント』を手札に加え、発動!その効果でお前に2400ダメージを与える!」

遊「ぐわぁあ!」LP 4000→1600

 

『ホーリーナイト・ツリー』

フィールド魔法

①自分がモンスターの特殊召喚に成功した時、デッキから『プレゼント』カードを手札に加えることができる。

 

『フレイム・プレゼント』

通常魔法

①自分フィールドに『真紅鼻の馴鹿龍』が存在する時のみ発動できる。相手プレイヤーに2400ダメージを与える。このカードを発動したターン、『真紅鼻の馴鹿龍』は攻撃できない。

 

ふ「俺はこれでターンエンド!」

 

ふりかけ LP 4000

     手札 2

     場 『真紅鼻の馴鹿龍』ATK 2400

 

       『ホーリーナイト・ツリー』

 

 

遊「もう2015年は終わり!新しい年の準備といくぜ!俺のターン、ドロー!」

「魔法カード『幸運祈願!福袋』を発動!自分のデッキからカードを3枚墓地に送る」

 

墓地に送られたカード

 

『新春!一富士』

『新春!ニ鷹』

『新春!三茄子』

 

遊「よし、いい落ち!魔法カード『年明けの初夢』を発動!自分の墓地に一富士、二鷹、三茄子がある時、相手プレイヤーのライフと自分ライフを逆転する!」

 

遊矢 LP 4000

作者 LP 1600

 

遊「そしてこいつで終わりだ!魔法カード『羽付きカウンター』を発動!相手の墓地の魔法カードを除外して、その効果を発動できる!俺は『フレイム・プレゼント』を除外!」

ふ「何と、こんな事が・・・!」LP 1600→0

 

『幸運祈願!福袋』

通常魔法

①自分のデッキからカードを3枚墓地に送る。

 

『年明けの初夢』

通常魔法

①自分の墓地に『新春!』カードが3種類存在する時のみ発動できる。相手と自分のライフポイントを入れ替える。

 

『羽付きカウンター』

通常魔法

①相手の墓地の魔法カードを除外して発動できる。除外したカードの効果をこのカードの効果として適応する。

 

「ワンターンキルゥ」

「見事だぜ!」

「手抜きデュエルでみんなに笑顔を・・・」

「もういい!やめよう、こんな話し!」

 

この後は、年越し蕎麦食い競争で俺が無双したり―

 

「まだ食い足り無い!おかわり持ってこい!」

「わんこじゃねぇんだよ!」

 

紅白観たり―

 

「μ's?なんだこれは・・・。!?、あれは!瑠璃ぃいいいいいいいいいいいい!」

「彼女は瑠璃では無い」(無言の腹パン)

 

そんなこんなで―

 

「「3!2!1!0!」」

「「ハッピーニューイヤー!」」

「あけましておめでとうございます!」

 

「さて、悲しいけどこの辺で時間切れやね」

「そっか。じゃあ挨拶して終わろうか」

「おう!」

 

「去年は有難うございました!2016年は最低でも月1で上げていけるよう頑張るので今年もよろしくお願いします!せーの!」

 

「「お楽しみは、これからだ!」」




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