急遽仕上げた特別篇なので、適当極まりない作りですが、新年初笑いに使っていただければ幸いです。(無理だろうけど)
それでは、どうぞ!
「あ~、なんで年末なのにこんなに暇なんだよ」
「本当にね。去年の年末はもうちょっと盛り上がってた気がするけど」
今日は12月31日。世間でいう大晦日である。去りゆく年を惜しみ、やってくる新しい年を迎えるための日・・・の筈なのだが。俺達4人は何故かやることもなく、手持ち無沙汰に過ごしているのだ。
「洋子さんも今日は帰ってこないと言っていたしな」
「は!?なんだそれ、初耳だぞ?」
「なんでも、未知夫の塾の年越しパーティーに行くと言っていたぞ」
「まじかよ、なにやってんだ母さん・・・。柚子は塾長と富○山に初日の出観に行くって言ってたしな~。権現坂は実家で除夜の鐘着いたりするらしいし、入れてもらおうかな」
ピリリリリリ。停滞した空間に、着信を告げる電子音が響き渡った。
「ん、メール?誰からだ・・・、って、おい!」
「どうしたの遊矢?」
「どうしたもこうしたも無いよ。見てくれよ、これ」
「えっとなになに・・・。って、これ作者からのメールなの?」
「とりあえず、開いてみればいいだろう」
「おお、隼。なにやってたんだ?」
「デッキの調整だ」
「ま、お前はそうだよな」
隼の融通のきかなさに呆れつつ、メールを開いた。
『拝啓 遊矢ん家の皆さん
年末エンジョイしてますか?もし暇だったら連絡ください。 BY 暇すぎて死にそうなふりかけより』
「・・・なにやってるのよ、あの駄作者」
「とりあえず電話掛けようか・・・」
「いいと思うぞ、暇だしな」
「俺も同意見だ」
とりあえず俺は、作者の電話番号をコールする。
「おーい、どうしたんだ作者?」
「おお、遊矢!暇だったのか!じゃあ俺ん家で年越さない?」
「ああ、まぁいいけど。どうやってそっちいくんだ?」
「大丈夫だ、問題無い。今からそっちに行くから」
「は!?って切れてるし・・・」
「すぐ来るって・・・、あれ?」
その時。リビングの虚空に亀裂が入る。そして、作者が飛び出してきた!
「俺、参上!」
「ネタが古いわ。何年前のだよ、それ。そんでどうやってここに来たんだ?」
「『次元の裂け目』使った。このデュエルディスク、一般人でもカードを実体化させられるんだよ。プロトタイプだから安かったしね」
そう言ってふりかけは自分の腕に着いていた機械を指さす。なんか近未来的な銀色のブレードに、赤いスリットが入っている。すごく、かっこいいです・・・!
「は?なんだよ、そのインチキディスク!?いくら位で売ってたんだ?」
「500人民元」
「なんで、そんな単位なのよ。それ円に換算していくら?」
「確か1万円位?ま、ぶっちゃけノリでしょ。じゃ、いこうか。『次元の裂け目』発動!」
カードがディスクにセットすると、ディスクのスリットが激しく発光する。そして、少しの風と共に次元の裂け目が開いた。
「凄いものだな・・・。ハートランドにもこんな技術は無かったぞ」
「おじゃましまーす」
「お邪魔するわね」
驚くことでもないが、家はごく普通だった。まぁなんか段ボールが大量に放置されてるけど。
「年越し行事は何をするんだ?」
「いい質問だな、隼。じゃあ「おい!」どうしたの、遊矢?」
「決まってるだろ!紅白か、ガ○の使い観る」
「それは後でな。まだ始まってないし。遊矢、そこの炬燵入って」
「いいけど・・・。なんでだ?」
「すぐにわかるさ、さぐにな。遊矢!そこの炬燵に入るがいい!」
「なんで炬燵なの?」
アリスの疑問を尻目に、俺は炬燵に入る。それを確認したふりかけは自分も横に置いてあった炬燵に入り、壁にあったボタンを押した。その途端、炬燵にスリットが走って・・・、変形したぁ!?
いくらなんでも炬燵がDホイールに変形するとか有り得ないだろぉ!メタ次元、どんだけ発達してるんだよ!?
「なんなのよ、あれ・・・」
「なんだ、あの炬燵は・・・」
「わからない。少なくとも俺の知っている炬燵では無いな」
「あ、忘れてた。今回はこのストラク使って」
「は?なんだこれ」
ふりかけが投げ渡してきたのは、未開封のストラクだった。『メタ次元名物!行事ストラクチャーデッキ 正月編』。なんだ、この使えない感じ・・・
「俺はクリスマス編使うわ。じゃ、始めるぞ!アクションフィールド、オン!フィールド魔法『スピード・ワールド・イグニッションα』発動!」
『スピード・ワールド・イグニッションα』
フィールド魔法
①このカードがフィールドゾーンに存在する限り、1ターンに1度、アクションカードを手札に加えることができる。
②お互いのプレイヤーは手札のフィールド魔法カードを永続魔法扱いで発動できる。(この効果で発動できるのはお互いに1枚まで)
③お互いのプレイヤーはお互いのスタンバイフェイズ時に1度、 自分用スピードカウンターをこのカードの上に1つ置く。(お互い12個まで)
④自分用スピードカウンターを取り除く事で、以下の効果を発動する。
●4個:自分の手札の「Sp」と名のついたカードを公開し、その枚数×800ポイントダメージを相手ライフに与える。
●7個:自分のデッキからカードを1枚ドローする。
●10個:フィールド上に存在するカードを1枚破壊する。
『デュエルモード、オン。オートパイロット、スタンバイ』
「なんだこのスピード・ワールド!?思いっきりオリカじゃねぇか!」
「うん。シンクロ次元編入ったら使おうと思ってるんだよ。で、調整とかについて感想貰う為に試用してみようと」
「その為だけに炬燵でライディングデュエルすることにしたのか・・・。そして、地味に庭にサーキットあるんだな」
「この為に調整したのさ。いくぞ、遊矢!ライディングデュエル!」
「アクセラレーション!」
ふりかけ LP 4000
遊矢 LP 4000
ふ「俺の先攻!今年最後にかましていくぜ!フィールド魔法『ホーリーナイト・ツリー』を発動!」
サーキットに飾り付けられたツリーが生えてきた。
ふ「俺は『聖夜の雛』を召喚して効果を発動!このモンスターは自身をリリースすることで、あるモンスターを呼び出せる!」
遊「まさか!?」
ふ「そう、そのまさかだ!現れろ、『
『聖夜の雛』
星1/闇属性/ドラゴン族/攻0/守0
①このカードをリリースして発動できる。手札の『真紅鼻の馴鹿龍』を特殊召喚できる。
『
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
聖なる夜に祝福を運ぶトナカイとも龍ともつかないサンタの相棒。伝説の黒龍との関係性は特に無いらしい。
遊「なんだこのエセレッドアイズ?」
ふ「全く関係無いカードだからいいんじゃない?『ホーリーナイト・ツリー』の効果発動!自分がモンスターの特殊召喚に成功した時、デッキから『プレゼント』カードをサーチできる!俺は『フレイム・プレゼント』を手札に加え、発動!その効果でお前に2400ダメージを与える!」
遊「ぐわぁあ!」LP 4000→1600
『ホーリーナイト・ツリー』
フィールド魔法
①自分がモンスターの特殊召喚に成功した時、デッキから『プレゼント』カードを手札に加えることができる。
『フレイム・プレゼント』
通常魔法
①自分フィールドに『真紅鼻の馴鹿龍』が存在する時のみ発動できる。相手プレイヤーに2400ダメージを与える。このカードを発動したターン、『真紅鼻の馴鹿龍』は攻撃できない。
ふ「俺はこれでターンエンド!」
ふりかけ LP 4000
手札 2
場 『真紅鼻の馴鹿龍』ATK 2400
『ホーリーナイト・ツリー』
遊「もう2015年は終わり!新しい年の準備といくぜ!俺のターン、ドロー!」
「魔法カード『幸運祈願!福袋』を発動!自分のデッキからカードを3枚墓地に送る」
墓地に送られたカード
『新春!一富士』
『新春!ニ鷹』
『新春!三茄子』
遊「よし、いい落ち!魔法カード『年明けの初夢』を発動!自分の墓地に一富士、二鷹、三茄子がある時、相手プレイヤーのライフと自分ライフを逆転する!」
遊矢 LP 4000
作者 LP 1600
遊「そしてこいつで終わりだ!魔法カード『羽付きカウンター』を発動!相手の墓地の魔法カードを除外して、その効果を発動できる!俺は『フレイム・プレゼント』を除外!」
ふ「何と、こんな事が・・・!」LP 1600→0
『幸運祈願!福袋』
通常魔法
①自分のデッキからカードを3枚墓地に送る。
『年明けの初夢』
通常魔法
①自分の墓地に『新春!』カードが3種類存在する時のみ発動できる。相手と自分のライフポイントを入れ替える。
『羽付きカウンター』
通常魔法
①相手の墓地の魔法カードを除外して発動できる。除外したカードの効果をこのカードの効果として適応する。
「ワンターンキルゥ」
「見事だぜ!」
「手抜きデュエルでみんなに笑顔を・・・」
「もういい!やめよう、こんな話し!」
この後は、年越し蕎麦食い競争で俺が無双したり―
「まだ食い足り無い!おかわり持ってこい!」
「わんこじゃねぇんだよ!」
紅白観たり―
「μ's?なんだこれは・・・。!?、あれは!瑠璃ぃいいいいいいいいいいいい!」
「彼女は瑠璃では無い」(無言の腹パン)
そんなこんなで―
「「3!2!1!0!」」
「「ハッピーニューイヤー!」」
「あけましておめでとうございます!」
「さて、悲しいけどこの辺で時間切れやね」
「そっか。じゃあ挨拶して終わろうか」
「おう!」
「去年は有難うございました!2016年は最低でも月1で上げていけるよう頑張るので今年もよろしくお願いします!せーの!」
「「お楽しみは、これからだ!」」
アンケ取ります!活動報告にお願いします!