MASKED RIDER Shubaru ※極たまに更新 作: いがみ合う双子
そのためなんだか違う感じがすると思う。
それでも良ければどうぞ。
ーーーグラナガン中央区ーーー
スバルside
『・・・!』
最初に動いたのはファンガイアの方だった。
一体のファンガイアがこちらに向かってくる。
わたしはすかさずライドブッカーをソードモードにしファンガイアをすれ違いざまに横に切り裂く。
ザァン!
ファンガイアの体から火花が飛び散り体制を崩す。
わたしはすぐにブッカーから一枚のカードを取り出しバックルに装填する。
ガチャ
『ATTACK RIDE SLASH!』
するとライドブッカーの剣先が三つに分かれ直ぐさま横に、縦に斬り込む。
ズザザン!ズザザン!
一振りで三つの斬撃をもう一振りで計6つの斬撃を一気に喰らい、そのままステンドグラスのような模様を浮かべるとガラスが割れるように砕け散る。
「まずは一体。」
わたしはライドブッカーの剣先を手の平で撫でるような仕草をする。
シャーンと金属が擦れるような音がなると後の三体が一気に襲いかかってくる。
「おいおい、人気者は辛いな。」
わたしは軽い冗談を言いながらライドブッカーを腰に仕舞い、ブッカーからまた一枚取り出す。
ブゥゥゥン!
「お前ら相手はこっちの方が良いか。」
相手に先ほど引いたカードを見せながらバックルに装填する。
ガチャ
『KAMENRIDE ・・・KIVA!!』
何処から笛のような音声が流れるとわたしの体を薄い銀色のガラスのような膜が覆う。
そして、さっきまでと違う姿の形になった途端バギィン!と弾け飛ぶ。
そこに立っていたのは、自身の体に流れる血の運命と戦いながら自分とは違う人たちとの共存を望みキングになった夜の王、「仮面ライダーキバ」に変身したわたしがいた。
案の定、ファンガイアたちはいきなり立ち止まり怯えるように後ずさる。
まあ、キバはファンガイアに取って天敵のようなものだからな。そうなるのも頷ける。
けどそっちから来ないなら。
「こっちから行くぜ!」
わたしは一体のファンガイアに飛び膝蹴りを浴びさせ、直ぐさま別のファンガイアにケンカキックを浴びさせ別のファンガイアに回し蹴りをお見舞いする。
そして、ブッカーから一枚カードを引き、バックルに装填する。
ガチャ
『FORMRIDE・・・KIVA GARURU。』
狼の遠吠えが聞こえると何処からかオブジェクトが飛んでくる。
わたしはそれを掴むとそのオブジェクトは大きな三日月のような刃がついた剣「ガルルセイバー」に変わる。
それと同時にわたしの体も紅かった部分が蒼くなり複眼のような目も紅から蒼になる。
これがウルフ族と一時的に憑依することでなることができる近接形態。
本来はウルフ族に体の主導権を握られるがディケイドキバではそんなことは関係ない。
わたしは飛び膝蹴りしたファンガイアの間合いに一気に飛び込み一撃、また一撃と連撃を与える。
そしてそのまま下から三日月を描くように切り裂くと先ほどのファンガイアと同じくステンドグラスの様な模様が浮かび上がり砕け散る。
ガルルセイバーも同じ様に下から手の平で撫でる。
あの人の真似事でやり始めたけど、ハマるとすごく気分が良くなる。
「後は二体か。さて、どう調理してやろうかな。」
先ほどの攻撃で体制を崩していた残りの二体は体制を立て直しこちらに突っ込んでくる。
「んじゃ、さっさとキメるか。」
わたしは元のディケイドの姿に戻り、ブッカーから黄金色のカードを取り出し、バックルに装填する。
ガチャ
『FINAL ATTACK RIDE DEDEDECADE!!』
音声が鳴り響くとわたしはライドブッカーをガンモードにし二体のファンガイアに向ける。
すると目の前に十枚のホログラムで出来たカードが列になって現れる。
そしてわたしは躊躇せずトリガーを引き、マゼンタ色のビームがホログラムを追加していき、最後のホログラムを通り過ぎるとはじめに撃ったビームより大きいビームが二体のファンガイアを貫く。
大量の火花を散らしながらそのままステンドグラスの様にならず爆散していく。
「ふう、これで終わりっと。」
わたしは肩の力を抜き、腰にライドブッカーを仕舞い、二回手をパンパンと払う様に叩く。
しかし、なんでここにファンガイアが現れたんだ?
本来はここじゃなくて地球に現れるはずなのに。と言っても害のあるファンガイアはもういないはずだ。
もしかしたら、誰かが裏で糸を引いているのだろうか。
・・・やめよう、考えるだけで時間の無駄だろう。
わたしはバックルに手をかけ、取っ手を横に引っ張る。
するとわたしの姿が一瞬ブレると鎧は解け元のわたしの姿に戻る。
「ふう。終わりましたよ、みな・・・。」
わたしは後ろを振り向くと絶句した。
口を開けたままこっちを見る部隊長、目をばちばちしながらこっちを見るフェイトさん。
で、ついさっき合流したんだろう局員の方々も同じ様な顔をしている。
いや、あのピンクの髪の人は別の目で見ていた。こう、好敵手を見つけたと言わんばかりの目で。
なのはさんに関してはなんか泣いてるし。
・・・・なぁにこれ。
こうして、グラース事件は幕を閉じた。
ーーーグラース事件から一週間後ーーー
あれからかれこれ一週間が経った。
あの後、直ぐさま武装ヘリがやってきて傷ついた局員たちを回収、そしてわたしはマシンディケイダーと一緒に管理局へと御用された。
まあ、勝手に出てきたのは悪いと思ってるけど何もバインドで身動き取れなくするのはダメでしょ。
何、部隊長ってSなの?人を縛って楽しむ人なの?ないわー、流石にないわーと思ってたら「そんな趣味あらへんわ!!」と怒られた。
解せぬ。てか読心術でも心得てるの?普通は心で思ってることわかんないでしょ。
しかも、担架に乗せられてるなのはさんにも「大丈夫?」と心配されるし。
とにかく恥ずかしい目にあいながらもやっと管理局についてバインドも解かれた。
そしてそのままなのはさんは病室へ、フェイトさんと部隊長さんは付き添いでついていくみたいで話し合いは後日と言われた。
まあ、わたしも久しぶりの戦闘だったし早く帰って寝たい。
と、その前に応接間に行かないとティアナが待ってるし。
わたしは応接間に向かおうと脚を動かすと「少しいいか?」とピンクの髪の人に呼び止められる。
「何ですか?」
「確か、名前はナカジマでよかったんだよな。」
「ええ、そうですけど。」
「ああ、自己紹介がまだだったな。わたしはシグナム。主であるはやての守護騎士だ。」
ピンクの髪の人は、シグナムさんがそう言い頭を下げるっていきなり何!?
「我が主とその友人たちを助けてくれてありがとう。」
「いや別に、そんな頭を下げることでも。」
「良いや、そのくらいのことだ。だから言わせて欲しい。助けてくれてありがとう。」
なんて言うか、背中がムズムズする。
お礼言われることをしたわけじゃないし、むしろ当たり前のことしたまでだし。
「えっと、その、気持ちは受け取っておきます。」
「ああ、それだけでも十分だ。それと無理に敬語で話さなくても大丈夫だ。」
「そう?なら、いつもどおりで喋らしてもらう。」
「構わない。それと聞きたいことがあるのだが良いか?」
何だろうか。
「ナカジマの剣は誰かから教わったものなのか?」
「まあ、教わったといえば教わったものかな。結構スパルタだったけど。」
ほんと、まだ小学生ぐらいの歳にあそこまでやるかってくらい苦しかった。
もしまたあったら一発ぶん殴りたいぐらいだよ。
「なるほど、それであの腕ならさぞ良き師匠だったのだろうな。」
まあ、滑舌が悪くてよく聞き取れなかったんだけどな。
と、ティアナも心配してるだろうし早き行かないと。
「じゃあ、わたしはこれで。」
「すまないな、急に呼び止めて。」
「構わないよ。んじゃな。」
そう言ってわたしはシグナムと別れ応接間に向かった。
結果だけを言おう。
泣き顔のティアナも思いっきり抱きつかれて1日買い物に付き合うという約束を付けられと言っておこう。
カメラに収めれなかったのは残念だった。
とまあ、そんなこともあり一週間が経った今、私たちは応接間に呼ばれていた。
多分、あの姿のことも聞かれるだろうけど覚悟はできてる。
「さて、入るか。」
「そうね、これ以上待たせるのも失礼だし。」
コンコン
「入ってもええで。」
ガチャ
「「失礼します。」」
扉を開けると一週間前と同じ場所に座っている三人がいた。
「お、来たみたいやな。ほな、座ってーな。」
そう言われ、私とティアナは指示された席に座る。
「それじゃあ、まず。なのはちゃんを助けてくれてありがとうな。」
「別にお礼言われるようなことは。」
「それでもや。け〜ど、無断で来た事はさすがに許せへんな。」
まあ、そうだろうな。これがもし組織内だったら命令違反で処罰物だしな。
私、管理局に入ってないけど。
「まあ、それはともかく。スバル・・・でえぇんだよな。」
「え、あ、はい。」
突然呼ばれたから少し変な感じで返事をしてしまった。
「ああ、ええよ。そんな畏まらなくても。」
「・・・そうか?ならいつも通りに話すけど。」
『なあ、ティアナ。ここの人たち、フレンドリーすぎやしないか。』
『確かに。それにこの人達もなんだか友人同士って感じに思えるし。』
『実は幼馴染でこの部隊の人たちは全員親戚か顔見知りだったりして。』
『そんなまさか。』
と、ティアナと念話しながら目の前にいる人物「八神はやて」の話を聞いていた。
曰く、はやてさんを筆頭に友人や顔見知りの人たちを集め部隊を作ろうとしている。
曰く、部隊のアタッカーとなる人物を集めるために試験の結果が良かった私たちをスカウトするためにここに呼んだ。
ということだが、まさか本当に予想どおりだとは思わなかった。
この三人は9歳の頃からの仲らしい。それからずっと・・・ではないが一緒に行動しているようだ。
「ということはあの試験ってある意味仕組まれてたってことか。」
「うん、そういうことになるね」
はやてさんの隣にいる金髪の女性の「フェイト・T・ハラオウン」が申し訳なさそうに答える。
「確かに、二人を騙していたことには変わらへん。けど、スバルが使っていたあの力。あの力でないとグラースには対抗できんかった。」
「まあ、そうだけど。」
グラース=ファンガイアには魔法攻撃は通用しなかった。
これがまた現れれば今度こそ死人が出る。
「だから頼む!うちらに協力してぇな!」
そう言って頭をさげるはやてさん。
「私からもお願い。」
フェイトさん、なのはさんも頭をさげる。
なんていうか、ここで断れば女が廃ると言うか、「仮面ライダー」としてあの人にも申し訳ない。
だったら答えは一つだ。
「・・・わかった、協力する。ティアナもそれで良いか?」
「別に構わないわよ。それにスバル一人にしたら何が起きるかわかったものじゃないもの。」
「おい、それどういう意味だよ。」
「そのままの意味だけど?」
「んだよそれ。」
「え、っと。」
「ああ、悪い。で、私たちはどこに配属になるんだ?」
管理局に入ることになったけど、どの部署になるのか聞いてなかった。
「ありがとうな、二人とも!んで、部署名やったな。」
そう言いながらはやてさんは立ち上がる。
「《古代遺物管理並び未確認生命体対策部 》。その名は、《機動六課》や!!」
そう、高らかに名乗りを上げた。
「あ、ちなみにあと二人は二人より歳下やからお姉ちゃんとしてしっかり面倒見るんやで。」
「本当にこの部署、大丈夫かな。」
次回 MASKED RIDER Shubaruは
「エリオ・モンディアルです!よろしくお願いします!」
「きゃ、キャロ・ル・ルシエです。」
「是非とも、私と一戦してはくれないか?」
「シグナムの悪い癖が・・・。」
「目には目を、歯には歯を、剣には剣ってな。」
「ここから私のステージってな!」
全てを壊し、全てを繋げ!!
久しぶりに長い文章を書いた気がする。
もうね、仕事がね、疲れたのよ。
あと、コンセレのディケイドライバー、あれやばいです(いまさら。
次回はいつのなるんだろう(汗。