DOUBLE:violence 《二人の特典付き転生者が異世界でアテもなく暴れ続けるお話》 作:アルファるふぁ/保利滝良
スパロボBXに真版マジンガーZとマジンカイザーSKLの合体攻撃なんてあったんだ・・・
最近のDSスパロボはヤバイ、クロスオーバーというものをわかっていらっしゃる
次は是非、完全平成版ファイナルダイナミックスペシャルを・・・!
レジスタンスの拠点の外側にて
そこには、何人もの人間が忙しく動き回っていた
ある者は工具を持ち、ある者は部品を持ち、ある者は弾丸を持ち、ある者は武器を持っていた
そして、レジスタンスの拠点の周りには、いくつもの鉄の巨像が屹立していた
「リキ、どうだ?」
「まあ、悪くはないですね・・・軍の正規品ですから、村で使ってたのより幾分か性能が上のようです」
そう、戦闘マシーンだ
ブラス国の度重なる襲撃を、ナガイの手によって叩き潰してきたレジスタンスは、ブラス国の戦闘マシーンを修理していた
これを使い、クーデターを敢行する
ブラスが確実にレジスタンスを殲滅するべく大量の戦闘マシーン部隊を送り込んだのが、逆にレジスタンスに有利な結果となった
だが、別段戦闘マシーンなどいなくとも戦いには勝てるだろう
なにせ、マジンカイザーSKLが、彼らの隣にいるのだから
「シオリ、いけるか?」
「カイザー次第ね、彼がいなければ勝てないわ」
「オサム、準備の方は?」
「戦闘マシーンの方で少し手間取ってるけど、大方予定通り・・・でも戦闘マシーンがたったこれだけじゃ・・・」
それを聞くと、レジスタンスのリーダーは頷いた
タクマは隣を見て、ニヤリと笑いかけた
その視線の先、ナガイがパイルダーの上で周りの様子を眺めていた
「ナガイさんならやってくれる」
ほー、倒した敵のマシンを直して使うわけか
そりゃ、レジスタンスの連中だけじゃどうあがいても戦闘マシーン相手には無力だよな
ブラスとやり合うってんなら、戦闘マシーンは用意しなけりゃならねえ
「考えたもんだ」
いや、そうせざるを得なかったってところか
どっちにしろ、俺の出番は無さそうだな
「作戦の要はナガイさんです、頼みました」
というわけにはいかねえか
へっへっ、望むところだぜ
「上等だ、なにすりゃいい?」
「前進しつつ全力で暴れ続けてください」
そりゃいい
単純で効率的で俺の性に合ういい作戦だ
腕が鳴るってもんよ
「任せとけ、ちょっくら王国の犬共をブチのめしてやるよ」
何にも考えず好き勝手やれるわけだ
最高じゃあねえか
「タクマ、お前らの出番は無えかもな」
「俺も、それが一番良いと思います」
「ナガイーっ!」
ナガイが歩き回っていると、息を切らしてミユキが走ってきた
「・・・なんだぁ?」
片手に持ったバスケットを揺らし、肩で息をする
顔にかかった髪をかきあげて、ミユキはナガイにバスケットを突き出した
「これ、弁当!」
「ハァ?」
唐突な言葉と行動に、ナガイは呆気に取られた
「私はここに残るしかないからな、リキも戦いに出てしまうし・・・」
「それとこれになんの関係があんだよ」
「これくらいはしたいのさ、お前らが戦うのに、私だけなにもしないというのは・・・気に入らない」
ナガイはミユキの顔と手渡されたバスケットを交互に見ながら、ため息をついた
嫌そうな顔をしながらも、スカルパイルダーの奥にバスケットを突っ込む
「礼は言わねえからな」
「上等だ」
そう軽口を叩き合って、二人は別れた
「パイルダー、オンッ!」
よっしゃあ・・・派手にやろうじゃねえか!
そろそろゲッター編と進み具合を合わせていかねばならなくなりました
察しのいい方ならその意味がわかると思います