異常者たちの 超絶! 日常生活   作:超速 鴉天狗

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鴉「どうも、みなさん。鴉天狗です!
今回は、夏休み中ということもあり、また投稿することができました。」
ア「おお!今回は頑張ったんだね。お疲れ。」
鴉「ありがとうございます。アサさん。
では、今回は前置きを少ないして、さっさと始めますか。
では、今回も、」
鴉・ア「ゆっくりしていってね☆」



六話 力試し Ⅱ

 

 

2人は、戦い始めた時こそ互角だったが、みるみるうちに流星が優勢になっていく。

そして、その光景を見ている方は絶句している。

 

べ、別にギャグで言ったんじゃないんだからね!

 

「く、流星さんがこれほど強かったとは…」

文は防戦一方だ。

 

「ハハハハハ!この程度か?がっかりだぜ!」

 

「流星くん…口先だけじゃなかったんだ…」

綾香が驚いた様子で言う。

 

「あの闘気…まさか……いや、まさかな…」

アサが意味深なことを言う。

 

「ハハッ。マジか…」

玲央はあいも変わらずかわいた笑みを浮かべ、困惑した表情で呟く。

 

「妖怪っていうからてっきり強いのかと思ったよ。」

流星が冷めた様子で言う。

 

「ま、参りました…」

文は両手をあげて降参の姿勢をとった。

 

「とんだ拍子抜けだな。」

 

「……次は、どなたですか?

他のメンバーがお相手します…」

文が悔しそうに言う。

 

「私が行くわ。

文。アイツは無視しておいて。ああいう性格なのよ。」

 

「ありがとうございます。」

 

まぁ、そんな感じに、綾香が決闘をすることになった。

 

「次の相手は私です。」

そう言ってあらわれたのは、犬耳をつけた(もしくはついている)生真面目そうな女性だった。

 

「あ、すみません、自己紹介も無しに。

私は、白狼天狗の 犬走 椛 といいます。以後、お見知り置きを。」

そういい、椛は深々とお辞儀をした。

 

それに対し、綾香もそれにならってお辞儀をする。

 

「それでは、早速始めましょうか。

準備はいいですか?」

椛は、そう言いながら腰にさげていた剣を引き抜く。

 

「はい。では、始めましょうか。」

綾香は、そう言って、椛に突進していった。

武器も持たずに

 

「………!!」

椛は、綾香の狙いを悟り、剣でガードした。

 

しかし、ありえない速度で抜刀された二本のナイフを防ぎきることはできず、一本はまともに受けてしまった。

 

「カハッッ!

ゲホッ、ゲホッ!」

 

さらに、吐血しているに、綾香は追撃をかける。

 

何をするかわかっている椛は攻撃を防ごうとするが、あまりに技が速すぎて、わかっていても体が追いつかない。

 

この事実に見ている方は驚いている。

 

「え…………

あれは、一体何が起こっているのですか……?

椛が、人間に一方的にやられている?しかも刀相手に…?

先ほどの流星さんもそうですし、綾香さんも人間を異常なまでに超越している。

いくらこの臨界に呼び出された人物とて、ここまでの人は見たことがありません……」

文は、血の気が引いた顔でブツブツと言っている。

 

しかし、一番驚いているのは椛だ。

なぜなら、妖怪が、人間に単純な身体能力や、反射が負けるはずがないからだ。

 

しかし、綾香は妖怪の中でも上位の椛をはるかに上回っている。

これは、あるはずがないことなのだ。

 

もちろん、先ほどの文と流星の戦いも同様だ。

 

最終的に、やはり綾香が勝った。

 

「ありがとうございました。

これで自分の課題点が多く見つかりました…」

椛もがっかりした様子で休憩をとる。

 

「も、椛さん…

なんか…ごめんなさい…

私、戦闘になるとああいう感じになっちゃうの。」

 

「いえ、全然いいんですよ。」

 

そんな感じで第二戦も終わった。

 

「次はどちらが?」

文が残っている二人に訊く。

 

「「どうぞどうぞ」」

 

「そこ、変なところで譲り合いしない!」

文のツッコミは二人には聞こえていない。

 

〜数10分後〜

 

「ということで、ぼくが行くことになったよ。」

と言いながら玲央が立ち上がる。

 

「わかりました。では、次の方、お願いします。」

文はそう言う。

 

すると、

 

「は〜い。

今行くよ〜。」

と言って、とても大きいリュックを背負った青髪の少女が出てくる。

 

「どうも〜。

私は 川城 にとり っていうもんだよ。

ヨロシクね〜。」

非常に有効的な少女に、

 

「こちらこそよろしく♪」

玲央も笑顔で挨拶する。

 

しかし、そんな笑顔を浮かべる玲央に何かを感じたにとりは、一瞬震える。

 

「(な、なんだ?いまのは。

この男…ヤバい…

しかし、テストという名目だからやるしかない…

仕方ない…)」

 

「どーしたの?にとりさん。

考え事してたみたいだけど。」

 

「いや、なんでもないよ。

さあ、始めようか。」

にとりがそう言った次の瞬間。

 

ヒュンッ

 

空を切るような音が聞こえた。

 

その直後、にとりは今の状況を確認することができた。

そう、玲央はいつの間にか刀を持っていて、現在にとりは玲央に首を斬られる直前で寸止めされていたのだ。

 

そのことを確認したその場の全員は寒気を感じた。

 

「はい、ぼくの勝ちっ。」

明るく笑う玲央の笑顔は、どこか機械的なものを感じる…




鴉「えー、ギルドのメンバーは、大人は全員妖怪の山チームです。
最後のメンバーは誰なのか、予想してみてください。」
玲「はー、にとりさんよわk……」
鴉「それ以上はダメ!
もしそれ以上言ったら…にとりファンが暴動を……
ああ、考えただけで恐ろしい。ブルブル」
玲「あ、そ、そう 」
鴉「えー、話を変えまして、途中流星さんが、文さんが妖怪と言っていましたが、それは、山へ行く途中、自分が烏天狗であり、妖怪であると自己申告していたからです。
まあ、、それ以外に言うこともないし、そろそろ終わりましょうか。では、次回も、」
鴉・玲「ゆっくりしていってね!」

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