東方紅魔記   作:ぐれにゃん

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レミリアと咲夜〜その後1

【レミリア寝室】

 

レミ『・・咲夜。いるんでしょ?』

 

パチン

 

咲『はい、ここに。』

 

レミ『貴女・・・寝室にまで平気で入ってくるのやめなさいよ。』

 

咲『しかし、お嬢様に万が一のことがあったら』

 

レミ『大丈夫よ。もう私はあの頃の私じゃないのよ?』

 

・・・・・。

 

咲『・・私にとってはお嬢様は昔のお嬢様のままです。・・・甘えん坊なのに見栄っ張りで』

 

レミ『・・私は・・・もう貴女に守ってもらわなくても泣かないわ』

 

咲『・・・もうこの私は必要ないと?』

 

レミ『違うわよ。・・・・・・今までどんな時も、私は貴女に守られてばかりだったわ・・。』

 

咲『・・・・。』

 

レミ『私は・・今度は・・貴女を守りたいの。』

 

咲『・・主人が従者を守る・・。聞いたことない話です』

 

レミ『それでも、私は・・』

 

咲『・・お嬢様。その気持ち、苦しくなるほどに嬉しいです。・・ですが、私はお嬢様の従者。それだけで幸せなのです』

 

レミ『・・・。』

 

咲『偉大な紅魔館の主。と世に知らしめる為にも、お嬢様は私達にその様な配慮してはなりません』

 

レミ『貴女達を見殺しにするのが器の大きい主なの?』

 

咲『いえ、私達は何でもこなす優秀な従者。』

 

咲『そうする事で必然的に主であるお嬢様の格は上がります。ですから、私達を駒の様に扱って欲しい』

 

咲『お嬢様の為に事を成す。それが私の幸せです。・・・それが例え異変と呼ばれるものでも。』

 

レミ『・・・。』

 

咲『ですからお嬢様は、もっと私達を信じてください。』

 

レミ『・・咲夜。』

 

咲『大丈夫です!この十六夜咲夜。必ずお嬢様を失望させる事はしません。これが私の・・・生き甲斐。なのです。』

 

・・・・。

 

レミ『・・わかったわ。貴女の忠誠心にはお手上げよ』

 

・・・・。

 

レミ『・・そろそろ寝るわ。』

 

咲『かしこまりました』

 

パチン

 

レミ『・・紅魔館の主か・・・。』

 

・・・・。

 

・・。

 

ZZZ・・・。

 

・・・・。

 

チュンチュン。

 

レミ『あー。よく寝たわ。・・・・ッ!!?』

 

咲『あ、お嬢様おはようございます』

 

レミ『貴女!なんで私の布団で一緒に寝てるのよ!?』

 

咲『その・・余りに可愛らしい寝顔でしたので、つい。』

 

レミ『でてけー!!』

 

 

こうして、レミリアの寝室の扉には(咲夜入室禁止)の札が貼られた。

 

咲『お嬢様あー!!!ご慈悲をぉ!!!!』

 

・・・・・・

 

そして、今日の美鈴のお仕置きがいつもよりきつかったのは言うまでもない・・・。

美『・・・なんで私が・・・。』

 

レミ『・・・美鈴・・ごめんなさい・・・。』

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