目の能力者と神霊龍   作:如月ルイ

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五話 何かが…………

その音は、僕に向かって放たれた青い炎のものではなかった。

しかし、痛みも感じずにもう死んでしまったのかもしれない。

 

そう思った瞬間に、夜の心地よいそよ風か頬をかすめた。

 

……まだ、生きている。

それが分かった以上、もうビクビクとはしていられない。

…………逃げないと

そして、僕は、目を開いた。

 

「…………っ!!」

目の前の光景に驚いてしまった。

僕の目には、まだあの黒い龍がいたのだ。

 

しかし、どうして僕にとどめを刺さないんだ?

ヤツは、僕ではない何かに警戒しているように見えた。

 

ドガンッッ!!

「グァァァァッッ!」

ヤツの頭部に何かが直撃した。

「なにが………起こって…………」

 

ドガンッ!!ドガンッ!!ドガンッ!!

次はヤツの胴体に三回連続で何かが当たった。

 

次は僕にも見えた。

誰かが放った弾丸がヤツに当たっているのだ。

ヤツも見えない何かを必死に探そうとしている。

 

「グァァァァァァァァァァァッッッッ!!!!!!」

ヤツは怒り狂った。その瞬間にヤツの体は青い炎に包まれる。

その姿は、まるで僕に放ってきた青い炎の塊が巨大化したかのようだった。

 

しかし、誰がどこから射撃しているんだ…………

こんな夜の森の中を見てヤツに弾を当てるなんて。

今だったら、ヤツは体は青い炎のおかげで見えやすくなっているのだが………

こんなことができるなんて………

 

頭のなかに浮かぶ二人の姿。

僕が近付きたかった。憧れの二人…………

シンタロー君と貴音のどちらかが僕のことを救ってくれたんだ………………

 

「僕………だって………くっ………!!」

立ち上がるのにも少しだけ時間がかかってしまう。

こんな体で………ヤツに勝てるのかな……。

 

ヤツは立ち上がった僕を見て、攻撃的な目を向けてきている。

 

ジャキンッ!

その瞬間にヤツの足元に血飛沫が舞う。

「グァァッッ!!」

ヤツも驚いたようで後ろに下がった。

 

何が起こったのか全くわからない。

しかし、今自分が何をすればいいかは理解していた。

 

ヤツに向かって走る。

「醒めるっ…………!」

僕が叫ぶと目の奥か熱くなった。

体に力がみなぎる。

全力でヤツの前まで走って、思いきり地面を蹴る。

その瞬間に、ヤツの体長を越すほど飛び上がった。

 

…………あの時、シンタロー君を担いであの子を探したときのように。

 

僕は、大剣を取り出す。

重力で僕は落下する……。

速度はだんだんと上がっていく。

そして、ヤツの後頭部が近づきてくる。

 

「このっ………!!」

剣を振り下ろす素振りをすると、それだけで体が回転し始める。

僕は回転しながらヤツの後頭部へ落下した。

 

バシュンッ!!!

ヤツは、頭から胴体にかけて真っ二つに裂けた。

青い炎も消えて黒い体に戻った。

そして、大量の血を吹き出しながら、その二つは崩れた。

 

ドスンッ!

僕はヤツを斬ったことによってスピードがダウンしたので、うまく着地できた。

 

「はぁ……………はぁ………終った………」

視界が霞む。

地面がぐにゃりと歪み、頭がクラクラとする。

能力が消えて、全身の力が抜けた僕は血が染み付いた地面に倒れた。

 

「これで……終ったよね…………」

 

赤い地面と黒い空の間に見えたのは、揺れる木々といくつかの足だった…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




コノハ君が助かってよかった!
あれ?でも、コノハ君を助けた謎の狙撃者は、誰なんだろ…………エネ?それともシンタロー?もしくは、別の何かが…………!?
と、まぁ、謎ばかりが深まりますが………取り合えず、コノハ君は救われました!

あの黒い龍、強敵ですね。

ちなみに僕は最近、黒くて大きなGを討伐しました。
シンタロー「いや、それただのゴキブリだよな…………」

モモ「なんか、行動パターンがお兄ちゃんみたいでキモチワルイデス…………。」

そう言えば、ぼくはシンタローににてると言われます。
でも、学生なんで………今年で14才になります
『14才になった少年!』みたいな感じでかえうたつくりたいです!
それでは、次回もよろしくです!
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