No.0 変わらぬ日常
「No.」と言うカードをご存知だろうか。
「No.」は全部で108種類あるカード群である。
43枚は大昔にドンサウザンドとアストラルの戦いによって、アストラルが勝利の代償として失われた力。
7枚はその時に失われたドンサウザンドの力。
50枚は時を経て少し過去に別のアストラルが九十九遊馬と接触された結果ばら撒かれる事になったカード。
そして、残りの8枚…それは、ドンサウザンドによって新たに生み出されたカード。
この108枚のカードが新たな事件の引き金となる事を…いや、ナンバーズその物の存在を彼等は未だ知らない。
何の縁か彼もまた九十九の名を持つのであった。
「お兄ちゃん、朝だよー。」
「莉奈、今行く。」
俺の名前は九十九太一。
ごく普通の高校生だ。
そして、コイツは妹の莉奈。
俺の3つ下で中1。
自慢の妹だ。
『次のニュースです。流星群が各地で目撃された件ですが…』
「流星群?」
「そうそう、昨日流れ星が沢山流れたんだよね。綺麗だったなー。」
「いや…」
「どうしたの?そんなに、流星群が不思議?」
別に流星群が降り注ごうが、俺達の日常に支障さえ出なければ特に気にはしない。
だが…
「こんな大型の流星群なんて、来るのが分かっていたら大きくニュースになってねーか?」
「うーん、どうだろ。」
「このニュースは少し気になるな。」
「まぁた、お兄ちゃんの変な癖が出たよ。」
そう言って、莉奈は呆れながら、朝食のトーストにかぶりつく。
俺は、ニュースは多少ではあるが、見ている。
そして、気になる事があれば、とことん気になるタイプなのだ。
「予期しない流星群…か。」
気付けば莉奈は既にトーストを食べ終えていた。
「お兄ちゃん、考え込まないで。早くしないと、学校遅れるよ。」
「お、おう。」
俺は早々にトーストを食べ終わり、学校へ足を運ぶのであった。
「今日もまた憂鬱だ。」
「またその台詞?太一。」
「おおう、唯か。」
コイツの名は早乙女唯。
ある理由で今はやっていないが、空手が強く、神童と呼ばれていた時期もあったとか。
栗色のロングヘアの幼馴染だ。
「本当に相変わらずよね。」
「いや、今日は憂鬱ではないか。」
「昨日の流星群ね。」
「ああ。予期されなかった流星群。恐らく、何かあるぞ。」
こう言う時に何かがあった確立10パーセントな。ソースは俺。
「1割って…」
「お前な、1割を舐めるなよ。って、心を読むなよ。心を。」
「アンタが何考えてるかなんてお見通しよ。」
考えてた確率とドンピシャでお見通しって…エスパーかよ。
「たまたまよ。」
やはり、エスパーだ。
そう思う俺だった。
そして、この時は未だその1割を本当に引くとは予想だにしていなかったのである。
未OCGのNo.は原作効果。それ以外は完全にオリジナルとします。
それ以外のオリカの登場予定は今の所カオスフィールド位ですかね。
ヌメロンネットワーク等は考え中です。
後、No.とそのサポートカード以外は全てこの世界にも存在します。
では、次回予告と行きましょう。
おいおい、いきなり何だよ…百鬼ってよ…。
しかもアイツの使うカード、何なんだ…。
そんな時俺のエクストラデッキが突如として光り出す。
これは一体…
次回、『No.1 百鬼現る!No.の脅威』