課題地獄に飲み込まれたのと、目の手術をしたためここまで遅くなってしまいました。
父さんの身体が再び膝から崩れ落ちたのを見た瞬間に、走り出す。
後ろからは、一緒に転移された他の奴らもついてくる。
父さんに刺さったナイフを、それを握っていた人形ごと『崩拳』で破壊し、金髪の女に向かって間合いを詰める。
「ん?リク・ラク・ラ・ラック・ライラック『砂鉄界法』!」
それに気づいた女が、父さんの分体を止めたあの魔法を再び使い、無数の砂鉄の棘が私たちに迫る。
「ラス・テル・マ・スキル・マギステル!
しかし、それらはネギが出した雷の奔流に飲み込まれ、全てが蒸発して消えた。
「むぅ?これではもう、『三代目風影』は使えないか」
この何もない月の大地(正確にはそこに造られた世界)では、砂鉄の補給もできないだろう。
羽飾りのついている奴は、まだ父さんのところにいる。
これでもう、私たちの前を阻むものはない!
「『六徳崩拳』!!」
私たちの中で一番早い刹那が、その絶招を叩き込みにいく。
だが、
「私の人形は、まだいるぞ?」
その影から、今度は四腕四脚の日本人形の様な物が現れ、その道を阻まれてしまう。
その手にはそれぞれ、大振りな刀が握られている。
「そいつは『
女が何か言っているが、気にしない。
「ああ、そういえばすまないな。思わず人形と言ってしまったが、そいつは」
「手数の多さなら俺やな!『燕返し』!!」
小太郎が一度に三度打ち込む『燕返し』で、刹那とともに人形の相手をする。
「正式名称『
「おぉっ?!」
「なにっ?!」
その光景に、私は自分の目を疑った。
刹那の『六徳崩拳』はその四脚ある内の二脚で止められ、小太郎の『燕返し』も四振りの刀の柄で止められていたからだ。
「それなら!『桜花崩拳』!!」
止められた二人の追撃で、ネギが拳を人形に叩き込む。
それは二人の攻撃で手足が封じられていた人形の胴体に入り、その躯体を大破させた。
それを見た女は、
「ふむ、やはり文献通りでは強度に問題があったか。一対一なら問題はなかったが、複数となると厳しい様でもあったな」
恐ろしいほど淡々と、まるで科学者が
最初から、ただの捨て駒だとでも言うかのように。
「となると、『あるるかん』は?」
終わったものには興味がないという素振りで、父さんたちのほうにある人形に視線を向ける女。
今だ!
「『絶招・崩拳』!」
私たちへの注意が消えたその横っ面に、全力の拳を叩き込む。
父さんたちの話を聞く限り、相手は父さんと同様に500年の時を生きる化け物。
これでどうこうなるとは思えないが、しばらく動きを止めるくらいh「ふむ。『あるるかん』はまだ無事みたいだが、このまま操作しても有効な一撃を与えられるとは思えんな」
「ッ?!」
避けられただと?!
あの距離を、あの速度でか?!
「で、いつまでそうしているんだ?小娘」
ギロリ、と目だけがこちらを見てくる。
「燃えろ。リク・ラク・ラ・ラック・ライラック『
ポッ
ジジッ!
「ッ?!これは?!」
女の指に嵌められた指輪に灯る、小さな火。
そこから何故か迸る、火線の導火線。
それが私の眼前へと
「ククッ!焔の錬金術とは、芸が多いなぁ、おい」
母さん(?)をおんぶした父さんの手によって、防がれた。
………おんぶ?!
本編の裏で、コツコツと進行する学パロ編。
エヴァ編が終わった頃に出す予定です。
皆様、企画参加ありがとうございました!
それとは話が変わるのですが、Twitterの方でロリ主人公の絵をうpしました。
ここと同じ名前ですので、見ていってください!