『忠春!?』
霊夢達は急いで忠春の所に駆け寄るがフランが忠春の体を揺すり続ける。
「忠春…ねぇ起きてよ忠春……おき…て……よ……また………一緒に………あそ……ぼ……」
大粒の涙がこぼれ落ちて忠春の顔に落ちる。
「レミリア!! 忠春を殺す事ないじゃない!!!」
「ふん、たががネズミの一匹でそんなに怒るのかしら?」
「何だと!? あったまにきた!! なら忠春の仇をとって貰うんだぜ。行くぞ霊夢!!!」
「分かった魔理沙」
霊夢達はフランの姉レミリアに向かって弾幕を放つがレミリアは余裕なのか全てを避ける。
(私が…私が……お姉様に会いに行くって言わなかったら忠春は死ななかった。あの時お姉様に言う事を聞いてれば忠春は死なずにすんだ!! 私が居なければ……わたs(ホントウヨネェ~~アナタハイナケレバタダハルハシナズニイキテタカモシレナイノニネェ~~♪)!?)
フランは自分を責めてる時もう一人のフランが表れて話し出す。
(キョウキノセイデ、オネエサマタチニアノヘヤニユウヘイサレタンデスモンネェ)
(いや! 言わないで!!)
(ナラ、ナゼアナタハタダハルニ
(あ…あぁ……ああぁ………)
「全テを無くスマで……」
「え……?」
声が聞こえて戦っていた霊夢達は突然寒気を感じて立ち止まって周囲を見渡す、フランは思考が止まり声のする方を探すとまた声が聞こえて来た。
「スベてが…きミをヒテいサレルなら、僕ハ、オれハ、わタしハ、きミダけヲ受ケイれよウ。ヒテいすル者には相応ノ罰ヲアタエルと共に我、力を再ビヨミガエル……」
声の主はレミリアに殺されたはずの忠春であった。
「ただ…はる?」
フランは混乱していた。心臓を貫かれた忠春の体は驚異の速さで穴を塞がると忠春はしゃがんでフランに声を掛ける。
「フラン……だレがお前ヲ泣かシタんだ?」
「ひぁ?!」
そっと手をフランの頬に触るとビクンと体が震えてその後には優しく頬を撫でるとフランは心の中で暖かい気持ちが広がると同時に胸が締め付けられる感覚に陥る。
フランから離れてフランを悲しませた原因の主のフランの姉、レミリア・スカーレットを睨む。そして前屈みにすると背中から骨の翼が現れて忠春の表情から怒りをあらわにしてレミリア居る上空まで飛ぶ。
「フランの姉…何故フランを悲シマせル?」
「悲しませるですって…ああするしかなかったのよ!? フランの中にある狂気は私でも押さえられない! だからフランを地下室に入れるしk「何故分かラナい!? フランは一人デ寂しく誰モ構っテくれナイ、幽閉シタ部屋で孤独ノ中で狂気に怯えてイタノはフラン本人ダ!!! 姉でアルお前が妹ヲ助けなインダよ!!!」グッ!!」
忠春はレミリアに向かって叫びながら殴り落とすと追撃をしようとしたが目の前にフランがレミリアの前に立つ。
「ソコを退けフラン……」
「もういいよ忠春……私は嬉しかった。ずっと怖くて寂しかったけど、忠春にあって少しの時間だったけど楽しかったよ♪ お姉様」
フランは心の底から忠春に感謝をしてレミリアに振り返る
「フラン……」
「この異変を止めてお姉様……私の為だったんでしょ? 私から見ても分かるよ…力を使いすぎて戦えない位疲労してるの…」
「フラン、私は貴女の為に…、あの
「うん…でもそんなの無くても、私はもう外の世界を知ったのよお姉様。忠春が私を勇気をくれた。もう狂気からもう恐れない! だからお姉s「もういいわフラン……。駄目ね私は…妹に大切な事を今やっと気づくなんてね」お姉様!?」
抱き締めるスカーレット姉妹。空気を読んだ忠春は霊夢達にも気づかれないようにそっと紅魔館を抜け出した。
忠春はもう少しで家に辿り着くが体の異変が起きた。
「がぁっ?! ぐが…い、意識が……ガアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
「ふふっ。胸騒ぎすると思ったら、半妖になって力が制御出来ずに暴走したのね」
叫ぶ忠春の前に現れたのは花の妖怪、風見幽香だった。
「グルルルルルッ!!!」
「さぁ、かかってきなさい。忠春うふふ…」
「ガアァッ!!!!」
半妖になった忠春は幽香に襲い出す。