白蛇物語   作:カナリア小鳥

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なんだあかなぁー
全然浮かばない
才能など皆無だった


第1話

僕は死なない。

 

 

 

大切な人がいるから。

 

 

 

俺は死ねない。

 

 

 

神様になったから。

 

 

 

僕は生きたい。

 

 

 

大切な人を守るために。

 

 

 

俺は死にたい。

 

 

 

大切な人が死んだから。

 

 

 

だから

 

 

 

僕は/俺は

 

 

 

生きたい/死にたい

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

side主人公

 

僕がいつの間にかこの無人島に転生してから早5ヶ月が過ぎた。

最初は大変だった、いつもの通りに会社に行きいつも通りに帰宅して寝て起きたら、目の前に海が見えた。

 

自分でも最初は混乱した。最初に考えたのは誘拐だったがそれは無いだろうと考えた。

何故なら僕がいた横に落ちていた手紙に書いてあったから。

 

手紙には『拝啓 突然ですが、まず始めにこれは誘拐などではありません。私のミスによりあなたを殺してしまったので勝手ながら転生させました。これはフィクションなどではありません。現実です。あなたには大変申し訳ないですが了承してください。それでは特典の話に移りたいと思います。特典は同封した紙に3つだけ書いて下さい。ただし特典の追加や不老不死や生命を創るなど行き過ぎたものは却下します。もし特典が浮かばなかった場合はまた後日枕元に紙を置いておきます。そちらに書いて下さい。それでは新しい世界を楽しんで下さい。 神より』

 

こんな感じの内容だったが正直前の人生では十分な親孝行をして両親が亡くなったので別に未練などは無かったのだが、いきなり転生とか言われたときはさすがに動揺した。

それから同封してあった特典を書く用の紙は突然特典と言われても今は思い浮かばないので丁寧に仕舞っておいた。

 

それから自分のいた所を少しずつ探険し食べ物と水の確保を優先した。

そのあとは、海辺つたいに歩き町を探して歩いた。

 

ちなみになぜか体が5歳児位まで小さくなっていて、顔や髪の毛の色も黄緑色に変わっていた。

顔は前世よりはイケメンになりたい。

 

それから海辺を歩いて町を探して5ヶ月が経っていた。

何故日数が分かったかというと木の板に正の字を書き続けていたからだ。

 

5ヶ月歩いた成果は町などなくここは大きな島だということ、あと、島の中央には変な実を付けた凄く大きな木があったこと、人などは居なかった位かな。

今はその木の大きなうろで生活中だ。

 

特典については1つだけ神様に貰った。

貰った物は沢山入る袋だ。

これの使い道はこの島では結構ある。

 

なぜなら始めてみる食べ物や生き物などが沢山いて、珍しいものは採取してしまったから入れる袋が欲しかったのだ。

変な実についても落ちていたものを全て集めて袋に入れておいた。

 

この袋は容量の限界が無いのではないと思うように入っていく、なかなか優れた袋なので神様には毎日感謝の祈りを捧げている。

そしてついこの間、神様から手紙が来た。

内容は凄く簡単なものだった。

 

『ありがとう』

 

心が温かくなった。

まだ1度も顔を見たことの無い神様だがこの人は良い神様だと感じた。

 

それからはうろの中で動物を採ろうと頑張って鍛えた。

お肉が食べたかった。

 

とりあえず始めた事はからだの基礎を作ろうと軽い筋トレから始めた。

メニューは腕立て伏せ30回、腹筋30回、背筋30回、スクワット30回、近くの滝での瞑想を

毎日頑張ってやり、大丈夫かなと思ったらちょっとずつ増やした。

 

最近ではどれも150回まで増やしていて、ウサギくらいの小動物は取れるようになった。

肉は旨かった。

 

最近の1日のサイクルは朝起きて、ご飯を食べて、筋トレして、瞑想して、木の回りを探索して変な実が落ちていたら回収して、そのあと昼飯食べて、筋トレして、夕飯まで走り込みして、夕飯食べて、寝るを繰り返している。

最初はキツかったけど段々なれてきた。

この体は前の体より性能が良かったようだ。

 

 

それではごきげんよう!!!byカナリア小鳥

 




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