「あぁ〜これっすね。動きにクセがありますよ。」
と、ウチの店のお得意様【河城 にとり(かわしろ にとり)】が造ってきた機械のダメ出しをしていた。
「おおー!さっすが盟友だねぇ〜。造った私でも分かんなかったよ。」
ここは幻想郷の人里にある俺の店【棚ぼた堂】紹介が遅れたが、俺の名前は【天馬 駆(てんま かける)】という。
「しかし、盟友の店は結局何をやっているんだい?」
「異変解決の手伝いから子守まで何でもしますよ。」
この棚ぼた堂はよーするに何でも屋だ。でも、俺の気分で店が休むからいつでも開いてるかは解らない。今日も本当は休むつもりだったんだが、にとりが無理を言って店を開けさせた。...全く、困ったもんだ。
「じゃ、盟友ありがとね!また来るよー!お代は置いといたからねー!」
「はいはい、毎度ありー」
…っと、じゃあ今日は店を閉めy
「御機嫌よう。相変わらず人が居ない店ねぇ。」
「今、店閉めようと思ったんだけど、紫。」
くそっ、こいつが来ると長いんだよ。ま、さっさと帰ってもらおう。こいつは【八雲 紫(やくも ゆかり)】店や食べ物などを提供してもらっているのだが、正直苦手なんだよなぁ。紫が来る時ってだいたい...
「早速だけど天馬?異変解決の手伝い、お願いしていいかしら?」
だよなぁ…前回は半死ぐらいで済んだけど。今回は生きて帰って来れるのか、そろそろ心配になるんだけど。
「分かった。つっても俺に拒否権は無いしな。」
「ふふっ、じゃあお願いね。詳しくは霊夢達から聞いてなんとかしてもらっていいかしら。ま、貴方の能力があれば大抵の妖怪は相手にもならないでしょ。」
「りょーかい。あ、でもお代は取るからな。」
あら、まけてくれないの。と言いながら紫はスキマに消えて行った。
はぁ、また異変かぁ。暇な奴らだな。でも、霊夢達にはしばらく会ってないから丁度いいかもな。
そーいえば、まだ言っていないことがあった。これは紫しか知らないことだが、俺には能力がある。俺は普通の人間ってことで通ってるが、ちょっと違う。紫の【境界を操る程度の能力】で妖怪と人間のハーフになった。と言うか、ならされた。だから、能力がある。【クセを見抜く程度の能力】だ。...えっ、弱い?
ま、俺も思ったけど、それは「能力の活かし方」によれば、だろ?商売の武器にもなるしな。まっ、早く店閉めようかn
「盟友ー!ちょっと見て欲しいものがー!」
…はぁ、まだかかりそうだなぁ。
「はいはい、いらっしゃい。」
どーも、最初くらいしか、出番の無かったにとりだよ〜。まあ、今回はプロローグだし次の章からいろんな人が登場するんじゃ無いかな。あとは作者よろしく〜
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はいはい、作者の勇気のコーンです。次回もよろしくお願いします。