東方棚ぼた日記   作:勇気のコーン

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どもども、勇気のコーンです。今回で紅魔郷編完結と言う感じになります。ではどうぞ。


第十話 終わり良ければ

「いつもいつも仲間外れにしてばっかり!お姉さまのそういう所が嫌いなの!」

 

「聞き分けのない子ね!言うことを聞きなさい!」

 

姉妹の喧嘩はどんどんヒートアップして行き、弾幕まで撃つ様になってきた。

「これそろそろ止めないと不味くないか?」

 

「何言ってんだよ天馬。二人の戦いに水をさす気か?」

 

「いやそーじゃなくてね。」

俺が上を指差すと魔理沙は不思議そうに上を向いた。そして血相を変えた。二人の戦いで館が悲鳴を上げ始めたのだ。天井にはヒビが入り、床は砕け、柱は割れ始めている。

「一回、館の外に行った方が良さそうね。」

 

「あ、そーだ。この館の奴らも助けないと不味くないか?」

 

「そう言えばそうだな。よし、各々自分が戦った奴を外に避難させて、門の所に集合しよう。」

俺たちは一回解散した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー少年少女救援中ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、これで全員か。」

俺が一番早く門に着いたので館を一周してきて確認した。館の上空では戦闘が激しくなっていた。弾幕が飛び交う中でフランが剣で斬りかかるのをレミリアは槍で止めている。

「このままフランがレミリアを倒してくれないのかしら。」

そうしてくれれば解決なんだけど。と、霊夢が面倒くさそうに言った。

「お姉さまの...分からず屋ー!」

フランが渾身の一撃を見せた。しかし、少し大振り過ぎたのかレミリアに避けられてしまった。

「終わりよ。フラン。」

レミリアがフランにトドメをさしたー

 

 

 

 

 

 

 

 

ように見えたが、レミリアはフランを優しく抱いていた。フランは驚きの色を隠せないでいる。

「フラン、いつの間にこんな大きく成ったのかしら。私、気づかなかったわ。」

 

「お姉さまは...私のことが嫌いで閉じ込めていたんじゃないの?」

フランがそう聞くとレミリアは微笑み

 

「そんなわけないでしょ。たった一人の【妹】なんだから。」

 

フランはレミリアには泣きついた。その姿はまさしく仲睦まじい姉妹の姿だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「でも、フラン。」

レミリアはニヤリといたずらっぽく笑った。

「あの三人を倒せば幻想郷は私たちの物となり、好きなだけ外で遊べるわよ。」

...あれ?レミリア、今なんて言ったんだ。確か、俺らを倒せば幻想郷が手に入るとが何とか...

「本当に外で遊べるの!?」

 

「もちろん。」

するとフランもニヤッと笑い、

「お姉さま。私も一緒に戦うわ!」

と言い始めた。

 

 

「ちょっと、魔理沙。あれどうなってんのよ。」

 

「まぁ、言いんじゃないか?それがあいつが選んだ道みたいだし。」

霊夢は話が違うとばかりに魔理沙に詰め寄り、魔理沙は笑いながら言い返している。

 

「待たせたわね!さぁ、幻想郷をかけて勝負よ!」

 

「魔理沙達をやっつけて好きなだけ外で遊ぶんだから!」

 

さっきまでケンカしていたのが嘘の様に意気投合している。

「はぁ、結局こうなるのかよ。」

 

「魔理沙、あんたやっぱり余計なことしかしないわ。」

 

「何なんだよ。その言い草。大丈夫だって、霊夢と天馬がいれば敵なしだぜ!」

俺たちは言い合いながらも戦闘態勢に入った。

「改めて紹介するわ。私は【レミリア・スカーレット】この館の主であり、誇り高き吸血鬼よ。そして私の妹の」

 

「【フランドール・スカーレット】よ。」

姉妹は丁寧に挨拶をした。

「私は紹介済みだから、いいぜ。」

 

「俺は天馬 駆。幻想郷の何でも屋だ。」

 

「博麗 霊夢、妖怪退治が仕事よ。分かってると思うけどあの霧が邪魔なの。さっさと取っ払ってくれないかしら。」

霊夢がそう言うとレミリアは首を横に振った。

「それは出来ない相談ね。貴女も知ってるでしょ。私たちの弱点は太陽の光、この霧はその光を遮ってくれる。つまり今の幻想郷は私たちの独壇場よ。そう、後は貴女達を倒せばね!」

俺と霊夢は二人でため息をついてしまった。もう霊夢は喋るのも面倒くさそうだったので代わりに俺が引き継いだ。

「そんな面倒な御託は必要ないっての。様はお前らが迷惑だから退治する、それだけだ!行くぞ!霊夢!魔理沙!」

 

「はいはい。」

「おう!」

フラン、レミリアを含めた五人は一斉に弾幕を撃ち合った。一旦、止んだかと思いきや剣と槍で斬りかかってくる。魔理沙達では弾幕で劣る俺だが、近距離ではあいつらより強いのでどうにか二人を止める。しかしキツイ。

「ぐっ!」

 

「どうしたのかしら?!貴女達の力はこんな物だったの?」

「まだまだァ!全然壊したりないよ!?」

くっそ!何つーパワーだよ。フルパワーの妖気込めて剣で止めてんだけど、てか壊れそうだよ!

 

「まっ、作戦のうちだけどな。」

 

 

「えっ」

「えっ」

 

そう。ここまでの展開は作戦のうち、こっからなんだけど。

「じゃあ、地獄まで付き合えよ!」

 

牢符《鬼首縛り》

 

剣の妖気を散らせて、フランとレミリアを妖気の糸で縛り上げた。

「っ!この!」

「はなせっ!」

やべっ、あんまり持たないかも。

「おーい!霊夢ー!魔理沙ー!早くしろ!!」

 

「オッケーだぜ!霊夢、行くぜ!」

「ったく、しっかり合わせなさいよ。」

 

恋符《マスタースパーク》

霊符《夢想封印》

 

二人の技がこちらに向かって飛んできた。

「これが博麗の力...」

 

「お姉さま...」

いやーしかしいつ見ても二人の技は凄いな。このままいるとこいつらも俺も無事じゃあ、済まないから

「よし、とりあえず異変は解決かな。」

 

瞬符《時空を超えて》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よくあれから逃げたしたわね。」

 

「本当にそうだぜ。逃げられない位、全力やったのに。」

毎回、異変が終わったら言う言葉。そして毎回思う。こいつらは俺を殺しに来てるのか?と。あの後俺はレミリア達と一緒に瞬間移動をした。そのおかげで館はボロボロだが、姉妹は無事だった。

「とりあえず、異変は解決ってことでいいよな。」

 

「そりゃあそうでしょ。あの霧も晴れてるし。」

 

「こんなにも、仲が良さそうなんだからな!」

 

俺たちの見つめる先には安らかに眠る様に座っている、姉妹の吸血鬼がいた。

 

 

 

 

ーーー紅魔郷編 終ーーー

 




こんにちは。誇り高き、吸血鬼。レミリア・スカーレットと妹のフランドール・スカーレットよ!
レ:さぁ、今回で紅魔郷編が終わってしまった訳だけれども。
フ:本編はまだまだ続くよ!これからもよろしくね!それじゃ、
フ・レ:作者。(!)後はよろしく頼んだわよ。(頼むね!)
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はいはーい、どうも。勇気のコーンです。さてさて、次回からは異変が有るまでの天馬達の日常をお送りします。それでは次回もお楽しみに!
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