東方棚ぼた日記   作:勇気のコーン

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ども、勇気のコーンです。今回は天馬がある人からの依頼を受けて人里に向かいます。ではどうぞ。




第十三話 そうだ、学校に行こう

今日の依頼は人里の寺子屋からあった。そこで教師をしている【上白沢 慧音(かみしらさわ けいね)】は顔見知りで前にも何回か依頼に来ていた。生徒とも顔見知りだ。ちなみに今回は

 

「授業の事で手伝って欲しいことがある。」

 

と言われた。手伝いがいる授業ってなんだろう?まあいいや。行って見よ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー寺子屋ーーー

 

 

「こんにちは〜。棚ぼた堂でーす。」

 

「おお、天馬。来てくれたか。さあ、早く上がってくれ。」

慧音はかなり忙しそうな顔をしていた。教師って大変なんだろうなあ。慧音に連れられて来たのは寺子屋の職員室だった。慧音はお茶を持って来て早速、本題に入った。

「実はだな...天馬には、農業体験の手伝いをして欲しいんだ。」

 

「ほお。農業体験か。」

春に寺子屋の畑で育てていた作物が収穫できるようになったので収穫をしようと思ったのだか、どうせなら生徒達と一緒に収穫しようと言うことになったらしい。

「分かった、そのぐらいなら喜んで手伝うよ。」

 

「!ありがとう、天馬。あ、でも妹紅も手伝いに来るぞ。」

そうか、あいつも来るのか。妹紅と言うのは慧音の知り合いの【藤原 妹紅(ふじわらの もこう)】で何かの原因で不死身になった奴だ。見た目は普通なんだけどな。ちなみに慧音も人間ではなく半人半獣だそうだ。...見た目は普通ですけどね。

「そろそろ、生徒達が来るから着替えた方がいいぞ。ジャージを貸すから早く着替えろ。」

 

「りょーかい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー十分後ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慧音に借りたジャージはちょうど良く、とても動きやすかった。さて、慧音は...

 

「悪い...遅くなったな。」

 

慧音は割烹着に着替えていた。結構、似合ってるんだけどな。慧音は少し気に入らない様子だった。

「これしか無かったんだが...あまり似合わないな。」

 

「そうか?結構、似合ってると思うよ。何か、いい奥さんって感じだ。」

 

「はえ!?お、お、奥さん?!」

あれ、失礼だったかな。本当にそんな感じだったから言ったんだけど。慧音はいや...そんな...と独り言を言っている。そんなに嫌だったかな。

 

「センセー!おはようございまーす!」

 

「けーねー!手伝いに来たよー!」

おっ、ちょうど妹紅も来たか。

「よし、慧音。生徒達も来たぞ。」

 

「ふえ?あ、ああ。よし、行くぞ。」

俺たちは職員室を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー農業体験中ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「のは〜!センセー!土が背中に入ったー!」

「妹紅さーん!ミミズがー!」

「天馬ー!手伝って〜!」

 

な、何て忙しいんだ...気になったんだけど、なんで俺だけ呼び捨て?

「天馬〜!早くー!」

 

「分かったー!ちょっと待ってろ!」

子供って底なしの体力なのか?とりあえず、頑張らなきゃな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よーし!お昼にするぞー!」

 

「「「はーい!」」」

つ、疲れた...やっと、お昼か...

 

「あ、しまった。飯持って来てないや。」

 

「あ、私も忘れちゃった。」

俺と妹紅は思い出したように言った。仕方ない、近くのお店で買ってこようかな。

 

「大丈夫だ!そんなこともあろうかと私が作ってきた。」

 

慧音が何処からかお重を出して来た。そして蓋を開けると...

 

「「おおー!」」

 

上段はだし巻き卵や、筑前煮など色々なおかずが詰まっており、下段にはいなり寿司が詰まっていた。俺は思わすゴクっと喉を鳴らした。慧音はそんな様子を見て微笑んだ。そして

 

「「「いただきまーす!」」」

 

大きな声が響いた。さて、どれから食べようかな。だし巻き卵もいいな〜。いや、でも筍の筑前煮も捨てがたいしな〜。いなり寿司もいいなぁ。

「天馬〜。早く食べないと全部食べちゃうよ?」

妹紅がだし巻き卵を食べながら、箸は筍の筑前煮に向かっていた。無くなる前に早く食べないと。

「じゃあ、このいなり寿司から...」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっっっと、待ったぁぁぁあ!!」

 

と言う大きな声と共に俺の手にあったいなり寿司が消えた。

「のぐわぁぁぁぁあ!!」

と言うか俺の身体もろともいなり寿司が持ってかれた。

「て、天馬ー!?」

「天馬!?大丈夫か?!」

妹紅と慧音の声が聞こえてきた。

「はっ!しまった。つい、美味しそうないなり寿司が合ったから飛び込んでしまった...って天馬!?おい、大丈夫か!?」

大丈夫だったら意識を失いかけてないよ...てかお前はいなり寿司じゃなくて油揚げに反応しただけだろうが...

 

バタッ

 

「天馬が気を失ったー!」

 

「何だって〜!?おい天馬!しっかりしろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーん...?」

俺が目を覚ましたのは布団の上だった。どうやら職員室のようだ。目の前には妹紅の顔があった。

「あ、天馬、目を覚ましたんだね。けーね!天馬が目を覚ましたよ〜。」

妹紅が大きな声で叫ぶとドタドタと走る音がして慧音が出てきた。後ろにはシュンとした顔をした【八雲 藍(やくも らん)】とその式【八雲 橙(やくも ちぇん)】がいた。

「天馬、大丈夫か?ったく、この狐が。天馬が死んだらどうするつもりだったんだ。」

慧音が藍に言った。藍はますます、シュンとなっている。それを見た橙は、

「こら〜!らんしゃまをいじめるなー!天馬もなんか言ってやってよ〜!」

 

「と言われても、俺は被害者だからな...」

橙はえーっと言いながら不満そうな顔をした。

「本当にすまん。橙と一緒に買い物をしていたんだが...」

 

「大丈夫だよ、心配無用だって。」

立ち上がって二、三回ジャンプした。藍はホッとした様子だった。よほど、心配してくれたんだな。

「そういえば、慧音。農業体験はどうしたんだ?」

 

「無事に収穫が終わって、生徒達は帰ったよ。これ、お代な。」

 

「みんな、天馬のこと心配してたよ。」

特に何事もなく終わったってことか。良かった、良かった。

「じゃ、俺は帰るよ。また何かあったらいつでも来いよな。」

 

「ま、待て天馬。」

慧音が俺を止めた。まだ何かあるのか?

 

「今日は頑張ってくれたから、一緒に酒でも飲まないか?」

 

「え、俺はいいけど慧音、酒弱いじゃんか。」

てか、酒弱いのは慧音だけじゃないか。みんな酒強いとか言われてるけど、紫以外はいつも俺より先に酔うんだよな。

「きょ、今日はお前より先には酔いつぶれない。...ようにする。だから二人で...」

 

「じゃ、みんなも呼ぶか。」

 

「私も行きたい!」

橙もそう言ってることだし善は急げだ。

「とりあえず場所は博麗神社でいいか。藍、紫はこれそうか?」

 

「はっきりとは言えないが、天馬がいると言えばおそらく来られると思う。その代わりに橙も連れて行っていいか?」

 

「もちろん。次に魔理沙に伝えて、そうすれば魔法の森の奴らには大体伝わるだろ。あ、紅魔館の連中は連絡しなきゃダメか。」

俺は色々考えながら慧音に声をかけた。

「慧音、そんな感じでいいか?...おい、慧音。」

 

「ん?あぁ、別にいいぞ...はは...」

どーしたんだ慧音は?急にぼーっとしちゃって。まあいいや、呼びに行って来るか。




こんにちは、藤原 妹紅です。慧音も大変だなぁ。天馬にも慧音の思いが伝わるといいな。あとは作者よろしく。
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はいはい。どーも作者です。では次回もお楽しみに!

やっと、試験が終わりました。投稿もいつも通りに出来ると思います。これからもご意見・ご感想がありましたら連絡ください。
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