東方棚ぼた日記   作:勇気のコーン

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はい、どーも。勇気のコーンでございます。今回は天馬から一度離れて霊夢視点となっています。ではどうぞ、



第五話 紅白と従者

天馬達と分かれて、はや十分。何とか、門番にも見つからずに館に入ることに成功した。魔理沙のことが心配だったけど、天馬なら何とかする。そう信じてここまで来た。だけど、困ったことが一つある。

「ちょっとここ広すぎない?」

もはや、最初にどこから入ったかさえ解らなくなるぐらいだった。

「この館の上から紅い霧が出てるからとりあえず、上を目指しましょ。」

私は階段を探した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー少女捜索中ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっと、見つけた。」

玄関ホールらしき場所に上に通じる階段があった。

「さっさと行きましょうか。」

私は階段を一段上が...ろうとしてバックステップした。

 

ガキィ!

 

さっきまで居たところに何処からかナイフが飛んで来ていた。

「流石ですね、博麗の巫女。私のナイフを避けるとは。」

 

「誰?」

声がした方を向くとメイド服を着た銀髪でショートカットの女がいた。

「私はこの館の主の従者。【十六夜 咲夜(いざよい さくや)と申します。主から、貴女を追い出すように申し付けられましたので。」

 

「へぇ〜じゃあこの霧もあんた達のせい?」

こいつ、嫌に冷静ね。冷静と言っても2パターンある。一つは落ち着いている時、もう一つは無関心の時。こいつは後者の方ね。私は解答を待ちながら考えていると、咲夜はくすくすと笑い始めた。

「それは...」

と言った瞬間、ナイフが目の前に飛んできた。

「ご自分でお考えください。」

私は何とか避けて、咲夜を見...いない?!

「どっちを見ておられるのですか?」

 

「ッ!くっ!」

声がした方に攻撃をする。しかし、咲夜は居らず、代わりに幾つものナイフが飛んできた。何とかそれを弾く。咲夜は何処に?!

「まだまだですね。博麗の巫女とやらも。」

はっ!?真横!?攻撃はするが、反応が遅れてあっさりと避けられる。

「っ〜!邪魔するなら、この異変共々退治するまでよ!」

 

「フフッ、うまく行くといいわね。」

と言うと咲夜は後ろに飛んだ。そして空中でナイフを投げてくる。でもこれくらいの遠さとナイフの量なら簡単に避けれ...

「えっ!?」

気がつくとナイフは広範囲に広がり、量も倍くらいになっていた。私は体制を低くしながらも横に移動して攻撃を跳ね返した。こいつもしかして

「あんた、本当に人間?」

その質問の解答の代わりにナイフが飛んできた。そして避けようとすると、さっきと同じ状態になる。今は、それを避けるしか、方法は無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「随分と避けるのが上手ね。」

私はそれを無視して札を投げる。しかし、あっさりと避けられてしまう。ホントに笑っちゃうわね。

「あんた、手品師に転職しない?人里でやったら、一儲けできるわよ。」

 

「...人間?」

明らかに冷静だった咲夜が反応する。

「...もういいわ。これで終わりにしましょう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と言った瞬間、私の周りの時が止まった。もちろん、博麗の巫女もである。そう、この私。十六夜 咲夜の能力は【時を止める程度の能力】である。私はナイフをありったけ投げまくる。ナイフは博麗の巫女の周り囲むようにして止まる。あり一匹逃げれる隙間もなく。

「...人間に恐れられて来たこの力。私を理解して来て下さったのは、お嬢様だけだった...」

 

「貴女は何も解らずに死ぬ、 解除!」

時が動きだし、ナイフが一斉に博麗の巫女に向かって動き出す。

「っぐはっ...」

次々にナイフが突き刺さって行く。そして動かなくなった。

「眠りなさい。博麗の巫女。」

私は背を向けて歩き出した。自分が一番信頼する主の元へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なーんてね。」

 

「っ!?」

串刺しとなっていた。博麗の巫女が急に喋ったのだ。驚いたのはそれだけでは無い。それが何千枚の札となって私に襲いかかったのだ。

「くっ!」

私は能力を使い、避けて後ろに移動した。

 

「あー、やっとかかったか。」

 

何処からともなく、博麗の巫女の声がした。そして足元には無数の札。そのせいか、全く身動きが取れなくなってしまった。

「別にあんたみたいな能力はここじゃ、不思議じゃないのよ。」

博麗の巫女が喋りだす。私は一度時を止め、外せるか試してみた。ダメだ、緩みさえしない。再び、時は動き出す。

「まー、あんたらがここに住むんだったらあまり私に迷惑をかけないことね。」

くっ!でもこの近さなら時を止めて、攻撃できる。私は能力を使って、博麗の巫女を...いない?!気がつくと巫女はすぐ近くにいて、攻撃体制をとっていた。まずい...時が...

 

時が再び動き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁぁぁぁぁ!」

 

私の渾身の一撃が咲夜にクリーンヒットした。咲夜は衝撃で壁にぶつかり、気を失った。

「さっ、この調子で行きましょうか。」

私は階段を駆け上がった。




よっ!みんな。この前の扱いについて作者と喧嘩したチルノだよ!次回は魔理沙視点らしいからお楽しみに!それじゃあ、作者よろしく。
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はいはい、次回もよろしくお願いします。ではでは。
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