上空から二人の男女が見下ろしている
「ここが「クロスオーバー学園」のようだな」
「そのようですね」
「「星嵐優斗」の奴は何処だ?」
「ここの人達に聞いてみましょう」
二人の身体的特徴を述べると一人は黒髪黒目で女子のほうから寄ってくるだろうな容姿 服装は白いワイシャツで胸元を開けていてジーンズを履いている。もう一人は茶髪のロングで青い瞳のスタイル抜群の美女 青のインナーの上に白いジャケットを着てショートパンツを履いている。
「あまりいい情報は得られなかったな」
「そうですね」
この兄妹は学園内で色々聞き込みをしたものの星嵐優斗に関する情報は得られなかったのであった
「そこのお前等俺に何か用でもあるのか?」
と兄妹の前に優斗が現れたのだった
「お前か?星嵐優斗ってのは?」
男性の方が優斗に問いかける
「あああっ そうだが?」
優斗のほうは正直に答える
「俺はお前に用があって来たんだぜ」
男性は優斗に向けて言う
「用件次第じゃ即刻この世界から退却して貰いたいんだがな」
「用件は只一つ 俺と戦ってもらおうか?」
男性は優斗に闘いを申し込んできた
「成る程…そいつは分かり易いな」
side ???
「星嵐優斗 今度会ったらリベンジしてやるわ!」
先の優斗との闘いで負傷したウィザード・ウェザールが愚痴を零している
「面白そうな男じゃない 気に入ったわ♪」
黒髪のショートでスタイルが良く左目の眼帯が目に付く制服を着た少女、蝿鵺透香は優斗に目を付ける
「首領様報告します」
「どうしたの?アルちゃん」
灰色の髪と瞳 死神的な露出の多い服装が特徴のアルジェリカ・D・ローラレイと呼ばれる女性の部下の一人が首領に対して何かを言うようである
「アルジェリカですけど…」
「そう、だから アルちゃんね ボクに何か用があるんでしょ」
首領の傍には副首領のドグラルドも居る
「例の兄妹と星嵐優斗が接触した模様です」
「へー そーなんだー さてお手並み拝見と」
場面は戻り三人は無人島にいる
「先に名を名乗って貰おうか?」
優斗は男性に対して名前を聞き出す
「そうだな 俺は無道王羅 「次「名前だけでいいって言ったんだが?」」
王羅という男性が他に何かを言おうとしたが優斗に遮られてしまった
「後悔することになるぜ」
王羅は優斗に忠告をする
「先にこっちから攻撃させてもらうぜ?」
優斗は王羅に向かってパンチを放つ
「当たらねえよ」
しかし難なく避けられてしまう
「このやろ」
すかさず足払いをするが
「読んでるぜ」
それもジャンプで避けられてしまう
「次は俺の番だ」
飛んでる最中に足を鋼鉄化させる
(鋼鉄化…武装色か!)
回し蹴りに対してパンチで迎え撃つ優斗
「「!?」」
二人とも反動で吹き飛ばされる
「くらいやがれ」
体勢を立て直し島に生えてる木を抜いて槍投げの要領で投げ付けるのだ
「焦げおどしが」
しかし手刀で真っ二つにされる
「くっ」
木が切断されると真横に避ける
背後にあった巨岩が真っ二つにされる
「軌道上にいたらやばかったぜ」
「上手く避けたな」
王羅は空高く飛び上がると空中で静止
「コイツはどうだ」
片手に集めた光の玉を優斗目掛けて投げ付ける
「当たるか」
優斗はそれを素手で王羅に向けて弾き返す
「うおっ!?」
王羅は高速で向かってくるエネルギー弾を避ける
それは地球から宇宙へ飛びだした後大爆発を起こした
side ???
「いやあ、互いに譲らないデッドヒートだね」
「フン 大したことねえなぁ」
「(こいつら人間か…?)」
「全く楽しませてくれる」
首領たちはアジトからこの激闘を観戦している 首領、ドグラルド、ファルコリア、ネメシスの反応はそれぞれ異なるが
「ケッ 随分と退屈な闘いをするじゃねえかよ 「優斗」の野郎」
10人以上居る別の集団もこの闘いを観ている様子
しかし何か不満に思っている
メンバーは剣を携えた目元に仮面を付けた女性剣士に背中に2丁のキャノンを背負った巨体の男 ピンクの服を着たロリ体型な少女等が居る
他のメンバーはフードを被っている
「死羅斗の奴イライラしてんなぁ」
「ニオ同感ー☆ 何か退屈ー☆」
「さてと…ちょっくら挨拶してるかぁ」
リーダーらしき死羅斗と呼ばれる男は灰色の髪に赤のメッシュ 眼の色は黒く片目が隠れているのが特徴で 死神を彷彿とさせるコートを羽織っている
そういうと死羅斗と呼ばれる男性は姿を消した
場面は優斗と王羅の闘いに戻る
「インフェルノ・ヘルフレア!」
「
優斗が巨大な火焔弾を撃ち、王羅が光と雷の矢を投げ付け衝突し衝撃波を起こす
「ちっ…」
「相殺か やるじゃねえか」
優斗が居る世界の宇宙では
「ここか 「優斗」の野郎が居る世界は」
死羅斗という男性が地球を見下ろしていた
「そんじゃあ こいつはほんの挨拶代わりだぜ」
死羅斗は片手に闇の力を収縮させ 地球目掛けて投げ付けた
そしてまた場面が優斗と王羅の闘いに戻る
「ところで優斗 お前「神」と闘ったことあるか?」
「無えけど」
「そうか…俺はあるぜ?」
「自慢話か?」
「俺達兄妹はある神を追跡してんだよ…」
王羅は一旦言葉を止めると
「俺等の故郷を滅ぼしやがった屑神をな!」
怒りの感情を剥きだしにした
「俺達兄妹はかつては至極平凡でだが幸せな毎日を過ごしていた だがそんな当たり前の日常が唐突に失われた!今でもあの時の悲惨な光景は忘れられねえ…」
優斗と王羅の戦いを見ている明日奈は悲しげに呟く
「兄さん…私達の世界は異形な怪物達が攻め込んできて瞬く間に壊滅したんですよね…」
「・・・・・・」
優斗はそれを黙って聴くだけだった
「俺達兄妹は死にそうな中「オルトゥルス」と言う男性に命を救われた そしてその人から衝撃的な事実を告げられたんだ 俺等の世界が滅んだ原因は…」
「その屑神とやらが退屈しのぎでやらかした悪戯とか?」
王羅が言葉を続けようとする最中優斗が推測を言う
「!? ああ…オルトゥルスはそう言ってたよ だから俺達兄妹は心技を鍛え、『試練の洞穴』による洗礼を克服し更なる「力」を得て色んな世界巡ってその屑神を見つけ出して …何だ?」
王羅は何かを察して話を止める
「オイ…こっちに向かって来てねえか?」
優斗が王羅の後ろを指差すと…
漆黒の超巨大な球が轟音立てながら落下している 大きさを例えると超一星龍のマイナスエネルギーパワーボールぐらいの大きさだが…
「クソッ・・・この邪悪なオーラは誰の仕業だ!?」
王羅が苛立ちを覚える
「上空…宇宙に誰かが居ることは間違い無いが」
優斗は敵の居場所を推測する
「優斗さんは一体何処に・・・」
零は上空を飛行しつつ優斗の居場所を探していた
「・・・何なんですか?この禍々しき邪悪な気は」
零は超巨大な漆黒の球が落ちて行くのを目撃する
そして宇宙
「クックック ヒャアハハハハハハ 優斗、無道王羅 纏めて滅びるがいい!ダークフォース・ヘルズバスター!!」
死羅斗が高笑いし技の名前を言う
そして漆黒の超巨大な球は優斗と王羅に勿論直撃し
二人が居る無人島も包みこんで押し潰し…
「オイオイ…マジか?」
「ヤベえぞ このままじゃあ…」
宇宙から見えるほどの大爆発を起こしたのだった
「この世界の学園消し去る序でに優斗と王羅も葬ったか」
死羅斗は宇宙から爆発が起こっていることを確認する
「ま、ホントにこれで終わりなら拍子抜けだが・・・」
死羅斗がアジトに戻ろうとした時・・・
「!? どういうことだ・・・何故地球が…この世界が無くならねえ!?」
自身の攻撃が直撃してるにも関らず地球は無事だった
回想
「チッ 中々パワーのある攻撃だ」
「コイツの直撃を許しちまったらこの
優斗と王羅は漆黒の玉が直撃しないよう支えていた
「でどうすんだ?俺がコイツを消し去ってもいいんだが」
王羅は特に動じることなく余裕である
「いや・・・俺にやらせてくれ!
優斗から強大なオーラが溢れ出て髪が伸びる
「肉体強化系の能力か!」
「そいつは違うな 俺自身、
「そいつで一体何をする気だ?」
「コイツを吸収すんだよ」
優斗はこの攻撃を吸収することで被害を最小限に食い止めようというのだ
「だったら・・・やってみろよ!」
「言われなくてもな!」
そして球が爆発した
「オオオオオオオオオオオオオオオ」
しかし邪悪なエネルギーが流れ出ないように優斗が食い止めてる
「クソッ・・・優斗の仕業か!」
死羅斗は歯軋りをする
「ハアッ!」
優斗は死羅斗の攻撃を吸収しきった そして・・・
「アトミック・・・バーストォォォォォォ!!」
片手から「アトミック・ウェーブ」の衝撃波を収縮させた波動を上空に向けて撃った
天を突き抜けるその光は宇宙に届く
「どうやらテメエの力を少々見誤ってたようだ」
死羅斗は優斗の攻撃を片手で弾き、呟くとこの世界から消えたのだった
死羅斗の攻撃によって無人島と周囲の海は消滅してしまったが、他に被害が及ぶことは無かった
「邪悪な気配が消えました・・・倒れたのでしょうか?それとも・・・」
「俺の感じゃあさっき攻撃を仕掛けてきた奴はまだ死んでねえ またやって来るだろうな・・・」
優斗は死羅斗が倒されてないということを直感で感じていた
その後次元兄妹とは友情が芽生えたのだった
「フウー 全く優斗君たら 予想外の奇襲にも見事対応してくれたね」
首領は優斗が居る世界が消滅しなかったことに安堵する
「あれぐらいは出来て当然だろうがな」
ドグラルドは少し褒める
元の場所に戻った死羅斗は
「よう死羅斗 あの学園は滅ぼせたか?」
「・・・・・・」
メンバーの一人に聞かれるが死羅斗は何も答えない
「だが・・・俺はお前より遥か「上」に居るんだぜ ハハハハハハ」
死羅斗は高笑いする
「そういや何か忘れてる気がするが・・・」
優斗は何かを思い出そうとする
一方冥界では・・・
「この小説のヒロインなのに・・・私の出番が無かったあああああ うええええん」
「落ち着いて理世」
出番の無かった理世が荒ぶっていて冥瑠に慰められていた