僕と許嫁と学園生活   作:双葉雷華

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速和さんから見た中学時代の明久と速数の過去話。
速和さんと沙織さんは田村家の養子です。


第12話

速数side

これは俺がまだ中学1年の時の話だ。当時の俺は勉強こそ全てだった。

そして勉強ができない人間を見下していた。そして俺は何時しかイジメの対象になっていた。

それを助けてくれたのは、妹との確執を取り除いてくれたのは学校でも馬鹿で有名な明久だった。

 

俺は小さい頃から他より特出して学力が優秀だった俺は父から将来を期待されていた。俺はその期待に応えるために努力を惜しまなかった。

でも俺が父親に認められれば認められる程に妹である沙織との距離は開いていった。父は余り沙織を好いておらず、何時もお前はどうしてそうなんだと怒鳴っていた。それを見て育ったからなのか、俺は次第に家族や親戚以外の人間を見下すようになった。

それは学年が上がれば上がるほど恥ずかしいがエスカレートしていった。

先生は皆俺の味方だった、それが更に俺の増長に拍車をかける。

それは止まらない歯車のように悪循環を生み出し続けて俺は気が付けば学校で一人でいることが多くなった。いや、多くなったんじゃなくて皆が俺を避けるようになった。

小学校を卒業して中学に入学しても俺の態度は変わらなかった。学年で一番の秀才だった。でも、誰も俺とは話そうとはしなかった。俺は何時も一人だった、何時も何時も一人だった。

そして次第に俺はクラスでイジメを受けるようになった。

最初は下らないと放っていたが一向に止まない。先生に相談しても一時凌ぎにしかならなかった。ある一定の期間が過ぎるとまたイジメが始まる。それは俺の態度のようにどんどんとエスカレートしていった。

そしてそんなある日、母が亡くなった。そのまた数日後、今度は妹である沙織が家を出ていった。沙織の部屋を整理していると手紙が出てきて、そこにはこう書かれていた。

「私を人として見てくれない親と一緒にいるのは我慢できません。家を出ます、探さないでください」

その下にはP.Sと書いてあってこう記されていた。私は兄さんが羨ましい。父さんに可愛がられ、母さんからも愛情を注いで貰っていた兄さんが憧れであり、羨ましくもあった。そして母さんが亡くなった今、私にこの家での居場所はない。さよなら兄さん、いやまるめ速和さん」

それを父に見せたが父は一瞥するとその紙を破り捨てた。

父にとって沙織は邪魔だったのだろう。

沙織は俺にとって勉強以外で唯一の人としての大切なものだった。

沙織が出ていって俺はイジメに対する反応が出来なくなっていき辛くて悲しくて屋上で泣いていた時アイツは現れた。

「なんで泣いてるの?」

ソイツのことは知っていた。

学校でも問題児として有名な吉井明久だ。

俺は最初はコイツの事を信用しなかった。

でも明久は他の奴とは違った、純粋な心で俺に近づいた。

俺は何時しかコイツとー明久といる時だけは優等生でなく、1人の中学生として一緒に楽しんだ。そうして俺は皆に謝った、今までのことがあって最初は信用されなかったけど皆は最後は俺を認めてくれて友達になって学校が楽しくなった。

だが、父はそれを許さなかった。あろうことか明久を疎み明久を転校させようとした。それを知った俺はどうにもできないことに後悔した、だけど現実はその斜め上を行った。

妹の沙織が居たのだ。俺は最初謝った、沙織は俺を恨まず明久のお陰で俺と和解したいと思ったのだ。俺も仲の良い兄妹として過ごしたかった。その後、俺は明久の両親吉井明彩さん計らいで母親の従兄弟、田村清麿さんかの養子になった。親父とは親子の関係をたった。こうして俺達は新たな両親の元で明彩さんの後見で楽しい学生時代を送った。

これが俺の明久との出会いだな、明久が居なけりゃ今の俺は居なかった。




やべえ駄文だよ、でもこれは載せないとならないから仕方ないか。
今回のは明久さんと速和さんの過去話です。まあ、明久さん全然出てないけどね。
それでは皆さんさよなら、また次回、沙織の回想で会いましょう
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