変な名前ですよねwでも意外と美味しいですよw
前書きと言っても何を書けばいいのかわかりませんが
最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
では
ひとまず本編の方へ
どうぞ
プロローグ
1996年冬。この世界に新たな生命が誕生した。ラピスラズリのような綺麗な瞳を持った女の子だった。母は涙を流し我が子を抱きしめている。それを見た人はみんな微笑んでいた・・・しかし、喜ぶのも束の間、村が騒ぎ出した。助産婦が外の様子を見てくると出て行ったが、戻ってはこなかった。心配になった母は、いつの間にか眠っている我が子をベットに寝かせ外の様子を見るべく扉を開けた。
「カレン・クロイツェルだな? 来てもらおうか」
そう言ったのは扉の前にいた2本の角が生えた魔物だった。
危険を感じたカレンと呼ばれた母は扉を締め魔法発動体である煙管を取り、娘の前に立ち防御魔法、《絶式球型防壁》をはる。
青い防壁をはった直後扉を吹き飛ばし、先ほどの魔物が入ってきた。
「あまり手古摺らせないでもらいたい。・・・クロイツェルの絶対防御か、それなら全力でも問題あるまい」
次の瞬間、ガラスが割るような音を出して
カレンは娘の事だけを考え、呻くことさえ忘れていた。
「むっ・・・どういうことだ?」
魔物自身防壁を破壊できた事に疑問を抱いていた。それもそのはずクロイツェルの血筋は攻撃魔法があまり得意ではなく、防御魔法に特化している。ただ特化しているといっても異常に固く絶対に破壊出来ないと言われ《絶対防御の守護者》と呼ばれていた。
その防壁が簡単に破壊出来たのだ。疑問を抱いていてもおかしくはない・・・が、その理由はすぐにわかった。カレンの後ろに赤ん坊がいたのだ。
「・・・なるほど、出産後か・・・ならば無傷のそちらを頂こう」
刺さったものが抜け血が勢い良く流れていき、力が出なくなり倒れ、魔物が我が子を連れ去っていくのを弱々しく手を伸ばし呟く事しかできなかった。
「・・・フィ・・・・・・ァ・・・」
意識が朦朧とし、視界が無くなった時、声が聞こえた。
私を呼ぶ声・・・。
「カレン!」
私の体を優しく抱え込み、手を握ってくれた。目はもう見えないが声でわかる。
「・・・・・・エド・・・ワード・・・?」
私の愛する人・・・あぁ、エドワード。
「・・・あの子達を・・・フィア達を・・・・・・お願い・・・・・・」
あら?
頬に冷たい水が・・・泣いているのかしら?
ふふ、いい大人が泣いちゃダメじゃない。
・・・・・・でも
・・・愛しの我が子、フィア達を助けてね。
最後に貴方に会えてよかった・・・・・・
「フィアか・・・ああ、僕が守るよ・・・・・・でも、君と一緒にだよ・・・カレン?」
これ以上何を話しかけても彼女が話すことはなかった。
彼女の最後は・・・笑っていた。
でも、悲しんでいる場合じゃない。フィアを探さないと。
僕は涙を流しながら我が子の名前とカレンの形見・・・黒い
それから時は流れ10ヶ月と少し
魔法世界でエドワードはようやくフィアをさらった機関《ブリテック》を見つけた。
エドワードはあらゆるものを攻撃し破壊する力を持っていたが、それ故に防御面に疎くいつもカレンに守られていた。世間では二人のことを《破壊の戦神と守護の女神》や《強固な矛と盾》、《虐殺夫婦》(最後はふざけているとしか思えない・・・)などの異名がある。
もしカレン1人なら負ける事は無いだろう。しかし勝つことも無い。絶対防御といえど攻撃は弱い。故に勝つことが出来ない。
逆にエドワード1人なら勝つことは出来るだろう。だが、それは短期戦の時のみだ。戦闘が長引けば彼の能力《あるゆるものを攻撃し破壊する》は効力が強過ぎる為、魔力を多量に必要とする、故に長期戦になれば魔力切れで負けるのだ。そして魔力を多量に必要な為に防御に回す魔力がない。
2人はお互いの弱点を補うのにベストなコンビだった。
だが、今は1人・・・カレンはもういないのだ。いつも守っていてくれたカレンがいない。
助けを求めても政府は物的証拠がない為動かない。周りにいる奴らに頼んでも力不足と断られ、かつての戦友は行方不明。そして・・・あの子は地球にいる。何より関わりたくないだろう。故に・・・1人で行くしかなかった。後になってわかったことがメガロメセンブリアが裏で仕組んでいた事がわかった・・・動かなかったのはこの為でもあったのだろう。
数分後
中には誰も居なかった。ただ中にあるダイオラマ魔法球は調べてなかったが・・・中に入れないのだ。
「・・・なら・・・破壊するしかないよね。・・・今助けるよ。フィア」
目を閉じ、右手をダイオラマ魔法球に向け魔力の反応を確認する。
すると右腕が赤く光りちょうど3秒後、光りが弾けて消え、ダイオラマ魔法球の中に入った。
中への転移が終わるとキツイ脱力感が襲ってきた。魔力の殆どを使ってしまったからだ。でも、僕は歩みを止めない。フィアのいるところまで後少しなのだから。
道中、研究員らしき人が目と鼻と耳から血を流し死んでいた。先ほどのエドワードがやったのはダイオラマ魔法球に施されている転移阻害魔法の他にフィア以外の魔力を感知し、破壊した。
歩き初めて4分、フィアの魔力を感じる部屋の前まで来た。
躊躇なく扉を開けるとそこには一人の研究員が立っていた。扉の音でエドワードに気が付いた。
(察知しきれなかったやつか!?)
「侵入者!?
「捕捉!!・・・ぐっ・・・破壊!!」
魔法の射手を全弾くらい、且つ今の破壊で全ての魔力を使い果たす。
破壊された研究員は、他の研究員と同じく目と鼻と耳から血を流し死んでいた。
エドワードは破壊のために残りの魔力を全て回したので障壁などなく生身で魔法の射手をくらってしまい多量に血が流れてしまった念のために持ってきていた包帯を素早く巻き、ゆっくりとフィアが入っているはずの液体の入ったカプセルに近づく。
・・・が、そこにはエドワードの知るフィアの姿は無かった。産まれたままの姿で、薄い茶色の髪は伸びきっており裸体を隠すように液体の中を漂っている。次に見た途端すぐにカプセルのガラスを割ってフィアを抱き留めた。体の至る所には訳のわからないチューブが刺さっていて人生で初めてと思うくらいの怒りが込み上げてきたからだ。全てのチューブを外し、着ていたコートを着せ、傍にあった椅子に座らせた。カレンのがである煙管を右手に持たせると、チューブが刺さっていた所の傷が治っていく。少しだが、この煙管には自動回復魔法が仕掛けられている。
フィアの傷が治っていくのを見てホッとすると先ほどの殺した研究員が持っていた端末を拾い上げる。
何をされていたかを調べるために・・・その中には怒りをぶり返す内容が書かれていた。
フィアは誘拐された時からダイオラマ魔法球の中で眠らされ続け、8年と7ヶ月の間肉体促進剤を投与され続け、無理やり今の姿にさせられた。
身長131センチメートル、体重22キログラム。
明らかに体重が軽すぎる。良く見れば食べ物も1日に1度、しかもごく少量、理由が動かないからだと・・・・・・端末を割りそうになった。・・・誘拐した理由は・・・・・・今度こそ割った。
もうこの場からすぐに出たくなったのでフィアを連れ、火を放ち、その場から去った。
(クロイツェルの血筋による絶対防御魔法の解析、及び魔力吸収だと!?ふざけるな!?それに最後のあれはなんだ!?)
エドワードのいう最後とは《万が一に備え、魔力は常に極限まで吸収、エサの時に絶対防御を使われては面倒だ》のことである。
(フィアは人間だ!!人間に対して餌だと!?)
メガロメセンブリアの元老院・・・必ず破壊する。
決意したエドワードはフィアと共に村に帰っていった。
時は流れ2003年、ダイオラマ魔法球にいた期間も合わせフィアは13歳になっていた。
エドワードはフィアを連れ帰るとすぐにメルディアナ魔法学校に転入させ、学校というものを学ばせ、人というものを学ばせるつもりだったが、転入初日ともあって学校恒例の質問攻めにあい、過去を思い出し泣き叫んでしまった。
それから2年間はエドワードが傍にいてさらに3年間影から(文字通り校舎の横の木に登ってみたり、教卓に隠れたりとしたが生徒にはバレなかった)見守り残りの2年間は自分1人で学校に通うことが出来た。
7年間の学校生活を終えるため、今日は卒業式。
母の防御魔法の才能・・・能力を受け継ぎ学校トップ。それ以外は普通で攻撃系の魔法はからきしでダメダメだった。
こんな私でも友達が出来た。
「卒業証書、授与ーーネギ・スプリングフィールド君!」
そう・・・例えばネギくん。
魔法学力が凄くて私なんか目じゃないくらいなんだ!
・・・うん・・・・・・友達は沢山いるよ?
・・・ネギくんとか・・・・・・ネギくん・・・とか・・・あぁ・・・眠たくなってきちゃった。
少しくらいなら・・・いいよね?・・・・・・おやすみなさい。
目が覚めたのは卒業式が終わってネギくんの隣で歩いている時だった。
「・・・おはよぅ、ネギくん」
認識するのに少し時間がかかったが近くにいるネギに挨拶。
挨拶は大事だよね。
「やっぱり寝てたんだね。おはよう」
何故か私は寝ながら行動する事が多い(最近眠くなることがなくなってきた)。が、夜もちゃんと寝る。
「2人共何て書いてあるの?」
私とネギの後ろで歩いていたネカネさん・・・ネギくんの従姉が聞いてきた。
ネカネさんは綺麗な人で私の憧れの人。
「今浮かびあがるとこ」
魔法学校を卒業して、これからの修行先について出るのだ。
「お・・・・・・」
修行先を聞く前に私はまた寝てしまった。いつもは4時間ほどの追加睡眠が必要になっていて、今日は1時間しか寝ていない。これから3時間夢の中・・・起きた時にはお父さんがいる。
どうでしたか?
ドが付くほどの初心者でちゃんと書けているのか心配ですが
誤字や脱字、アドバイスなどあれば教えて頂きたいです。
次回からはキャラとの会話などを前書きや後書きに書こうと思います。
では
最後まで読んで頂きありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。