なかなか考えがまとまりません!
フィア
「・・・諦めないの?」
諦めませんよ!?
どうして諦めをすすめるのですか!?
フィア
「だって、主だし」
・・・・・・・・・本編へどうぞ
これって存在を否定されてますよねorz
翌日、学園長室。
昨日魔力を使い過ぎて体が思うように動かず、やっと仕事が終わり、いざ帰ろうとすると学園長の呼び出し。
・・・帰りたい。
よりにもよって何で今日なのですか、明日でいいじゃないですか。
学園長は私に恨みでもあるのですか?
・・・もしかして、学園結界のこと、知られた?
そんなことを考えても、行かないといけないことは変わらず、重い足取りを・・・。
・・・早く帰って寝たい。
と、さらに重くして学園長室に向かう。
中に入るとネギ先生がいた。
・・・もしかして。
「学園長、何か御用ですか」
どうか違っていますように。
一応祈ってはみるが、結果は非情にも・・・。
「フィア君には、西の長に親書を届けるネギ君のサポートをお願いしたい」
予想通り、ネギ先生の付き添い。
「・・・それは先生として、ですか?それとも魔法使いとして、ですか?」
「これは魔法使「お断りします」むぅ」
「あなたは、先生としては上司ですが、魔法使いとしてなら別です。あなたの願いを聞き入れる義理はありません」
何より。
「私はネギのことが嫌いですから。失礼します」
出て行こうと扉に手を掛けた時に、いい忘れたことを思い出し、振り返る。
「ああ、そういえば・・・エヴァさんにも修学旅行、来てもらいますからね。登校地獄や学園結界のことはお気になさらず、父と私が破壊したので」
「!?なんてことを!それがどういう行為かわかっておるのか!?」
学園長が立つ。
冷静じゃいられなかったのかな?
どういう行為・・・か。
「わかっていますよ、私はただエヴァさんにあるべき自由を返したのですよ。あなたこそわかっているのですか?エヴァさんがここにいる期間、予定では卒業するまでの3年間だけですよね?今年で何年間ですか?」
「仕方がないのじゃ!エヴァンジェリンを外に出しては何をするかわからん!ここに居させた方がいいのじゃよ!」
は?
このおじいさん何を言っているのですか?
「・・・なら、エヴァさんがこの15年間何をしてきたの!?ずっと守っていてくれたんじゃないの!?ふざけないでよ!お前は事実から目を背けて自分の都合のいい状態を保っていただけ!自分の都合に他人を巻き込まないで!」
今度こそ部屋から出る。
・・・帰ろう。
この世界は他人を巻き込まないと生きていけないのかな。
だったらこんな世界・・・変えたいな。
誰にでも等しく平等な世界。
そんな世界を私は作りたい。
それからは特に何もなく、5日が過ぎた。
今日は修学旅行当日。
集合時間は9時だが先生という立場があるので早めに出る。
エヴァさんはまだ寝ているので出来るだけ静かに。
7時に駅に着くと新田先生がいた。
「新田先生、おはようございます。早いですね。」
「おお、フィア先生、おはようございます。いやぁ、この歳にもなってはしゃいでしまって、あまり眠れなかったのですよ」
「うふふ、私もです」
ははは、と笑う新田先生を見ていると、頬が緩んでしまう。
どうして生徒の皆は怖がったりするのでしょうか、いい先生なのに。
「実は旅行というのは初めてで楽しみなんですよ」
「おや、そうなのですか?旅行はいいですよ 。そうですね、いっそのこと初日は自由行動というのはどうですか?」
「え?いえ、私は先生ですしそういう訳には・・・」
新田先生は優しく言ってくれる。
自由行動は嬉しいけど他の先生方に申し訳ない。
「実はですね、フィア先生の初日自由行動はしずな先生が発案してくれたのですよ」
「しずな先生が?」
「ネギ先生は学園長からの別件があるみたいですが、せめて仕事を頑張っているフィア先生だけでもと」
ネギは西の長のところだろう。
先生の皆が言っているなら無下には出来ないが・・・。
「私1人だけいいのでしょうか」
「いいんですよ、初めての旅行ならなおさら」
「・・・ではお言葉に甘えさせてもらいますね」
「ええ」
新田先生と話していると本当に楽しい。
何と言うか、ストレスを飛ばしてくれるような方です。
「あ、喉乾きませんか?私買ってきますよ」
「それなら私が行きますよ」
「いえ、この位のお礼はさせて下さい」
新田先生ならブラックコーヒーかな?
いつも飲んでいるし。
きっと好きなのですね。
「それではブラックコーヒーを」
「では行ってきますね」
やっぱり。
「あ、フィア先生!」
歩き出してすぐ、新田先生が私を呼んできた。
何かあったのだろうか。
「言っていなかったので言いますね。その服似合ってますよ」
「・・・え?」
不意打ちにも程があるでしょう!?
このタイミングで言いますか!?
恥ずかし過ぎますよ。
今日は初めての旅行ということでお気に入りの服。
今日は薄く化粧もしてますしストールも羽織っています。
いつもなら先生はスーツなのだが、今日は何故か私服で来るように言われている。
しかし、新田先生は、いつも通りスーツ。何でも、ここでは最高責任者という理由らしい。
私は少し顔を赤くしながならも、出来るだけ平静を装って返答する。
「それって口説いているのですか」
何言ってるの私!?
「え?あ、いや、そんなつもりは・・・それに私には妻と娘が・・・」
ほら!
新田先生困ってる!
本当にどうしたの?
私。
「ふふ、冗談です」
人指し指を口に当て、笑う。
だから何してるの私ー!?
その後自動販売機の前に着くと、顔を隠して後悔した。
ブラックコーヒーとミルクティー(苦いのは苦手です)を買って戻り、話していると、他の先生方や生徒が集まってきた。
そして集合時間の9時
ん?
視線を感じホームの方を見るが特にそれらしい人物はいない。
(・・・気の所為?・・・念には念を、ですね)
「先生どうかしましたか?」
「いえ、何でもないですよ」
近くにいた大河内さんが私の様子に気付いたようだ。
いけませんね。
今日は楽しい修学旅行・・・そういうのは出来るだけ考えないようにしましょう。
「では班ごとに点呼をとってホームに行きましょうか。ネギ先生」
「あ、うん、では班長さん達お願いしまーす!」
生徒が新幹線に乗り終わるまで外で待つ。
中での誘導はネギ先生がやってくれている。
数分後、皆が乗って新幹線が走り出した時に・・・。
「少し失礼します」
そう言って席を立つ。
私の席は向かいにしずな先生がいて、隣の窓側にはネギ先生ではなくエヴァさんがいる。
ネギ先生は何故か生徒の所にいる。
席を立った私はトイレがある方へ歩き出すが、トイレには行かず、新幹線の出入り口に隠れ、煙管を咥え、新幹線全体に意識を向ける。
「《透式閉鎖結界》」
この魔法は閉鎖空間を指定し、そこを出入り出来ないようにする、いい点は任意に解除しないかぎり私が寝ていても発揮し続ける。
悪い点はあまりない。
ただ守り続けるか閉じ込める事しか出来ない魔法。
(こちら側に繋がっている人は気付いたでしょうね、発生源と閉じ込められたということに・・・)
「・・・フィア先生・・・一体何を・・・」
先程の魔法のことですね。
咥えていた煙管を直す。
「生徒を守る為ですよ、実はホームの方から視線を感じましてね。年にはと、桜咲さんは?」
「・・・閉じ込められたような感じがしたので・・・それに、気の所為ではなかったか」
「・・・桜咲さんも気付いていたのですか?」
どうやら気の所為ではなかったようだ。
「・・・一応は、ただ一瞬だけだったので気の所為かと」
「・・・気の所為ではないので気をつけましょう。それに、中から攻撃されない限りは大丈夫ですよ、外のことは安心して下さい」
そう言ってしずな先生とエヴァさんの所に戻る。
それから約20分後、東京駅に着き、乗り換え。
乗り換え自体に問題はなく、席も先程と同じ、ここでも結界を張る。
少しゆっくりしようと持ってきていた本を読む。
が、そこで問題が生じた。
しずな先生が水筒を開けるとそこからカエルが飛び出してきた。
・・・・・・・・・カエル?
「カエルいやぁーー!」
瞬間エヴァさんに抱きつく。
「あ、おい。フィア?」
エヴァさんが私を引き離そうとするが全力で抱きしめる。
泣きながら抱きしめる私を引き離そうとしないでよエヴァさん!?
そんな時、1匹のカエルが私の頬に・・・。
「「・・・・・・」」
しずな先生と共に気を失った。
???
黒い部屋の中で腹を抱えて笑う黒い青年がいる。
水晶玉にはカエルが原因で気絶しているフィアが写っている。
フェイトが言っていた7日後とは修学旅行のこと。
フェイトがカエルを使うとは思えないが、笑いがこみ上げてくる。
「しっかし、フィアはカエルが苦手なのか。そうかそうか」
その言葉には、意味ありげに聞こえるが、実際の所は何も考えていない。
明日はフェイトの言っていた7日目。
フィアのことも気になるが、フェイトがどう接触するかも気になる。
やはりフェイトは面白い。
がこの世界はつまらない。
父さんと母さんの願いは俺が叶えるよ。
だからフィアを守ってくれよ?
フェイト
「・・・・・・」
あの・・・。
フェイト
「・・・・・・」
せめてお礼くらいは・・・。
フェイト
「・・・・・・」
・・・最後まで「最後まで読んでいただきありがとうございます。誤字や脱字、アドバイス等があり、教えていただければ嬉しいです。次回、やっと僕が出る」
・・・・・・
では皆さんまた次回に(泣)