「勿論、生きたいがため僕に成ると誓った…だがしかし――――――この様なナマモノにされるとは聞いてないぞ!!!!ご主人!!!もっと、格好良い姿にしてくれ!!!こんなネコみたいなシカみたいな生き物は嫌にゃぁああああああ!!!!うわぁあああああん!!!」
そうウル・ルガルの膝下で某子安ボイスでネコのようなシカのような片目に眼帯をしている生き物が泣きわめいていた。その姿を、エルキドゥは複雑そうな表情で眺め、ギルガメッシュは腹を抱えながら大爆笑している。
「ネコアルク・フワワよ―――済まない。貴様の力が強すぎる故、このような姿にするしかなかったのだ…」
「嘘を吐くにゃぁああ!!!もっとマシな姿が合った筈にゃ!!!こんなナマモノではなく、もっとマシな!!!さっさとイケメンにするにゃ!!!」
そうネコアルク・フワワと呼ばれたナマモノ―――――フンババは自身をこの姿にした元凶であるウル・ルガルに強く抗議する。だがしかし、一向に自身の姿はイケメンにならない。フンババは諦めずに泣きながらウル・ルガルに綴ると、流石に哀れんだ彼は限定的にだがフンババをイケメンに変化できるようにした。その姿は、刀〇乱舞の燭台切光忠、戦国BASARAの伊達正宗…のような片目に眼帯をしたイケメンの人型になった。
ウル・ルガル曰く、流石に石化の魔眼は強力だった故、内に封印することは出来ず、幾重にも封印が掛けられた眼帯を着用しなければいけないのだ。その所為で、ネコアルク・フワワの時よりも力が弱くなり、其処らへんにいる精霊と何ら変わらないモノになってしまった。
といっても、この時代の人間なんぞとは比べ物にならないぐらい強く、神霊の技を断片的に使えるので何ら不自由は無い。けれど、ヒトの姿ではあまりにも弱すぎると、他の神霊たちに舐められるので結局の処、泣く泣くネコアルク・フワワの姿で普段を過ごす羽目になった。
「まぁ、大丈夫だよ。ウルクで君を舐めるような人間はいないよ。そもそも、君に喧嘩を売るって事は自殺行為だし…。」
「まぁ…そうだけど…弱体化するのは辛い…にしても、エルキドゥちゃんはいい子だにゃ。気を使ってくれるなんて…。」
目を潤ませながら見てくるフンババにエルキドゥは苦笑した。
「ふん、落ち着いたか?ナマモノ。では、さっそく杉の木を切ってウルクの民共の土産にしようぞ。」
「あっ!待つにゃ!」
「なんだ?ナマモノ?」
「この森に生きてる動物たちを別の住処に移動させるまで木を切るのを待ってほしい。ご主人に聞けばもう少しで終わるそうな。」
そうフンババが言うまで、自身の息子が何時の間にか消えていることに気が付かなかったギルガメッシュは少しため息を吐きながら地べたに座る。
「そうか・・・ならば、エルキドゥ。奴が帰ってくるまで休むぞ。」
「うん、僕もちょっと疲れたし、休もうか。」
そう二人と一匹は原初の森の中で、木々のせせらぎに身をゆだねた。
某ネコアルク「そこのネコちゃん!ネコ二十七キャットに入らにゃい?」
フワワ「ネコじゃないから入らないにゃ。」
某ネコアルク「へーきへーき、ORT枠はまだ埋まってないから入れる。」
フワワ「ふぁ!?」
ついでに、イシュタル=サンは次回出ます。