初めは普通の人間だった少女が魔法使いとなって
世に存在する悪霊を退治しつつ、家系に隠された謎を解明し
滅んだ原因とその時に何が起きたのかを少女が明らかにしていきます
ほとんどが本人の考えで書いたので他の原作とはあまり関係ないです
この話は現代の日本を舞台とした物語となっている
とある地方の一角に代々受け継がれてきた名家が存在していた
戦国の時代・・どこかの勢力に肩入れすることなく、独自の戦力で生き抜き
その勢力を徐々に拡大し始めて日本全国になるまでの大勢力となった
勢力の中心となって指揮していた家系・・「宮永家」であった
初代を初めとし、宮永家の一族は特殊な能力を備わっていた
それは現代の京都に存在する陰陽師と似た感じの能力だ
しかし、宮永家が持つ能力はそれとは違い陰陽師以上の力を持っていた
だが、能力といっても頭首とその血縁以外の部下たちは少し劣る存在である
そうだとしても力の差は人並み以上に値する
時代が進むにつれ・・弱まったときもあれば再び強大になったときもある
頭首を務める代によって統治力と修行で積まれた力によって勢力の力が変わるのだった
そして・・・時をさかのぼること23代目頭首が治めた宮永家が滅んでしまった
その後は元々仕えていた武家や幹部等々は親戚や馴染み関係の存在となり
日本全国に散り散りとなって一般市民と同様の静かな暮らしをしていた
そのほとんどの家系が能力を持たずに前代の能力が衰退して行ったのだった
今では総本家だった家も住む者がいなくなり、荒れ果てた廃墟と化し
宮永家の血筋と異能力が途絶えてしまったと思いかけてた頃・・・
とある一軒家の一部屋に1人の少女が監禁されていた
その子は「黒髪のロングヘアー」「淡い青色の瞳」をしていた
服装は袖のない白いワンピースと指には奇妙な形をした指輪をつけていた
少女は虚ろな瞳で生きる気力をなくしていた
両手両足には手錠で縛られ、満足な食事も与えられずに暴行だけ受けていた
このまま死にたいと思った地獄の日々に一筋の光が差し込んできたのだった・・・
「何でしょうか・・・?」
少女が低い声で光の方向を見た
この部屋にはどこにも窓がなく、差し込む光がないはずだった
「おかしいですね・・もしかして、天国からのお迎え?」
少女は己の死を悟ったのかその光を受け入れた
光は次第に強くなり、目を開けられずにそのまま目を閉じた
どれくらい閉じてるんだろ?目の前が真っ暗で何も見えない・・
そして、突然に頬を触れる冷たい空気に目を開けた
「え・・・?なにこれ?」
少女は目を見開いたまま唖然としていた
それも当然であった・・少女が立っていたのはどこかの公園だった
外に出れずに一生を部屋の中にいたはずだったのに信じられなかった
「これは夢なのかしら?でも、現実にも思える・・・」
戸惑っていた少女はとりあえず歩き始めた
行く当てもなく、ただ目の前の道を歩くだけだった
その歩む先がこれから起こる絶望の日々とは思うことなく