魔法少女リリカルなのは〜救済へのミチシルベ〜 作:東仙ミカゲ
アットノベルスで投稿していたものをこちらにも連載することにしました。
かなり独自設定にした上に本当の本編がストライカーズ以降なのでじっくり駆け足で頑張りたいです。
プロローグ〜生誕のとき〜
―――ここはどこだろうか?俺は真っ白空間で目を覚ました。
いや、むしろこれは色で表現するものじゃあないな。
訂正しよう。”まばゆく輝いている光の中”で目を覚ました。
俺はそこに大地があるわけでもないのにこの空間に立つ。
そして、まっすぐ歩き始めた。
――――――どれくらい進んだだろうか?
気がついたら目の前に二人の人影が見えていた。
しかし、光がまぶしすぎて姿が見えない。
それでも、姿を確認しようと二人を観察していると、
片方の人影が話しかけてきた。
「どうやら、君も来てしまったんだね・・・
僕ら三人、もう揃うことはないと思っていたのに。」
ふむ、俺はこの二人と知り合いらしいな。
残念ながら、まったく分からない。
だが、俺には懐かしいという感覚があるらしい。
「おいおい、俺らのこと忘れてる―――わけじゃあねえな。
どうやら記憶が欠落してるみてェだ。」
抜け落ちている、か。正しい表現かもしれないな。
記憶がいくつか虫食いのように空いているところがある。
「まあ、これから思い出すことができるよ。
なにしろ君は、―――――――なのだからね。」
名前の部分がノイズで聞き取れない。
――――――今は気にすることでは無い、か。
「おい、――――――。もう話をしている時間もそうは無ェぞ。
要点だけ伝えろ。」
やはり名前が聞き取れない。
だが、どうやら急いでいるようなので、
俺は先を促すよう伝えた。
「わかった。じゃあパッと説明するよ。
まず、君を今から神のところに送って転生してもらう。」
転生?どういうことだ?
しかし、考えるのは後だろうと思い、今は相槌を打つ。
「うん、でね。僕らが作った国や文化は後々の世界に
受け継がれなかった・・・
まあ、それはいいんだけど問題は僕の力を
悪用しようとしているヤツらがいるみたいなんだ。」
悪用?それほどすごい力なのだろうか。
そのことを聞くことにし、ようやく俺は口を開いた。
「そのあんたの力ってのは?」
声を出して驚いた。びっくりするくらい澄んだ声が出た。
向こうの二人は懐かしい声だ、などと呟いていた。
「思い出に浸りたいところだけどそうはいかないね。
・・・僕の力っていうのは聖王の力さ。」
「聖王?」
その言葉に聞き覚えがあったが思い出せない。
が、いつまでも思考の海に溺れているわけにも
いかないので続きを聞くことにした。
「その辺りのことは話すと長くなるから生まれ変わってから調べてくれ。
・・・話を戻すよ。要するに僕の力を悪用しようとしている
ヤツらから助けてあげてほしいんだ。
正確には僕の娘のクローンなんだけどね。」
「それと俺の子孫の面倒見てやってほしい。
俺とおんなじで無茶ばっかりしやがるからなァ。」
「・・・わかった、引き受けるよ。
どうやらあんたたち二人は俺にとって大事な存在って
記憶しているみたいだから。」
なぜか分からないけどこの二人を助けたいって思いが
すごく沸いてくる。
やはりこの二人は大事な人たちだったのだろう。
「それでこそ我が親友だ。・・・もう時間切れみたいだね。
もう会えないけど、僕らは永遠につながっている・・・
そうだろう?覇王――――――――よ。」
「そうだな、聖王―-―-――--。」
光のせいでよく見えないが、二人は笑っているようだ。
そんな二人に釣られて俺も笑う。
「やっぱり君は笑顔が一番よく似合う。」
「男相手に言うセリフじゃあねェなァ、それ。」
まったくだ、そう言おうとしたのだが、
少し照れてしまったので言えなかった。
「気にしなかったらいいさ。・・・さて。
ここでの出来事は君の中に残る。
君は見たこと、聞いたこと、やったことは
すべて覚えている人だからね。
そのうち欠けている記憶は戻ってくるから
気にしなくていいよ。」
「時々でイイさ。俺らのことも思い出してくれよ?」
俺は頷いた。それはとても力強く。
それがまさしく皆といた証だというように。
「娘たちによろしくと言っておいてくれ。
・・・さらばだ。我が友、断罪王――――――。」
断罪王?
しかし、疑問に思う暇はなく―-----
俺は意識を失った。
まだ導入部分で原作にも入ってないです。
実際書いてるのがまだ無印終わってないんで頑張らないと…
ただ本腰入れて執筆してるのはマジコイなので移転し終わったあとはこっちの投稿が遅くなると思います。