魔法少女リリカルなのは〜救済へのミチシルベ〜 作:東仙ミカゲ
彼の強さの秘密は毎日する鍛錬にあります。
どうも、弥生だ。ユーノを助け、ジュエルシードをひとつ確保した次の日。
今は神社に来ているんだが、ここに来るまでのいきさつを話しておこう。
なぜ神社にいるかって?ジュエルシードの反応がここにあったからだ。
とりあえず、朝に時間を戻すぜ。
(マスター、もう朝よ。起きて頂戴。)
「ん・・・いつもありがとうなシルファ。毎朝助かる。」
(ううん、いいのよ。今はマスターのために何かをすることが生きがいだから。)
こうやっていつもと変わらない朝のやり取りをする。
ちなみに毎朝照れているのは秘密だ。
「よし、体の調子も問題なし、か。」
(じゃあなのはを起こしにいきましょ。)
「そうだな。どうせ寝ているだろうし。」
実際、俺が起きてるころになのはが起きていたためしはないからな。
先にスポーツウェア着替えてから部屋を出る。
すると、部屋の前に桃子母さんが立っていた。
どうしたのだろうか?
「おはよう弥生君。よく眠れた?」
「まあね。いつもどおりだよ。」
「それはよかったわ。なのはが起きてるから早く行ってあげてね。」
そう言って士郎父さんを起こしに行った。それにしても・・・
「なのはが起きてる、か・・・」
(多分ユーノのおかげじゃない?レイジングハートもいるし。)
「ああ、そうか。そういえばそうだっけ。」
おそらく朝に起こしてくれとでも頼んだのだろう。
そこで思考をやめ、下に降りることにした。
リビングにつくと、確かになのはが起きていた。
「あ、おはよう弥生くん!」
「ああ、おはようなのは。えらく早いじゃないか。」
「うん!レイジングハートに起こしてもらったの!」
<おはようございます、弥生さん。>
起動したばかりでまだ固いが、挨拶をしてくれた。
・・・インテリジェントデバイスの中でもかなり高性能だな。
「おう、今日かよろしくな。」
<よろしくお願いします。>
しかもすげぇ礼儀正しいし。
なのはにはぴったりなデバイスだな。
そういえば、ここにはいないもうひとつの存在に気づく。
「あれ、ユーノは?」
「洗面所でお兄ちゃんと顔を洗ってるよ。
けど、人間だったのはびっくりしたよ~」
は?いや、人間なのは知ってるけど・・・
変身魔法を解いたのか解けたのか・・・どっちかかな。
「お、弥生、起きたか。」
「お早う恭兄。で隣が・・・」
「ユーノだよ。ごめんね、昨日は途中で気を失ってしまったから・・・」
クリーム色の髪の毛にマントを羽織っている少年、
その人物こそがユーノ・スクライアだ。
見た目は幼く見えるな。
「気にすんな。事情はみんな知ってるし。」
「・・・どういうことなんだい?」
俺は喋れる事と喋れない事の間を探しながら説明する。
すると、ユーノは納得したのかわかったといって考え込む。
「それでね?なのはたちでよかったら手伝おうと思ってるの。どうかな?」
「・・・お願いできるかい?」
「いまさら愚問じゃないか?」
「それもそうだね。よろしくお願いするよ、ユーノ。」
「うん!よろしくね!ユーノくん!」
「話は終わったみたいだな。」
そこで恭兄は声をかける。そういえば訓練しに行くんだったな。
「ああ、そろそろ行こう。・・・あれ、美由姉は?」
「先に道場に行かせた。・・・
なのは、こうなったからにはお前も訓練をするぞ。」
待ってましたと言わんばかりの目をして立ち上がる。
あれ?以外にやる気満々?
「・・・言っとくけど俺は途中で弱音を吐いても助けないから。」
「・・・だ、大丈夫なの!」
正直不安だな・・・かと言って助けても意味ないし・・・
こうなったらなるようになれ、だな。