後から見たらぐちゃぐちゃだったので、修整しました。
それでは、本編どうぞ!!
「いぃぃよっしゃああああああああああああああああああ!」
俺は歓喜の叫びをあげた。一本のゲームソフトと・・・ヘッドギア型のゲーム機が入った袋を掲げて。
普段の俺なら叫び声をあげることじたいしないが、今は仕方ない。
そう、俺は、世界中誰もが欲しがるであろう、VRMMORPG<ソードアートオンライン(SAO)>の購入に成功したのだ!
しかも、その店の中で最後のワンセットだったのだ、こんなに嬉しいことはない!
同じように、喜びを全身で体現している同志達と、「向こうで会おう!」と言い合ってから彼らと別れ、自身の最高速度でギア付き自転車を駆り、速く、的確な手捌きで自転車のキーをロック、靴を脱ぐのももどかしく、かつてない超スピードで階段を駆け上がり、自室に突撃しつつ箱を開ける。コードを持った右手を閃かせ、コンセントに電源プラグを差し込み、ソフトをナーヴギアに挿入し、それを被った。ベッドに仰向けに寝そべり、俺は笑顔で、抑えきれないワクワクとともに、叫びをあげた。
「―――リンク・スタートォォ!!」
白い光に包まれたあと、色とりどりの棒(?)が後ろに流れていく。読む間も無く次々と『OK』と表示されていく項目。『セーブデータがありません データ作成を開始します』と書かれたウインドウが開き、そして―――
《Welcome to SwordartOnlaine!!》――ソードアートオンラインへようこそ!!、と視界いっぱいに表示され、アバター作成用のウインドウが開く。性別は普通に男。身長はリアルに準じて175cm、体型はチョットスマートな感じ、髪型はちょっとぼさぼさ頭ぎみにして、顔は男性アイドルもビックリの爽やかイケメンにした。名前は・・・
「上風瞬矢(かみかぜ しゅんや)だから・・・シュン・・・でいいか。」
安直だが、特に浮かばないので、これでいいや。<Syun>と入力。
初期装備?普通の片手剣でいいや。無論、盾は持つ。
「良し、アバターはこれで完璧!」
『本当にこれでよろしいですか?』
ウインドウが表示される。速攻YESを押す。
―――――そして、青白い光に包まれる。
目を開けると、ザ・RPG世界の街といった街並みである。
「うおおおおおおおおおおおおおっ!!」
これホントにゲームの中!?ここが俺達の遊び場!?
茅場さんマジで神なの!?リアルすぎる!!本当にすげえ!!
茅場さんこと茅場晶彦は、SAOを創り上げた、偉大なるプログラマーの名である。
俺は街をぐるりと見て回り、NPCにオススメの武具店を聞き、初期装備の剣を売りとばし、スモールソードからスチールソードに持ち替える。余ったコル(SAOにおいてのお金)で回復アイテムを購入し(ただし、数は少ない。やっぱ無理に上位装備に変えるべきではなかったのだろうか)、フィールドへと駈け出した。
「せあああああっ!!」
キュィィィィン!!ザシュッ!!
『プギィィィ!?』
俺の〈スラント〉が青いイノシシ(フレンジーボアと言うらしい)の脇腹を切り裂いた。俺は返り血を――浴びなかった。かわりに、赤い光が頬を掠める。〈スラント〉は、SAOに数多く存在する必殺技、ソードスキルのひとつだ。必殺技ゲージみたいなのは無いが、いちど使うと、しばらく使えなくなる(クーリングタイムと言うらしい)のだ。赤い光はダメージエフェクト。人間にも出る。
〈スラント〉を喰らい、HPが赤くなったイノシシに、蹴りと斬撃をおみまいし、トドメをさす。フレンジーボアは、はかない音と光を残し、消えていった。
「12!」
某天パのエースのまねして、数を数えながら12機・・・じゃなくて12匹撃破し、その場を離脱。13周目である。
ふと、黒髪イケメンが赤髪の侍にソードスキルの使い方を教えていた。気になったので行ってみた。
侍の獲物を<ソニックリーブ>で横取りしてみた。何故かって?だって、こうすれば・・・
「あっ!てめぇ!なにしやがんだ!!」
「おいあんた!マナー違反もいいところじゃないか?」
・・・こんな風に、意識がこっちに向く。でも、やっぱ文句言われた。そりゃそうだ。
「いやぁ、ごめんごめん、これあげるから許して?」
「ん?なんじゃこりゃ?」
「βテストでも見なかったぞ?」
あ、黒い人βテスターだったんだ。
「へえ、じゃあこれ、相当なレアアイテムっぽいね。」
【フレンジーボアの牙】 【攻撃力+10防御力+6クリティカルヒット率+0.5%】
「「おお!すげぇ!!」」
「なぁ、これ、どうやって手に入れた!?」
黒髪が問い詰めてくるので、
「ん~?イノシシが落としたよ~?確か、ドロップ率0.5%だったt」
わざとウザったいキャラで答えようとしてたら、
「くっそ・・・そんなものが・・・!」
と、黒髪がめっっちゃ悔しがってた。ざまぁないぜ!いや、言いたかっただけ。
一方、侍は、
「なぁ、いいのか!?後悔しないな!?」
念を押してきた。
「いいっつてんだろ?それともいらねぇのか?」
「いいえ!いります!」
「黒髪さんも、これで良ければ・・・」
と言って、俺は、黒髪に《フレンジーボアの肉》というアイテムを、四つ渡した。
「!?この短時間で四つも、だと?なんてドロップ運なんだ・・・・・・!?」
黒髪の反応から見て、こちらもなかなかレアなモノだと解る。
「一匹取られたけど、それ以上じゃないか?本当にいいのか?」
・・・・・・うん、こ、ここまですれば大丈夫・・・・・・だよな?
「いいんだよ、代わりに・・・」
「「代わりに・・・?」」
「俺のフレンドになってくれ!」
異世界でぼっちとかヤダ!友達ほしい!
声に出てたかとかどーでもいい。僕は友達が少ない。異世界ならなおさら。
「わかった。俺はキリト。よろしく。」
「オレはクライン!よろしくな!!」
黒い人がキリト、侍がクライン。友達1号2号。
「俺はシュン!キリト、クライン、こちらこそよろしくな!!」
2人と握手した俺は、フレンド登録した後、メニューを開き、
「よし、じゃ友達できたし、ログアウ・・・・・・ト?」
「お前の目的友達づくりなのかよwww」みたいな目を向け、しかしすぐに俺の異常に気付いたクラインは、
「ん?どーした?浮かない顔して?あん?」
キリトも、
「ん、どうした、何があった?」
と聞いてきたので、事実を伝えた。
「ログアウトが・・・ない・・・」
「「なに!?」」
2人とも驚き、時計を見たクラインが、
「うおおおおおおおおおおおおっっ!!オレのピザとジンジャーエールがあああああああああああああああ!!」
頭を抱えて叫んだ。
「ああ・・・ガンダ〇・・・」
か細くそう言ったのは俺だ。大好きなロボアニメの放送に間に合わなくなる・・・しかも、今日は、あの種シリーズ待望の続編の、第一話放送日なのに・・・。
「いったい、GMは何をしているんだ?クラインのピザは冷めつつあり、シュンはガ〇ダムが観れなくなる。初日にこんな問題が起きt」
キリトが状況を分析していると、突然、3人は青白い光に包まれた。
キリトが、どこか不満そうな顔をしてる気がしたのは気のせいだろうか。
「・・・ここは・・・」
「クライン、シュン!」
「あれぇ?ココぁ<始まりの街>じゃァねえか?」
クラインの言うとおり、ここは始まりの街、ゲームのスタート地点だ。
「ほかのプレイヤーも?・・・つか、・・・」
「恐らく、全プレイヤーが集められているだろう。」
キリトが俺に続けて、言った。
「なんのためだ?」
「ログアウトできないことへのお詫び?」
周りのプレイヤーも不安そうだ。
そのときだった。
『―――私の世界へようこそ。』
突如、空に、血の塊みたいなのが出てきた。エヴァンゲリ〇ンの使徒みたいだった。
使徒っぽい登場の仕方をしたアバターは、茅場晶彦を名乗り、SAOが夢と冒険に溢れた城ではなく、HPが0になったプレイヤーと、外部からナーヴギアを外された、あるいは電源を切られたプレイヤーは、脳みそをナーヴギアでチンして殺す、デスゲームだと話した。もう二百人以上、もう死んでるそうだ。
『これは、ゲームであっても遊びではない』
そう聞かされた俺の中に、ふたつの声が浮かび、打ち消しあった。
――――遊びじゃなければゲームじゃないだろ!こんな、人の命を弄ぶような事、、許されるはずが・・・ッ!!
――――クククク・・・面白れぇ。茅場晶彦、てめぇの城、てめぇの夢・・・ぶっ壊してやるよォッ!!
「!?」
今の、ふたつめの思考、あれは、――
「―――誰だ。」
思わずつぶやいていた。幸い、たいしたボリュームではなかったようで、誰も俺には反応しなかった。
その後、プレゼントと称して配られた、<手鏡>なるアイテムにより・・・
「馬鹿なッ!!」
アバターが、リアルの俺―――脆弱な高校生の姿をしていた。アバターを造り替えられたようだ。
顔を上げると、キリトがいた場所には中性的な少年、クラインがいた場所には赤髪のおっさんがいた。
「・・・キリト・・・?・・・クライン・・・?」
「「!お前・・・」」
「そうだ・・・俺がッ!シュンだッ!!」
黒髪マイスター風に答えた。そんな風にふざけたりしないと、混乱でぶっ壊れそうだ。
「そうか・・・まず、今後について話そう。」
・・・スルーされた。そりゃそうか。別にいいが。
話し合いの結果
・キリト 攻略開始
・クライン ゲーマー仲間と合流
・俺 知り合い探してから攻略
となった。
「わりぃな、せっかくキリトが誘ってくれたのに、断っちまって」
「済まない・・・俺が、そいつらもつれていくって言えれば・・・」
「仕方ないさ、キリト。・・・俺も、ごめん。友人がいるかもしれない。あくまで『かも』だけど。だから、もう、行こうぜ。」
「・・・ああ、そうだな。じゃあな、クライン、シュン・・・死ぬなよ!」
「おうよ!シュン、そっちのなよっちぃ方がお前っぽいぜ!キリト、お前案外可愛い顔してんのな!そっちの方が好みだぜ!」
「お前も、そっちの野武士面の方が十倍似合ってるよ!!」
「うるせぇ!!何がキリト可愛いだ!キリト、俺にはノーコメントかよ!」
「な、ホモみたいに言うんじゃねぇ!!」
「シュン!・・・クラインが言うほどはひどくないぞ!」
「褒めてねぇ!?まぁ、いい!」
「「「また、生きて会おう!!!」」」
そして、
その後、いくら探しても、知り合いは見つからなかったので、ソロで攻略を開始した
「一人か・・・つらいぜ・・・・」
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彼はまだ、知らない。本当に、見つけられなかっただけだということを。
そして、自分自身のことを。
アイテム&人物紹介
・スチールソード スモールソードより金属の純度が高いため、より軽くて丈夫。
強化試行回数2回。
・ミドルシールド ラウンドシールド以上プレートシールド未満のサイズのシールド。防御力も同様。
・フレンジーボアの牙 イノシシの牙を使ったイヤリング。重くて、たまにほっぺに刺さるので邪魔になる。獣くさい。あまりに使い勝手が悪いため、風林火山の軍資金となった。これが必要になるクエストが見つかるのは、売却された後のこと。
・フレンジーボアの肉 イノシシの肉。そこそこおいしい。だが、くさい。くさみは、加熱処理で取れる。これを十個集めるというクエストがあり、キリトはシュンから貰った分を足しにしたそうだ。
・上風瞬矢 カゲロウプロジェクトのシンタローっぽい見た目。18歳。プログラマー志望の高校生。好きなアニメはガンダムシリーズ。童t・・・・・・彼女いない歴=年齢。
・シュン 片手直剣と、ミドルシールドを使う。ミドルシールドを選んだ理由は、ファーストのガンダムの盾が、(身長比で)大体同じくらいの大きさだったから。謎にラック運が高い。
いかがでしょうか! もっと良くしていきたいので、誤字脱字や感想などありましたら教えて下さい!
タイピングも遅いしやること多いしで更新は確実に遅れますが、何卒宜しくお願い致します!!