ソードアートオンライン~女神の涙~   作:ka

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どうも、kaです。

なんか、前書きがただの近況報告になってきている気がする。
というワケで、あらすじっぽいものを書きます。

今回は、黒エルフクエをシュン君視点で見たものです。
また蜘蛛の洞窟に行くことになるはずだが、彼は役に立つのか!?
大人気作品が原作だが、クソ作品にしてしまってないか心配な作者が送る、二次創作の本編第十話!!


それではどうぞ!!


第十話  黒の剣士×2

俺、シュンこと上風瞬矢は、キリト、アスナ、キズメル、アストレアとともに、ヒートブレードを松明代わりにして(辺りは深い霧に包まれているが、何もないよりはマシだろうということで使っている)、夜の森を進んだ。気付いたら、もう朝日が仄かなすみれ色を空に描く。何本もの旗が翻り、ファンタジーゲームでよく見る野営地そのものである。

「あれが、ダークエルフの野営地か・・・」

「うん、そうだよ!」

「ようこそ、我々の野営地へ。・・・と言いたいところだが、門番の彼らに、なんと説明したものか・・・」

と、説明のし辛さに頭を悩ませているようだ。

「まぁ、仕方ありませんよね、途中参加ですもの。」

しかしそんなこと気にも留めないアストレアが、のんきにそんなことを言った。

「いや、キズメルが頭抱えてんのそこじゃないからね!?いや、それも含まれてるかもしれないけどさ、俺達特殊過ぎんの!解る!?」

片や、燃え盛る紅蓮の剣を操り、紅のマントに身を包んだ、厨二的剣士。

片や、失われたはずの魔法を、さも当然のように扱ってしまう、魔法少女。

これを、問題児と言わずしてなんという。

「あ、戻ってきたぞ。」

とキリトが言う。なにぃと思って見ると、ホントに戻って来てる。

「はえぇ!『説明面倒くせぇ』みてぇなこと言ってたのに、秒速で片付けて来やがった!?どんな話術の使い手だ!?」

「ふぅ、待たせたな、それではさっそく中に入ろう。」

「全然待ってねぇ!?」

「ではいこうか。」

「あ、だれも気にしないのね!?突っ込まないのね!?」

 

 

門を潜り抜けて、少し歩いたところで、キズメルが言った。

「キリト、アスナ、洞窟で見つけた徽章、そなたらが司令に届けてくれないか。」

「あ、ああ・・・それは構わないけど・・・」

「よろしく頼む。命を落とした偵察兵は、彼の血族でな。報告の場に立ち会いたくないのだ。わがままを言って済まない。」

「解ったわ、司令への報告は私たちに任せて。それで、キズメルは、これからどうするの?」

「シュンとアストレアに、ここについて軽く説明しておこうと思う。それが終わったら天幕にいるから、助けが必要な時は、声をかけてくれ。」

 

 

「で、ここが私たちの天幕だ。」

「・・・私たちって、何人?」

「何を言っている?さっき共に戦った5人に決まっているだろう。」

「仕切りみたいなのある?」

「?そんなものは無いぞ?・・・私のことが嫌なのか?」

「いや、そうじゃなくて、寝ぼけてなんかしちゃぁ悪いと思って・・・」

「気使ってくれたのか?」

「ああ、そうだよ。なんだってオレが、貴女のような美女を嫌ったりヒィ!?」

ゴウッ!!と俺の目の前を、業火の槍が通過したからだ。

「・・・なぜわたくしは放置なのでしょうか?」

ゴゴゴゴ・・・と聞こえてきそうなニッコリスマイルを向けながらそう言ったのは、アストレアだ。しかも、『俺の目の前は通っても、野営地には傷一つつかないコース』を通ったのだ。最早ヘッドショットも可能ではないかと言うくらいの、驚異的な正確性である。

「も、勿論、気を使ったのは、『キズメルだから』ではなく、『女性だから』であり、当然お前も含まれてて・・・」

「ふぅん・・・それならよろしいのですが・・・」

「で、キリトとアスナが来るまで、どうする?」

「そうだな、野営地を一周巡ってみるというのはどうだ?」

「お、いいね。じゃ行くか!」

「うむ、楽しんでくるといい。」

「ああ、そうするよ。いくぞ、アストレア。(キズメル来ないんだ?)」

「はい!(あの女来なくてよかった )」

 

 

 

 

「いやぁー、良かったなぁ、新しい服手に入って。」

「うわぁぁ・・・!!すっごく嬉しいです!」

「いやぁ、喜んでくれて何よりだ。」

何故服を買ったか。理由は簡単、初期装備の服がボロいことに気付いたからだ。顔ばっかに目が行って、目立たなかったのだろう。(いちおう)主たるもの、管理もしっかりしなければ、と思ったからである。

「見た目もいいが、追加効果もすごいな、『アクティブスキル効果+10%』とか。魔法も強化されると思うぞ。・・・まぁ、そのおかげで、2、3日は簡素な飯になるぜ、普段通りなら(・・・・・・)。だが・・・!!」

そう、うまくいけば全身の装備の強化値をあと3プラスできそうな程のコルを支払ってまで服を買ったのには、もう一つ理由がある。それは!

 

「三食寝床がタダなのだ!!飯も宿も心配ナッシング!!」

 

「・・・なんと言いますか、その、哀れと言うか、みじめと言うか・・・」

「あ、ごめん、つい・・・」

だって、このゲームに来てから、何するにも金がかかっていたんだもん。仕方ないよね?ね?

 

 

 

 

 

 

キズメルの天幕に戻ると、キリトとアスナがいた。が。

「アニールブレードより遥かに強力な剣を作った?」

「うん、シルバリック・レイピアっていうの、素敵でしょう?」

「ああ、他にない輝きを放っている・・・」

「まぁ、お前のヒートブレードには敵わないがな。」

「おいキリトムードぶち壊しじゃねぇか。これなら君は誰にも負けないね的なこと言おうと思ったのに。」

「・・・」

「自分の愛剣にケチ・・・じゃないけど、そんな事言うんじゃぁないぞ。」

「そうだぞ、キリト。剣は騎士の誇りだからな。」

俺がとキズメルがそういうと、キリトは不満そうに、

「お前の剣は異常なんだよ。8、9層クラスじゃないのか、それ」

「フムフム。」

「その上、LAボーナスのマントを追加装備し、万能魔法使いまで付いてきた。・・・ゲームバランス崩壊しかねないレベルだ。」

「うん、俺TUEEEEEE状態なのはわかった。某モヤ〇ト頭風に言えば、『なんでや!!そんなんチーターやん!!』ってとこか。」

「まぁ、そんな感じだな。」

 

 

 

 

 

 

シルバリック・レイピアを作った鍛冶屋のとこには、今度行くとして。

「キリトたちは主街区に行くのか?」

「ああ、やっぱり、攻略会議には参加したいしな。」

「・・・初耳だぞおい。なんでお前には情報が入るのに俺には入らねぇんだよ。」

「ん?アルゴから貰ってるんだが・・・」

「・・・あの鼠、俺にイヤガラセでもしてんのか?」

「さぁ、伝えなくても大丈夫だと思ってるんじゃないか?」

「ンなワケねェだろ。後でなんか仕返ししてやる・・・なんか。」

 

 

 

 

 

キリトたちはもう出てったが、俺たちはギリギリまで粘ることにした。

「しかし、本当に良かったのか?」

キズメルが問う。

「あ?いいんだよ、アストレアの為にちょっと無理しちゃったし、ここ好きだし。」

「そうか。ならいいんだ。」

「おう。・・・なぁ、寝ていいか?眠くなってきた。」

「ああ、構わない。お休み。」

「ああ、おやすみ。」

「ご一緒します♥」

「ば、童貞にそんな事するんじゃない!!ああああ休めねぇぇぇぇ!!」

 

 

 

 

 

その後、ドッキドキが止まらず、かえって疲れた俺は、『ズムスト』と言う名の主街区に飛ばしてもらい、(魔法ではなくおまじないらしい。・・・魔法でよくね?)攻略会議に参加した。

攻略プレイヤーたちは、一つの巨大な組織に力が集中するのを防ぐため、ディアベル率いる『ドラゴンナイツ・ブリケード(DKB)』と、キバオウがリーダーの『アインクラッド解放隊(ALS)』の二つのギルドに分かれた。

キリト、アスナが入りたいなら、どっちか一人ずつということをリンドに言われたが、ディアベルが、できればそうして欲しいけどどっちでもいいよ的なこと言って、キリトが性に合わないからどっちにも入らないと言って、それで終わった。

 

 

さて、何故攻略会議が軽い説明で終わったかって?それは・・・

「ええ!?また蜘蛛の洞窟!!?」

「ああ、そうだ。」

「・・・他のゲームだって、蜘蛛は出てくるだろうに。」

ボソッとキリトが言った。

「うるせぇ!!絵の蜘蛛だって何とか普通に見れるようになったの、3か月後だぞ!?動く絵だって、5か月でなんとか吐かないまでだったんだぞ!!キサマには解るまい!!生きた複数匹の小さな蜘蛛を、口に突っ込む苦しみを!!」

「・・・解りたくないな。」

 

 

 

 

 

「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃ・・・」

「それエヴ〇な」

「こんなことで・・・こんなことで、俺はアアアア!!!」

何にしてるかって?決まってる。例の蜘蛛の洞窟へ、キリトとキズメルに引き摺られてきたのだ、文字通り。そして、戦うことになってしまった。

ちなみに、ここまでは、拘束魔法で縛られ、文字通りのお荷物状態だった。そして、最深部で、ようやく解放されたと思いきや、いきなり『ボス倒せ、手伝ってやるから。』と宣告され、今に至る。

「ハァァァァァ!!」

クソでかい蜘蛛を、<シャープネイル>という3連撃ソードスキルで切り倒した。

「は、はは、ははは・・・」

乾いた笑いが漏れた。

「やったじゃないか!!」

「すごいじゃない!!トラウマを乗り越えたんだね!」

「うむ、過去の呪縛に打ち勝つとは、見事だ。」

「さすがです!シュン様!!惚れ直しそうですぅ♥」

「アストレア、そんなキャラだっけ・・・後皆、祝ってくれてるところ悪いんだけど・・・」

「ん?どうしたんだ?」

とキリト。しかし、気付けよ。

「もう、あのサイズになると、逆に蜘蛛に見えないわ。」

「「「「あ」」」」

 

 

 

 

 

 

 

結局、帰り道はお荷物だった。しかし、その後、フォレストエルフのキャンプ基地を襲うという任務があったが、その前夜、夜にこっそりキリトが抜けだしたのを偶然見かけたので、こっそり後を付けてみた。

 

ふと、キャンプの近くで、キリトが立ち止まった。

「誰だ!!」

「(やっべばれた!?どうしよう、どうすれば誤解を生まずに済む!?)」

キリトが、『シュンが俺をストーキングしてた。あいつホモだ』とか女性陣に報告しているのを想像してしまった。

「(やめろキリト!!俺はホモでもバイセクシャルでもない!!)」

しかし、もうばれているんだ、諦めて出ていこうと思った時。

 

 

「いやあ、バレちゃいましたー」

そこそこ大きい声で、答えた者がいた。

「さすがだなー、自分、この距離で看破(リピール)されたの初めてかもですよ。しかも、最初、眼じゃなくてカンで気付いてましたよねー絶対。まさか《第六感》とかのエクストラスキルじゃないですよねー?」

少年の無邪気さと、芝居っぽいわざとらしさを合わせ持った声が聞こえた。

 

 




いかがでしたか?

・・・前書き、近況報告でいいかなーとか思いながらも、キャラを召喚してもいいかなーとか思ったり

シュン「召喚とか門巣扱いすんなー!!」

ごほぉぉ!?な、なぜ・・・!?呼んでもいないし、読者の声も聞いていないのに・・・!?

シュン「フ、近況報告しかネタがないみたいだからな、来てやったぜ。」

いや、読者の声を・・・

シュン「あーもう、我が儘だなぁ、じゃあ待つぜ?」

それが普通なんだよ・・・

シュン「というわけで!俺たちキャラクターが前書きやあとがきに出ていいか、読者のみんなに決めてもらう!というワケで、ご意見よろしきゅ!!」(噛んだ)

ご意見ご感想もお願いします!
それではまた次回!!

シュン「噛んだことへのフォロー無しかよ!?」
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