第二話も修整終わりました!!
ご迷惑おかけいたしました。
それでは、本編どうぞ!!
「墜ちろぉぉぉぉ!!」
「ぐぎぃぃぃぃ!?」
俺のブーメランが、弧を描いて<リトルペレネント>と言う、足の生えたでかい食虫植物を切り裂いて戻ってきた。ブーメランの初ソードスキル<フラッシュエッジ>。
<ブーメラン>スキルは、低確率でフィールドにポップするエルフからクエストを受けて、スキルなしブーメランで青イノシシを5体、ダメージを受けずに連続で倒すと、最弱ブーメラン<ウッドブーメラン>とともにスキルをくれる。
<投剣>と違い、弾数を気にしなくていい。これは・・・良いものだッ!
リトルペレネントを狩り続けているのは、<アニールブレード>と言う、レアで強力な―――と言っても1層では、だが―――剣が手に入るクエスト達成のためだ。花が咲いているやつを倒せば、クリアに必要なアイテムが手に入る。のだが。
「花付き、いねぇぇ!」
なんでいないの!?レベルが3から8になったよ!?もう9になりそうだよ!?
もう、体感で380体は倒した。途中、銀色のゼリー状のやつも一体倒した。やけに堅かった。ひとつ!ふたつ!とか言ってる余裕はなくなった。
四日目までもつれ込むのか・・・とか思ってたら。
「見つけた!!」
きたぁぁぁぁぁぁ!!
「俺、神様信じる!!外さない!!」
キャラが崩壊しかけてることにも気づかず、フラッシュエッジ+片手剣ソードスキルの<レイジスパイク>のコンボ(さっきまで出来なかった)を無意識のうちに決め、必須アイテム【リトルペレネントの胚珠】を手に入れた。
「持ってきました!」
「ありがとうねぇ。これで、あの子の病気も治るわ。お礼に、伝家の剣を・・・」
「ありがとうございます!大切に使います!!」
受け取り、ウィンドウを開くと、―――――――【ヒートブレード】、とあった。
キリトに聞いてみた。メールで。
【例のクエスト、クリアしたぜ!でみ、<アニールブレード>じゃなくて、<ヒートブレード>ってのだったけど?】
返信が来た。すげぇ速かった。
【詳しく聞きたい。ここに来てくれ。(マップデータ付)】
とりあえず、指定された場所・・・キリトが借りてる部屋にいった。メールで到着を伝える
がちゃ。
「とりあえず、はいってくれ。」
「おう。ただいま~」「お前んちでもないだろ。」
「気分だ、気分。」
「オ、シュン坊も来てたカ」
「オ、アルゴとも待ち合わせたのカ、《キー坊》?」
「・・・真似するなヨ。」
「あはは・・・つい。」
彼女はアルゴ、《情報屋》だ。情報を売り買いする仕事をしている。アルゴ以外の情報屋は聞いたこともないが、「情報だけじゃなく、恨みも買う仕事だからナ」とか本人も言ってたので、それが理由だと思う。
顔にヒゲのようなペイントをしてることと、高い敏捷性から、《鼠のアルゴ》と呼ばれ、情報の信頼性も高い。
キリトを《キー坊》、俺を《シュン坊》と呼ぶ。語尾がカタカナになる。
「まぁ、もののついでだ。アルゴにもタダで情報を提供するよ。」
「―――――で、これが問題の【ヒートブレード】だ。」
「「これは(ハ)・・・」」
俺が剣を抜く。剣が灼熱するように輝く。キリトが突っつく。
「う熱っうぅぅ!?」
「熱いってことは火属性か。」
「βの時は見なかったヨ」
「にしてもキリトwあれ素手で触るとかwwココ圏内で良かったブッフォww」
「・・・」
「まぁまァ、いいだロ・・・ㇷ゚ㇷ゚」
「笑っただろ、アルゴ」
「「あはははは!」」
キリトが泣きそうだったので笑うのをやめ、本題に入る。
「こいつは多分、クエストレアドロップだナ」
「は?」
「そっか、シュンはニュービーだもんな。極々稀に、クエスト報酬が、通常よりレアなアイテムに変わることがあって、それをクエストレアドロップと呼ぶんだ。」
「おれっちでもなかなかお目にかかれないんだよナー」
「俺も一回しか見たことないぜ」
なんか二人の目が怖い。あれか?強者は疎まれる的なやつか!?話題変えなきゃやばいかな!?
「あっ!と、ところでさ《攻略会議》、どうだった!?」
「そういえばお前いなかったな。」
「森にこもってたんだロ?だ~いじな会議すっぽかしテ。」目が怖いヨアルゴさン!
「す、すんません。で、リーダーはどんな人?」
ディアベルって言う、
「ああ。まとめ上手だったし、あの人でいいと思うぜ、攻略の指揮官。」
「へぇ、次回もあるだろうから会えるといいな。・・・あ~疲れた。なぁ、キリト」
「――――風呂、貸してくんね?」
「ん!?あ、ああ、そ、そそそれは・・・」
「ん?なんか隠してんのか?なら行くっきゃない!!」俺が声を上げる。
「そうだナシュン坊!」即座にアルゴが答える。
俺とアルゴは、最大戦速でキリトの秘密を暴きに行く!!
「だめだぁぁぁぁぁ!!!」
「「それでは、オープン!!」」
「やめろぉぉぉぉぉぉ!!」
がちゃ。
「―――――――――きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「それ」を見た瞬間、俺、上風瞬矢 18歳 童貞は・・・「ブフゥゥ!?」と鼻血を大量に放出した。何故なら、そこには・・・
絶世の美少女が、下着のみで突っ立ってたからだ。
ブン殴られ、吹っ飛んで壁にぶつかった。
薄れゆく意識の中、「あ・・・あぁ・・・そ・・・そちらも初期装備(?)なんですね「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ぶべらぁっ!」
というキリトの意味不明なセリフと悲鳴を聞いたところで、俺の意識は途絶えた。
目が覚めると、キリトの部屋だった。アルゴはいなかった。
「ったく、お前らのせいで酷い目にあったぜ。」
「あ、そうだ!!おま、き、昨日の美少女!あれぁおめぇのなんなんだよ!」
「ん?〈アスナ〉か?昨日の会議でたまたま同じパーティーになっただk」
「そ、それだけで!?それだけで、部屋にとめるか!?風呂貸すのか!?普通じゃねぇなお前!!」
「え、あ、いや、む、向こうが貸せって・・・」
(ラノベ主人公かよ初対面でそこまで行くとか!)とか思いながら睨む※ラノベ主人公です。
「さて、レベリングでもしに行くか。」逃げるように歩き出すキリト。
「待ってください師匠!どうすればそんな事できるんですか!」
「よーし、気合入れていくぞ!!」もう走り出した
。全ステータスを均等に上げてる俺と違い、攻撃力と敏捷性中心の
「あ、おい、待て、無視するなぁ!」切実な叫びとともに。
俺、キリト、アスナ(という名の風呂の少女)の人は、いくつか(も?)のクエストをこなし、俺のレベルを10に上げ、経験値ゲージも30%程溜め、街に戻る。攻略直前会議の40分前に、青いロン毛の好青年に出会った。
「お、キリト君、それにアスナさんじゃないか!)キラッ」・・・なんっだこのイケメン。リアルじゃリア充だっただろ。爆発しとけ。
「お、ディアベルじゃないか。」
「こんにちは、ディアベルさん。」
「あ、この人がキリトの言ってたリーダーの人?」
「キリト君、この人は?」
「ああ、こいつ、シュンっていうんだ。ずっとアニールのクエやってて会議のこと忘れt」
「すいませんでしたッ!!!」人生最高のスピードで土下座した。怒られる前に謝る。先手必勝。
「え、いや、そこまでしなくてもいいy」
「許してもらえるんですか!?ありがとうございます!」強引に押し切った。
「あ、それより、・・・」
剣を抜き、
「
「へぇ・・・」
その後、怖い目になったディアベルに、約20分かけ、ヒートブレードの説明をすることになった・・・。
「みんな、いきなりだけど――ありがとう!たった今、全パーティー44人、そして新たな仲間が1人加わった!!シュン君!こっちへ!」
「・・・え?」嘘だろ?
「ご指名だぞ(笑)。」「がんばってね 」え、ちょ、お、押すなよ!
舞台に押しやられ、肩に手が置かれる。
「彼は、戦力向上のため、寝る間も惜しんで戦っていた!前回いなかったのは、それが理由なんだ!許してやってくれ!」
「ちょっとまちぃ!!」モヤッ〇ボールみたいな髪型のやつが来た。
「ジブンのことしか考えんやつとは、β上がりであろうとなかろうと、一緒には戦えへん!」
「じゃ、じゃあ、みんなにこれやるよ。」
ストレージからあるものをあるだけオブジェクト化した。
「なんやこれ・・・【リトルペレネントの葉】?」
「薬草的なやつだよ。380匹ちょい倒して5枚しか出なかったがな。後、帰り際に花付き見かけたから、ほら。」
「なっ・・・」とキバオウ。「なんでお前ばっかり・・・」とキリト。
さらに、思いついた決め台詞を叫ぶ。
「これで理解いただけただろうか!この、《神風のシュン》と呼ばれた俺が、利己的なプレイヤーではないことが!!」
一部の連中がざわついた。風属性でヒット&アウウェイのスタイルでファンタジー系MMOやってたらついた二つ名だ。
・・・知ってる奴いてよかった。
俺は続けて、叫ぶ。
「この戦い、SAO全プレイヤーに捧ぐ!!」
そしてジャリィィィンと音を響かせ、剣を抜き放つ!
「この、《熱剣》に誓って!!!」
「ああ、その気持ちは、オレ達も同じだ!そうだろみんな!!」
「「「おおおおおおおお!!」」」
熱気が収まり、俺がキリト、アスナのオマケ隊に配備されたのは、15分後だった。
作戦も決まり、ボス部屋はと歩く途中、モンスターにエンカウントしても、ディアベルの的確な指揮の下、これといった被害もなく、順調に進んでいった。オマケ隊は出番もなく、キリトによるアスナのためのMMORPG講習が開けたほどである。
ボス部屋の前にたどり着いた。ディアベルも、出発前は盛上げたりしたが、ボスが近づいてきたりしないように、一言だけ、
「いくぞ!!」
とだけ叫び、その扉を押し開けた。
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次回も読んでください!!