ソードアートオンライン~女神の涙~   作:ka

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第十七話 和服剣士との冒険(2)

アルゴの情報にあった場所に向かう途中、NPCの船に乗って向かった。

 

・・・が。

 

「嫌ですぅ!もう一回、もう一回だけぇ!!」

「もう、無理・・・」

「見ろ、ソラだって死にそうじゃないか、流石に終わろう!」

 

また何回もアストレアに付き合わされた。コルもどんどん減っていく。しまいには、ソラにバッドステータス『船酔い』が課せられた。今にもぶちまけそうである。

 

「ソラ様だけ放り捨てればいいじゃないですか!」

「慈悲はないのか!?」

「ありません!」

断言された。

「うぷっ・・・」

ソラは、なぜHPが減らないのかわからないくらいの顔をしている。

「酷い・・・」

このままではらちが明かないので、俺が下りて引っ張り上げようとした、その時。

「そうだ!・・・えいっ」

「あぁ!?」

 

このとき、アストレアは、ソラの手を取り、支払いウィンドウに押し付けた!

これにより、支払いは完了、そして即座に「もう一周!」と告げたアストレア。再び乗船を試みる俺、出発する船、船頭に「客じゃねぇやつは出てけ!」と追い出され、そして、船は、手の届かぬところへ・・・

 

 

船が戻ってきたとき、ソラはぐったりしていた。思わず、

「ソラが死んだ!」

と叫ぶも、誰も応えてはくれない。他の知り合いが

近くに居ないので仕方無いが。

 

で、ソラは少し休ませたら回復したが・・・

「どうすんだよ、キリトとアスナに何て説明すればいいんだよ!?」

「俺も、ひどい目にあわされたしな・・・」

「ご、ごめんなさい・・・楽しくて楽しくて、つい・・・」

「今度、何かしらの方法でこの借りは返させるからな・・・?」

こわいこわいソラの顔こわい。くらい笑顔こわい。反転しそうな雰囲気。しなかったけど。

 

「えー、じゃあ、気を取り直して・・・船のクエスト、行きますか」

俺たちは、改めて、アルゴに教えてもらった場所に行った。そこは、一見ただの民家だった。

「ここか・・・じゃあ・・・あのー、すみませーん」と言って、俺はドアをノックする。

・・・返事はない。

コンコン。

「すみませーん!」

返事はない。

コンコンコンコン。

「すみませーん!!」

また返事はない。

コンコンコンコンコンコン

「すみませーーn」

「喧しい!カギはかかっとらん。入るなら勝手に入れ!」

「すみません!!」

怒らせてしまった・・・NPCなので大丈夫だろうが、思わずドアを開ける手はゆっくりとした動きになってしまう。

・・・がちゃ。

「・・・悪党来たらどうすんのさ、不用心だなぁ・・・」

「ほっとけ」

・・・え、今の聞こえたの?ただのひとりごとだよ?

「素敵なお家ですね!」

「・・・ただのボロ屋敷じゃないk」

ゴスッ

「いっ・・・!?」

「馬鹿、お前クエストクリアする気あるのか?受けられなくなったらどうするんだ」

ソラの鉄拳制裁。・・・圏内じゃなかったら、けっこうなダメージが入ってるであろう一撃だった。すごく痛い。

「ちょっと待ってろ」

そう言って、俺の一歩前に出たソラ。

 

「あの、何かお困りでしょうか?」

「困っとらん」

 

そこから、クエスト受注までかなりかかった。

仕舞いにはコルやアイテムで賄賂を試みるまでになってしまった。それでも作っては貰えない。

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