月影永理の暴走   作:黄衛門

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第二章 仮想世界編~愛は世界を救う、そして非モテを嘲笑う~
第21話 しばしの休息、餅の味


 冬休みのオシリスレッド食堂。ガスストーブの上に置いた金網でモチを焼きながら、大徳寺と隼人は暖を取っていた。その隣で万丈目は、いつものように足を組みながら小説を読んでいる。湯呑みの中には熱々の緑茶、ふと外を見てみると、雪が降り始めていた。

 デュエルアカデミアのある島は日本、ヤシの木とか南国に在りそうな植物が生えているが、一応日本なのである。沖縄に近い所にあるのに、雪が降っているのである。

 ふと、あの時の猿はどうしているだろうか。と万丈目は本から眼を離さずに思う。とはいえすぐに、気にしても仕方のない事と思い直し意識を本の方へと向け直す。

 

「ううっ、今日は一段と冷えますにゃ~……あっ、万丈目君。お餅焼けましたにゃ」

 

 少々くたびれたYシャツを着て、オレンジ色のネクタイを付けた細眼の教師。オシリスレッドの寮監でもある大徳寺が餅を箸でつまむ。

 

「ありがとうございます」

 

 しおりを挟んでから本を閉じ、醤油皿を手に持ち、餅を受け取る。そして割った割り箸で餅全体に醤油を染み込ませる。隼人は海苔を巻き、大徳寺は砂糖醤油に付けて食べる。

 まずは一口。隼人が実家から親に持たされたという自家製醤油の味は、とてもいい。上手く言葉に言い表せないが、とても美味い。

 

「うぅ~寒っ、なんで南側なのに雪が降るんだよ。いい加減にしろよデュエルアカデミア……」

 

 そうぼやき、手をこすり合わせながら十代が入室した。いつものオシリスレッドの制服の上に、茶色い毛皮のコートを着ている。女性ものっぽいのは、母親から譲り受けたものだからだろう。無理矢理持たされたのだが、今回役に立った。

 十代はしきりに手に息を当てている。肩を小さく縮こませながら、少し躊躇したが毛皮のコートを椅子にかけ、ガスストーブの方に急いで行く。隼人から熱い緑茶を受け取って、それで手を暖める。

 

「全く、こんな寒い日に補修とか……酷い話だよなー万丈目」

 

「自業自得だ馬鹿者。普段から真面目に授業を受けてさえいれば、こんな事にはならずに済んだものを」

 

 十代のぼやきに正論で返してから、万丈目は餅を口に運ぶ。十代は「言い返せねぇ」とだけ呟くと、緑茶を息を吹きかけて少しだけ冷まし、ずずずと飲む。暖かいお茶が身体の中から温めてくれる。

 今現在殆どの生徒は実家に帰っており、アカデミアに残ってる者は、大体何らかのクラブに入っていて予定の無い人間か、補修の残った人間か、色々と訳ありな人間かだ。

 

「そういえばさ万丈目、永理はどうしたんだ?」

 

 十代は湯呑みを両手で持ちながら、万丈目の隣に座りながら尋ねる。万丈目は十代から遠ざけるように本を奥に置き直す。

 

「部屋で寝てる、よく解らんものを頭に付けてるけどな」

 

 先ほど上げた中の唯二の例外の一人が、永理だ。抽選で当たった頭にかぶる何かを付けるようになってから、昼間でも構わず寝てる事が多くなった。もう一人はカイザーこと丸藤亮である。翔は実家に帰ったのだが、どういう訳か亮はアカデミアに残ったのだ。そして飯の時間以外、同室に住んでいる万丈目以外に姿を見せる事が無い。

 とはいえ、本人が何をやっているのかなんて十代達には関係の無い事。少しばかり心配ではあるが、いらぬおせっかいはかえって迷惑となる。

 

「そういえば最近、フロムが新しいゲームを発売したって、何処かで聞いたんだな」

 

「新しいゲーム?」

 

 隼人がふと、思い出したかのように話し、万丈目はそれを聞き返す。新しいゲーム、冬には大量のゲームがリリースされるが、それが関係あるのだろうか? と、万丈目は思うが、だとしても発売当日に買う者は愚者であり、永理はそういった人間ではないと思い直す。

 大体クリスマスといった行事の時にリリースされるゲームなんてものは、急いで作ったのでバランスやバグが色々とアレな感じなのが多いのだ。勿論中には遊べる物も大量にあるが、だとしても少しの間間をおいてから買うのが賢明である。そして永理は、それをよく知っている筈だ。

 ちなみに永理はオンラインゲームでもない限りは、中古に出回ってある程度値段が落ちてからブックオフ等で飼うタイプの人間だ。そのせいなのか永理の部屋は、高校生にしては少々古いゲームが無造作に置いてある。

 

「んだ。何でも、精神を直接仮想世界に入ってプレイするっていう、次世代ゲーム……って、話なんだな」

 

「なるほど、あの電脳増幅器のような物体はそれか」

 

「電脳増幅器?」

 

 勝手にうんうんと納得している万丈目に、十代が尋ねる。電脳増幅器、聞いた事の無いカードだ。

 万丈目は十代の疑問の言葉に、こめかみに手を当て、深く溜息を吐いてから答える。

 

「サイコ・ショッカー専用の装備魔法だ」

 

 へえー、と十代は訊いた割に興味の無さそうな返答をしながら、大徳寺から餅を受け取る。うにょんと伸びる餅を噛み切り、何度か噛んでから飲み込む。噛む回数が少々少ないが、十代は普段からそういった食べ方なのだ。

 ちなみに電脳増幅器の効果は、人造人間-サイコ・ショッカーにのみ装備可能で、装備モンスターのコントローラーは装備モンスターの効果によって罠カードの効果を無効にされないというもの。上手く使えばそこそこ強いのだが、活用するにはかなりのデュエルタクティクスが必要になってくるだろう。

 

「しかし、何だか怖そうだな。意識を全部仮想世界に送るってさ」

 

「まあ、そうだな」

 

 十代の言葉に、万丈目も同意する。

 意識を仮想世界に送るという事は、即ち現実世界では植物状態となっているという事。コンセントが抜けたり、停電等の不測の事態が起きた際どうなるのかは明らかにされていない。そもそもまだ一般にリリースされそれほど日が経っていないし、植物状態になったという苦情も未だ入っていない。

 が、態々危ない橋を渡る必要も無いだろう。要するに、やらなければいいだけの話だ。

 

「そういえばさ、その次世代ゲーム機ってので出来るゲームって、今の所どんなのがあるんだ?」

 

「デュエルモンスターズの世界へとフルダイブ出来るっていう触れ込みですにゃ」

 

 いつの間にか膝の上に乗っていた茶色いデブ猫、ファラオを撫でながら大徳寺が答える。デュエルモンスターズの世界、つまるところ噂に名高き精霊界という奴だろうか。十代はそういった所を適当に予想してみる。

 実際の所はフィールド魔法やモンスターのフレーバーテキストの世界を忠実に再現した世界なのだが、未プレイである十代と万丈目にそれを知る術は無く、そしてまた危ない橋を渡るつもりもない。

 

「その世界なら一般人でも青眼を操る事が出来る……って、セールスでやっていた気がしますにゃ」

 

「マジでか」

 

 少しばかり十代の心が動いた。十代もやはり好奇心旺盛な高校生、永理程ではないがロマンはそれなりに好きで、魅力的に見えるのだ。

 そしてデュエリストなら、誰もが一度は夢見るだろう。青眼の白龍を操りたいと。決して叶わぬ夢だが、だからこそ誰もが憧れる。

 

「先生、明日からちょっと遠出してきますにゃ。しばらくの間、自炊をお願いしても大丈夫ですかにゃ?」

 

「まあ、いいですけど……いったいどこに?」

 

 万丈目が尋ねると、大徳寺は珍しく細い眼を見開き、赤い瞳をギラギラと輝かせながら言った。無駄に爽やかに。

 

「ラブライブの映画を見に」

 

「そうですか、問題は起こさないでくださいね」

 

 ラブライバーは色々と迷惑行為を巻き起こしているという印象があるので、万丈目は適当に忠告をしておく。勿論、全員がそうであるとは思っていないが、普段おとなしい人ほど豹変する事があるというのがこの世の理である。

 それに、教師が問題となる行動をするのは生徒にとってもあまりよろしくはない。ただでさえオシリスレッドの三人馬鹿と呼ばれる二人がオシリスレッド寮に居るのだ。これ以上の問題は持ち込まないでもらいたいと言うのが万丈目の本音である。

 ちなみに残る一人はオベリスクブルーのカイザーと呼ばれるあいつである。

 

「準備はしなくていいんですか?」

 

「もう既に終わってますにゃ、後は船の出向を待つだけ……ふふふ、明日ですにゃ明日」

 

 何やら気持ち悪い含み笑いをしながら、餅を焼く大徳寺。傍目から見たらとても気持ち悪い。が、ここはオシリスレッド。学園に最も遠い寮である。そうそう誰かが来る事は無いだろう。そもそも小汚い場所に態々来ようという者好きは、あまり居ない。廃寮のような肝試しに最適なホラースポットであれば話は別だが。

 ごくり、と緑茶を飲みほし、少しばかりのほほんとしてから万丈目は、物凄くリラックスした様子で言った。

 

「平和だな、永理が居ないと」

 

「そうだな、俺的にはもうちょい何かがあっても──」

 

「暇そうだな」

 

 温まっていた温度が、開かれた扉から差し込む冷気によって急激に冷えていく。思わずキツい目線で、中の四人は扉を開いた主を睨み付ける。

 ラーイエローの制服に身を包み、いつもとは違うモワモワな赤いマフラーを首に巻いた青年。神楽坂がそこには立っていた。

 後ろ手で扉を閉め、ストーブに当たる。

 

「貴様は確か……神楽坂、だったか? なんでここに」

 

 万丈目と十代の後ろで、大徳寺は素早く取り皿に醤油を入れる。無駄に洗礼された素早い行動だ。

 神楽坂はストーブで手を温めながら答える。ぱちん、と金網の上で膨らんだ餅が破裂する。

 

「みんな実家に帰っちまって、俺だけ暇なのよ。永理と亮はゲームに夢中で……」

 

 温まった手をこすりながら、神楽坂は万丈目の向かい側に座る。雪の降る冬に出歩くには少々薄い、ラーイエローの制服。デュエルアカデミアの制服は夏でも大丈夫なように通気性やらが抜群で、普段は雪なんて振ったりはしないのだが、今年は異常気象でアカデミアにも雪が降ったのだ。

 おかげでこういった、風物詩的な雰囲気に居れるのだが、今頃世間は色々と騒がしくなっているだろう。

 

「それじゃ、先生は部屋で予習してきますので、くれぐれも気を付けてくださいですにゃ」

 

 神楽坂の皿に餅を入れてから、大徳寺は食堂奥にある自室の中へと戻って行った。

 

「つまり暇だから来たって訳か」

 

 十代が適当にまとめてから、皿に残っている餅を平らげる。神楽坂はそれに頷き、一枚のポスターを取り出した。

 そこには昭和の赤外線パーマ機を小型化させもののような物に大量のコードをくっ付けたようなものと、真っ白なベッドの写真。

 

「何だこれ?」

 

「ナーヴギアって奴だ」

 

 万丈目の問いに、神楽坂は得意げに答える。ナーヴギア、ソードアート・オンラインというライトノベルに出てきた、フルダイブ用のマシーンである。決してパーマ当て機でも、電脳増幅器でもない。あと名前似ているが、ゲームギアとも関係ない。

 ポスターによると、十時間百円。かなりのお値打ち価格だ。

 

「確か永理の部屋にあったのも、こんな形だったな」

 

「んじゃ、これでフルダイブ出来るって訳か……どうしよう」

 

 興味はある、だが同時に恐怖もある。人は未知なるものに興味を持ち、そして新しいものに恐怖を覚える。その恐怖を膨らませていくと、それは拒否感となってしまう。

 デュエルモンスターズの世界を、仮想とはいえ体験できる。それはとても魅力的だ。自分のエースモンスターと話す事が出来るかもしれないし、また一緒に戦ってくれるのかもしれない。

 

「しかもだ、仮想世界に居る四天王……だっけか? それを倒すと、賞金二万が手に入るんだぜ!」

 

「えっ、マジで!?」

 

 神楽坂の言葉に十代は思わず身を乗り出す。二万、社会人から見れば少々物足りなく感じるが、高校生が好きに買い物するには、下手なブランド物などを望まない限りは欲しい物は大体買えるだろう。隣の万丈目もは四天王という言葉を聞いて少しばかり反応した。

 強者、そして金。プロになる際必ず立ちはだかるであろう巨大な壁。いずれ立ちはだかるであろう存在。デュエリストにとってその存在は、そのゲームをやる理由に成り得るものだ。

 

「所で、今の所そいつらを倒した者は居るのか?」

 

 万丈目が腕を組みながら、神楽坂に尋ねる。

 デュエルアカデミアはプロデュエリスト養成高校ではあるが、生徒の中にはプロ顔負けの実力を持った者も居る。

 最近変な宗教に入ったと噂になっている、デビルドーザー、推理ゲートのデッキを操るデュエルアカデミア女帝藤原雪乃。シンクロアンデットを自在に操る、身元不明なミステリアス少女レイン恵。対戦相手のライフをあっという間に焼き尽くす事に定評のあるプレイヤーキラー原麗華。その他にも、万丈目としては認めたくないが残念な事にサイバー流次期後継者にして、最強の火力を誇る皇帝丸藤亮。除外ビートとグレート・モスという旧世代染みたデッキでシンクロに食いつく老骨ロマン月影永理等々……既に仮想世界にダイブするゲームのβテスト版が出回って数週間、彼らによって賞金を手にしたと噂が出てもおかしくはない筈。

 だというのに、そんな話は全く聞かない。オシリスレッドに引きこもっているせいと言われたらそれまでだが、だとしてもPDAの機能の一つである掲示板で噂になっているという話も無い。

 少しばかり万丈目は、嫌な予感がした。あの部屋の扉の前に立った時と同じような、言い知れぬ不安感。

 

「……ひょっとしてだがその賞金、受け取るのはアカデミアだけとか書いてないだろうな」

 

「そもそもアカデミアにだけ出回ってるらしいぞ」

 

 神楽坂の言葉に、思わず万丈目はこめかみを押さえる。これで四天王の二人は確信した。確実だ、四天王とか名乗るのは確実にあいつらだ。

 永理も亮も実力だけならそこらのプロと引けを取らない。そして何より、自重という言葉をどぶ川に捨てるような輩だ。無駄に悪役染みた高笑いをする二人が、容易に想像がつく。

 そしてやり過ぎた二人に苦情が殺到、アカデミアの生徒が原因なので内部で何とかしろとか言われて、こんな賞金で釣ってまで討伐を依頼したのだろう。

 はっきり言って、馬鹿な話である。

 

「そういや三沢も既にやってるらしいけど、飯の時間にいつも『永理と皇帝(カイザー)が強すぎて勝てない』とか嘆いてたな。まあでも流石に、あいつらじゃないだろ」

 

 楽観的に笑う神楽坂。そう、普通ならそう考える筈だ。いくらサイバー流次期後継者である丸藤亮でも、流石にそこまでのめり込める筈が無いと。

 しかし、永理と同室になってしまいゲームの音に苛まれた万丈目はよく知っている。あいつらはやり込むタイプの人間だ。やり込んでやり込んで、とにかく頂点を目指すタイプだ。

 そして、妙なカリスマ性も持ち合わせている。事実あの時、制裁デュエルの際何人かのオベリスクブルー生徒も、あのモンスターと一緒に叫んでいたからだ。

 万丈目のズボンのポケットに入れていたPDAが突如震えだす。十代の方からはデッドプールのBGM。一応ヒーローだが物凄い違和感だ。

 万丈目は若干嫌な予感をしながら、パスワードを入力してからメール画面を開く。

 

《依頼主:鮫島

 前払報酬:20000DP

 成功報酬:20000円

 彼らはやり過ぎた、少し懲らしめなければならない。しかし、並のデュエリストでは彼らを倒す事は不可能だろう。厄介な事にそのうちの二人はアカデミアの生徒だ。責任は取らねばらならないが、ゲームをしている時間は無い。

 今回の依頼は、仮想世界で暴れまわる四天王四人を撃破してもらいたい。今現在彼らを倒せる可能性があるのは、二人だけだ。最低でも機械族を操る奴は倒してほしい。

 敵はアカデミア外部からも同士を引き入れてると聞いている。くれぐれもよろしく頼む。

 なお、賞金は別途で支払う。精々頑張ってくれたまえ。

 作戦領域:仮想世界

 敵戦力 :アカデミア生徒二人、それ以外は不明

 成功条件:四天王の撃破》

 

「……何だこれ」

 

 万丈目が茫然と呟く。

 デュエルポイント二万というのは、かなりの数デュエルをしなければ貯まらない金額である。現金に戻せばたったの二千円ではあるが、アカデミア内で使う分には二万円分の価値がある。そして、現金に戻した際DPの値段が十分の一になるのを生徒達は知らない。つまり一般生徒からしてみれば、一気に四万円ほど手に入るチャンスを得たのと同意義なのである。

 そして機械族を操る奴、万丈目の中でアカデミアで思い当たるのは二人。しかしクロノスは教師であり、ローンも二六年残っているのでゲームなんぞやっている暇は無い。となれば消去法で残るは丸藤亮、こいつはもう四天王となっている事確定である。

 

「神楽坂、ゲームギアってのは何処にある?」

 

「十代、それはセガの奴な。ナーヴギアなら、保健室に二機ある筈だ」

 

「……よし、万丈目!」

 

 既に受ける事は決定済みなようで、十代は万丈目の肩に手を置く。

 万丈目も行く気はあったのだが、どうもやる気が削がれてしまうのは何故だろうか。きっと、相手があの馬鹿二人で、その馬鹿が四天王に選んだのも恐らく馬鹿なのであろう。多分そのせいだ。

 面倒な事になった、と万丈目は肩を落とす。強者とデュエルが出来るのはいいが、あの二人とやったらペースが乱されそうな気がするのだ。確実に永理とでは、シリアスな雰囲気もコメディに変えてしまうだろう。同室になってそれほど時は経っていないが、既にそういう奴だとは理解している。理解してしまっている。

 

「明日でいいんじゃないか? 俺はもう少し、ゆっくりとしておきたい」

 

「そうだな」

 

 万丈目の言葉に、十代も同意する。今はデュエルよりも本の方が興味をそそられるのだ。閉じていた本を開き、三度意識をそちらへ向ける。

 しかし、十代は暇そうに足をぶらぶらとぶらつかせながら、餅を喰う。

 隼人がトングで網を除け、代わりにヤカンを上に置く。中の水を沸騰させ水蒸気を出させる事で、乾燥を防ぐ。これぞまさに田舎の知恵袋なり。

 沸騰したヤカンの音を聴きながら、神楽坂は餅を口の中へと運んだ。




 はい、今回から新章&オリジナル章突入です。他の作品のアイテム出しちゃったけど、この作品ではもうなんか今更なのでノーマンダイだよね
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