月影永理の暴走   作:黄衛門

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第26話 地獄の沙汰もカード次第

 殺風景な、黒い部屋。床に埋め込まれた蛍光灯に照らされてなお、その部屋は不気味なほど薄暗い。窓は一切無く、髑髏模様の蝋燭台が部屋の隅に置かれている。

 そんな部屋と一体化するかのように、カイザー亮は立っていた。対するは同じような衣装に身を包んだ万丈目準、その顔には緊張がうかがえる。

 口ではああいったものの、カイザー亮の伝説は決して膨張ではない。デュエルアカデミアの伝説のように負け知らずという訳ではないが、その負けた相手というのも現役プロデュエリストだったり、カイザー亮と並ぶ伝説、今では留学という扱いで行方不明となっている天上院吹雪くらいだ。

 

「先功は俺が貰おう、ドロー!」

 

 万丈目がカードを引き、カイザーは薄く笑みを浮かべるだけ。

 サイバー流のデッキは、王道であれば後功の方が有利だ。だがそれ以外のデッキでは、基本先功が有利である。下手に後功を取ろうものなら、先手でサイバー・エンドを出され、更にトラップ・スタンも伏せられてワンターンキルされてしまうだろう。

 だからこそ、今のうちに罠を仕掛けておく。相手は王道のサイバー流デッキではないのだろうが、だとしても警戒するに越した事は無い。

 

「俺はモンスターをセットし、カードを二枚セット! ターンエンドだ!」

 

「……俺のターン、ドロー。

 魔法カード、強欲な壺を発動。カードを二枚ドロー!

 魔法カード発動、竜の霊廟を発動。デッキからドラゴン族モンスター一体を墓地へ送る。俺はデッキから、ハウンド・ドラゴンを墓地へ送る。竜の霊廟は通常モンスターを墓地へ送った時、更にモンスターをデッキから墓地へ送る事が出来る。更に俺はドラグニティ-パルチザンを墓地へ送る」

 

 ドラゴン族、墓地へ送られたカードを聞き、万丈目は首を傾げる。万丈目は決して全てのカードを知っている訳ではないが、少なくともドラゴン族と機械族の混合デッキなんぞ聞いた事が無い。

 もし組むとしても、グットスタッフのような単純なパワーデッキになってしまうだろう。しかし、墓地へ送られたのはどちらもレベルも攻撃力も、それほど高いとは言えないモンスター。

 

「サイバー・ドラゴン・コアを召喚、効果発動! デッキからサイバー、またはサイバネティックと名の付く魔法・罠カードをデッキから手札に加える! 俺はデッキからサイバーダーク・インパクト! を手札に加える」

 

 従来より色の黒いサイバー・ドラゴン・コアが現れる。黒くなったせいで、更にアナルビーズっぽくなっている。

 サイバー・ダーク、何処かで聞いた事のあるカード名だが、万丈目はどうも思い出せない。サイバー流のカードは高い人気があり、大抵のカードは一般人にも知れ渡っている。当然万丈目も、ある程度のカードは頭の中に入っている。だというのに聞いた事が無いという事は──つまり、永理のデッキと同じ、変態デッキなのだろう。

 

「魔法カード、機械複製術を発動。デッキからサイバー・ドラゴンを二体特殊召喚」

 

 サイバー・ドラゴン・コアが光り輝き、しっかりと装甲を付けられた機械製の竜が二頭現れる。サイバー・ドラゴン・コアの攻撃力は低く、更にカード名をサイバー・ドラゴンとして扱う事が出来る。なので可能なコンボなのだ。

 

「更に融合を発動。場のサイバー・ドラゴン三体を融合し、サイバー・エンド・ドラゴンを融合召喚」

 

 機械の竜が一つの塊となり、そこから三つの竜の首が現れる。

 既に見慣れた流れだが、単純故に強力だ。対策も不可能では無いものの、対策カードも引けなければ意味が無い。たかが一枚程度では、引ける格率なんぞあまりにも低い。

 当然、今の万丈目の場には対策のカードは存在しない。

 

「ロリタズマ計画の邪魔はさせん……バトルだ! サイバー・エンド・ドラゴンで伏せモンスターを攻撃。エターナル・エヴォリューション・バースト!」

 

 三つの首から放たれた巨大な光線が、万丈目の伏せモンスターを破壊する。

 攻撃力4000の貫通効果持ちというのは、控えめに見てもやはり強力なのだ。古代の究極機械巨人の劣化と言われたりするが、それは密に。密に。

 

「くっ、キラー・トマトの効果発動!

 デッキから召喚僧サモンプリーストを特殊召喚!」

 

 顔つきの悪いトマトが弾け飛び、その中から黒を基調とし真ん中に白が道のように入った服に身を纏った、髭が長く髪も白い老人が、胡坐をかきながら現れる。

 かなり厄介なモンスターなのだが、亮の表情に変化は無い。

 

「……ふむ、そう来るか。カードを一枚セットし、ターンエンド」

 

「俺のターン、ドロー!」

 

 万丈目のデッキは魔法カードが決して多くは無いが、それでもモンスターをデッキから展開出来るのは強力だ。そして万丈目のデッキは、永理程ではないが少々ロマンのあるカードがデッキに入っている。当然活かせないのであればそのカードはすぐ手札を切る、永理とは違いそれを主軸とはしていないのだ。

 

「サモンプリーストの効果発動! 手札から終わりの始まりを墓地へ送り、デッキからレベル4のモンスターを特殊召喚する! 俺はデッキから、闇魔界の戦士長ダークソードを特殊召喚!」

 

 サモンプリーストが指をパチンと鳴らすと、紫色の煙を纏い現れる黒い戦士。元の世界では使ってないカードだが、この世界では頼りにしているモンスターだ。ダークソードはその思いに気付いたのか、無言で万丈目に頷きをかける。

 

「更に魔法カード、波動共鳴を発動! このカードは、場のモンスター一体のレベルを4にする。俺は、サイバー・エンド・ドラゴンのレベルを4にする! そして闇魔界の戦士長ダークソードは、一ターンに一度光属性・レベル4のモンスターを吸収する!」

 

「……ほう、中々面白いコンボじゃないか」

 

 サイバー・エンド・ドラゴンは、ダークソードの窪みのようになっている剣に吸い込まれていく。

 波動共鳴、場のモンスターのレベルを4にするという単純な効果を持つカード。自分のモンスターに使うくらいなら最初からレベル4を入れとけという話になるし、通常魔法なのでシンクロ召喚の妨害にも仕えない。控えめに言っても使えないカードだ。だが、上手く使えばある程度のカードは活躍出来るのだ。ヌヴィアのようなデメリットしかないカードはまた別の話になってしまうが。

 

「召喚僧サモンプリーストの効果で特殊召喚したモンスターは、そのターン攻撃出来ない……なら、別のモンスターにさせればいいだけの話だ! 手札から黒薔薇の魔女を召喚!」

 

 紫色の薔薇をあしらったゴスロリ調の服に身を包んだ、右眼が青く左眼が赤い女の子が、紫色の髪をかき上げながら現れる。

 手には、先端に青い宝石が付けられた杖。かなりロリで属性が詰め込まれているが、別にアイドルカードという訳ではない。

 

「このカードの召喚成功時、カードをドローする。そのカードがモンスターカード意外だった場合、引いたカードを墓地へ送りこのカードを破壊する。ドロー! 引いたカードは、闇魔界の戦士ダークソードだ!」

 

 万丈目の言葉を聞き、夜薔薇の魔女はほっと胸を撫で下ろす。万丈目のカードも、永理のカードほどではないが割と表情豊かだ。永理のあれはもはや異常としか言えないだろう、というのはご愛嬌。

 

「レベル4夜薔薇の魔女に、レベル4のサモンプリーストをチューニング!

 心地よき闇深まる時、血の地獄より現れ光と閉ざす! シンクロ召喚! ブラッド・メフィスト!」

 

 貴族が着るような黒い服に身を纏い、黒いシルクハットをかぶった悪魔が現れる。万丈目の本来のデッキでもエースカードとなっている、レベル8のシンクロモンスター。その効果は微妙である。

 

「バトルだ! ブラッド・メフィストで直接攻撃!」

 

 ブラッド・メフィストの口から吐き出された毒液が亮に襲い掛かる。しかしその毒液は、亮に当たる直前に半分程度の大きさとなった。

 

「罠カード、ガード・ブロックを発動した。これによって、受ける戦闘ダメージは0になり、カードを一枚ドローする!」

 

「チッ、ターンエンドだ!」

 

 場には一度だけの戦闘破壊耐性を持つダークソードと、攻撃力2800のブラッド・メフィスト。簡単には突破出来ないだろう。と、希望的観測は捨て置く。カイザー亮、永理と同室になった万丈目も性格はともかくとして実力だけは学園内でも抜きんでていると認めている。高火力で、柔軟性の高いデッキ。誰もが操れるデッキを極めた者が居たとしたら、それはもう手の付けられないくらいの実力となるだろう。

 それの体現者が、万丈目が今デュエルしている男だ。

 

「俺のターン、ドロー! 魔法カード、貪欲な壺を発動! 墓地のサイバー・ドラゴン二体とサイバー・ドラゴン・コア一体、そしてハウンド・ドラゴンとドラグニティ-パルチザンをデッキに戻し、カードを二枚ドロー!

 カードガンナーを召喚し、更に魔法カード機械複製術を発動! デッキから二体のカードガンナーを特殊召喚!」

 

 玩具のようなカラフルな色合いの、武器腕戦車が三機現れる。カードガンナー、墓地肥しとメインアタッカー、そしてドローも兼ねる事が出来る厄介なカードだ。十代も使っているので、その実力の方は万丈目もよく身に染みている。

 

「カードガンナーの効果発動! デッキトップからカードを三枚墓地へ送り、送った枚数×500ポイント攻撃力をアップ!」

 

 亮がデッキトップからカードを九枚ほど墓地へ送ると、両手の銃にエネルギーが溢れ出す。あれエネルギー武器だったのか、と万丈目は密かに驚く。

 一気に九枚も墓地を肥やされてしまった。そして並ぶ、攻撃力1900のモンスター。これだけでも非常に厄介だが、態々攻撃表示で出した理由がある筈だ。

 

「バトルだ! カードガンナーでブラッド・メフィストを攻撃! そしてダメージ計算時、速攻魔法リミッター解除を発動! 攻撃力を倍にする!」

 

 カードガンナーのリミッターが解除され、まるでヤカンのように白い煙を吹き出し、眼の部分にあるサーチライトがチカチカと落ち着きなく点滅する。そして銃口を焼き尽くすような熱量を誇るエネルギーが爆散し、ブラッド・メフィストの身体を焼き尽くす。

 攻撃力倍、単純ながら強力だ。エンドフェイズに破壊されてしまうという欠点もあるものの、カードガンナーは破壊された際カードをドローする効果を持っている。使われればかなり厄介なコンボと言えるだろう。

 

「更に二体のカードガンナーで、ダークソードを攻撃!」

 

 カードガンナーの銃口から放たれたビームを、ダークソードは一度だけ剣で防御する。しかし二機目のカードガンナーから放たれたビームによって、鎧が溶け中から断末魔の悲鳴が沸き起こる。

 

「罠カード発動、ガード・ブロック! ダメージを0にし、カードを一枚ドロー!」

 

「チッ、カードを一枚セットし、エンドフェイズにリミッター解除の効果を受けた機械族は破壊されるが、カードガンナーは破壊された際カードをドローする効果を持っている。破壊されるカードガンナーの数は三体、よってカードを三枚ドロー! ターンエンドだ!」

 

 亮の場にモンスターはいない。ここで攻め、削りきらなければ確実に逆転されてしまう。しかし、万丈目のデッキは地道に削る事に特化したデッキ。ビートダウンだが、ワンキルには不向きなデッキタイプなのだ。

 しかし今は、それをぼやいても仕方がない。やれるだけの事をやらなければ、男がすたるというものだ。

 

「俺のターン、ドロー! ……モンスターをセットし、カードをセット! ターンエンド!」

 

「随分と消極的じゃないか、ドロー!

 罠カード、トラップ・スタンを発動! このターン、罠カードの効果は全て無効となる! 魔法カード、サイバーダーク・インパクトを発動! 墓地のサイバー・ダーク・キール、サイバー・ダーク・エッジ、サイバー・ダーク・ホーンをデッキに戻し、鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴンを融合召喚!」

 

 ピリピリと、プレッシャーによって肌が震える。今まで感じた事の無い威圧感、亮の場に悍ましいほど黒い渦が現れ、その中から黒く、細長い機械仕掛けのドラゴンが現れる。頭部には四つの棘が左右対称にあり、刃物のように鋭い四枚の羽の二翼。細長い尻尾は弱さではなく言い知れぬ不気味さを感じさせる。

 そして何より特徴的なのが、まるで肋骨のように突き出た腹部のエッジと、管のようなもの。さながら拷問器具のようにも、人体実験をする機械のようにも見える。

 

「サイバー・ダーク・ドラゴンは墓地のドラゴン族一体を装備し、その攻撃力を得る。俺は墓地のSinトゥルース・ドラゴンを装備する! 更にサイバー・ダーク・ドラゴンは、墓地に存在するモンスターの数×100ポイント攻撃力をアップさせる!」

 

 胸に赤い鱗を付けた黄色い龍の骸が、サイババー・ダーク・ドラゴンの腹部に、まるで電磁石のように引き寄せられる。そして管が脳髄に突き刺さり、背中に腹部のエッジが喰いこむ。どろりとした血が溢れ、筋肉が痙攣する。

 サイバー・ダーク・ドラゴンの効果を聞き、万丈目は半ば反射的に思った。これ、永理並みのロマンデッキだ……と。

 

「墓地のモンスターは十七体、更に5000の攻撃力が加わり、総攻撃力は7700!」

 

 だが、そのロマンデッキも回れば強い。万丈目の場には裏守備モンスターが一体と、伏せカードが一枚のみ。そして万丈目の残りライフはたったの2200、あまり高いとは言えない数値だ。

 だが、勝機はある。その証拠に万丈目の眼が、まだ負けてないと亮に語り掛けてくるのだ。最も、意気込みだけではどうにもならないのがデュエルの世界。デュエルタクティクスも、デッキパワーも、亮の方が上だ。

 

「バトルだ! サイバー・ダーク・ドラゴンで伏せモンスターを攻撃! フル・ダークネス・バースト!」

 

 サイバー・ダークが出した高周波によって、万丈目の伏せていたモンスターがリバースする。伏せモンスターの正体は、キラー・トマト。トマトが弾け飛び、新たなトマトがデッキより現れる。

 

「新たなリクルーターか、悪足掻きめ……ターンエンドだ!」

 

「俺のターン、ドロー!」

 

 引いたカードは、逆転の一手ではない。だが、この状況を打破出来るカードだ。万丈目は、もはや普通の勝利は諦めている。だが、何もデュエルはライフポイントを減らす事だけが勝利ではない。

 

「魔法カード、手札抹殺を発動! 互いに手札を全て捨て、捨てた枚数分ドローする! 俺の手札は三枚、よって三枚を墓地へ捨て、三枚カードをドローする!」

 

「俺の手札は四枚だ、そのうち三枚はモンスターカード」

 

 にたり、と万丈目は笑う。この勝負、やっとこさ勝ち目が見えてきたからだ。本来のデッキコンセプトとは全く違う勝利方法ではあるが、もはやこれしか勝ち筋は無い。最悪の場合、同士討ちも視野に入れておかねばならない。万丈目は、ただで負けるのは絶対に嫌なのだ。

 

「モンスターをセットし、カードをセット! ターンエンドだ!」

 

「俺のターン、ドロー!

 手札を交換させたのは間違いだったな、ハウンド・ドラゴンを攻撃表示で召喚!」

 

 顎に鋭い牙が、まるで槍のように生えている竜が現れる。尻尾はまるでギロチンの刃のようだ。

 ハウンド・ドラゴン、レベル3の通常モンスターにしては高い攻撃力を持ったモンスターだ。守備力が0であればもっと活躍の機会に恵まれただろう。

 

「バトルだ! サイバー・ダーク・ドラゴンで伏せモンスターを攻撃!」

 

「罠カード、和睦の使者を発動! このターンモンスターは破壊されず、戦闘ダメージも0となる!

 そして伏せモンスターはメタモルポット!」

 

 丸い壺の中に浮かび上がる、赤めの一つ目(モノアイ)が、ケタケタと笑いながら現れる。高周波による攻撃をまるで音楽でも聴いてるかのように意にも返さない。

 メタモルポット、永理の使う奴とは違いこのカードはまともだ。

 

「メタモルポットの効果発動! 互いに手札を全て捨て、五枚カードをドローする!」

 

「……デッキ破壊か!」

 

 メタモルポットの効果によって、互いにカードを五枚引く。これで亮の残りデッキ枚数はたったの四枚となった。殆どセルフで削った感じで、ほぼ自滅のようなものだ。

 しかし、それでも後四枚は残っている。

 

「だが俺のデッキは、まだ四枚残っている……四ターンの間にお前のライフを0にすれば、俺の勝ちは確実だ!」

 

「残念だがカイザー、お前に次のターンは回ってこない! 速攻魔法発動、皆既日食の書!」

 

 月が太陽を覆い隠す様子が表紙に描かれた赤色の書物が現れ、場のモンスターはそれらを恐れるように裏側表示となる。それによって拘束の溶けたトゥルース・ドラゴンが力なく、べちゃりと地面に落ちたかと思うとドロドロに溶けて無くなる。

 

「ぐっ、エンドフェイズに表側表示となり、その枚数分ドローする……」

 

「俺のターン、ドロー! モンスターリバース! メタモルポット!」

 

 二度目は若干面倒くさそうに目を細めるメタモルポット。しかし、ちゃんと効果は発揮してくれる。

 万丈目は手札を捨て五枚ドロー、対して亮はフッと笑うだけ。ソリットビジョンが消える。亮のデッキには既に、五枚も引けるほどカードは残っていなかったのだ。

 

「俺の……負けか、やはりサイバー流との組み合わせは無茶があったか」

 

「……そもそも、機械族とドラゴン族の混合デッキの時点で無茶があったと思うぞ」

 

 万丈目の静かなツッコみに、亮は力なく笑う。ロリタズマ計画、内容こそタイトルからしてくだらないものではあるが、当の本人達は真面目にやっていたのだろう。やっている事は思い切り最低だが。

 それがここに来て、無残にも崩れ落ちたのだ。それも、明らかにそれ用ではないデッキのデッキ破壊によって。そりゃ燃え尽きもしよう。

 しかし、万丈目には関係ない。課せられた任務は終えた、それだけで十分だ。

 

「しかし万丈目、何故この世界に?」

 

「鮫島校長から頼まれてな」

 

「戻ったら荒しまくってやる」

 

 ついうっかり校長の名を出してしまったものの、万丈目はしまったとも思わない。ミッションの概要には、正体をばらさないでくれといった内容は含まれてい無かった筈。暗黙の了解というものも、しっかりと記載されていなければ無いのと同じである。

 亮の半ば八つ当たり的思考を見て、万丈目は苦笑を溢した。




 今回はちょっと短めです、すんません。
 だってバトルロイヤルだもん、連戦だもん。雑談内容膨らませる事出来ないんだもん。
 次回はついに永理と十代の対決です。原作主人公とオリ主が初めて戦うのが27話目って、遅すぎるね。いやマジで
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