月影永理の暴走   作:黄衛門

45 / 59
第45話 暗い井戸の下で(後編)

 状況は芳しくない。この言葉は、どちらの状況にも当てはまっていた。

 バクラの場には攻撃力2900のモンスター一体のみ。しかし墓地にも伏せカードにも、防御を重点的に固めている。

 永理の場は対照的に、後先考えずモンスターを展開している。攻撃力7200と、攻撃力2800のモンスター。驚異的だが、バクラの防御を破れるカードを引けていない。そしてデッキの残り枚数はごく僅かだ。

 つまり、どちらもすぐ負けてもおかしくないこの状況。今は永理のターンだが、これでまだ続くか終わるかが決まる。

 

「俺のターン、ドロー!」

 

 引いたカードは、逆転の一手ではない。

 であれば、チマチマと削るのが勝利への近道。まあチマチマってレベルのモンスターの攻撃力ではないが、そこら辺はさして気にしない。

 問題は、デッキの残り枚数がたったの二枚しかない事だ。ちょっと闇の誘惑使いすぎた、と永理は今さらながら反省する。

 

「二体目の紅蓮魔獣ダ・イーザを召喚! そしてダ・イーザを表側攻撃表示に変更!」

 

 裏側になっていたダ・イーザがリバースすると同時、渦巻く炎の中からもう一体のダ・イーザが現れる。紅蓮の炎が、狭い防空壕のような空間を明るく照らす。

 

「ダ・イーザが二体……面倒な」

 

「この攻撃力を超える事は不可能よ、バトル! ダ・イーザでインフェルノイド・リリスを攻撃! ブレストファイヤー!」

 

 ダ・イーザは胸から高出力の火炎放射を、インフェルノイド・リリスに浴びせる。炎がリリスの装甲を、LEDライト諸共ドロドロに溶かしてしまう。液状化した金属と肉が混ざり合い、地面へと広がっていく。グロテスクすぎるだろ、と永理は思わず呟いた。

 ブレストファイヤーはマジンガーの技だが、一応炎属性なので出せない事も無いらしい。まあ一応マジンガー系統ではあるのだが、グレンダイザーも。

 

「更に、ダ・イーザで直接攻撃!」

 

「墓地のネクロ・ガードナーを除外し、攻撃を無効にする!」

 

 同じように放たれたブレストファイヤーはバリアに弾かれ、バクラの前でV字状に、バクラを避けるように広がった。

 轟音が鳴り響き、視界を眩しく焦がす。ソリットビジョンシステムの本気が垣間見える瞬間であった。

 

「カードを二枚セットしてターンエンド!」

 

「オレ様のターン、ドロー!

 魔法カード、名推理を発動! 相手はレベルを一つ宣言し、通常召喚可能なモンスターが出るまでカードをめくり、それ以外は全て墓地へ送る!」

 

「……8だ、シンメトリーだからな」

 

 名推理。本来であればデッキから最上級モンスターを展開する際に使うカードだ。ノーコストで召喚出来る可能性こそあるものの、運が悪ければメタモルポットとか引いたりしかねないという欠点を持つ。

 しかしバクラの、インフェルノイドにおける名推理の用途は違う。特殊召喚しか出来ないモンスターの墓地肥し、これこそがバクラの真の狙いだ。

 当然、永理もそれは重々承知している。だからこそ、この賭けに乗ったのだ。何故シンメトリーを選んだかは知ら管。

 

「(シンメトリーってなんだ?)まず一枚目、インフェルノイド・アスタロス! 二枚目、インフェルノイド・シャイターン! 三枚目、インフェルノイド・アドラメレク! 四枚目、煉獄の死徒! 五枚目、異次元からの埋葬! 六枚目、ギャラクシー・サイクロン! 七枚目、スキルプリズマー! 八枚目、メタモルポット!

 メタモルポットは通常召喚可能なモンスターなので、特殊召喚する!」

 

 バクラの場に現れたのは、純粋なる壺だ。

 丸い、青銅色の壺。決して永理のように中から筋肉モリモリマッチョマンの変態とか出てこなさそうな壺だ。バクラは密かに、それに対し安堵する。

 もし自分の使っているカードもああなっていたら、誰だって嫌だろう。少なくとも、バクラは嫌だ。

 

「罠カード発動、ナイトメア・デーモンズ! 紅蓮魔獣ダ・イーザを生け贄に、相手場にナイトメア・デーモンズ・トークンを特殊召喚!」

 

 ダ・イーザの姿が闇の炎に消え、代わりにバクラの場に黒い悪魔が三体現れる。

 

「チッ、面倒な……しかし、貴様のたった二枚のデッキで何が出来る!? というかお前自分のデッキ削り過ぎだ馬鹿!」

 

「ハッ、俺は頭が良いんだ! まだ足掻いてやるぜ!」

 

「だから本当に頭が良い奴は自分の事頭が良いって言わねーんだよ!

 カードをセットしてターンエンド!」

 

「俺のターン、ドロー!」

 

 バクラのツッコみを華麗に無視し、永理はカードを引く。

 永理の残りデッキ枚数、たったの一枚。しかし、この一枚こそが永理の言う、勝利の方程式なのだ。

 相手の場にモンスターは一体、伏せカードは一枚。恐らく煉獄の死徒である。

 このターンで決めれなかった場合、永理は窮地に立たされる。故に、安全策を取るのも致し方ないというものだ。

 だって、デュエルを早く終わらせたら、助けが来るかも解らないのだから。

 

「ダ・イーザを守備表示に変更! 速攻魔法、異次元からの埋葬を発動! 除外されているモンスター三体を墓地に戻す! 俺は墓地のネクロフェイス、夢魔の亡霊、死霊伯爵を戻す!」

 

 後ろ二枚のカードは別に戻さなくても何ら支障は出ないのだが、一枚だけを戻すのもなんだかなー、という感じなので戻したのである。

 

「そして、ダーク・バーストを発動! 墓地のネクロフェイスを手札に加え、召喚!」

 

 永理の場に赤ん坊の人形の顔だけが落ちる。プラスチック製の、愛嬌があるかどうか問われたらちょっと怖いと誰もが口をそろえて言う人形。

 しかしそのプラスチックを突き破って、無数の触手が蠢いた。わらわらと蠢く触手は人形の顔を立たせ、視界を確保する為左頭部を破壊する。

 するとそこから姿を現したのは、臓器の様な色をした物体だった。心臓の様に脈打つたびに、黒茶色の液体が噴き出す。

 明らかに主人公の使うようなカードではなく、むしろクトゥルフ的なアモトスフィアを感じてしまうのは仕方のない事。というか主人公らしさとか求めては駄目なのだこの作品で。

 

「ネクロフェイス、その能力はお前もよく知っているだろう?」

 

「仕切り直しにゃならねーな、んな化け物が場に居ちゃあよ」

 

 互いにデッキケースに入れた、除外されたカードをデュエルディスクのデッキにセットする。ネクロフェイス、その効果は召喚した時、除外されているカードを全てデッキに戻し、その枚数分×100攻撃力を上げる効果。

 本来の用途は除外デッキへのメタ、若しくはデッキ破壊なのだが、こうもカードが除外されていたら、その攻撃力も馬鹿に出来ない。

 

「除外されているカード二十五枚をデッキに戻し、攻撃力を2500ポイントアップ! 合計攻撃力3700!!」

 

 ぐじょり、とネクロフェイスの中に納まっていた触手が激しく蠢き、じゅるじゅると音を立てて漏れ出す。

 オカルト系が比較的好きなバクラも、流石に眼を背けたくなるほどグロテスク。まるで増えるわかめのように増えていく触手、もはや頭部では収まりきらないのか、釣り上げられた深海魚のようにでろりと内臓が零れ落ちた。

 

「バトルだ! ネクロフェイスで伏せモンスターを攻撃!」

 

「伏せていたモンスターは、魔導雑貨商人! 魔法・罠をめくるまでデッキをめくり、それ以外を墓地へと落とす! 一枚目、インフェルノイド・アシュメダイ! 二枚目、インフェルノイド・ベルフェゴル! 三枚目、インフェルノイド・ヴァエル! 四枚目、名推理を手札に加える!」

 

 万丈目の伏せていた、バッグを背負ったフンコロガシの全身を触手が貫いた。

 緑色の血を吹き出し、まるで紙屑の様に消え去った。

 

「ターンエンドだ」

 

「オレ様のターン、ドロー!

 魔法カード、名推理を発動!」

 

「3だ」

 

「一枚目、ブレイクスルー・スキル! 二枚目、インフェルノイド・シャイターン! 三枚目、インフェルノイド・アドラメレク! 四枚目、インフェルノイド・リリス! 五枚目、インフェルノイド・ネヘモス! 六枚目、インフェルノイド・デカトロン! 通常召喚可能なので、デカトロンを召喚! 効果でデッキから、インフェルノイド・ベルフェゴルを墓地へ送る!」

 

『アーキーハーバーラー!』

 

 またしても現れる、トカゲ顔の悪魔。

 しかし永理はニヤリと笑い、一枚のカードを発動させた。

 

「そいつの召喚成功時、罠カード発動、デビル・コメディアン! コイントスの裏表を宣言し、当たった場合は相手の墓地を全て除外し、違った場合は相手の墓地の枚数だけ自分のデッキからカードを墓地へと送る!」

 

「ギャンブルかよ!?」

 

「生きるも死ぬも運次第、狂気の沙汰程面白い! 俺は表を宣言。いざっ、コイントース!」

 

 カキーン、と音が鳴り、ソリットビジョン・コインが回転する。

 電子音による少しだけノイズの入った、コインの落ちる音が鳴り響く。結果は、裏。残念でした、と安いテロップめいたものが流れ、永理の神経を逆なでする。

 結果は外れ、永理の残念そうな顔で、デッキ十一枚を墓地へと送った。

 

「ハッ、残念だったな! 魔法カード、ブラック・ホールを発動! 場のモンスター全てを破壊する!」

 

 永理とバクラの場を、真っ黒な重力の渦が何もかもを飲み込む。

 ただナイトメア・デーモンズ・トークン達だけは悠々と泳いでいたが。

 

「ナイトメア・デーモンズ・トークンが破壊された事により、お前のライフに800×三体のダメージだ!」

 

「ハッ、この程度許容範囲だ! オレ様は墓地のシャイターン、アドラメデクを除外し、墓地からアシュメダイを特殊召喚! 更に墓地のネヘモス、ベルフェゴル、ヴァエルを除外し、リリスを特殊召喚!」

 

 円状の肩当と腰の盾めいたものに赤いLEDランプを付けた、黒い鎧を着たドラゴン顔の悪魔が、蛾の様な羽を羽ばたかせ現れ、その隣に現れたリリスに対し膝をつく。

 アシュメダイ、やはり例に漏れず黒い機械めいた鎧を身に着けている。

 

「リリスの効果により、煉獄と名の付くカード以外の魔法・罠全てを破壊する!」

 

 リリスがトビウオのような羽を羽ばたかせると、黒い波動がほとばしり永理の伏せていたカードを吹き飛ばす。驚異的な力に、井戸の中が揺れ、土埃が漏れ出た。

 崩れそうだな、と少しばかり心配になるも、別に永理なら死んでも大丈夫なのでさして問題は無い。

 

「バトルだ! リリス、アシュメダイで攻撃!」

 

 アシュメダイの手に持っている、黄金色に輝く、先端が三つに分かれた槍が永理に振り下ろされるも、それを守るように永理の周りを、黄色い防御膜が張った。

 

「墓地からネクロ・ガードナーを除外し、攻撃を無効にした」

 

「だったら、リリス!」

 

「こいつも無効だ!」

 

 リリスの口から放たれ、深淵より暗き闇の炎は永理の前に現れた防御膜に弾かれ、V字に拡散する。

 バクラは舌打ち一つを洩らす。ボード・アドバンテージで言えばバクラの方が有利ではあるが、相手はあの永理だ。何をしてくるかわかったものじゃない。

 事実、永理だけだ。永理のデッキは流行とは逆行し、独自の変化を遂げていた。環境トップこそ狙えないものの、それはまるで地雷のような破壊力を宿している。

 つまり、バクラの詰め込んだ最新カードのデータは、殆ど意味をなさないという事に他ならない。

 だからこそ、少しばかり楽しみという期待もある。

 

「ターンエンドだ」

 

「俺のターン、ドロー!

 ……なるほど、そういう事ね。初めての実戦だ、心してみるがいい!」

 

 永理は、一枚のカードを発動させる。

 エクシーズ、シンクロを主軸としたデッキには入るが、永理の使う除外系デッキには凡そ不釣り合いと思えるそのカード。

 

「ソウル・チャージを発動! ライフを3000払い、墓地から死霊伯爵、紅蓮魔獣ダ・イーザ、混沌の黒魔術師を蘇生! 更に黒魔術師の効果で、墓地から月の書を手札に加える!」

 

 永理の場に現れる、三体のモンスター。血色の悪い黒い魔術師、頭の禿げた初腐の紳士、そして黄色い骨のような身体をした、右手に剣を左手に盾を持った悪魔が現れる。

 

「ハッ、だがそれを使ったとしても、ソウル・チャージを発動したターンは攻撃できないぜ!?」

 

「それはどうかな? いや、まあそうなんだけど」

 

「なっ、何故得意げなんだ!?」

 

 そう、バクラの言うように、ソウル・チャージはライフを失い、しかも発動したターンに攻撃できないというデメリットを持っている。

 しかし、永理にとってみればそれはとても小さな問題。何せ、勝利を齎すのは神なのだから。

 

「三体のモンスターを生け贄に、括目せよ! 我が史上最強にして、最悪の神を! THE DEVILS DREAD-ROOT、召喚!」

 

 永理がモンスターを三体墓地へ送り、そのカードをデュエルディスクへと置いた瞬間、永理の眼が黒く濁った。腕に幾何学的な紫色の模様が浮かび上がり、暗雲が立ち込める。

 そして、井戸から落ちた紫色の稲光。その中から現れる、白い外骨格のようなものを身に着けた、緑色の肌の巨神。悪魔の髑髏のような被り物の中には、正気すら無いと思える、憤怒に満ち溢れた表情の悪魔。

 巨大な翼をゆっくりと動かし、巨神は肩を回す。井戸の穴倉の外に居るので少しばかり窮屈そうだ。

 ちなみに井戸の中に現れたので、穴倉の中からでは足しか見えない。

 

「なっ、おまっ、なんかヤバいぞ!?」

 

 バクラは圧倒的な威圧感を与える邪神より、永理の変貌ぶりに狼狽えた。

 永理は、自分の身体に何が起こっているのか解らず、キョトンとしている。

 

「何を狼狽えてんだお前。カードをセットしてターンエンド」

 

 バクラは冷や汗を流す。自分を雇ったあの爺の言う通り、永理に邪神を使わせた。それはいい、いや良くないが。しかし永理の変わりよう、しかも自分に何が起こっているのか全く理解していない。

 これやばい、もう帰りたい。バクラはそう思った。宿主とは独立した身体を貰えるという上手い話にホイホイついてきた結果だ。畜生、ファラオの馬鹿野郎。と八つ当たりするバクラ。んな事言われても、と冥界でファラオは困惑しているだろう。

 

「おっ、俺のターン!

 モンスターを全守備表示に変更! ターンエンドだ!」

 

「残念だったな、最終突撃命令だよ」

 

 永理が発動させた罠に、守備耐性に入ろうとしていたリリスとアシュメダイは、まるで何かに操られているかのように、元の体制へと戻った。

 

「ちょっ、待って。お願い、待って! これヤバい、マジヤバいから!」

 

「俺のターン、ドロー!

 バトルだ! THE DEVILS DREAD-ROOTでリリスを攻撃!」

 

 邪神の脚がぱっくりと二つに割れ、その中から無数の、ミミズのような触手が伸びる。それがリリスの体に絡まり、引きずられていく。必死に抵抗するリリスと、それを斬り落とそうと孤高奮闘するアシュメダイ。しかし抵抗虚しく、しゅるしゅると足の中に引きずり込まれたリリスは、その中でおびただしい量の血を流し絶命した。

 ぶっちゃけバクラは、もうとっとと終わらせてほしくなった。もうやだ、お家帰る。そんな、バクラらしくない気持ちがバクラを支配していた。

 

「ターンエンド」

 

「うわっ、もう……ドロー。サレンダーしていい?」

 

「ダーメ」

 

「……クッ、殺せ! ターンエンド!」

 

 バクラが戦意喪失してしまうのも無理はないが、永理の目的はあくまで外の人に気付いてもらう事。それ以上でもそれ以下でもなく、重要なのはそれだけ。

 それによってバクラにデュエルへのトラウマが植え付けられようが、ぶっちゃけて言うとどうでもいい。永理にとって重要なのは自分だけ、自分より大切な存在なんてものは存在しないのだ。

 

「俺のターン、ドロー! THE DEVILS DREAD-ROOTで、アシュメダイを攻撃!」

 

 またしても足がパカッと開き、そこから現れるは、まるで黒いヘドロのような物体だった。中から何度も浮かんだり沈んだりする目玉が蠢き、ゆっくりとアシュメダイへと近付いていく。

 コールタールのような粘着性と、時折響き渡る『テケリ・リ!』という名状しがたき鳴き声。アシュメダイが悪魔だというのに物凄く脅え、槍を振り回す。

 しかしそんなものお構いなしとばかりにコールタールのような物体はアシュメダイに飛びつく。

 耳をつんざくような悲鳴を上げ、しゅうしゅうとたんぱく質の焼ける嫌な臭いが立ち込める。溶けているのだ、あのコールタールめいた液体の中で。

 

「フッ、ハハハハハハ……これで俺は脱出出来る! あばよ永理!! デュエルは俺の負けだやっと終わった!!」

 

 足元から渦巻く闇が現れ、バクラを飲み込んでいく。バクラはその様子を見て、胸を撫で下ろした。あんなのと長時間デュエルしていたら、再起不能になってしまう。

 そうなる前にバクラは、潔く負ける事を決意したのだ。

 そしてバクラが、何故か右手をグーサインにし「アイルビーバック!」と宣言して消えると同時に、ソリットビジョンも消えた。

 結果取り残され、デュエルディスクに置いたカードを回収し、墓地からもカードを取りだしデッキに戻す。

 永理の後ろ姿を見て、納得したように言葉を洩らす。

 

『……なるほど、道理で』

 

「何か言ったか、サイコ・ショッカー?」

 

『いいや、何でもない。ただ……面白くなりそうだな、と思っただけだ』

 

 くつくつと笑うサイコ・ショッカーに。首を傾げる永理。邪神が消えると同時に永理の眼の色も、腕についていた幾何学的な模様も、まるで最初から何もなかったかのように消え去っていた。

 そして永理は「あっ」と、今頃になって気が付く。

 

「……どうやって出よう」

 

 結局永理が助けられたのは、このデュエルから三日後であった。




 いあ!いあ!くとぅるふ ふたぐん!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。