ハターン・モンスータの狩りと愛の日々   作:ヨイヤサ・リングマスター

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 イトラはずいぶんと変わってしまいましたw
 そしてハンターなら何か二つ名があった方が面白い!





可愛い外見と恐ろしい二つ名

 ゴゴゴゴゴ!

 

 まるでそんな擬音が聞こえるかのような緊迫した空気が張り詰める中、その空気を作りだした張本人たる馬鹿は気にも留めずに行動を開始する。

 

 

「オイラはこの街のナンバー5のハンターだが、こと腕力に関しては一番だと思っている。

 そこのハターン以上の素質を持つというちびっ子に俺が勝てば俺が街一番ということが証明されるのさ!

 サラさんも見ていてくれ。

 オイラは必ず君のハートを射ぬいて見せるからさ」

 

 

「おいハターン、今月の新作スィーツはすごいぞ!

 食べてみろよ♪」

 

 

 サラは相変わらずテケッタを無視し、俺に菓子をスプーンで掬ってを差し出す。

 

 寡黙でカッコいい俺が弟子と間接キスでスィーツを食べるなんて恥ずかしいじゃねえか!

 

 で、それはさておき話の流れ的にテケッタは俺以上の素質を持つイトラに腕相撲で勝つことで男らしさをひけらかしたいようだが、それを見る周りのハンターたちは呆れているということにテケッタは気づいていない。

 

 

「師匠ー、これって私があの馬鹿と腕相撲で勝たなきゃ駄目なの?」

 

 

 俺を見上げて聞いてくるイトラも飽きれているようだ。

 

 ちなみにイトラはまだ俺の膝の上に座っており、サラにもらったスィーツを美味しそうに食べているところだ。

 

 ……こうして見ると俺も食べさせてもらえば良かったかもしれないな。

 

 

「さぁ、ハターンの弟子のちび。

 オイラと勝負しようじゃないか!」

 

 

 面倒なことになったな。

 

 マルは武器を使った喧嘩に発展しない限りは止める気がないだろうしどうしたものか。

 

 

「師匠、私やってきますよ♪」

 

 

「ん?いいのか」

 

 

「はい、ちょっと待っててくださいね。

 すぐに殺(や)ってきますから♪

 うふふふふふふふふふ♪」

 

 

 なんか字が違うぞイトラ……

 

 しかしずいぶんと変わってしまったが前よりは物事に積極的で頼もしい限りだ。

 

 

「さぁ、始めようか。

 おいらの名が最強である理由をここに証明しよう!」

 

 

 テケッタは周りの観客からの呆れた視線にも気づかず手を振るが、イトラはそんなテケッタを無視して背後から忍び寄り、その股間を思い切り蹴り上げた。

 

 

「えい♪」

 

 

 めめたぁと、気持ちの悪い音が響き、

 

 

「ほでゅあぁぁぁぁぁぁぁ!」と、男の最大の弱点を潰されたかのような声を出しながらテケッタは地面を転がりまわる。

 

 まぁ、その通りなのだが、簡単に言えばイトラに金的蹴りを食らったんだな。

 

 

「うふふふふぅ♪

 その汚いおしりの穴を溶接して額に新しい穴を作ってあげましょうか?

 私があなたみたいな屑を相手に腕相撲で勝負なんてするわけないでしょう。

 私の手をハターン師匠以外が握ろうなんて100年早いんだからね♪

 ……ところであなたのその腕、確かに太くて立派だけどこれが自慢なの?」

 

 

 イトラは背負っていたライトボウガンを取り出し、テケッタの額に押し付ける。

 

 

「くっぅぅぅぅー。

 このガキよくもやりやがったな!

 俺が本気を出せばお前の細腕なんてぷちゅ、なんだぞ!

 男らしく正々堂々闘いやが「私は女だからいーの♪」ひぎゃぁぁぁぁー!」

 

 

 イトラは腰に提げた剥ぎ取り用ナイフをテケッタの腕に突き刺した。

 

 何のためらいもなく。

 

 喜々として。

 

 

「あらあら、ごめんなさ~い♪

 腐った生肉かと思ったから解体して捨ててあげようと思ったの。

 でもあなたの言う通り私は子どもだし、ちょっとお茶目なことしたくらい気にしないよね?」

 

 

 うむ、どうやらイトラは俺の弟子の中でも特に人格破綻者になってしまったようだな。

 

 まさか10歳の子どもがナイフをあそこまで上手く使いこなせるとは驚きだ。

 

 ボウガンの使い方以外はまだ何も教えてないんだが本能のなせる技なのだろうか。

 

 だがライトボウガンで額を撃ち抜かないあたり、まだ常識を理解しているのだろうな。

 

 

「ぐぉぉぉぉー!

 頼む、おいらが悪かったから助けてくれ。

 まだ死にたくねぇんだよ」

 

 

「うふふふふぅ♪

 じゃあ二度と師匠と私に近づかないでね。

 あとサラさんにも。

 今回はこれ位で勘弁してあげるけど次は無いと思った方がいいよ♪」

 

 

「すまねえ、これからは真面目に生きるぜ(くそ! こうなったらあとで闇討ちしてやる!)」

 

 

 そこでイトラはナイフを抜き…………振りかぶったと思ったら今度は腕を完全に切断した。

 

 

「ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

「今のが嘘だってのはちゃ~んと見抜いていたんだから適当な事言ってんじゃないですよぉ。

 今度は容赦しないって言ったでしょ♪」

 

 

 テケッタはこのあとすぐに病院にに行き即手術を受けてどうやら時間はかかるが腕はくっつくようだ。

 

 だが、それでもハンターに戻るのは無理だろう。

 

 引退するかもしれないな。

 

 

「うふふふふ♪

 ハターン師匠、ゴミを掃除しましたよ♪

 ほめてほめて♪」

 

 

 笑顔で俺に駆け寄り頭を撫でるように強要するイトラ。

 

 そしてこの事件により、人形のように可愛らしい笑顔のままナイフを振り回すイトラの姿におびえた連中のおかげでイトラは『殺戮人形(キリングドール)』という二つ名を得ることとなってしまい、ハンター歴2日にしてトイダーヴァの街のナンバー5のハンターとなってしまった。

 

 これならイトラもさっさと弟子を卒業できるかもな。

 




 イトラの二つ名は割と単純なのにしました。あまりハンターっぽくはないかもしれませんが。

 最終話は割と考えてるんですが自分的にこれをやるのはモンハンとしてはどうかな~というネタなので最終話までにそういう流れになっても大丈夫な下地を作っておかないとな。

 それと『モンスターファーム2』で改造コードを使わずにチャッキーを誕生させることってできるんですかね?

 ふと思い出して攻略本を読んでみましたがあれって不可能だと思います。
 モックとウンディーネは実力でなんとか行けましたがビークロンでさえ改造しなければ私は育てることができませんでした。

 モンスターファームは一作目が一番好きだったなぁ……
 モンハンには同じようにシリーズ重ねてクオリティが落ちるようにはなってほしくないと切に願います。

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