ハターン・モンスータの狩りと愛の日々 作:ヨイヤサ・リングマスター
まぁ、私はゲーム自体を楽しむので全キャラまんべんなく使ってはいますけど。
KOFとギルティギアは友人の家でやったっきりで自分では持ってないので愛用のキャラはいません。強いて言うなら庵とメイは毎回使っていましたが。
そういやDOAでハヤブサのイズナ落としがなかなか出来なくて練習し過ぎて左手の親指の皮がずるむけたのもいまとなってはいい思い出だなぁ……
それと折角移転したので追加しますが、ブレイブルーではタオカカです♪
可愛くて面白いのが素晴らしい! ちょっと非力ですけど。
現状を説明しよう。
俺はイトラの武器の修理にトイダーヴァの街の外れに住んでいる天才鍛冶屋のトン爺さんの店を訪ねたんだ。
だが鍵が掛かっており、仕方がないのでイトラが鍵開けテクを使い中に侵入したまではいいが謎の忍者少女に襲われてしまいったというのが前回までのあらすじというやつだな。
「お命頂戴!」
で、さっきまでのあらすじ説明に費やした時間はこの世界では1秒にも満たない時間であり、前の話の続きのまんま忍者っ子は短刀を抜き放って俺目掛けて飛びかかってきてるわけよ。
「師匠を殺すな!」
だが、イトラが黒化することでイトラ眼(俺命名)を発動させた。
哀れ飛びかかろうとした姿勢のまま忍者娘は金縛りにあったかのように動けなくなってしまったのだった。
「うふふふふ♪
師匠の手前、無駄に刃傷沙汰を起こすのは控えてたんですけどあなたみたいに危害を加えてきた人なら何をしても問題ないですよね。
大丈夫、可能な限り苦痛を与えて苦しませてあげるだけだから殺したりはしません。
死にたくなっても絶対に決して何としても殺したりはしませんからね♪」
おっとこのままではまずいな。
「はい、ストップだイトラ。
別にこの程度の雑魚をそこまでビビらすなよ」
「私はハターン師匠のためを想っての行動なんですよ。
別に殺すつもりはないんだからいいじゃないですか。
トンお爺ちゃんに頼めばいい義手とかも作ってくれそうですし」
とは言いつつもちゃんとイトラは金縛りを解いてくれた。
忍者系女の子は地面にへたり込んだまま顔を青くしたままいまだに震えているが。
「さすがは俺の弟子だ、ちゃんと言うことを聞いてくれるのは嬉しいぞ。
あんたもすまなかったな。
俺の弟子はどうも突っ走っちまうからさ」
「きゃは♪
もう師匠ったら~♪」
「あ……あぁぁ……う……」
イトラはすっかり元通りとなった。
さて、この忍者ちゃんもよく見ればずいぶんと可愛らしいな。
まだまともに会話も出来ないようだがとりあえず落ち着くまでまつしかないが。
おっと、イトラめ、さっそく俺にすり寄ってくるが今回は暴走しかけたのであえて放置だ。
「お主らそこで何やっとるんじゃ!
ここがこの天才鍛冶屋トン・カンジヤの工房だと知ってて侵入したのか!?」
騒動、もといイトラの気迫を感じ取ったのだろうトン爺さんが店の奥から出てきてくれた。
「ようトン爺さん、久し振りだな。
ちょっと仕事の依頼に来たんだが鍵がかかってたから勝手に開けて入らせてもらっている」
「なんじゃハターン坊やか。
と、イトラちゃんに変な忍者がおるのう。
誰じゃその子は?」
「やっぱトン爺さんも知らない奴か。
さっきいきなり俺らを殺そうとしてきたんだがイトラが睨んだらこんなになっちまったんだよ」
忍者(笑)に視線を向けてみれば多少は回復してきたのか息は荒いが顔色はよくなってきた。
「それでこいつどうするトン爺さん?
この店の関係者じゃないんならギルドに突き出してそれ相応の処罰を受けさせることになるけど」
「師匠、そんなの甘すぎます!
ここは私が私刑で二度と師匠に歯向かわないように調教してみせます!」
「ここはワシの店なんじゃからあまり血なまぐさい事は止してくれんかのう」
しばらく何だかんだと議論をしていると忍者っ娘はさっきまで床で膝をついていたと言うのに少し目を離した隙に姿を消していた。
「コラァー!某を馬鹿にするなー!
これでも某は師匠から忍者娘としてのあらゆる技術を教わった究極の忍者、カヤネ・グロルバなのだぞ!
さっきから忍者っ子だの忍者系女とか言ってくれちゃって!
しまいには忍者(笑)ってどーゆうことさ!?」
天井に手足を突っ張って張り付く姿はなんとも滑稽だがどうやら怒っているようだな。
「気に障ったのならもっと言おう。
俺は自分の命を狙ってくるような不埒者には容赦しない主義でな。
と言っても俺の弟子に勝てないようでは俺の髪の毛一本斬ることすら出来ないだろうがな」
それを聞いてカヤネとやらは今度は顔を真っ赤にして抗議をする。
本当に面白い奴だな。
「イトラ、今度はもう少し眼力を強くしてみろ」
「はい師匠♪」
そしてギュィィィィン、と音が聞こえそうなくらいの強烈な殺気をこめてイトラが視線を向けただけでカヤネは気絶した。
睨んだではなく見ただけだ。
「イトラの眼力はモンスター相手にも母さんの音使いの能力以上に効果を発揮しそうだな」
「はい、お義母様の音による肉体操作の能力を参考にして相手を見るだけで身動き取れなくする技術を身につけてみたんです♪」
また暴れられても面倒なので気絶したカヤネをそこらに落ちていたロープで縛りあげてやった。
イトラはニコニコと笑顔のまま俺を見てくるがその隣で先ほどのイトラの眼力を目の当たりにしたトン爺さんはイトラのあまりの変わり様に驚いていたようだ。
「以前この店に来た時は本当にこの子がハンターになっても大丈夫なのか心配に思っておったがハターン坊やの人を見る目というのは当たっておったんじゃのう」
「ああ、イトラは俺以上の才能があるから数年以内に俺を越えるさ。
あっという間にトイダーヴァの街の第五位のハンターになったしな」
さて問題はこの不法侵入娘のカヤネとやらをどうするかなんだが。
縛り上げたし今度は抵抗出来ないだろうからこのままギルドに渡すかな……
そんな事を考え始めたところで今度はチカが店の奥からやってきた。
なぜかえらくオシャレしているが鍛冶仕事をしてたんじゃないのか?
「久しぶりですねハターンさん。
べ、別にこの服はハターンさんに見せたいから精一杯のオシャレをしたわけじゃないですから!!
……って、あー!
この忍者あの時のー!!」
チカは足元に転がっていた気絶中の忍者女カヤネを見ると心底驚いたように指をさす。
「知り合いか?」
何やら面倒な予感がするが聞いてみると予想通りというか当たってほしくない俺の予感が的中する形になるのだった。
「こいつはあの『忍者娘愛好会』の新会長です!
以前ジャンボ村にいる時に会いましたがハターンさんをライバル視している女の子ですよ!」
……はぁ、俺の『キリン娘愛好会』は潰れたというのにその敵対勢力はまだ俺を狙ってくるのか。
当初の目的であるイトラのボウガンの修理の依頼はどこへ行ったのか、俺はまたもや面倒事に巻き込まれていくのだった。
この話を書いていた頃は、ちょうどアニメで『それ町』が放送されていた頃みたいです。
そこから、もう少し先の章で影響受けた話を書いているんですよねぇ~w